64 色取月の神隠し
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/16(Fri) 01時頃
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神社かい? 己には心当たりはないが、雷門さん以外の誰かなぁ……。
[明之進の問いに答えかけて、 芙蓉の不安げな様子に、志乃に異変が起きたことを知る**]
(*33) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/16(Fri) 01時頃
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せやなぁ… 奴延鳥さんや芙蓉さんもそう言ってくれるんやったら大丈夫やろか?
お、お手付…… そない言われるとなんか恥ずかしぅなってきますんよぅ?
そうやねぇ。話さんといやいや連れて行くんは、うちを貰ってくれんでも悲しいしねぇ。
お裾分け言うて…沙耶が決めることやからなぁ。 でも別嬪さんですやろ? うちが男衆やったら放っておかん思いますんよぅ?
(*34) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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>>*31 んー? どないしたん? 神社で誰かに逢うたん? 危ないことしたらあかんよぅ?
ちゃんとおしろい食べて 元気にしとかなあかんよず?
(*35) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/16(Fri) 01時頃
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>>135 ううん、それは巫女さんらしい、考え方だなあって。 決め付けるのは、よくない、か…そうですねえ。 ゆりさんにかかったら、誰でもいい人、いい妖になってしまいそう。
[ふふふ、と笑って、だんだん、安心するような心持ちになっていく そんなに心配することでもないのかもしれない]
>>141 あ…えっと あのっ これは、ええっと、おかあちゃんの。 かた形見で…
[どもってしまった]
(143) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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>>*32 んー? 大丈夫やよぅ? 逢魔時の力があるおかげでなぁ…
心配せんでも、うちの足でそっち行くからね。
[全然大丈夫そうでもない声だったけれど、元気そうに気を送りかえしてみた]
(*36) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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“夢 …… もし あんまり夢見が悪いことがあったら 枕の向きを変えてみて”
[迷信めいた話を真剣な眼差しで告げる。>>125 視線を伏せる仕草には、くすりと音無く笑んで]
“お祭りは、”
………
“たぶん、切欠 をくれるんだよ。 あとはちょっとした勇気、じゃないかなって思った”
[身体が弱いと聞いていた沙耶が、大変な石段を登った理由は知る由もないけれど。 それがなければ、こうして話をする機会も無かっただろうから。]
(144) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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[芙蓉の不安げな囁きを聞いて]
志乃、ぐあいわるいの? おなか 減った?
[そう志乃に問いかけて]
神社はね、なにかいるけど たまことゆりしかいなかったんだ ふしぎだねぇ
だいじょうぶ きのうにげきったから もう捕まらないよ 元気だから。
(*37) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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[構わない、という、微妙な音色。>>131 了承、にも聞こえたそれにほんの少しの違和感を抱きもするが、間違い無いという意味だと思い直せば、その名の下に線を引いて。]
………?
[続く言葉を聞いて、初めて男の歩き方を意識する。 足を引く姿を見詰める、娘の表情は静かなもの]
“なら 遠慮しません”
[芙蓉の薬のことは知らぬから、痛くはないのかと目で問うてみもするが。 大丈夫だと判れば、頷いてさらりと土を除ける。]
(145) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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[手妻師の小屋に、沙耶の顔を知る者がいて、座る席を作ってくれた]
へえ、綺麗だねえ……
[色とりどりの紙の蝶、舞飛ぶ様に目を惹かれ。 あやかしの男が呟くのへは、こそりと頷く>>142]
ねえ、さや、手妻ってのは……さや?
[うとうとと微睡む娘を、隣に座って支えるが]
…………?
[ふと何事かに気づいた様子で、沙耶の体をそうっと藤之助の方へ]
ごめんよ、あたし、ちょいと志乃の様子を見てくるよ。 ……大丈夫、戻ってくるから。
[早口に言い置いて、小屋を*出た*]
(146) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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うん、一平太といた。
明之進。
[自分を指して自己紹介をして]
ゆりは巫女さんなんだね。 あやかしたべるの?
[遠い昔聞いた巫女さんの知識、いつのまにか『巫女は悪いあやかしをたべる』なんて、ねじれて覚えている。]
(147) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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大丈夫、には聞こえないねえ。
[ため息まじり、といった囁きを返し>>*36]
あたしがそっちに行くよ。 今、どの辺だい?
(*38) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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[祭りの手妻は彼らの眼鏡に適ったかどうか。 三人の視線が手妻師へと向いたなら、胸元で軽く手を振ってその場を離れた。]
[頑として自らの前に立っていた娘が離れて安堵したか、 自信に満ちた手妻師の声を背に聞いて、なんとも言えぬ表情。]
(148) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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>>*37 んーん大丈夫やよ? お腹は…少し減ったかもしれへんなぁ。 センセのとこで少しだけ戴いたけどなぁ。
ほら、はしたない女や 思われとぅなかったしなぁ。
たまこちゃんとゆりちゃんが居て、 他にだれかいたかもしれへんいうことやろか?
