126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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− 生と死の狭間 −
[倒れ込んだ体が誰かに支えられる>>5:43 柔らかな温もりを感じるのは蜥蜴の鱗はもう溶け落ちて しまっているからだろう。
『死』が近い。
霞む意識の中で、地獄に堕ちる事を望む魂に、 声が聞こえた気がした>>5:44]
(0) pannda 2013/06/22(Sat) 11時半頃
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や、かま……い…だよ……。
[震える唇から溢れるのは血に混じる拒絶。 あんたまで、血で汚れるだろう。
それに俺は生贄なんぞ御免だ。
俺はどんな形であれ、生きていたくないんだ。
そう願っていても、体は動かない]
(*0) pannda 2013/06/22(Sat) 11時半頃
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『生きていて欲しい』
[降りしきる雨の中、聴こえた声は誰の声なのか。
コリーンの声なのか、俺の声なのか。 それとも彼女の声なのか]
フ……ランシ……スカ……。
[唇だけが名前を呼ぶ。 もうすぐお前の所に、と紡ぎかけた思いは 発動した鏡の力の魔力>>5:45によって時を止める。
黒い魔力の胎動とは違う、命の鼓動刻む温もりが 命芽吹かせる優しい雨の様に体を包む様に降り注いで 体に満ちて来る]
…おまえ……馬鹿…やろ…。
[それが『救済』だと気付いても止める力はなかった]
(1) pannda 2013/06/22(Sat) 12時頃
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また…俺の為に…犠牲になるのか……。
[どいつもこいつも馬鹿ばかりだ]
コリーン……。
[温もりの中、漸く開いた視界は光と静寂に包まれていた。 それがコリーンが発動させた供物の力だと気付くには 少し間があった]
(2) pannda 2013/06/22(Sat) 12時頃
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なに、考えてんだ…この馬鹿女……。
[殺害命令の出ていた魔物を『救済』するなんて どれだけ禁忌を犯したと思っているのか]
お前が殺されるだろうが……。
[『救済』の代償は重い。 身体的にも勿論、 アヴァロンからも討伐命令が出てもおかしくない。
その前に周囲を囲み始めた魔物に殺されるかと、 まだ動けぬ体に舌打ちしながら、魔物達を睨み付けた**]
(3) pannda 2013/06/22(Sat) 12時頃
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− 回想・広場にて −
[ソフィアの心の吐露>>19>>20を静かに聞いていた。 本当に甘っちょろい。 このまま殺してしまって餌にした方がいいと思いながら、 利用出来なければそうしよう、と先延ばしにする]
そりゃ当然の感情だ。 良かったな、普通の感情があって。
[生贄を繰り返す中、 魔物を喰う事になんの感情も持たない様になる。
その随分前に消え去った感情をまだ大切に持っている ソフィアを眩しそうに見つめて]
「救う」とかおこがましい事を考えるな。 「生贄」だろうが「救済」だろうが、 所詮自分の願望に名前を付けてるだけだ。
(28) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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何かを助けたいなら何かが犠牲になる。 魔物を助ければ、自分の知らないところで その魔物が自分の知らない誰かを殺すかもしれない。
それを承知の上でその魔物と、 助けた自分を赦せるなら救えばいい。
「生きたい」「助けたい」と言うのは本能だが 極端に言えば我儘な願いだ。 それを叶えるためにどんな代償も払うというなら、 好きにするといい。
勿論殺したくないから戦わない、と言う我儘もある。 その時は自分か、それ以外の誰かが死ぬかもしれないと いう代償を払う。
それを忘れるな。
(29) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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[珍しく説教臭くなってしまった事に溜息を吐いた。 俺が俺の我儘な願望に払った代償。 犠牲になった魔法使い達。
それでも、俺は………いつか…タスケラレルと]
柄にもない話して悪かったな。
ま、てめえが死にたくなきゃ殺せって言うのが一番判りやすい。
[ヘラっと笑った後に、表情を強張らせる。 『強くて優しい』と言われたソフィアに、何かがダブる。 名前も思い出せない愛した女性。 俺にはそんな事を言われる資格等無いのに]
(30) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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魂の揺り籠ね。 そんな優しいもんじゃねえ。 ただの魔物の腕だ。 優しいなら、あんたの方が合ってるな……。
[黒く染まった右手をじっと見つめる。 喰らった魂の憎悪や憤怒や嘆きで、紅く、黒くうねる様な 色に染まった右手。 俺の罪の色だ、と自嘲した]
ま、そう言う珍しい奴はあんたぐらいなもんだが。 ありがとよ。
[まだ喰わないでやるよ。 これが礼だと……言い訳の様に*]
(31) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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− 救済と代償 −
[苦しげな声だと舌打ちしながら、悪態で返そうとした。 だが伸ばされた手、焦点の合わない視線>>4に ハッと気付いて、思わずその手を取った]
……ほんと…馬鹿か……。
[ツェツィーリヤと初めて逢った時を思い出す。 あれよりも明らかに怪しい視線。
代償か、と歯ぎしりしながらも、掴んだ手をきつく握る]
呆れてる…とこ…だ、あんたの馬鹿さ…加減にな。
[忘れていた涙が一筋零れる。 紅い雨に紛れたそれは決して気付かれはしないだろうが、 去来する思いの強さは、手を握る力で伝わるだろうか]
(32) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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取り敢えず、ここいろ。 出歯亀が多いんでな、片付けるわ。
[近寄る魔物の気配に、 震える膝を押さえて無理矢理立ち上がる]
おら、来い。 まとめて燃やしてやるよ。
[パンッと拳を叩いて魔物達を挑発する。 煩い奴は嫌いだが、捨てて行って怨まれるのも面倒臭い。 そう言い訳して、残る魔力を振り絞る様に焔の蛇を放った**]
(33) pannda 2013/06/22(Sat) 20時半頃
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[万全の体調なら雑魚なんて何でもなかったが、 今は数で押されるとまずい。 それにコリーンから離れるわけにはいかない、と 劣勢を覚悟したその時]
ソフィア?
