91 時計館の魔女 ―始―
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―鐘の鳴る頃・時計館庭―
[エリアスが呟いた言葉を、正解だと褒め称えるかのように鳴り響いた鐘に、眉を寄せる。
蒼い、青い光を緩く纏わせ、囁く、]
―――ツェツィーリヤ……
[獣は、"生きて"いる]
(1) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[吠える漆黒の獣、 呻いたしもべ、 わらった人魚、 食い破られた騎士、]
[ 全て を 識る ]
(2) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[己の腕に縋るエリアスを、抱き寄せて。 漸く見つけた敵に、唸りを上げる己の闇を宥める。
館の中へは入らないと、そう念を押されては居たが、どうしたものか。
隣の声が呟いた名前>>9にも、黙したまま。 弔いは――"終わってから"だ。
部屋から遠ざかり、木陰に身を寄せる。]
(12) 2012/05/29(Tue) 01時半頃
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―――……、
[今、連中が何処にいるのか知れなかったけれど。 獣の聴覚は、容易く音を拾うだろう]
[冷たい氷色の炎が、何処かの窓を砕いた]
(13) 2012/05/29(Tue) 01時半頃
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―――借りを、返す時が来た、
[挑戦めいて響いた音を、彼女は聞いただろうか**]
(14) 2012/05/29(Tue) 01時半頃
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―時計館・庭―
[エリアスの手を引いて、庭を歩く。途中、足を止めた彼女の視線の先>>22を追い、その身を抱え上げて踏み台がわりになりつつ。 四苦八苦している様子だったが、手を出さずに見守る。自分でやろうとしていることを、わざわざ取り上げる程世話焼きではない。 彼女が手を貸せ、と言わぬ限り、やりたいようにやらせておこうと。 暫くして開いた窓、その中に転がりこんだエリアスを追って室内へ入る。]
――暗いな、
[この部屋は、あまり光が届かぬ位置にあるらしい。 夜目が利くとはいえ人間の其れ、完全に室内が把握できる訳ではない。 かといって、獣の活発なこの時間帯にランタンを灯す気にもなれず。 慎重に歩を進めて、エリアスの見つけた扉を開いた]
(33) 2012/05/29(Tue) 22時頃
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―大広間―
[ここを訪れた時には煌々と明かりが灯されていた大広間は、今はすっかり静まり返っていた。
目を細めて、エリアスの手を引く。
確認しておきたいことがあった。その為には、謁見室に向かわねばならない]
――謁見室へ行こう、
[彼女の感じた死の気配の"答え"は、謁見室に在る。 九分九厘間違っては居ないだろうが、確信を得ておくことは悪いことではない、と。小声で提案して]
(34) 2012/05/29(Tue) 22時頃
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[提案の後――、少し、間を置いて。 暗闇の中、朧気に捉えられたエリアスの姿を、真正面から見つめる。
最初は"同盟"、だった。 力を持つもの同士、彼女が持ちかけてきた提案。 最初から彼女を信頼していたとは言えない。己が識った相手以外が死ねば、彼女から結果が得られる。エリアスも同じだろう。己が視るまでもなく、生きた人間の中身を識れる。 其れだけの、関係。 その関係を崩したのは、ヘクターの死、だ。
同調し、共感し。同盟は強固なものとなり、ヴェスパタインの中での彼女は一層現実味を帯びたとも言える。
――だからこそ、問わねばならない。改めて、]
(35) 2012/05/29(Tue) 22時頃
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フローラ……、 ――私に、命を預ける覚悟は、あるか。
(36) 2012/05/29(Tue) 22時頃
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[それはずるい問いかけだっただろう、 己の背後に隠れていろと、たとえこの背が崩折れても、手を出さずに見ていろと。
そう告げたのも、同義だ。
けれどそれは同時に、ヴェスパタインの覚悟でもあった。 ――自分より背後に、決して獣を通しはしない、と]
(37) 2012/05/29(Tue) 22時半頃
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[戻った答えは、共闘を望むもので。 小さく、笑った。 素直に頷く筈もない、壇上のお姫様で居てくれる訳もない。 解っていたことだけれど、こうも真正面から直球を投げてくるとは。]
