人狼議事


99 あやかしものと夏の空

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【人】 掃除夫 ラルフ

― 祭前日:大部屋 ―
[扉を開け放つと明とオスカーに向けて声をかける。]

さあさあ、大貧民だ。
弟よ、僕に大敗する準備は出来たかい。

[それから、くすっと笑い。]

……ただいま。

[そうだ、オスカーにも「ただいま」を言っていなかった。
真意は照れくさくて言えないけれど、伝わらなくてもかまわない。]

それじゃ、カード切って切って。僕より器用でしょ。

[そうして、眠くなるまで遊ぶことになるだろうか。]

(34) iTone 2012/08/16(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

べつに、僕が泣かしたわけじゃ…、

[言いかけて、同意を求めるよう、隣の狐神を見やる。
だが、歯切れの悪さにロをつぐみ。]

…ほら。
まあ、僕、大人げないし?

[いつもみたいに、いい加減言った。]

だいたいさ、兄への敬意が足りないんだよ。

[ばば抜きの提案があったなら、反対せずも渋い顔。
これで、ポーカーフェイスは苦手だった**]

(43) iTone 2012/08/17(Fri) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 祭前日:夜 ―
[見事なシャッフルで配られたカード>>45に手を伸ばし]

女装はしないよ、僕は。
まあ、負けはしないから、関係ないけどね。

[にやり。かなりの自信だった。]

…お、おい、余計なことは言うんじゃない。

[結局、ばば抜きは3回はばばを引く羽目になったろう。
その後の大貧民では、叫ぶ弟を横目にじとり。]

叫んだって、結果は変わらないでしょ。

…って、おい!
なんで革命なんか起こしたんだよ!!!

[やっぱり兄弟だった。]

(51) iTone 2012/08/17(Fri) 18時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 祭前日:深夜 ―
[夢うつつ、伸ばした指先に弟の手>>49が触れた。
彼の独り言>>48は聞こえておらず、半分以上眠り込んでいる。
寝ぼけたままに、服を掴んでぐいと布団へ引っ張り込んだ。

…たしか、昔もそんなことがあった。
小学校就学後は各自の部屋を宛がわれていたはずなのに、
一緒の部屋で眠ったことが。

祖母のこわーい怪談話に、たいそう震え上がった夜だった。
自分からだったか、弟からだったか、覚えてはいないけれど。]

おい……、どこへも、…行くな……よ。

[それは、あの頃 精一杯強がりながら言った台詞。
寝言ながらにむにゃむにゃ呟き、そのまま深い眠りへと。]

(52) iTone 2012/08/17(Fri) 18時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 祭当日:朝 ―
[で。朝起きたら、当然そんなことは覚えていない。]

……あのさ。なんか、暑いんだけど。

[空調も切れているもので、大変不機嫌に目を覚ます。
布団に潜り込んでいる(正確には、勝手に引きずり込んだのだが)
オスカーを見つければ、眉間にぐぐっと皺を寄せて。]

こら起きろ、そしてどけ。僕の快適な睡眠を返せ。

[寝ぼけ眼のまま、ぺしぺしと。
ちなみに、この朝もばっちり寝癖はついていたのだった。*]

(53) iTone 2012/08/17(Fri) 18時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 祭当日 ―
[昼前に宿泊所を出れば、すでに村中お祭り騒ぎ。
子供たちが駆け回り、威勢のよい売り声が響く。
神社のほうからは、お神楽の微かな音も聞こえてきた。]

十年前はなかったっけ、こういうの?
ただ、うちの村に来る屋台が少なかっただけの気もするけどね。

[ふうん、と居並ぶ屋台を目だけ動かして眺めて。]

あー、あー。転ぶんじゃないぞ。
あと、僕の財布は無尽蔵じゃないから。一応。

[奢ってやる気は、なくはないらしい。
次いであたりを見やる。金髪少年の姿はそこにあったか。]

(54) iTone 2012/08/17(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……そういえば。
僕は、お役ごめんなんだよね。
もう、親父に言われた手伝いも終えたんだから。

ただ……、

[焼きとうもろこしの匂いに気を取られつつも、
バス停の方角を、ちらり、振り返る。]

村を、見ておきたいね。もう一度。

[あれだけ、帰りたくないと言っていた村なのに。]

(55) iTone 2012/08/17(Fri) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

チーズなんとか……バーガー?
それって、本当に祭の屋台なわけ?

