270 食人村忌譚
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――これぁ、あんたの刃物と、 あそこの女衆の手際に惚れたが言うけどな、
時折、あれで切らりゃあ、肉もあたりまえ骨もそうだが、 もっと もっと、なんぞ、 肉のうちにあるやわこいもんまで、 すっぱり、いきそうに思う
江津子さんの振り下ろすときなんぞ、特にな
[にわかに言葉の具体性は薄れ、 硝子板の奥の視線は解体さるる女に向かう 気の触れたような、憑かれたような様相で歌を口ずさんだ女。 ―― 記録に残すに能わぬ言葉は少しく、常と様相が異なる。 望むがような、焦がれるがような音を言葉の響きの舌にのせ]
(83) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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[それからまた、ふ、と視線を持ち上げた]
あんた、
弔いのためでなく刃物ふるうつもりはあるのかい
[突如切り替わる質問は、]
―――― そんな はものでも、まだきれいなもんかい?
(84) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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源蔵は、問いの内容に反して柔らかな響きのまま*
2017/11/25(Sat) 23時頃
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[>>90問われれば眉間にしわが寄る。]
らしくねえのは承知の上だ、……――
内腑でなくてな、 もっと どこにつながるかもわからんなにかだ 前の生まれの悪いことやら 次に生まれるときに そんでもなお持ってるもんだ
[宿世の業、後世にもちこまれるもの それらを言葉にするのは能わず、ぐずる子に似た仕草で首をふり]
(104) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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そんなんを、あんたのもんなら切れると思える 脳みそのしびれる鈍色だ、あれが分け入ればなんでも、なんにもなくなるような、……――俺もたいがいなことを喋っているな。あんたの、おにの名前に 惑わされたか知らん
[ふ、とわらい捨て、息を吐く。 一呼吸のうちに、いましがた口にしたことをも吐き切るようにして、気を変える。]
(105) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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罪を雪ぐにゃ、誰だって下手人を殺してやるだろ
[>>94言葉の意味すら腑分けし 解剖するそれへ 首肯と訂正を混ぜて]
その途中で、違うやつを疑うかもわからん 俺を疑うやつもいるかもわからん
――そうなったときに、殺すでも、死ぬでも、 あんたの刃物がいいと思ったからな 良いを汚すは忍びないが作り手のお墨付きをもらった 心置きなく使える
(106) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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[まあ ふるう機会が本当にあるかはべつだが。
とは会話の終わりを伝えんがためのもの。]
柄でもねえこた 言わんほうがいいな 腹がむず痒くてかなわない
つみれも出来上がる頃合いだろ あんたも弔いの用意に行くといい
[と、肉を運んだ際の汚れを示した*]
(109) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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[>>121ぞんざいな物言いは、 本心からそう思ってのことだろう。]
俺の渾身の口説き文句だぜ おざなりにあしらいやがって、金輪際聞かせてやらん
[そのあしらいにふさわしい軽口で幕をおろさんと口にする。 宿世後世。生きる前と死した後。 そこに業の続かぬことを――と愛理の躯にも、 憑かれた顔をした母親の右手の平>>0:153にも思いこそすれ、己自身の断ち切るを願うは少し異なる。]
(136) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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[鬼が誉め言葉になるか、と 眼鏡の奥で一二度、瞬きを重ね その間にも網膜に移るは>>124まさしく幽鬼じみた姿。 切らるるべく肉もない、骨ばかりの目立つ、食いでのなさそうなそれ。 笑う顔に、少しく抱いた驚きがあれども、]
―― ……口説かれてくれるたぁ おにも優しい 遠慮はしないぜ、後払いもなしだ…… これを
[「頼めるか」との言葉とともに、 差し出されるのは子供の手に収まるほどの短刀。 古いそれはもっぱら紙を断つのに使われていた。 袂から出されたばかりの刀は男の体温がのっていて、 けれどすぐに冷え、 >>126受け取られる手の、血濡れた掌にのる。]
(137) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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[その場から、おにの立ち去るを見送る。 地獄に帰るでもなし、 あの鬼の居場所はこの村だ――であれば地獄はこの村か]
あんたが斬られる時にゃあ、 業はきられずにいてほしいな 一度の生きた死んだで終わらせるに 鬼の腕は勿体ない
[あの腕が、こうして集会場に集められていることは ありがたくもあり惜しくもあった。 ごちる言葉はもう届くまいと知りつつ、 知っているからこそ、続き、]
――――……
(145) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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そんでも、人を殺さぬままの鬼がいるかい 人に殺されぬままの 鬼が いるかよ
本当に、本当の鬼になったら、 あれはいったいどんな刃物を研ぐろうなあ
(146) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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[それは果たして墨に残されるのか。 たとえば、己の死んだ後で。