なら、言い方を変えよう、
――巻き添えにしたくないから、私の前に出るな。
その……なんだ、私は。 加減を知らない、
[焼くぞ、と。額を小突いて。
『背中は任せた』とも、『必ず護る』とも、取れる言葉を投げて。 謁見室へゆこう、と。再度ことばを紡いで、手を差し出した]
(43) 2012/05/29(Tue) 23時頃
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君を焼くと。 ヘクターが、煩い、だろうな。
私も、御免、だ。
[くつりと喉を鳴らして、此方もまた、確りと握り返す。 この小さな手を、血で汚させなど、しない。 ここに"居たなら"、そうしたであろう"ふたり"を思う。
肉体は潰えども、なんとなしに。 ――傍に居てくれるような、そんな気がしていた。
言い争っていたなら、両成敗で火をつけてやろう、などと物騒な考えを思考の端に置いて、謁見室の扉を潜る]
(45) 2012/05/29(Tue) 23時頃
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―謁見室―
[謁見室もまた、明るいとは言い難い状況だった。 わずかに灯された明かりが、肖像画を照らしている。
記憶の中にある絵画と、現実の絵画。
変化しているのは、イアンと、ペラジーのもの]
………、"気狂い"と、"獣"、か――…
[ソフィア、という少女には、友を思えばあまり手を掛けたく無いところだが。 敵となるなら已むを得まい、]
(47) 2012/05/29(Tue) 23時半頃
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怪我?
[エリアスの言葉を聞きつけて、視線を追う。 その先には確かに滲んだ赤があり、ゆるりと首を捻りながら――小さく、笑む。
成程、と。声にならぬ呟きを落として。 獣を迎える準備をしよう、と。記憶を辿りながら、血の撒き散らされた床を歩く。
念じれば手に入るこの環境は本当に便利だと、幾度目かの思考を伴いながら、呼び出した剣を引きずって、部屋を一周。
ぐるりと円を書いた其れを横切るように歩いて、次は斜めに歩を進めて。
剣先でつけられた痕跡は、歪な陣。]
(52) 2012/05/29(Tue) 23時半頃
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[そうして、剣を消し。次は、小さなナイフを出して。 歪な陣に、複雑な文様を書き加えてゆく。
デタラメにつけているように見えて、規則性のある其れはひとつの言語。 円を辿るように、ひとつひとつ。
薄い痕跡は、目を凝らさねば見えぬだろうもの。 飛び散った血の残り香は、石の削れた香を掻き消してくれるだろうか。
気づかれても、構わない。白墨ではなく痕として記しているのは、その為だ]
(54) 2012/05/29(Tue) 23時半頃
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ヴェスパタインは、エリアスの様子を視界に収めながら、黙々と作業している
2012/05/30(Wed) 00時頃
ヴェスパタインは、エリアスに、生き残ったら陣の説明をするかとぼんやり思った
2012/05/30(Wed) 00時頃
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[記し終えて、屈めていた腰を伸ばす。
どこから来るか解らない、から。防衛策を張った。 大きく記せど、簡単な陣だ。 単に目眩まし以上の効果は無い。
エリアスの元へ近寄って、視線を合わせ]
―――― 、
[ "獣が飛び込んできたら、目を瞑れ" と、唇の動きだけで伝えようと。
もう近くに居るかもしれない、迂闊に声を出したくは無かった]
(56) 2012/05/30(Wed) 00時頃
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ヴェスパタインは、エリアスは、読み取ってくれただろうか、と。
2012/05/30(Wed) 00時頃
ヴェスパタインは、ツェツィーリヤの襲来に備えて、深く息を吐いた。
2012/05/30(Wed) 00時頃
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[此方に目配せするエリアスとの距離はどれくらいか。 頷いた刹那、硝子の砕ける甲高い音が謁見室に木霊した。]
――合図を待っていた、
[嘯いて、呪を唱える。
エリアスに獣が向かってゆくのを、閉ざしかけた瞼の先に見て。 獣の踏みしめた文様は、強い光を放つ。
眼前に手を翳していても、眼窩を貫く閃光、]
(60) 2012/05/30(Wed) 00時頃
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[獣の足を止めることは叶っただろうか。 薄く目を開きながら、声を上げる]
――走れ!
