197 獣ノ國
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ー回想ー
『犬なんて飼い始めたんですか?』
[大好きな人の声を思い出す幸せな回想に尻尾が揺れて、けれどその言葉で凍りつく。話に聞き耳を立てるのも悪いとかそういうことではなく、ただとろとろと回想に耽りどんな話だったか、どんな声音だったかを探ることができずに、不安と混乱が広がって]
『出ておいで』
[どうしたらいいかわからずに心臓がばくばく鳴っているところでかけられた、穏やかな声。そう呼ばれるということは、大丈夫ということなのかもしれないけれど...]
(もしそれでだめだったら、先生が後ろ指刺されるかもしれないのに...)
[自分が悪く言われるのは当たり前だから良いのだけど、やはりとても優しい人が排斥されるのは、と考えているところで呼び声がもう一つ。これで出て行かなければ、きっともう呼ばれないと考えてしまって、そっと襖を開けて教授の後ろに隠れるように正座して。 自らの姿を見た青年は、驚きもせずに笑って声をかけてくれた]
貴方が、向日葵みたいだって言ってくれたのが、嬉しかったから 向日葵が、好きになったのよ? 髪飾りも素敵だったし
[緊張していて、まだ少しぎこちないかもしれないけど、そう微笑んで]
(231) 2014/10/08(Wed) 12時頃
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『獣人に害を与えるようなことをしないというのも』
[教授のその言葉に、少し眉根を寄せる。それも確かにあるけれど、それよりもまず教授が大事なのに、と。
花屋を見送ったところで小さくホッとため息をついて、教授の背中に身を寄せ、額をくっつける]
仲間が傷つけられるのも怖いけど、私のせいで、先生の立場が危うくなることの方が、嫌なのよ
[聞こえるか聞こえないかの声量で小さく呟くように告げれば、すぐに離れて登校の準備をし始めようと。]**
(232) 2014/10/08(Wed) 12時頃
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ー昼ー
ネクタイ? 良いけど...曲がっても知らないわよ
[準備をしていたところで、ネクタイの締め方はわかるかと呼びかけられる>>214。時折「パパ」の身支度を手伝ったこともあるからわかるけれどあまりうまくは無いからと、少しだけ告げておいて]
『「パパ」と縁を切ってくれと言ったら、君は嫌がるかな』
[ネクタイを結ぶ途中で聞こえた、そんな言葉。自分が無理矢理買わせたと思っていた男がそんなことを言うとは思っても見なくて、泣きたいほどの恋しさが溢れ出す]
(233) 2014/10/08(Wed) 12時半頃
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......切ったら、私は貴方の唯一になれるの?
[まるで言葉遊びのように尋ねながら、締め終わりそうなネクタイを緩め、シャツのボタンを一つだけ外して、見えた素肌に吸い付く。昨夜の薄い痕とは違い、まるで犬が噛み付くかのように衝動的に、見られてしまえばすぐにキスマークだとわかるように]
私の唯一は、先生だけよ これからずっと、離れていても心は貴方に寄り添ってる
[驚いた顔をするのなら、少しだけ意地悪にいたずらっぽく笑って見せて、ネクタイを丁寧に結び直そう。 そうして近くに置いていたチョーカーを手にとって、少しだけからかうような声で告げて見せよう]
首輪、先生の手でつけてみる?
