59 海の見える坂道2
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子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 00時半頃
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[ゆっくりとシャワーを浴びると、髪を拭きながら窓を大きく開けた]
……いい風……。
[窓辺で髪を拭きながら、ぼんやりと窓の外の景色を眺める。 頬を風が撫でていく。 その頬を、涙が濡らしていることには、気づかないまま**]
(0) 2011/08/12(Fri) 00時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 00時半頃
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…………あら。
[頬を伝った涙がぱたぱたとスカートを濡らし始めて、ようやく泣いていたことに気づいた]
やだ。私ったら。
[慌ててバスタオルで涙を拭いながら窓辺を離れる。 アパートの住人たちはパーティーでいないだろうと、完全に油断していた。 もしもその頃に帰ってきた住人がいたなら、「どうしても行けない」とか言っておきながら自室でぼんやりして、その上泣いている様子を見られてしまったかもしれない]
(7) 2011/08/12(Fri) 11時半頃
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[グラスに入るだけ氷を入れて、ウィスキーを注ぐ。 椅子を引いて座り、机の上の写真を見つめてまたぼんやりした]
……あれから、もう3年になるのね。
[写真に写るのは、幸せそうに笑う彼女自身と、その隣りで穏やかに微笑む男性]
3年たって、私は三つ歳をとったのに。 あなたの時間は止まったまま。 ……ずるいわ。
[笑おうとしたのに、目の奥が熱くなって、誤魔化すようにグラスを手に取る。 ウィスキーをなめるように少しだけ飲んで、泣きそうな顔で笑った]
やっぱり苦くて美味しくないわよ。
[一年に一度、この日にしか飲まないウィスキーは、やはり彼女の口には合わない**]
(8) 2011/08/12(Fri) 12時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 12時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 21時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 22時頃
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[カリリ、カリリとドアを引っかくような音がして、ぼんやりと視線をドアへと向けた。 よいしょ、と立ち上がってのろのろとドアへと向かう]
あら、あなた。どこ行ってたの。
[どこからやってきたのやら。ドアを引っかいていたのは赤いリボンをつけた黒猫だった。 少し迷ったけれど、廊下で猫と会話をしているのが見つかる方がまずい。結局猫を部屋へと招き入れた]
(9) 2011/08/12(Fri) 22時半頃
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…ああ、大分暗くなってきてたのね。
[ずいぶんぼんやりしていたらしい。室内が薄暗くなっていることに驚いて、明かりを灯した。 猫にミルクを出すとまた椅子に座る。 無心にぴちゃぴちゃとミルクを飲む黒猫を眺めて、美味しいと思えないウィスキーに手を伸ばした]
……にが。
[口元をゆがめて苦笑する]
(10) 2011/08/12(Fri) 22時半頃
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[ミルクを飲み終わった黒猫は、ひざの上に飛び乗ってきた。その背を撫でて、写真に視線を戻す]
んー?この写真の女の子?私よ、私。 髪が長いからわからなかったかしら?
[からりからりとウィスキーのグラスの中の氷を鳴らしながら、黒猫に向かって話しかける]
そうよ。こんなに髪が長かったの。 びっくりした?
[いつになく静かなアパートで。ちびりちびりとグラスの中身を減らしていく。 テッドの惨状など知る由もない]
(24) 2011/08/12(Fri) 23時半頃
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…え?
[誰もいないとばかり思っていたのに、ノックの音がした。 もしやニールだろうか。まずい。非常にまずい]
ええと、ええと。
[黒猫をとりあえずバスルームに押し込んで。涙のあとを拭ってから、恐る恐るドアを開いた]
どなた……って、ノックス? あら?パーティーはどうしたの?
(31) 2011/08/13(Sat) 00時頃
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[皆パーティーに行ったものと思い込んでいた。 窓辺で泣いてしまったことを思い出し慌てたけれど、ここは4階。ばれてはいないはずだ]
ああ、あの子。 大丈夫よ、さっきここに来たの。 …ええと、飛び出されたら困るから、とりあえずドア閉めてもらえる?