残されねば、誰が語り継ぐか、この村に鬼がいたこと。 伝え語られる御伽話のように、寝物語として、 褥に影添える幽鬼がいれば面白いことだろうに、と。 玩具じみた眼鏡を押し上げて、次に進に渡す>>1:216は 鬼の話にしようと。そんなことを続けざまに浮かべて ――けれど渡せるのかもわからないことに気づき 男もその場を後にすることにした*]
(147) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 01時半頃
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―― 炊事場から離れ ―― [男も研ぎ師も炊事場から離れたのは >>122石動の来る前のこと。 炊事の音の合間に会話、 それがどこまで支度をする巫女に届いていたかは知らねど そうそう近い距離でもない、 炊事場からまだ離れていなかったことも知られていなかったのかもしれない。
愛理の肉の先導した道 そこを歩くは、つい先ほどの>>77言葉を想起させる。]
(150) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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[『どんな思いで 召し上がるんでしょうね』 『記録の中に、記されてはいませんか』
難しい問いだった。 戸を開きながら、あのとき返したのが]
「今回が、初の記録になるだろう」――なんて、
……本当に帳面にしるすかもわからないものを よくそう答えたもんだな
[一考すべきか などと足を止め*]
(151) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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源蔵は、エツコの言葉をしばし思うなどし*
2017/11/26(Sun) 02時頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 02時頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 20時頃
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―― 集会所: 縁側にて ――
[>>149>>156江津子の手によって 串にささった肉や、椀物になった愛理が配られた。 男もそれをあやかって]
巫女様や女衆にばかり働かせちまった できることなら、なんでも言ってくれると助かる
[江津子の性格だ、こう言われても用立てを言いつけることはないかもしれない。逆に気を遣わせて、この身丈でできる範囲のささやかなものを――錠とともに肉を炙ったことはしらなかったが――いつか言わせてしまうのかもしれないが、それはそれ。何も言わずに受け取るのも座りが悪い。
そうして男の手には、希望した通りのつみれがあるのだが]
(172) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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[少し惑うたように、持ち上げ、 おろし、――――まあ仕方ないか とでもいうように 眉根を寄せながら口に含んだ。
火の通った肉は、囲炉裏で焼いただけあって かすかに炭のにおい。歯を立てたそこから脂がにじむ。 年頃の娘相応、焼かれた後も柔らかな肉から、 鶏のそれとも豚のそれとも異なる、独特の匂いがはなに抜ける。
――、ん、 と詰まったような音を鳴らし、 肉をつみれの汁と一緒に飲み込み]
(173) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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[まるく形作った すね肉捏ねた肉団子をかじる。 やわらかに結びつき、膨らんだ肉の合間に ほとんど透明な軟骨が覗き、 こりゅ と音を立てた。 ぬける生姜が、季節を添える。
希望通りだ。 男の眉根が すこしゆるんで、]
(174) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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――…… う˝ ぇ
[安堵も刹那、 かみ砕いた肉と汁が 食道を戻る。
とっさに抑えた右掌、指の合間から、滴り]
……、……
[さきよりずっと 顔がゆがんだ。 男の左手があたりを移ろい、探すが、目当てのものはない。 >>1:159薬湯に用いるそれは、自宅に置いてきたまま。 玩具じみた胃の腑は、薬なく、物を入れるに能わなかった。]
(175) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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[人を殺す ―― という禁忌。 その“常識”を破ったものを、実行者を探す場で
弔いのものを口にする“常識”を果たせないというのなら それは、手がかりのない暗中で、 後ろ指さす行灯になることもありうる話だ。
それをわかっているから、男は、 わかっていて、それでも、]
―― っ
[こみあげるものを押し込むには、手も、胃の腑も、玩具めいている]
(176) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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[水音とともにこぼれた幾何かは 眼前の地面に落ちて、じわじわと面積を増やした。
椀と、串と、 汚した手を見る男の呼吸は、荒いまま*]
(177) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 21時頃
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―― 集会所:縁側 ――
[口を覆った手から零れる、溺れるに似た音。 >>182背をさすられるにも、>>183言い置かれるにも、 返すべき礼は咳こむ音に溺れて言葉にならなかった。
視界にある花柄の割烹着を、 汚れていない手に預かり――汚すに忍びなかった―― 言葉を返せたのは、 彼女――容の戻り来てから、ようやくのこと]
、 っ、 ふ
……ぅ まん、 汚しては、ないと思うが
(190) 2017/11/26(Sun) 22時半頃
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[割烹着から手を放し、水の入った椀に手を伸ばす。 口を濯ぐよりさき、口を覆っていた右掌へながし その水は、>>183容の視線も落ちた先、 愛理のかけらを押した]
