204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[転んだ拍子に腰を打ったけれど、大丈夫だと頷く。>>156
じんと掌が痛みを訴えても、優先させるは愛し子たちの安否。]
ニコラ、ニコラ……
[居間の外から鳥の鳴き声。 毛布を被るトレイルの、丸まった背を撫でるしかなかった。]
[赤くなった指]
(170) 2014/11/19(Wed) 22時頃
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……いったた……
[階段は半ばより下、しりもちをついた形で >>168 ラルフの言葉に、非常に恥ずかしそうに苦笑して]
あぁ、うん、いって、らっしゃい。
(171) 2014/11/19(Wed) 22時頃
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ベネットは、ラルフに、気をつけて、と声をかけて。
2014/11/19(Wed) 22時頃
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大丈夫?
[階段を滑った様子には、さすがにあわてて。 しりもちをついたフランシス>>171を、足を止めて見上げた。
階段を下りている途中だったから。 フランシスと近ければ巻き込まれていたかも知れず。
痛みはそれほどではない様子に心配そうな視線を向けたまま]
……フランシスも、気をつけて。
[ひとつ頷いて、玄関へと向かう]
(172) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[段々と起きてくる人たちの声で、音が増えていく。 先っぽから、付け根まで。 浅く焼けた指の皮膚を眺めていれば、慌てた声が響いた>>159]
ノックス、大丈夫だよ。ノックス。
[平坦な声で言うけども、多分聞こえてないだろう。 悲鳴みたいな声を出してラルフの名前を呼ぶ彼を、少し困った顔で見て。 片手に宝石箱を握ったまんま、おとなしく手首を掴まれておく。
>>164ぼうっと辺りを見ていたら、大きな声がさらに響いて。 きぃんって耳がした、後。 >>166となりのトレイルがとうとう心を閉ざした]
……ユニーク。
[朝からみんなにぎやかだ]
(173) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[毛布をかぶって耳を抑えたのに 床から>>169振動が伝わる。
いい加減にしてくれ。
ぼろぼろと生理的な涙をこぼしながら 丸まった背を震わせている。
撫でる手が、なければ 恐らくプツリと理性の糸を切っていたことだろう。 煮えた鍋の中身 ふんわりと漂う香りは毛布の外]
(174) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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ーーーーーありがと
[案じてくれている 言葉に 微かはにかんで ルーツは相変わらず猛ってるが
そうなんだ と思いながら ラルフを見送り フランシスに向きなおろうとして
フランシスが降ってきた]
…………!!
[ルーツが飛び上がる 目の前少し上で フランシスは尻餅をついていて ルーツを頭に着地させながら 彼は フランシスに手を差し出す]
(175) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[こんな時でも腹はすくのか。 そう思ったトレイルの傍で
>>173ニコラの感想が、閉じた耳の間から くぐもって聞こえた]
(176) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[涙目は ルーツのせいだけど そう言う表情は…………はっと短く息を吐く]
……大人って どうしたら なれるんだろう……
(*35) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[頷き>>157に、間違っていないと安心して息を吐く。
上で見かけた時とは違い、下ろされた髪と眼帯のない顔。 柔らかな笑みを浮かべる顔に、僅か警戒心が緩んだ。]
うん、ありがと。
……あのさ。
[バーナバスが言うには、この小屋にいる皆が同族らしい。 ということは、彼もまたそうなのだろう。 それを確認しようと声を掛けたが、確認したところでどうしようというのか。]
(177) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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何食ったらそんななるんだ? ……やっぱなんでもない。
[誤魔化そうとして口から出た言葉は、間の抜けたもの。 頭を振って、出て行くドナルド>>158を見送った。]
(178) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[はにかむフィリップ>>175に笑みを返し。
フランシスを助け起こそうとしているのが見えたから、フィリップに任せて玄関を開ける。
だいぶ、雪の重みであけにくくなった扉を開ければ。 冷たい雪が吹き込んできて]
わぷ……っ
[一気に押し寄せる冷気にぞくりと震える。 外に出るまでもなく、かなりの雪が玄関の外に積もっている。 雪よけも一応あっただろうけれど、あまり意味はなしていないようで。
手を伸ばして、器に雪を詰め込んだ。 あっというまに、指先が冷たく、赤くなる]
(179) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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―3F・個室― [扉を叩く音と、昔馴染みの声に目を覚ます。>>86 既に起きていたプリシラが、表現し難い表情で声のする方を見つめていた。>>117 今起きたと告げれば、出直すと言われ>>87声は遠ざかる。]
分かった。後でな。
[眠気混じりに扉の向こうへと答えた。]
(180) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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……わからない、ね……
大人になって、フィリップと会いたかった……
(*36) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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―1F/2Fの階段少し下―
……だいじょうぶ。
[ラルフに答えながらも流石に恥ずかしい。>>172 ついた手を軽くすりむいた程度だ。 気をつけるよ、と頷いて。 フィリップも驚かせてしまったようだ>>175]
……ごめん。
[申し訳なさそうに謂って、差し出された手を取る。 ラルフにとっての友人なのだろう、と そう、思って。]
(181) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[プリシラの内心には気がつかないまま、彼が風呂へ行くと言えば>>117少し表情を歪める。]
あんまり長居はすんなよ。
[昨日だって、ほんの少しの間だから、と。そう思って離れたのがそもそもの間違いだった。 二度目はごめんだ。]
(182) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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うん…… うん……
[鍋の蓋如きが、ニコラを怪我させて。 あぁ、きっと自分の頬は冷たいのではなかろうか。
唇を寄せて――はっと我にかえり、頬にくっつけてみた。 慌て過ぎて、行動もおかしい。]
……あぁ、駄目だ。困った。
ユニーク? ……ぷ、ははっ
[ニコラの言い方が、選んだ言葉がツボに入り、笑い出す。余計な力が抜けて、少しだけ冷静になれた。]
(183) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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大人になってから 会ったら どうなってたかな……
[たられば のお話 きっと ラルフも どうしようもないことと じんわりとした 実感と諦めを 覚えたのだろう
ゆっくりと 少ない時間 心地よい話題で満たす]
(*37) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[プリシラとすれ違うその時>>177 向けられた礼の言葉に笑みを深くする。 ひとと話すのは楽しい。 こうしたささやかな会話でも嬉しいと思う。 前置きの後、暫し間があく。 何かと思い待っていれば思わぬ問いかけ>>178に瞬いた。]
好き嫌いなく出されたものは全部平らげる。 なんて、な。
[何でもないと言われたけれどそんな応えを向けて別れ]
(184) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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わかんない、けれど……
……でも、フィリップが大事だと思うのは、 変わらないと思う……
[あとどれくらい一緒にいられるか。 それを考えないように、ゆっくりと言葉を紡ぐ]
(*38) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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ー 一階と二階をつなぐ階段 ー [引いた手は そこまで重くない 綺麗な緑の目と保護者に比べ華奢な体 狩猟で鍛えた腕は 軽く引き起こす]
…………ルーツの せい?