[ノックスを部屋に招き入れ、シャワールームのドアを開けると、黒猫はにゃあにゃあ文句を言いながら出てきた。濡れた床がお気に召さなかったらしく、ぴるぴると前足を振る]
……私?
[パーティーのことを尋ねられると、苦笑した]
ちょっと大事な用事があってお休みさせてもらったんだけど。 ここでこうしていたら、説得力ないわよね。
[ウィスキーの入ったグラスはひとつ、お客がいた様子もない。 机に目をやって、しまった、という顔をした。 誰かが部屋に来る時は机の中に隠していた写真立て。隠すのをすっかり忘れていた]
(37) 2011/08/13(Sat) 00時頃
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[前足を振っていた黒猫は、床の一角に座り込むと一生懸命毛づくろいを始めた。しばらくその様子を眺めて、ノックスに視線を戻す]
ふふ、本当は私も好きじゃないの。 今日は、特別。
[ウィスキーのことを言われるとくすりと笑う。飲みなれないウィスキーに、少し酔っているのかもしれない]
あ……!
[写真立てを見咎められた。とっさに手を伸ばすけれど、こちらはまだシャワールームの近くにいて。届くはずも、間に合うはずもなく。 ノックスが写真を手に取ったなら、髪の長い、今より少し若い彼女と、彼女に寄り添って微笑む男性が写っているのがわかるだろう]
(42) 2011/08/13(Sat) 00時半頃
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[諦めたように手をおろして、写真を眺めるノックスを見つめた]
そうよ。それは私。
[最初の質問には肯定の返事をして、続く言葉に苦笑する。そうだったら、どんなにいいだろう]
そう、その人は私の恋人で……。 ……今日は、その人の命日。
[それ以上ノックスの顔を見ていられない。黒猫に視線を落とす]
3年前の今日、大きな事故があったの。 あの人は命を落として……私は、右足をなくした。
[今まで誰にも言わなかった過去の話。話してしまうのは、やはり酔っているのだろう]
(45) 2011/08/13(Sat) 01時半頃
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[ノックスの謝罪の言葉に、気にしないで、と首を振る。 ずっと誰にも言えずにいた。けれど多分、本当は誰かに聞いて欲しかったのだ]
だって、せっかくのテッドのお祝いの日なのに、水をさすのも悪いでしょう? だから、一人であの人の好きだったお酒を飲んでたんだけど…そうね、この子が来てくれたわね。 ノックスも。
[微笑んで顔を上げた。多分、無理をしてはいないと思う]
ありがとう。でもいいの?パーティーに行かなくて。 行かなくていいなら、そうね、少し付き合ってもらおうかしら。
[食器棚からグラスをもうひとつ取り出して、首を傾げてみせた]
注ぐだけじゃなくて、中身を減らすのも手伝ってもらえると嬉しいわ? このお酒、本当は私苦手なの。
[ノックスの怒り上戸は知らない。だからそんな風に言ってみたのだけれど。 差し出したグラスを、ノックスは受け取っただろうか**]
(47) 2011/08/13(Sat) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 02時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 22時頃
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―翌朝―
んんー……。
[のどの渇きに目を覚ました。むくりと起き上がり、机の上に残った二つのグラスと空っぽになったウィスキーの瓶をしばらく見つめてぼんやりした]
ああ……そうだったわ。昨日……。 …う。
[頭が痛い。ガンガンするこめかみを押さえながら、まずは水を飲もうとよろよろとベッドから降りた]
(87) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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[ノックスは、苦手だといいつつも、差し出したグラスを受け取った。 浮かべた笑顔が無理矢理だったのは、酔っ払っていたので気づかなかった]
若いっていいわね。 ロック?水割り?
