271 【突発ネタ推理村】狼哭館連続殺人事件
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―翌朝―
石動さんが…石動さんが殺されたというのは本当ですか!?
[血相を変えて私が飛び込んできたのは、少々遅れての事だったでしょう。 昨日は恩師を無くした事実をまだ受け入れきれず、そして「Pnakotic Manuscripts」も結局見つけられなかった事への焦燥のせいもあってなかなか眠りにつけませんでした。ですから久しぶりにジアゼパムに手を出しました。そのせいでしょうか]
それで、石動さんは……ッ
[昨夜のような無残な光景ではありませんが、それでもなお痛ましい光景であるには変わり有りません。ナイフを刺されたような傷跡が生々しく残っていました]
……2人目は商人、槍で胸を穿たれたまま、血を失った青ざめた頬で現れた。
[そしてその姿は、信じがたい事ですが…シャルル・モン=トゥサンの手記に現れた亡霊とまたも大体一致していたのです。]
(21) 2017/12/19(Tue) 22時頃
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それに、この指先…何の文字でしょう。
[斃れた石動さんは何か文字を床に描いているように見えました。ダイイングメッセージでしょうか。しかし、何が書かれているか、そもそも何の文字であるかも判然としなかったのです。]
これは…ダイイングメッセージなのでしょう。何が書かれているか全くわかりませんが…確実に言えるのは、日本語だということです。事切れる間際の文字が何を書いているか不明瞭なのはむしろ自然です。
[正直なところ、何も食べずに駆けつけてきたので、この血腥い光景に、私は胃の方に酸味を感じていました。
けれど、第2の犯行が起こってしまった以上、猶予はないのです。この犯人は何が目的かわかりませんが、確実に冠城家の一族を続けて狙っているのですから]
何を…見ていたのでしょう。石動さんは。
[視線の先に、数点の絵画や花瓶などの調度品、アンティーク調のサイドボードなどが置かれていました。それらもまた、石動さんが狼哭館に持ち込んだものだったのでしょうか]
やはり凶器は見当たらないのですね。一体…
(22) 2017/12/19(Tue) 22時頃
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ええ…そうです。シャルル・モン=トゥサンが発狂死の直前に毎夜見たという4人の亡霊。その2人目について、そう記されていました。
しかし、なぜでしょうね。あの文章を読み解けるのは、この館では先生と私だけでしたのに。
……まさか、いくらなんでも心理遺伝などというオカルトを信じるわけにもいきませんし。
いえ、それはどうでも良いのです。 この犯行…考えたくありませんが、犯人は遺産狙いというよりもむしろ…冠城家の人間に強い恨みを持つか、いえ、いっそこの館の人間を全て……
[私は思わず口元を押さえていました。考えたくもありません。それでは本当に殺人鬼ではないですか。]
(24) 2017/12/19(Tue) 23時頃
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鍵は…そうですね。昨日の事がありましたから厳重に管理をしている…にはしているのですが。
実のところ、この館で使われている鍵の大半は単なるピンシリンダー錠… それなりに熟練の鍵開け技能の持ち主なら、ヘアピン1本でこじ開けるのに1分もかからないでしょう。 書庫の鍵だけはさすがにただの錠前ではないのですが、他の部屋は、正直ピッキングさえできるなら入れなくも……ないんです。
[この事は、できればあまり公に言いたくはなかったのですが。この際仕方がないでしょう。]
(32) 2017/12/20(Wed) 00時頃
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実際はヘアピンなどではなく、ピッキング用の器材を使ったのだとは思いますが…だとすると、やはりこれはかなり計画的な犯行という事になります。 石動さんが殺害されてしまった以上、次もあると考えるのがむしろ自然です。
……それにしても。
[殺害の様子自体は、例の意味を読み取れない文字以外は大しておかしくもないのですが、事切れた石動さんの視線の先だけが気になりました。]
……絵画、ですかね。おそらく、見ているのは…
(33) 2017/12/20(Wed) 00時頃
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申し訳ありません。この件について昨日のうちにお伝えしておかなかったのは、確かに私の手落ちでした。
[南方さんの言う事は確かに正論でした。>>38こればかりは私とて、素直に恥じ入るしかありませんでした。]
便箋の花は…昨日とは違うもののようです…かね?