―― ―― 愛理を、はきだしてしまった
[男の次いだ言葉も、同じものをさししめした。 「弔いのものなのに」と繰り返し*]
(191) 2017/11/26(Sun) 22時半頃
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あれは俺に 食われたかないんだろう
[せき込む音の合間、 そうつぶやいたのは軽口のつもりで >>197口早な容の背を追いかけはすれど、 皮肉な冗句と示す口元は、受け取った椀に隠れれば、 見えはしないままだったろう。 硝子板の奥、虚ろげな視線は去っていく背中をちらと見て、すぐ落ちた]
食われるなら偉丈夫な、 男前がいい、 なんて 言われちまうかもしれない
(201) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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[そうだろう? とあとから首傾げは>>193錠のほうへ。 「おまえは食えたか?」と場にそぐわない軽口に軽口を重ね]
すまんな、錠にまで来てもらって
…… しまった、 "ミナカタ殿"を呼ぶことじゃないといいそびれちまった*
(203) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 23時頃
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[>>214>>216錠の述べる、食えた肉に 胃酸の味の残る口を拭いながら]
てこた、愛理は俺よりおまえが好みだったんだろ 小男より足の悪い美男、だ
みんな誰それにどこ食ってほしい ナニ食ってほしい、 そんな希望があるくらいだ 愛理もそう思ってても俺は悲しくもならん 胸も尻もまだ残ってるはずだから、 気ぃ悪くしないなら容の手料理で食ってやれ
[軽口のオチとしてはオチになりきらないそれで締め つっかけに足を通し、縁側から降りた。]
(225) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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[腹ばいになって錠が手を伸ばす>>220それ 横からすくい上げ、水のなくなった椀におとしていく]
食えねぇのは、お前の足と似たようなもんでな 薬師殿のお力でも治らんから、余計に手ぇ煩わしても――……いや、悪い、おまえのが治らないと決めつけてるわけじゃない
――、だから、 ……人に食わすもんでもなかろ 容には世話をかけはなしだ、おれがやるよ 洗って、今度は吐かんように流し込もう
[言葉の途中は言いよどみ、だからこそ、 愛理の肉への打開策は少し早口に 目の前で食わないことに通じることを言う*]
(227) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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愛理は、まあ、――ああいうやつだったからなあ あれの褥での好みなんぞわからんが
まあ、「食われたくない」だの、 「好み」だのはもちろん冗談だ 死ぬ前になにを思っていようが 生きているやつが食うのに なんも影響ない 容の料理中でも、 愛理は「火加減もうすこし弱く」なんて注文もつけられん
[少し長引いてしまった軽口の最後。 錠の言葉>>241に返しながら、
「どう食ってくれ、なんて果たされるか分かりもしないもんだな」と呟きを添え]
(260) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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――……そうか ……なら、 なら、おまえがまた走れるようになったら 使い走りでも頼ませてもらおう
[そのうち>>246。 その言葉に額面通りの希望が、期待が込められているとは思いにくい、けれど男はひとつ頷いた。一方、錠の兄のことが口端に上がれば、すこしく眉根が寄る。過るものがあったせいか、錠の言葉裏にあったものには気づかず、
「今まで食べられたんだろう」 その言葉に少しく言いよどむ音。 >>247次いだ質問にも 同じく、言いよどむの間を開けて]
(262) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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……、なんだろうと 食えはする 食えはするが、 誤魔化しがないと胃の腑が受け付けん
だからいつもは、 “ミナカタ殿”の薬湯を飯時に用意するんだが 今日はおいてきてしまってな このざまだ きちんと食えなかった
[見た目で分かる以上の不具を口にするのは淀みがち、 食べるための「誤魔化し」が必要なのだと低めに*]
(263) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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源蔵は、イルマの割烹着に目を落とし
2017/11/27(Mon) 00時半頃
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[>>273調理法に目を細めて、 筆を執るかのような仕草で指を軽く曲げた。 >>196>>197江津子に言われたことが後をひいているのか、 常日頃なら残しはしない類のそれを脳裏にひっかくように。
とまれ容のいるうちは、その希望は安泰だろう。]
いまのおまえを動かすぐらいなら 自分でやっちまったほうが気が楽だ
それに、他人の世話に時間つかうくらいなら、 石動の世話を焼いてやるほうが ――……まあ言われんでも焼いてるな、きっと
(295) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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[>>279 薬湯になるもとは己の家にあり、 “ミナカタ殿”が日頃持ち歩いている類のものでもない>>1:165から、
つまりは自分の横着なのだと そう口にするのがはばかられたのは年長の見栄じみたもの。 不随して、>>272当の“ミナカタ殿”が現れたのもあった。 開口一番のそれに 眉間のしわが深くなる]
―― ――
[仏頂面のひとつふたつの頷きで、会話には事足りるだろう。 ぐうの音までは言わないのだが]
いらん世話かけた 錠 “ミナカタ殿”
(297) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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