[じいと目を細めて。ちなみに、文字はよく読めない。
都会でも、まるで祭などには出向くことのない生活だ。]

で、オスカーはどれがほしいの?

[人ごみにげんなりしつつも、財布を取り出した。
狐神の言葉には、盛大に顔をしかめる。]

よせって、いい兄ちゃんじゃないよ、全然。
もしそうだったら……、

[あの時も、きっと止めていたはずで。
首を振ると、無理にいつも通りの表情を作った。]

(68) iTone 2012/08/17(Fri) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[狐神の、どこか真剣な頼み。
死んだはずの弟の、さいごという言葉。

――なにか、意味深なものである気がして。]

ん。……やっぱり、

[ずっとはいられないわけか――とは、口に出来ず。

お盆だからねえ、とよく晴れた空を見上げる。
その呟きは、村に戻る理由、に聞こえただろうか。]

……それじゃ、行こう。
お祭を堪能してからでも、僕はかまわない。
それくらいの時間は、あるだろ?

(72) iTone 2012/08/17(Fri) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― すこし後:夕刻 ―

…仮にも神様ならさ、すごい力で移動できたりしないわけ?

[敬意どころか、不満をもらすラルフ27歳。
ともあれ、祭を楽しんだ後は、バスで村へと戻るだろうか。

提灯の並ぶ風景を、ふり返って眺め]

…もう、やり残したことはないか。

[とは、オスカーに。

バスを降りたなら、林の方へとゆっくり歩を進める。**]

(86) iTone 2012/08/18(Sat) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 林の祠 ―
[下生えを踏み分けて、しばらく祠のほうへと歩く。
見慣れた楠が見えると、狐神のほうを振り返った。]

別に、我がまま言ってもいいんじゃないの。
なにせ、神様なんだから。

もっと夢枕にでも立って、稲荷寿司が食べたいだの、
チョコが食べたいだの好き放題言ってみればいい。

[先刻、稲荷寿司を探していた姿を思い出し、からかうように。

語られた思い出は、確かに覚えのあるもの。
この楠の根元に座って、祠のそばで何時間でも本を読んだものだった。]

……そう、か。見ていてくれたんだ。

[これは夢だ。だからこんなに都合のいい話。
そうは思っても、瞬いた後、ふっと表情は緩む。]

(105) iTone 2012/08/18(Sat) 10時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[謝罪の言葉には、重く首を振った。]

万能全知全能じゃあ、ないんでしょ。
分かっていた。本当は、締尾様のせいなんかじゃないって。

人の生き死にを左右できる神なんかいたら、世の中大混乱だ。

[それは、先日自分自身が言ったこと>>1:346

残るのは、ただ、罪悪感。
一方的に避けた狐の神にも、止められなかった弟にも。]

(106) iTone 2012/08/18(Sat) 10時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[彼の言葉が途切れた頃。
不敬にも祠のほうを顎でしゃくり、訥々と。]

あの祠の中、さ。
今は、締尾様の像、ないでしょ。…見たんだ、一昨日。

やっぱ、シメオン……ああ、締尾様ってお呼びしないとだめかな。
ともあれ、き……貴方、が、こっちにいるから?

[「君」と言いかけて、咄嗟に訂正した。
生身に見える少年の姿を、まじまじと見やる。]

それで。村が沈むときには、どうするつもり。
引越しとかさ、出来ないわけ?