[マリーゴールド。あるいは、古ラテン語の略語で書かれた手記よりはこちらの方がメッセージ性が強いかもしれません。しかし、私は悲しいかな、花言葉にはあまり造詣が深くはなかったのです]
マリーゴールド…聖母マリアの花ですね。メキシコでは万聖節の前日、死者への思いを語り合う日に、この花が大量に街を飾ります。
死者への思い…分かりませんが、ただ私は今、犯人からそういう嫌がらせめいた悪意を感じ取りました。ちょっと胸がむかつきました。 ……これは少々意地になるべきところかもしれませんね、私も。
[気分だけで言うならこの場の血腥さからは一刻も早く離れたかったのですが、深呼吸をして、あえて座り込み、絵画の方を眺めました]
(42) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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クラウス・ヘッケラーの「千早の肖像」…… この狼哭館を明治時代に建造したと言われる、最後期のお雇い外国人、ヘッケラーは油絵でも名を知られていました。
これは彼が冠城家の当主の一人娘を描いた肖像画です。先生も殊の外この絵を好んで、よく眺めておいででした。 なんでも、目元や頬の辺りが私によく似ているのだと。
ですが、この絵自体には犯行と関係あるような事は…
濡れた跡、ですか?
[ニコラスさんの言葉に、私は少々考えこみました。 グラスの水が零れた跡ではあるのでしょうが、もみ合いでグラスの水が飛び散ったというわけでもなさそうです。では…]
(45) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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ええ。「Pnakotic Manuscripts」には確かにそういった魔術が記されています。
[ニコラスさんに聞かれるまま>>56、私は答えました。]
なるほど…ええ、分かります。特に精神的な分野については、魔法を使ったと思えないような事であっても、人間の精神にはときたま起こり得ます。先生の受け売りをここでつらつら並べるまでもないでしょう。
……なるほど。花瓶が凶器…というわけですか。 しかしそうすると、相手は石動さんによほど心を許されていた人間という事にはなりませんか。 催眠か、一服盛ったかでもしていなければ。
(75) 2017/12/20(Wed) 22時半頃
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石動さん、服薬歴は特になかったと心得ているのですが… あのコップ、何か薬を盛られたと仮定するのは自然でしょう。 そして、私の部屋を調べればジアゼパムが出てきます。 精神安定剤ですが、私は時々睡眠薬代わりに使いますから。
[どうやら、この現場の状況は、あらゆる点で私を犯人と示すに相応しいものであるように思われました。
犯人は私にも罪をかぶせようと、あるいは次の犠牲者を出すための時間稼ぎとして私を利用しようとしているのでしょうか。
恐るべき奸智に飛んだ…鬼畜冥府魔道の所業としか思えません。この事件の犯人に比べたら、たとえ犯罪界のナポレオン、悪の数学者モリアーティ教授でも。もう少し親しみやすい紳士なのではないか、そのようにすら私には思われました]
(77) 2017/12/20(Wed) 22時半頃
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本を持ち去ったのが、誰か。 ……無論、それはどのような動機であるかはあるにしても、犯人の行った事だと考えざるを得ません。 おっちょこちょいな使用人がどこかに持っていってしまったのでさえなければ。
ニコラスさんの推論は概ね正しいでしょう。 石動さんは睡眠導入剤か何か…薬を盛られた状態でこの部屋で殺害されたのでしょう。上から体重を乗せて押し込めば、力が入らなくともどうにかなります。 ダイイングメッセージは、一見して意味を理解できない以上、たとえ犯人の名を示しているとしても、あまり囚われるべきではありません。
(81) 2017/12/20(Wed) 23時頃
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肖像画の方を向いているように見えるのは、……朧げに犯人を見ていたのではないか、と。当然上を見上げる格好になります。