(234) 2014/10/08(Wed) 12時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 12時半頃
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―昼過ぎ・カフェテラス―
[ザワザワと人の声がする。 その音を掻き分けるように耳を澄ます。
お昼時とあって、人が多い。 求める人も食事を摂りに立ち寄っているかと。 約束の相手と、求める人。 運が良ければその双方が見つかるかと。
ぐるり辺りを見回せば、約束相手の姿>>213 ひらひらと手を振って、最後にもう一度周囲に視線を巡らせる。 ――――求める相手の、深い色の髪は見当たらなかったけれど。
それでも、約束の相手に会えたことに安堵を覚え、近寄りつつ声をかける]
ジャニスさん。遅くなってごめんなさい。
[珈琲の苦い匂いと、ミルクティーの甘い香りにが漂っている気がした。]
(235) 2014/10/08(Wed) 12時半頃
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― 昼 ―
[先程、蚊の鳴くような声音で紡がれた言を思い出す>>232 そんなことを不安視して隠れてたのかと解し、 思わず笑ってしまったのだけれど。
聡い花屋の店員のこと。 吹聴しても得意客が減るだけなのだと分かっていそうなもの。 誰に彼に明かすつもりは毛頭無かった。 どちらかと謂えば愛犬が今までのようにのびのびと 過ごして欲しいという気持ちがあった。
理解ある者が知覚している分には、 憲兵に追い立てられる事が万が一あったとしても 匿うまでの好を与えてくれるかは解らないが、 彼はきっと、スザンナに逃げ道を設けてくれるのではと考えて]
(236) 2014/10/08(Wed) 12時半頃
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― 回想 シメオンくん宅 ―
[暑い、と。熱に浮かされ始める身体も、同じように熱を帯びて来ているのか――兎も角熱った彼の手のひら>>207も。誰にも触らせたことの無い肌に他者の体温を感じると、学生は僅少顔を歪め目蓋をきつく閉じはしたけれど、直ぐにゆうるり瞳を見せました。 スカートをズラしに来た足には腰が逃げてしまったけれど、擦れる布地には驚嘆とも取れる声を上げ。緊張で固くなった脳内をまた一つ焦らせました。]
――…っ、
[学生に降った声>>208には寸時訳が分からないと瞬きをした後に、脳内へ浸透した意味にぶわりと頬を紅潮させました。何を返して良いかも分からないそれに這わせていた舌>>195は動きを止めることだって。*]
(237) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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[軈て焦ったような自分を呼ぶ声と、持ち上げられた足>>208にはびくりと肩を震わせました。スカートが落ちて来る感覚が如何にも無ず痒く、然し抵抗する意味も見出せないと大人しく――否、ちらりと彼を横目に見ながら、ソファに身体を預け。再度シャツの中を弄る手には吐息を漏らし、内股を辿る手には思わず羞恥が上回り、腰に回していた手を外しその手頸を掴んでしまったけれど。恥ずかしくて堪らない、けれども触れて欲しいなんて焦ったさにゆうるり抑えて居た手を外したことでしょう。]
ぬ、脱ぐの…? …シャツだけで、良、…ぁ
[鼓動は煩く、ただ未だ残る真面な脳をを揺さ降ります。学生は自身に掛けられた、まるで余裕のないような声色には笑みを浮かべる間も無く、困惑に眉を寄せ視線を逸らしました。おずおずとシャツの釦に手掛けようとしたところで寄せられた唇に、口付けに。瞳に恍惚の色さえ浮かばせながら、学生もまた緩く啄み応えるのです。]
(238) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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〜…ごめ、ん…恥ずかしい、わ。…やっぱり、
[釦を外し、シャツを肩から下ろしたのなら。片方の細腕を伸ばし彼の目を塞ぎました。強がるように寸時笑みを見せたけれど、目を塞いだならそれも消え失せ。――見ないで。声は震え、然し僅に熱を帯びていたことでしょう。学生はひとつ空いた手でインナーを持ち上げると、肌寒さには思わず身震いを。そうして其れは持ち上げるだけに止まり、寧ろ、と彼のシャツにも手掛けました。]
私だけ脱ぐのは、…狡いから。
[目は塞いだまま、彼の唇へと自分のそれを合わせ。彼から抵抗が見られなければ肩のサスペンダーを落とし、シャツをズラし――動きのままに、彼の胸元へ指を伝わせ手の平を被せ、撫でるように胸を弄ったことでしょう。**]
(239) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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[>>233ネクタイを絞められている間、自信の乏しさを聞き 不格好なら急いで出たと言い訳するからと微笑んだ。 慣れた手つきの侍女の其れとは異なるが、 グレーのタイが結ばれてゆけば、小さく安堵の息をつき
問いかけに返ってきたのは切なく歪んだ様相と、 襟ぐりを寛げられて送り込まれた外気、 微かな涼しさを削ぐような薄皮への口付け。 吸われる皮膚に鬱血の華を咲いた頃合、微かに眉根を寄せ]
切っても切らなくとも、…俺の唯一は君だけだよ。 だから、どうしても他の男が恋しいというのなら 俺に君を留める手など無いのがね、