[椅子を勧めつつ、水差しと氷を用意して。 お酒だけというのもあんまりなので、軽くつまめるものも出しただろう]
で、私が聞くのもどうかと思うけど、何かあったの? パーティーに行かないなんて?
[グラスにウィスキーを注ぎつつ、ノックスの方に話を振ると、ホリーを女性と勘違いしていた一連のいきさつについて聞けただろうか]
あー……それは……。 気まずいのもわかるけど、伸ばすともっと気まずくなっちゃうわよ?
(88) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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[お酒の所為か、やたら笑っているノックスにそんな風にアドバイスめいたものを口にしてみたりして、和やかに夜は更け]
今日は本当にありがとう。 悲しいお酒にならずに済んで、良かった。 私もいい加減、もっとちゃんと前を向かなくちゃね。
[最後は黒猫を抱っこして、部屋へ戻るノックスを微笑んで見送った。 こんな穏やかな気持ちでいられたのは、ノックスと黒猫のおかげだと思う]
(89) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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うう……頭痛い……。
[水を二杯ばかり一気飲みして、口元を拭う。 しっかり二日酔いだった。しかし今日も仕事である]
せんせい、おさけくさーいとか言われちゃうかしら。
[とりあえず、しっかり朝ごはんを食べて、しっかり歯磨きをしよう。ガムでも噛めば少しは誤魔化せるだろうか]
(90) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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[黒猫にはパンをミルクに浸したものを用意して、自分のためにはサンドイッチを作った。 コーヒーはブラックで、頭をしゃっきりさせることにする]
…そういえば、やけにお隣が静かよね。
[もそもそとサンドイッチを食べながら、壁の穴の方に顔を向けて首を傾げた。 昨夜は結構な夜更かしをしたと思うのだが、そもそも隣人は部屋に帰ってきただろうか]
(97) 2011/08/13(Sat) 22時半頃
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大丈夫、大丈夫。いつものことよ。
[テッドの絶叫と、ベティの部屋のドアの音に黒猫がシャーシャーと怒り始めるのを宥め、サンドイッチの最後の一口をコーヒーで流し込んだ]
うん、大分すっきりしてきた。
[昨日のグラスと、今使った食器をシンクに運び、うーんと伸びをする。 冷たい水で洗い物をしているうち、頭痛もなりをひそめるだろう]
(109) 2011/08/13(Sat) 23時頃
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……さて、私はそろそろお仕事なんだけど、あなたはどうする?
[しっかり歯磨きをして、身支度を整えて、パンとミルクのご飯を食べ終えて毛づくろいをしている黒猫の前にしゃがみこむ]
おとなしくここで待っていてくれたりは…しないわよね…。
[ここ数日でこの黒猫の神出鬼没っぷりは良くわかった。おとなしく留守番しているとはとても思えない。いっそ保育所に連れて行こうかとも思うが]
…もみくちゃにされるでしょうねえ…。
[子どもたちにもみくちゃにされる黒猫の図が容易に思い浮かんでため息をついた]
(118) 2011/08/14(Sun) 00時頃
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……よし。
[悩んだ末に、黒猫を抱き上げて鞄に入れた。やはり部屋で留守番はさせておけない]
ちょっとだけおとなしくしていてね? 間違っても1階の酒場で飛び出しちゃうとか空気読めないことしないでね?
[「?」という顔をしている黒猫に懇々と言い聞かせると、部屋を出た。 いつものように、「いってきます」という言葉を残して]
(122) 2011/08/14(Sun) 00時頃
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[どきどきしながら、階段をゆっくり下りる。こういう時、走れないのは不便だと思う]
……なんて、贅沢言っちゃいけないわ。
[昨日は言わなかった。けれど、今までは毎年口にしてしまっていた恨み言を思い出す。 『あの人が生きていてくれるなら、右足だけじゃない、左足だって、腕だって、いらなかった』 けれど恋人は命を落とし、右足だけを失って、彼女は生きている]
(124) 2011/08/14(Sun) 00時半頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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