5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 04時頃
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[豹の騎士を抱えて、烏の宝番がもどってくると、蝙蝠もそれに同行してスタッカートの町へ向かう。 運ぶのを手伝いたい気持ちはあったのだが、蝙蝠は飛ぶために両手を使う。故にそれはできなかった。]
─道中→スタッカートの町─
[着いた街では武具を身につけた人をよく見かける。その人たちはどことなくぴりぴりとしたそんな空気を身にまとっている。 蝙蝠は少し町の人を怖がって、急いで宿へと駆け込んだ。]
(211) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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─夕方・宿のピッパの部屋─
[駆け込んだ宿で、烏から豹の騎士の看病を頼まれて]
ピッパさんどうしたんだろう……?
[事情を知らぬ蝙蝠は首をかしげながら、豹の騎士の額に手を当てる。少し熱っぽいようなそうでもない様な。 とりあえずは、手拭を借りてきて、それ冷たい水でぬらし、絞って額へと置いた。 手拭がぬるくなると、それを同じように繰り変えし、看病を続けた。]
(212) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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─夜・宿のピッパの部屋─
[豹の騎士が目覚めるまでか、眠りの時間を迎えるまで、蝙蝠は看病のためにその部屋に。]
お水、置いておきますね。
[その時を迎えれば、水差しとコップ、それから元気になるようにと持っていたレモンを一つ置いて、部屋から立ち去った。]
(213) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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─深夜・スタッカートの町の宿の部屋─
[蝙蝠は部屋のベッドに寝そべっているが、今日も落ち着かず眠れない。 昨日と同じように、窓の外を眺めるが、昨日よりも北の町のここでは夜はさらに厳しい寒さ。さすがに外で蝙蝠を呼んで寝ることは難しいだろう。]
……っ
[蝙蝠は痛めたままの足を引きずり部屋の隅へ行く。 そこまでいくと、蝙蝠の耳には隣の部屋の<<会計士 ディーン>>の寝息が聞こえてきた。]
[かすかに人が近くにいる気配を感じ取った蝙蝠は、安心してそのまま眠りについた。 それが自分の運命に相手を巻き込む行動であるとは、蝙蝠は知らない**]
(214) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 04時半頃
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