[心までは金で買う事は出来ないから、彼女の心に箍を付けられない 喩え首輪をつけたとしても、彼女の心は彼女だけのもの。 だから、その誓いが何より胸に充足の暖かさを与えてくれる]
――そうか、其れなら君と共に居ない時も安心できる。 ……、あのなぁ、
(240) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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どうかしていると、…自分でも想うよ。
君の心が変わらぬうちに、首輪に鎖を設けたいと 一瞬考えてしまった。
[それでは本当に犬ではないか、否、それ以下か。 彼女の尊厳を奪い、我欲に満ちたいと黎い考えが 浮かんだ事を明るみに出したのは、後ろめたさから来たもの
窓から注ぎ込む日光で、輝いて見える金髪に指を差し入れ 首輪をつけるかと問われるまま、チョーカーを受け取り、]
毎朝俺がこれを付けてやれたら素敵だと想うのだけどね。
[細い首周りに革のアクセサリーを巻いて、 金具で留めるその前に、唇を同じように寄せた。 甘い薫りに導かれるように、首筋を舌でなぞり 柔い皮膚の上から、強い接吻を。 そうして漸く、擦れる音と共に金具をぱちりと留め]
(241) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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困ったな。 学校に行くのが億劫になる、やれやれだ。
[そうもいかないと頭の中では判っているから。 離れなければならないと思考は急かすのだけれども
街に出れば手を繋いで歩く事も阻まれてしまう 立場違いの関係に、早く卒業してくれれば良いと どうにも為らない願いを一度だけ浮かせて]
スージー、
[頬を撫ぜ、形良くつんと尖った顎を指で引き寄せる。 出かけの口付けにしては触れるだけで留まらず、 唾液を含んだ舌は、彼女の唇の合間を軽くつつき]
(242) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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>>216>>217 錠 こんにちは。この間ぶりで。 …便利屋、やってますよ。本業に近い兼業…一般的に言えば此れが本業ですから。
[作業をする手を止めては柔らかく笑む。 屋敷守は一般的には違えども、自分にとっては本業の積りで。
くるりと此処にある本を見渡しては面白そうに目を細めて。]
えぇ。随分と。 其れでもこういう空間は落ち着いて好きですが。…此れだけ多ければ、手入れも大変でしょう。
[優しく本に触れては焼けぬよう、影に干していく。
手の空いて居そうな人に心当たりは、と聞かれれば暫し考えて。
数人、思い出す人は居たが。何か用事があっては迷惑に成るだろう。 そう結論を出して、答える。]
恐らく、居ないと。
(243) 2014/10/08(Wed) 13時半頃
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―昼過ぎ・カフェテラス―
[天使からの着信>>226に、ついと目を滑らせる。綴られる文字をぼんやり読み進めながら、返事をするか考えて。……けれど、どうせこの後会うのだと考えれば、それは不要だろうと端末を閉じた。
そうして、どれ程経ったろうか。声のした方>>235を向けば、その"白"に目を細める。申し訳無さそうな天使に小さく首を振りながら、対面の席を示してみせた]
いいえ、大丈夫。待ってないわ。 迷わずに来れたみたいで良かった。
[彼女が席についたなら、メニューを差し出して。 テーブルに置いたままだった紙袋を突付き、小さく礼の言葉を零しただろう。どうやらこれは、"天使からの贈り物"らしいから。
ちらり、と。彼女の背中に目を向ける。翼を背負った天使には、もしかしたら人目につくテラスは相応しくないだろうか]
何でも頼んでくれて良いわよ。奢ったげる。 ……それとも。場所、変える?
[行き先なんて考えてもいないくせに、そう提案してみせる。もし彼女が場所を変えたいというのなら、彼女の良い様に従っただろう。 それが不要だと断られたとしても、目立たない席に移動するくらいはしてみせただろうけど]
(244) 2014/10/08(Wed) 13時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 13時半頃
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―カフェ・ジャニスとの会話―
[小さく否定の形に振られる首。 そして、その唇から言葉>>244を聞けば、 良かった。と言うように目元を綻ばせる。
示された対面の席に着くと、 テーブルの上には見覚えのある袋。 漂っていた二種類の香りと、ヤニクからの通信>>220 にあった一文を思い起こし。]
ヤニクさんが、貴方に…お詫びをって 考えていたものなんです。
わたしは、自分の綺麗だと思うものを教えただけ。 だから、お礼は彼に。
[持ち主となるべき相手に、お詫びの品はたどり着けた。 そう考えれば、安堵感が胸を満たして にこりと口元が緩む。]
(245) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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― 少し前のこと・書殿にて ―
そうか、九条氏が亡き後はそれで生計を。
俺は便利屋って派遣か何かだと思ってたんだよ。 まさか君一人でやってるのか?