[狐神がいなくなるのは、寂しいと思った。
今だけは、駄々をこねるには大人になりすぎたことを歯がゆく思う。ただ、声には珍しく焦るような調子が滲んだ。*]

(107) iTone 2012/08/18(Sat) 10時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[にこりと笑う狐の神>>11とは対称的に、眉をしかめる。]

なんで。
それで、締尾様は……シメオンは、構わないわけ?

[鞄から万年筆を取り出して、渡してやろうと思った。
けれども、手は意に反して軸をぐっと握り締める。

くれと言われれば、子供が嫌々をするように首を振った。]

…どうしても、ここにいなきゃいけないの?

(128) iTone 2012/08/18(Sat) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

せっかく、一人っきりじゃなかったって分かったのに。
締尾様が見ていてくれたって分かったのに。
また一人になれっていうわけ?
そんなの……、

[一息に言いかけて、ふっと眉を下げる。
息を吐くと、困らせたかな、とつぶやいて。]

僕は、神様なんかじゃないからさ。
……締尾様よりも、うんと我侭なんだよ。

[重ねて言われたなら、万年筆を渡すだろう、けれど。*]

(129) iTone 2012/08/18(Sat) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[万年筆を握り締めたまま、強く首を振る。]

僕は忘れたりなんかしない。
もしまた締尾様と話せなくなってもずっと覚えてる。
狭いけど、うちへ来ればいい。

[とても我侭なことを言っている自覚はあった。

だって、いつか自分は彼よりも先に逝く。
そのことを、神である彼は誰よりもよく知っているはずだから。]

だけど、そんな顔するなよ……っ!

[真剣に一緒に行きたいのだと言った口で、
大人びた貌で笑って、沈んでもいいなどと。]

(138) iTone 2012/08/18(Sat) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[頬に触れる柔らかい感触に、万年筆を取り落とす。
囁くような言葉には、ふっと目元を和らげた。]

この僕が前言を撤回するなんてはず、ないでしょ?
ずっと見てきたなら、当然分かってるんだろうに。

[少年が消える刹那、袖を握る手をつかまえて。]



その言葉、…後悔なんてさせるものか。

[―― 金の髪のつむじに、くちづけを落とした。]

(139) iTone 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[続いて起こったのは、信じがたいような光景>>133

神々しいばかりの黄金の九尾は、ふわりと揺れる。
そのいろが目に焼きついていたから、再び像に戻った彼の姿を見ても、不思議な気はしなかった。

見慣れたようで、記憶とは少し違う狐の像。
その前にしゃがみこむと、縄を解かれた九尾を見つめる。]


うん、……もう、ずっと一緒だ。

(140) iTone 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そして、ふと何かに気づいたようにしばし黙って。]

あのさ。…締尾様を置く場所ってさ。

うち、冷蔵庫の上くらいしか空きスペースないけど。
……いいよね?

[たぶん、もう返事はないんだろうなと思いつつ。
狐の像が早速後悔しそうな言葉をかけたのだった。*]

(141) iTone 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― ゆうべ:大部屋にて>>84
[大声と共に飛び込んできた小柄な姿。
声の主が団野と気づくと、呆れたように。]

待て待て待て。
男子会って言いながらなんで混じって来てるんだよ。

ふん、まあいいさ。
よし団野、僕の勝利への踏み台となるがいい!

[悪い笑み。…でもやっぱりばば抜きは弱かった。]

(147) iTone 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[オスカーと会話する様子への視線を感じた>>84なら、
ふいっとそっぽ向いて、トランプを場に捨てながら]

なんだよ。僕だって、「弟と」会話くらいす……、
うわここで縛りとかありかよ鬼畜すぎるだろ!