自分から薬を飲んだ、水を飲んだか、それとも誰かと歓談でもしている時にか。どちらにせよ、相手を室内に招き入れた以上、犯人は石動さんとそれなり親しい間柄でなければなりません。 となると候補は限られます。ニコラスさん、三ツ星さん、芽瑠さん。
さて、昨日の推理でもそうでしたが、昨日の犯行も一見力任せに見えて、実際は非力な人間が行った犯行をカムフラージュしたように私には思えます。そして、芽瑠さんは包帯に返り血を浴びていない…
[私は三ツ星さんの方をちらと見ましたが、ただ…何か見落としをしてはいないか、そんな漠然とした不安も同時に感じてはいたのです。]
(83) 2017/12/20(Wed) 23時頃
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[南方さんが狼哭館の見取図にマジックで卍のような記号を書いていたのはその頃だったでしょうか>>78]
記号……ですか? 何と仰られても…卍、あるいはテトラスケリオンの紋章でしょう。 洋の東西を問わず、エネルギーや瑞祥の徴、太陽の恵みを取り込み続ける証…そういう紋様です。この狼哭館の繁栄の意味を込めた風水的なシンボル……
………違うのですか?
(86) 2017/12/20(Wed) 23時頃
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………はあ。
なるほど……
[先生は、私の存じ上げる限りでは第三帝国の復活を希望されているようには見えませんでしたし…まあ国粋主義的なところはありましたが]
私も、当時のSSの制服に少々憧れを抱いた時期もありますが… ………いえ。うーん…
[オブラートに包んで申し上げるならば、「正直ピンとこない」というところでしょうか]
南方さんは、それで…誰か犯人だと思われる方がいらっしゃると?
(99) 2017/12/20(Wed) 23時半頃
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……そうですね。私は、時間を見つけて少し使用人の皆さんに、昨日ゴム手袋を洗った方がいないかどうか確認しておこうと思います。 腕の返り血については、それを嵌めていいたかどうかで大分違ってくるでしょうから。
[芽瑠さんが仮に犯人だとしたら、腕に取り替えていない包帯を巻いている以上、この点をクリアしているはずなのです。そうでなければ…やはり三ツ星さんに疑念を向けざるを得ません。]
血液反応を検出するルミノール試薬…でしたっけ。さすがにこの館内にはないのが惜しまれますが。
(104) 2017/12/20(Wed) 23時半頃
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鍵十字を身につけている…ですか?
鍵十字は元々、エネルギーの象徴。ナチスがあの紋様を使ったのも、アーリア人伝統の力の徴をシンボルに据えたのです。アクセサリーを身につけているだけでは……
……?あの絵…
[石動さんの視線の先にありながら、これまで話題になっていなかったあの絵画……クラウス・ヘッケラーの「千早の肖像」。ふと、その絵の女性が、傍らに鍵十字のペンダントを置いているのが目に入りました。
そう、あれは……]
ああ……私。
わかってしまいました。
[私の口からは、その言葉が漏れ出ました。 そして、自分でも知らず知らずに目から大粒の涙を零していたのです]
(107) 2017/12/20(Wed) 23時半頃
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いえ…犯人が分かったわけではありません。 私は、やはり三ツ星さんへの疑いを捨てきれずにいます。 もしゴム手袋を調べて何もないならば…おそらく犯人は三ツ星さんでしょう。
[けれど、実のところ今この時の私には、その点はどこか他人事のように感じられたのです。私は近寄って、絵の中の鍵十字のペンダントに手を触れました]
このペンダント…同じものが私の家の、母の化粧棚の中にしまってありました。母は、その母から受け継いだのだと。祖母は再婚する前、この辺りに住んでいた事があると聞いた事があります。
(110) 2017/12/21(Thu) 00時頃
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ようやく分かった気がします。先生のお心。
……先生……
私の、大叔父様だったのですね……
(111) 2017/12/21(Thu) 00時頃
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