[>>243便利屋が動いているらしいという噂と、 番号が触れ回っていることしか仔細は解らない。 既に従僕から細かい部分は知らされているだろうから 手入れの遣り方や、何を何処の棚に移すかは告げず。]
別に、今日に限った手伝いではないのだがね。 見ての通り量も多いし。
そうか、其れは残念だな。 君くらいの年頃なら、友人の一人でも居そうなものだが。
(246) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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[どうしても静かな作業になってしまうことも考えれば 互いに指示を出し合い、合間に暇を潰せるほうが 作業効率も上がるように思えたのだけれども。
心当たりを連れて来てくれる方が探す手間も省けるが、 居ないというのならそれ以上伺うことはせずに。]
じゃあ、大學で声でもかけてみるとするかなぁ。 小遣い稼ぎには悪く無さそうだからね。
[実のところ、獣人であるスザンナに屋敷で寛がせる為に 事情を隠せると信を預けられない他人の足を 多く運ばせることは本意で無かったのだが、 それはそれで致し方無い。
扇子で首元を仰ぎ、ネクタイを揺らしながら。 仕事ぶりを暫く伺いながら、窓を開ける。 本ばかりのこの部屋は、やや蒸すのと換気の意味合いで]
(247) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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[そして彼が、自分の背の方に視線を移すのに気が付き、 一拍おいて加えられた申し出にこくりと頷く]
はい。邪魔にならない、人の少ないところ――
[どこがいいだろう。と数秒の間悩んだのち。]
―――私の家にいらっしゃいますか? そこならば、私も翼をのばせますし。 ジャニスさんもお話がしやすいかもしれません。
[話がしやすい。そう言い足したのは、彼の荷物を見て何処かへ行くのでは。と思ったから。
そして、何より自分自身が。求める人に逢えない不安で、油断をすれば泣いてしまいそうだと思ったから。それを、翼をのばしやすいという口実に乗せる。
そして移動する場所が決まったなら。]
あの……誰かを探している人って。ジャニスさんのことですか?
[一段押さえた声で問いかけた**]
(248) 2014/10/08(Wed) 14時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 14時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 14時半頃
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そうね。 ま、ありがたく頂いとくわ。
[確かに先程獣の青年も、"詫び"だと言ってこれを渡してきた。その事実は結構、屈辱的ではあるのだけれど。とはいえ、だからといってこれを突っ返すというのは、彼にも目の前の少女にも悪いだろう。 口元を緩ませる天使>>245に、此方からも柔い笑みを返し。そうして肯いた後の彼女の提案>>248には、少しだけ目を見開いただろう]
アナタの、お家。
[こんななりをしていても。こんな口調で話していても。……ジャニスはれっきとした男なのだけれど、目の前の天使にそれはきちんと伝わっているのだろうか。 もしかしたら、ジャニスなら何もしない……と。そう思われているのだろうか?]
(249) 2014/10/08(Wed) 15時半頃
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……く、随分とまあ。
[小さく、相手に気付かれない様に苦笑めいた息を零し、そうね。と肯いてみせる]
確かに、それなら誰の目にも触れないものね。 アナタのお家に、お呼ばれしましょうかしら。
[ジャニスは天使の提案に同調してみせる。そうして手早く会計を済ませれば、荷物を片手に彼女に案内でも頼んだだろうか。
押さえた声での問いかけには、片眉を上げて怪訝そうな表情を作ってみせる。……一体、誰に聞いたんだか。そんなの、分かりきっているけれど]
ええ、蜘蛛をね、探しているの。 アナタも会った事あるかしら。こんくらいの、おっきな蜘蛛。
[このくらい、と。そう言って、ジャニスは荷物を持たない方の手で自らの頭上に手を翳す。 獣人である彼女なら、もしかしたら"彼"の事も知っているかもしれない。そんな風に考えながら]
(250) 2014/10/08(Wed) 15時半頃
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――回想・自宅――