[落っこちてきたタイミング 申し訳なさそうに フランシスを見て]
どこで 話そう……?
(185) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[笑っているのは、ノックスだ。 毛布の中から、頭を出した
ニコラをみて ノックスをみた]
(186) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[衣服を置いた場所まで行き タオルで髪と身体につく水気を拭き取る。 遠く鳥の声が聞こえた気がして首を傾げた。]
――…相変わらず。
[元気、というべきか、騒がしい、と称するべきか。 苦笑を漏らして着替えを纏う。 眼帯とアミュレット、耳飾りを身につけるが 髪を整える為のものを忘れて 未だ湿り気を帯びる髪は無造作に下したまま タオルと汚れた衣服を持って階段へと向かう。]
(187) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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― 一階/玄関 ―
[器に、雪を山盛りに詰めて。 その冷たさで指先が痛む。
外の吹雪はいまだ収まる様子を見せず、吹き付ける雪で髪が白くなり]
――まだ、当分無理そう……
[どこか、安堵のにじむ声で呟く。 吹雪のそら、厚い雲に覆われているのを見上げ。
器を床においてから扉を閉める]
(188) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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ーーーそっか……嬉しいな 俺も…………そうだと思う
[ゆっくりと 残りわずかな 春の日差しを それが 限られたものと知っているから じんわりと味わう
凍えそうになった時 思い出せるように]
(*39) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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―→2F居間― [扉を開けて階段を下りる。 小さく、鼻を聞かせて。昨日にはなかった匂いを嗅ぐ。 昔よく嗅いだ血の匂い。
目を凝らせば、木目とは異なる赤茶けた染みが薄く残っていた。>>87
隠蔽のお粗末さは明らかに手慣れていない。 要するに、大多数には予想外の何かが起こっている。
そんなことを考えているうちに、階下から賑やかどころではない声と音とが聞こえて、思わず顔をしかめた。]
(189) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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……ラルフもすぐに戻るだろうから、 そうしたらご飯を食べて上に上がろう?
[蓑虫のような姿。 全てを拒絶する様。
優しく、やさしく撫でて、 心を落ち着かせる。
トレイル。君には僕の手が必要なんだよと、諭すかのように。]
おや、亀の子みたいだよ。
[にこと笑って額を合わせた。ニコラとトレイルと。 大丈夫、笑えている。]
(190) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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―1F/2Fの階段少し下― ……ちょっと、大きい音は、苦手で……。
[鳥の話題に触れないように、言葉を選ぶ>>185]
わ、……、…力、強いんだなぁ……
[野生の獣めいているのは行動だけではないらしい。]
3階が使えれば一番、よかったんだろうけれど。 聞かれたく、ないよな?……1階……?あぁ、でも、待って
[血のにおいのこと、伝えなければ――と、階下を見る>>187]
――ドナルド!
(191) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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[トレイルの繭がふるふる震えている。 その下にある弟の姿を透かして見ようとしてみたが、やっぱり修行が足りない。 撫でられている毛布の塊を眺めていれば、慌ててるノックスに手を引き寄せられて>>183]
うん?
[唇に一旦寄せられて。その後、頬にくっつけられた。 冷えた頬に熱を持った指をつけて、よしよしと撫でておく。
いつも通り過保護な兄は、いつもより少し混乱している。 やっぱり、あれかなあって。昨日のことのせいかなあって。 思うけど、仕方ないよねって気分。 なにかおかしなことがあったのだろうか。ノックスは急に笑い出して。けど、あわてるのが止まったのはよかった。
ちょっと前のトレイルみたいに、ディーンみたいに。 笑うノックスの前、いつもみたいに一緒に笑うことはしない]
……大丈夫?
[>>186トレイルが出てきたのを見て、首を傾いだ]
(192) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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うん…… そうなら、嬉しいね……
[ほわりと暖かい。
ずっと、この暖かさだけを感じていられたらいいのに]
(*40) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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― 二階へ ―
[扉を閉めたあと、二階へと戻る。
ドナルドを呼ぶフランシスの声が聞こえたけれど。
上で待っているだろうから、いまはフランシスたちがいるのとは違う階段を使って]
あ、おはよう。
[朝とはいっても、日が昇ってからそれなりに時間はたっている。
そんな挨拶を、バーナバスに向けながら、居間へと入り]
お待たせ。
[亀のようなトレイルとか、なにか笑ってるノックスとか。 それを見ているニコラといった少しふしぎな様子に瞳を瞬かせながら、 雪の入った器を差し出した]
(193) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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