[言いかけた言葉は、ゲームの進捗状況に掻き消える。

――数分後。]

……団野様、下僕より貢物でございます。

[仏頂面に棒読みで強いカードを差し出す羽目になったのだった。*]

(149) iTone 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 現在 ―

―― 行っておいで。
用事が済んだら、僕のところへ戻って来るといい。
村の中なら分かるだろう、居場所くらい。

[周りをくるくる回る狐火を、見送った。
九尾の狐の像を壊れ物のように抱えて持ち上げ ――]

……存外に、重いね。お狐様は。

[降ろした。
それでも引きずるわけにはいかず、再び持ち上げる。]

(159) iTone 2012/08/18(Sat) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[合間に休み休み、村の中をうろつく。]

もしかしたら、もう「帰った」のか。

[長らく思い出しもしなかった、祖母の「彼岸」の話が浮かぶ。]

オスカーのいそうな場所……、
ああ、そうだ。

[折りしも、そろそろ花火の上がる時間。
弟の言葉を思い出して、足は見晴らしのよい場所へ向かった。]

会えなくても、せめて。
楽しみにしていた花火だけでも観られたなら、いいんだけど。

(161) iTone 2012/08/18(Sat) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[見晴らしのよい山のほうへと向かううちに、
自然、足は避けていた川の近くへと。]

ああ……、ここだ。

[苦い思い出が過ぎる。
ふと見やった橋の上、そこにはぼんやりと誰かの姿。]

オスカー……っ!

[夢中で駆け寄る。
視力は悪くとも、姿が薄れていようとも、間違いなかった。]

(163) iTone 2012/08/18(Sat) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[弟の問い>>164には、ひょいと抱えた像を掲げてみせる。]

今は、ここにはいないみたいだけど……って、おい!

[近寄ってまじまじと見れば、ようやく分かる。
既に全身を透かして、向こうの景色がぼんやり見えた。]

まるで幽霊みたいに……、いや、幽霊、なんだよね。

[時間がないのは、分かっていた。
けれども、その姿を目の当たりにすれば、胸は痛む。

強いていつも通りに、肩を竦めて。]

花火。観るんだろ。
あっちの山の間から、きっと観える。

[ちょうど隣村の方角、谷のあたりを指さした。]

(168) iTone 2012/08/18(Sat) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[空いた手で、小走りになる弟>>173の手を強く握る。]

……転ぶよ、急ぐと。

[この期に及んで心配がそれか、とは我ながら呆れつつ。

その途端。
目の前に、大きなしだれ柳が、咲いた。

見事だ。つぶやいて、足を止める。]

あのさ。

(178) iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃

ラルフは、言いかけて、タイミングまで重なるのかと苦笑し、オスカーに話を促した。

iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 数ヵ月後 ―
[出版社での打ち合わせの帰り際。

机上のチョコ――お土産ものらしい――をつまみあげると、
顔なじみの編集者に何気なく問うた。]

これ、ひとつ持って帰っていい?

[『ブラックストンさんって、ご家族いるんでしたっけ?』
不思議そうな声には、苦笑を返す。]

うん、ちょっとね。
お土産がないと、寂しがるのがいてさ。

[家のドアを開けたなら、今日も日課の挨拶を。]

――ただいま、うちのお狐様。

(180) iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

いいよ。わかってる――と、思う。

[昔のように、弟の頭に手を伸ばす。
あの頃よりも、随分低い位置にあるような気がした。

そうして、髪の毛をくしゃくしゃにしてやって。]

僕はね、オスカー。

多分良い兄じゃなかったけど。
オスカーの兄だったことを、誇りに思ってる。

[自分にないものをたくさん持っていた弟。
社交性や明るさを、羨ましく思ったこともあった。]

だからさ。……ありがとう。

[弟の生前、素直にそんな言葉を言えたことは、あったろうか。それなのに今は、するりと出てきた。]

(185) iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ばか。僕の台詞、取るなよ。

[こちらも負けじと顔をゆがめる。
それでも大人になった分だけ、取り繕うのは上手くなった。

ぐいと目元を拭う。]

さよな……いや。


――… また、な。

(186) iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 一年後 ―
[あの村は、既にない。

けれども毎年、この日になると、隣村へ出向く。
隣村に流れる同じ川に、大輪の花を浮かべて。]

今年も、会いに来たよ。

[ふっと、いつもは見せない笑みを、こぼした**]

(187) iTone 2012/08/19(Sun) 00時頃

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