[ こちらを窺うような視線>>238 を感じながらも、強い抵抗は見せなければ、ソファに押し倒す。 その中にまた柔い力で入り込めば、腰から胸元へ緩く線をなぞる様に辿った。しかしやはり釦が締められていれば、もどかしさに眉を顰める。 ――内股の奥へ追うように掠らせた片手を掴まれれば、戸惑うそれには大人しく手を止めた。頭に血が昇る感覚を抑えつつ、けれど離されれば再度緩慢な所作で、今度は足先へと辿るように触れながら。*]
……見たいから。
[ 汚れるし、と緩い口付け混じりに息を落とす。“シャツだけで”と途切れたのには、脱ぐなら下も、と短く返した。太腿の内側へと滑らせていた手を僅かに持ち上げれば、スカートがやわに皺を作る。]
(251) 2014/10/08(Wed) 17時頃
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――、先輩。
[ シャツを肩から下ろしたところで、視界が塞がれる>>239のには動きを止めて。一瞬前見えた引き攣ったような笑みと、耳に届いた熱の篭った声には、芯から背筋へ欲が走った。
視覚が掌に奪われたまま、口元へ触れかかる湿った感触には体を震わせる。合わせたそこを何度か擦らせ、開いてはまた咥内へと舌を差し込んだ。暗い視界に確かめるように息を重ねては。 ――サスペンダーを下し、シャツを脱がした手が胸元へ撫ぜ這う感覚に、詰めた息を零す。]
――ッ…ずるい、って。…そっちこそ、
[ 弄る手には、嘆息じみた声色で小さく反駁する。鋭敏になった感覚へのそれに脳芯まで溶けかかるのを、唇を噛み締めて堪えた。
――やがて片手を塞ぐ手を取れば、ソファの端へ縫い止める様に手頸を押さえつける。もう片手でインナーの端を掴めば、ずりと上へ引き上げかけながら。]
(252) 2014/10/08(Wed) 17時頃
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見せて、先輩。
[ 全部、と。やや強引なそれを咎められても、思うまま顔を寄せては耳朶へと息を落とし込んだ。
――失望したりしないから、と以前の言葉を思い出し、声を重ねる。 間に割り入った体を、微かにその足の内側へ擦り付けるようにしながら、欲の篭った暗灰色を相手へと落とした。**]
(253) 2014/10/08(Wed) 17時頃
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[――変わらないな、と伏せた鳶色は思った。 緩んだ暗灰色>>205の闇は、ゆらり、ゆらりと揺蕩うように視界を満たし続ける。焼き付いた色に、胸と喉を詰まらせるのは、意地のような行為になりつつあった。
どこから意地だったのだろう。ふつりと湧いた疑問は、また少し瞼を強張らせ。それでも、曲線を描く唇には僅かな隙間を残した。 下る気配を耳が覚れば、僅かに顎を引く。引いたつもりの鹿角が、僅かに前へと出る事になってしまった事に気づいたのは、一寸後の事だった。]
――、 …………。
[虚を突かれたように、瞳は伏せたまま睫が跳ねる。 怖い理由は、明白だった。明白だったからこそ、口にする事が恐ろしく、こんな事になっているのにと、自分でも相手でもない何かへ思考が詰る。]
(…度胸が無いから)
[同じ意味か、否かは別として。もし、言葉を返すとしたら、そう。 迂回するような言葉で、思いを煙に巻く。
譲歩、なんて言える身でない事は分かっていても、それで零れ落とす物があるとしても――思えば思う程、熱が詰まり、目から落ちたが――核心の一枚外を、解として紡いだ。(>>204)]
(254) 2014/10/08(Wed) 17時半頃
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…… …… 分からない、 ――人。
[どうしたら信じられるのか。なんて、何一つ考えていなかった事を。それを今、突きつけられた>>206のだと。すうっと覚め行く頭は、自覚した。 見透かされている、と過ったのは錯覚だろうが。恐らく。
――同時に、出会って数日にも満たない相手に、何を求めているのだろうと。口端が温い息を溜めたまま、嘲笑う。]
――そう。 聖人とか。そういうのじゃない、 …普通の――ごめん。 …放っておくのが、不安な――――、
[どこまでその像が本物なのか――そんな捉え方しか出来なくなっていた自分を一言一言矯正しながら、曲げながら。 掴んでいた手首は、離した。暗灰色が届き、絡まり落ちる前に、両の目元を潰すように袖で拭う。
甘ったれ、と自責を浮かべれば、歪であれ、どうであれ口元は持ち上がる。 そういう所だけ上手くいく、と眉だけは僅かに顰めつつ、胸に冷たく刺さる空気を浅く吸って――、]
(255) 2014/10/08(Wed) 17時半頃