[それは牙の迫るエリアスへむけたことば]
(61) 2012/05/30(Wed) 00時頃
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[成るべく壁際に下がっていて欲しいとの意を込めて、]
(62) 2012/05/30(Wed) 00時頃
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[数度瞬きをした後に。獣の呻きは、確かに視覚を潰したことを示していた。
――左腕、
ちらりと過ぎった、"怪我をしている"部分目掛けて、蒼い炎を放つ。 当てることが叶わずとも、足止めぐらいにはなってほしいと]
(66) 2012/05/30(Wed) 00時半頃
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[獣が一際高く呻いたのに、エリアスは気づいただろうか。 彼女が目を開いていたなら、指先で此方へ来いと合図して。 まだ閉じたままなら呼ばわっただろう]
――ツェツィーリヤ……、 "人狼"のお前が、 "人間"に歯向かわれる気分は、如何か。
[嘲るような声音に乗せて、痛みに身を引いた姿を嗤う]
(72) 2012/05/30(Wed) 00時半頃
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[傍に来たエリアスを背後に庇いながら、続ける。 獣の聲を理解する耳はあいにく持ち合わせていない。]
――私のしもべは、さぞかし。 美味かったのだろうな?
[其処には確実に、滲んだ怒りがあった]
(75) 2012/05/30(Wed) 00時半頃
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――― 私の耳を穢すな、
(78) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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[聞こえてくる獣の聲に、自分が仕掛けたことであるのに心底嫌そうな顔をしてみせ。
続けられた言葉には、仕方なくといった風にため息をついた後、首を傾げて]
だから、 なんだ。
(81) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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――奴がしたことの尻拭いをなぜ私がせねばならん?
ふざけるな、は此方の台詞だ。
[はあ、と長い息を吐く。]
そんなもの―― どうだって、良い。
私に害はない。
(82) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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――穢れているのは貴様だ、莫迦者。
私は"人狼"を誇り高い一族と思う、が。
貴様は違う、 血の制約に抗えぬ"ケダモノ" だ。
[腰にさげたランタンが、からりと揺れた。 此れを作った祖父は、誇り高く散ったのだ。
――愛するものを、護るために。]
(85) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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[それと、と。続けることば、]
私は私が"異常"であることなど。
とうに識っているが?
[嗤う、瞳の底は暗い。 話はこれで終わりだとばかりに、炎が弾けた]
(86) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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――私のモノを傷つけるものは赦さない。
其れだけだ。
[なあ、 " " 、と。 くつり笑った声に、しもべの真名をのせる]
(90) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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ヴェスパタインは、無能なしもべなら捨ておいてくれると嘲った。
2012/05/30(Wed) 01時頃
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[エリアスの囁きに、床を蹴って飛び退る。 放たれた矢は、何を穿つか。
白い外套がひらりと翻った]
(92) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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[悲痛な叫びと共に突き立てられた牙は、肩に深く突き刺さる。 走る痛みに眉を顰めて、其の身体へ掌を当てる、]
――― 無様だな、
["中身"を識った時に、見えたもの。 その"生きるため"を、断つことは、絶つ、ことは。 酷く難しいことであるとも、解っている。 ]
其れでも為さねば、ならぬことも、ある。
愛を嘯くなら、
―――血を吐いてでも、為せ。
[鮮烈な炎に焼かれながらも、己に牙を突き立てた獣に。 掛けた言葉は、情けか。]
(95) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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やりもしない内からやれぬと嘆くから―――……
[関わろうとして、友を喪って。 遠ざけて、祖父を喪って。
また近づいて、"友"を、喪って。
――そうやって、生きてきたから、こそ。]
先も、視えん。
[青に焼かれる黒い狼に目を伏せて、膝をつく。 生きたいように生きて、ほしいものを願って、"獣"も"ヒト"も、――なにも、なにも変わらないのに。]
(98) 2012/05/30(Wed) 01時半頃
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―――………、
[覚えていよう、と。]
[漸く牙が離れた頃に、呟いた。]
(100) 2012/05/30(Wed) 01時半頃
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[ 例えば、この獣が"ヒト"に生まれていたなら。 例えば、己が"獣"の血を継いでいたなら。
例えば――……、お互いに"獣"であったなら。
解り合えるものも、あっただろうかと。]
…………、
[息を吐いて、朽ちた獣を見やる。]
(101) 2012/05/30(Wed) 01時半頃
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―――" "
[捧げた言葉は、"獣"が"獣"を送る詩*]
(102) 2012/05/30(Wed) 01時半頃
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