[思いがけない声>>34がした。 レイピアを構えて、コリーンの傍に立つ彼女に 言いたい事は数あれど]
ソフィア、お前は強い。 任せた。
[ソフィアに視線を向けずに、そう声を掛けると コリーンから離れていく。 より弱っているのを狙うのが獣の本能。
コリーン達から引き離し、 引き寄せて焔の剣を発動させてまとめて相手をするつもりで*]
(35) pannda 2013/06/22(Sat) 21時半頃
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[泣きそうなコリーンの表情>>36に、 俺の顔も少し苦しげなものになる。 彼女の視線には映らないと気付いているからこそ、 口には出さないが]
ほんと最低だな。
[イイ女を泣かせるなんて俺はいつも最低だな。 言葉の代わりに頭を軽く撫でる様に掌を置いた]
……俺はやりたいように生きた。 だからあんたもやりたい様にすればいい。
[恨む?>>37と問われて、返すのは少しずれた答え。 望みは叶えられなかった。 だが叶えられない望みなんて五万とある。 どちらの望みがより強かったか、それだけだ]
(40) pannda 2013/06/22(Sat) 22時頃
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すっかり冷え切ってんな。 さっさとこの村から出て行った方がいい。
[消耗し、冷え切った体は放置出来ない。 もう一度頭をわしゃわしゃと撫でて、戦いへと赴いた*]
(41) pannda 2013/06/22(Sat) 22時頃
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− 広場にて −
[ソフィアのレイピアの鋭い光は離れた場所からでも見てとれた。 迷い無い鋭い切れ味は、彼女の迷いが消えた証だろう]
やるじゃねえか。
[口元に笑みを浮かべながら纏めてぶっ飛ばした魔物が 怯んだ隙に倒れた獲物を贄にする。
もうソフィアは大丈夫だろうと、 俺の戦いに集中しようとしていたところで 背後で発動した魔法>>50の気配に振り返り、呆気に取られた]
大したもんだ……。 女って怖ぇな。
[本気の女は敵に廻すもんじゃない、と近くにいれば 殴られるのを覚悟で毒付いただろう。 掛けられる声にコリーンが乗り込むのを確認すると]
(56) pannda 2013/06/23(Sun) 21時半頃
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先行け!! 俺はもう少しこいつら喰ってから行く!
[俺の血が呼び水となった魔物]
俺のケツは俺が拭く。
[心配するなと、満面の笑みで2人に手を振ったが届いただろうか]
さぁて、俺も遊び足りねえんでな。 もちっと付き合って貰うぜ?
[幌馬車が駆け抜けた後、馬車に撥ねられた魔物を喰いながら まだ残る雑魚どもに笑いかけた]
(57) pannda 2013/06/23(Sun) 21時半頃
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おら、さっさと追い掛けないと逃げちまうぜ?
[からかう様に、魔物達を誘いながら村の外へと消えてゆく。 足元が多少危ういように見えるのは演技だと、 自分に言い聞かせながら森へと]
悪いな…お前らにくれてやる命はもう無くてな。
[生贄でも救済でも無く、死を望んだこの身。 だが叶うことなく生き延びた。 コリーンの願いが勝ったのだから、何も言うつもりは無い]
でも、今度は俺が我儘言う番だろ。
[焔の剣を構えながら不敵に笑う。 死ねない理由が、生きなければならない理由が出来た]
(59) pannda 2013/06/23(Sun) 21時半頃
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あんたの『目』治す方法……いつか見つけてやるよ。
[奇跡の代償を癒す方法があるかどうかは判らない。 だが今度こそ、どれだけ掛かっても…見つけ出す。 コリーンに間に合わなくても、他に奇跡を起こした者を 助けられる様に]
今度こそ…生身で…叶えてみせるから…待ってろ。
[───そして雨止まぬ村を塒としていた魔物は姿を消した**]
(60) pannda 2013/06/23(Sun) 21時半頃
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