3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 用務室 ―
武器なぁ……―――
[セシルは腕そのものが武器になりそうだとは、思っていても言わない。腕を気にしている様子が、シャツの袖で分かる。ふと、そこで思い出す。鞄の中には、本来はディーン用のシャツが入っていた。適当に取ったのでサイズはどうだったか。とりあえず鞄から出して見ようと。1→S、2→M、3→L、4→LL、5→女物、6→振りなおし、{3}。]
おぉ。じゃあ、遠慮なく。
[カプ麺があるとしると、遠慮なく一つ取った。{3}。]
(100) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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[そして、武器になりそうなもの…と思いつつ、セシルを見て……]
ああ、お前は不要っぽいか。
[ぽっつり呟いた。]
(*60) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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[ピッパに絡み付いてくる植物は細く柔らかい。 早く気づけば手で引きちぎれた物だったかもしれないが 何本も何本も絡み付いてくねくねと肌の上を這いずり回られ]
あっ…あぁ
[いつの間にか頬が染まり、力がぬけていってしまうのを感じていた。]
(101) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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問題児 ドナルドは、奏者 セシルにL寸だとどうかね?とシャツを投げ渡して、シーットヌードルを手に取った。
2010/03/04(Thu) 11時半頃
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――……、
……――そうだな。
[眼は合わさずに、伏せたまま謂った。 わかっている、とばかり。 声には翳りがあったが]
(*61) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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[ちらっとセシルの様子を見て…]
ドナ、飲ませてやれよ。
[にやにや**]
(102) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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奏者 セシルは、問題児 ドナルドが投げてよこしたシャツを受け取る。少し大きめだった。
2010/03/04(Thu) 11時半頃
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いや、役にたつ。 頼りにしてるぞ。
[グロリアがいればちらっと見遣って。]
(*62) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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……、 ……シザーハンズみたいだ……
[ぼやきだった。]
(*63) 2010/03/04(Thu) 11時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 11時半頃
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[シザーハンズ。]
かっこいいじゃないか。
[けれど 同時に どこか切なくも感じる。]
(*64) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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散髪してくれ。
(*65) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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おまえ
なに 謂って
[飲ませるって何だと見た]
…かっこよくない…。 …――散髪?
……やったこと、ないぞ
(*66) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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湯のみが嫌ならマウストゥーマウスでも
散髪代浮くと思ったんだがな。
(*67) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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― 用務員室 ―
―――……げほっ
[>>102 バーナバスの言葉に、盛大にシーットヌードルを噴出した。 以前なら、しれっと流してきたことが出来ない辺り、末期。 普通に茶碗を支えるという発想にならないのも、末期。
視線を泳がすと、ディーンが横たわっているのが見えるか。 ラルフを生暖かい眼で見守ったのが、遠い昔のようだ。]
―――……飲まそう、か?
[思い起こすのは、左眼が視たラルフの最期の顔。 だからか、ボソリとそんなことを言ってみた。 いや、茶碗を支えるという意味で、だが。]
(103) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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―用務員室―
嗚呼、……どうも
[慎重にサイズを確認して、 ああ 今は、大きめのほうが有り難いと思う。 さて、着替は外のほうが良いかと腰を浮かせかけたところで]
…は
[バーナバスのにやにや顔を ――おまえ 何 謂ってるんだ というような表情で見た。]
(104) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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余計だめだろ…!!!
[ツッコミだった。]
……、… 刃物のようなものだし
鋏とは違うだろう
……お前の節約のネタにするんじゃない
(*68) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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問題児 ドナルドは、転がってるディーンが死んでるとは、未だ知らない。
2010/03/04(Thu) 12時頃
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……好き合ってるならいいんじゃないの?
[何かそんな会話が聞こえた気がして居た。]
そう言えばおっさんの髪、長かったよなあ。 失敗したら剃っちゃえばいいんじゃない。
[非常に他人事でした。]
(*69) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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−3年B組− [教室内を見渡す、掛けられそうな物はやはりカーテン以外に見当たらなかった。 取りに移動して――何か柔らかい物を踏んだ。足を避けてみると、何かの若芽のような。 けれど、見た事もない植物で。踏んだ場所以外のそれは、うねうねと、していた。]
ぅは、何だこれ…… きもい。
[寝ている彼を振り返る。 どうやら動こうとするものに反応するのか、無事な様子で。 息を吐くと、カーテンを取り外す。 彼に とは言え埃だらけなので足元の方だが それを掛ける。]
…… 。
[ジェレミーに、とも思ったが 自分も喉奥が乾いている。用務室でコップを借りて水を込んでこようと。 教室から廊下へと――*末小吉*]
(105) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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[寝ている、無事な姿。]
『襲われちゃえばいいのに。』
[闇は、つまらない、と、息を吐いた。]
(*70) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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だ、だから。 ……、うるさい。
うるさい。うるさい……
[恥ずかしくてしにそうだ。った。]
――……、軽く謂うな ……怖いんだ、だって
(*71) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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―木周辺―
―……あ、ええ。行きましょうか。
[一瞬、背に気をとられていた。>>70声を掛けられれば、 >>76 二人に少し遅れてセシルの後についていく]
[去り際、空をふり返った。
背に在るそれに嗅覚があったなら、 花の残り香をも感じていただろうか。
ただ視えていたのは、 今は砕けてきらきらと零れゆく涙のような――]
……あお ?