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――…ともだち …になりたい、 ……奴。
[拾われたキャスケットに片腕を伸ばし、鳶色を逃がし。聞かれたくないからと相反した気持ちで、自ずと尻すぼみになる声を肯定する。 …重ねに重ねた想定とは、別の意味で逃げたい、とも。
流石に、そこまで踏み込まれはしないだろうと、マフラーに鼻先を埋め。もやもやと、落胆とも諦めとも言えそうな色濃い息を、零す。]
(…――もう、どうにでもなれ)
[そう思えただけ、確かめようと試みた価値はあった。 一瞬先にどんな結末が来ようとも、それだけは言い聞かせ、認めてしまおうと。
――春を描いた便箋に、思いを馳せた。**]
(256) 2014/10/08(Wed) 17時半頃
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[首輪に鎖を設けたいとの言葉にすら胸がときめいてしまうのは、自分に被虐趣味でもあるのかと軽く笑って、それを話してくれる顔がどこか後ろめたさも含んでいることにはそっと背中に腕を回すことで大丈夫と告げて]
鎖で繋いで、全部奪われて、先生がずっとそばにいてくれるなら、安いものだわ 毎日首輪をつけて、散歩をして 先生が死んでしまったときも、一緒に連れて行ってくれるでしょう?
[酷く歪んだことを言っていると自覚はあっても、彼が消えていなくなるのなら生きている価値も無いと言い放ってしまえるくらいに、心を奪われているのだけれど]
怒るかもしれないけど、本当に、先生がいないと嫌だから ...先に逝くなら、
[連れて行ってと繰り返そうとしたところで、首輪の下につけられる花。触れられたところが熱をもって、体の芯を温める。 名前を呼ばれて唇を重ねて、割れ目を突つく舌に素直に従い。 抱きついてしばらく舌を味わいながら、息継ぎの途中で声を漏らす]
学校、いかなきゃ
[幸せに蕩けそうになりながらも、相手は教授だから行かないと、と理性を総動員させて]
(257) 2014/10/08(Wed) 17時半頃
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[自らの提案に目を見開くその様子>>249に、不思議そうな面持ちで、きょとんと相手の顔を見つめる。 警戒心が全くないと言えば嘘になるが。 獣である自分に対して、柔らかい口調で話そうとする。 相手の姿勢をそう受け止めれば、警戒する気持ちにならないのが事実で。]
貴方からは嫌な感じはしないのです。 こう見えても、カナリアは勘が良いですから。
[小さく洩らした息。 その音には気が付いていたが、深くは触れずに。 唇をゆっくりと笑みの形にして。]
はい。道案内しますね。 お菓子とかはあまりありませんが、果物なら。
[ありますよ。と笑いかけ、会計をする彼の後ろについて店を出る。 押さえた声で問いかけた言葉への返事には、一度小さくうなずいて。 人がいないところで。と、小さく返答をし]
(258) 2014/10/08(Wed) 18時頃
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―商店街→住宅街―
[自分よりは背の高い彼の姿を見失わないよう 若干小走りになりながら、商店街を通り抜ける。 その途中、一度だけ本屋の方を振り返り そこに変わらず人の気配がないことを確認して、 静かに目を閉じ、頭の中の靄を払うように首を振った。
そして、人通りのない住宅街に来れば 歩く速度を落として。]
蜘蛛さんでしたら。会ったことはないですが。 お話したことは―――あります。
[すう。と、息を大きく吸い、まっすぐに あいての口元をみつめる。足は止めずに。]
(259) 2014/10/08(Wed) 18時半頃
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―住宅街→自宅―
人間達にも掲示板のようなものがあると聞きました。 それと同じように、私達のような獣にも 会話をするところがあるのです。 そこに、蜘蛛とおっしゃっていた方がいたのです。
[こくり。息をのみ視線は彼の口からゆるりと瞳へ。 その色を見逃さないように。自分の瞳を見えるように。 隠した視線では何も語れないから。]
その方は、しばらく離席するといったきり きのうからいらしていません―――
[家についた――大きな樹と、薄い色の煉瓦 がらんとした二階建ての家が二人を迎える。]
つきました。誰もいませんので安心してください。
[扉に手をかけ開くと、手を招いた。]
(260) 2014/10/08(Wed) 18時半頃
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