[呟き、足を動かした。 新たに蠢く気配、動かぬはずのものが動くのはすでに慣れてしまったのか、そう危険を感じなかった。]
(106) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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理事長の孫 グロリアは、いろいろ踏んづけたりしながら用務員室へ*吉*
2010/03/04(Thu) 12時頃
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悪かったよ。
[怖い その単語に。は、とする。]
シザーハンズは器用に使えてたから さ それくらい 使いこなせてると思ったんだ。
(*72) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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― 用務員室 ― …――、 …、――
[ドナルドが噴き出した。 だから、動揺が。動揺を、呼ぶわけで。 泳いだ視線の先は濃紺の]
…、噴くな !
[八つ当たりだった。――末期。 申し出に散々狼狽えて視線を泳がせて]
ぇ、あ、え…… …、…、――着替えてくる。
[――ずれた返答。 この際倉庫でも良いと廊下へ、出た――*小凶*]
(107) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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飼育委員 フィリップは、慎重に階段を下りる。[15]*小凶*
2010/03/04(Thu) 12時頃
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[ こちらへ おいで ]
(クスクス)
[ あそぼ ]
[ あそぼ ]
(@6) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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ん?
なんか足元変な感触?気のせいか。
(*73) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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足元 ちゅう い。
[絡めとられた。]
(*74) 2010/03/04(Thu) 12時頃
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[腕に絡みつくのは、蔦の形をしたものだった。 それを眺め、振り払う。
実体のない腕では振り払えず、絡みついたまま。
ようやく立ち上がって、ピアノの前に立った]
もう、弾くことは出来ないでしょうね。 でも、それで良かったのでしょう。
今の、私の中は――。
[蓋を持ち上げることも出来ない。 集中すれば、まだ]
弾いてどうするのでしょうか。 あの時の音を、出せるわけでもないのに。
(108) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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−南棟 1F− [一段一段、慎重に、階段を下り切る。 用務室はすぐどこだ、と、ふ、と息を吐いて一歩踏み出す。 その足にするりと 触手のような、植物が巻きついてきた。]
ぅわ?!
[片足を取られて、その場に引き止められる。 バランスを崩して、がく、とその場に崩れた。]
え、ちょ…… っ ッ ッ !!!!
[するすると、這うように巻きついて来るそれは 服の下、爪先から太腿へと辿る。]
(109) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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[聞こえる声。それはケイトのもの。
雑音もなにも聞こえない耳に、笑い声が響く。 天井を見上げて、そしてまた宙を見た。
今どこで何が起きているのか。 それにはもう興味が失せていた。 生きることが煩わしく、あの時手を取ってしまえば良かったのではないかと、思う。
殆ど、侵蝕してしまった身体と心。 それを動かすのは、鬼を連れて行く意志のため]
ああ、鞄は、どこに置き忘れてきたのでしょう。 あれにはまだ。
[あの写真が]
(110) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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―南棟1F廊下―
ぅぁッ!!?
[つんのめって、前に転ぶ。 シャツは抱えたまま。 腕をついて体を起こし、捻り返り見る。 さっき引きちぎられたはずの蔦が、うねって 足首に絡み付いていた。]
な……んだこいつ…!
[そのとき。階段の方でも声がした。]
え、ぁ、ぃあ、…やっ!
[気をとられていると這い上がる。身を捩って手を伸ばす。蔦は、鋭利な刃物に裂かれたように切れた。]
(111) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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― →南棟1F廊下 ―
[狼狽えようが自分の比ではなかったので、着替えてくるというセシルに声をかけようとした時。セシルに植物が絡みつくのが見えた。]
セシルっ……―――
[別にお姫様扱いする気はない。 何かあったら連絡しろと、声をかける気だけだったのだが。 絡みつく様子が見えれば放っておくことなど。 ―――……*末小吉*]
(112) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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−北棟渡り廊下→− >>59 [目的地が決まれば、さぁ、行こう!と言わんばかりに手を差し延べて。 部活の思い出話に花が咲けば、笑みが零れる。]
…え?髪?
[オスカーの指摘に、空いた手で髪を一房つまんでみる。 補習室で従兄も同じ指摘を受けた時よりも、 明らかに伸びていて、今は背中が隠れるくらい。 ざわり、と嫌な予感がしたが、] …成長期、かな? [あえて茶化してみたが、禁句だったろうか?]
(113) 2010/03/04(Thu) 12時半頃
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