[流石によく意味がわからなくて頭をひねる]
なんやどちらかに雷門さんのご加護とかあるんやもしれへんね。それで他にも見えたとかやろか? 巫女さん言うくらいやからゆりさんやろか?
(*39) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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巫女らしい、ですか。あ、ありがとうございます…!
[>>143いつも失敗を怒られてばかりでそんなことを言われたことはなかったから、嬉しさと照れくささにはにかみながら微笑む。]
ふふふ、良い人だと信じたいだけ、なのかもしれません。
[くすくすとたまこと笑いあう。簪について慌てるたまこを見れば、照れているのかなと思い違いをして微笑む。]
まあ、お母様の…。 ふふ、本当にお似合いです。お祭ですし、特別なものを身に着けるのって、素敵ですよね。
(149) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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>>*38 え、ええわよぅ… そない気ぃ使ってもろうたら悪いやん
[と、最初はもじもじしていたが……]
秋月さんお屋敷から三本目の角を曲がって少し行ったところの一本杉あたりにおるんよ。
[最後にはか細い声でそう応えた]
(*40) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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ま、気配を探ればみつかるかね。 無茶はしないでおくれよ。
[志乃へと呼びかけてから、明之進へ]
志乃はあたしが迎えに行くから、大丈夫。 神社の方も気になるけどねえ。
(*41) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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ん? 白粉なら、昨日仕入れたから持ってるけど……食べるって?誰が?
(*42) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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え、あ、あやかしを、ですか?
そんな、食べませんよ。ふふふ、どこかの言い伝えでしょうか?
[>>147 明之進の言葉にびっくりした後、くすくすと笑った]
(150) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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─ 街道 ─
センセどないしたいんやろなぁ…… せやけど、半妖やったんなら、 標さえ見せてあげれたら、お一人でも行けるんやろか?
はぁ……お天道様今日も元気やね 少しその元気分けて欲しいとこやわ
[木陰に蹲るようにしながら大きな大きなため息をひとつ漏らす]**
(151) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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はぁい
[白粉、と聞いて声を上げた。]
(*43) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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わかったよ、ありがと。 あきづきさんのおやしきってのは……うん、誰か人間に聞こう。
[志乃の居場所を聞いて頷き>>*40]
ああ、気を遣うって言うかね、あたしもさやに、あんたのこと半端に喋っちまったからさ。 あんたを連れてきて、ちゃんと話してもらった方が助かるもんでさ。
[少し気まずそうに答えた]
(*44) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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あら…。
[神社の境内を歩けば、どこかで見た顔がちらりと。]
>>147明之進、くんかなあれ…。
[足音は意識はしていないが小さく、徐々に近づいていく。]
(152) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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そうだね、食べるとすりゃ、あんたしかいないか。 旨そうにゃ見えないけどねえ……
[はぁい、と答えた明之進に苦笑して>>*43]
ま、あやかしもいろいろさ。 あとであたしんとこへ来りゃ、分けてあげられるよ。
(*45) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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無茶なんかしてへんよぅ? 芙蓉さんも急がんでええからね。 ゆっくりしてってよ。
はよぅ連れて行きたいお友達探すんが大事やからねぇ。 明君もやよぅ。元の姿で捕まらんようにねぇ。
一平太さんとは仲良うしてますのん? 他にええお友達できましたん?
[自分の身を案じてくれる仲間を余所に、その仲間の心配をする箏の音が暫くの間響いていた]**
(*46) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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>>*44 うぅん? 沙耶と仲良ぅなったん? ええ子やろ? 右も左もわからんうちを 最初に町案内してくれたんよぅ?
お月見にも連れて行ってくれたんよ。
うちのこと話してくれたんやね。 芙蓉さん優しいお狐さんやなぁ。 おおきにな。
(*47) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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>>150 あ、はい…えええ、似合って、ますか? わたし、こんな着物に、おかしいって思って…つけたことなかったんです。 不思議なことっていうのは…この簪のことで。
[思い切って話してしまおうか、と思ったそのとき]
>>139
[こどものような物言いで無邪気に呟く明之進に、目を見張る]
明ちゃん、いまなんて… 雷門さんて、ここの神様のことだよね?
(153) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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あとで白粉 貰いにいくね
[ちょっと嬉しそうに囁いて]
志乃も無茶したら駄目だよ 箏の糸切れちゃう
一平太は仲良しだよ。 ちかくにいるかなあ……今日まだ見てないんだ。
(*48) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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そうなの? 食べないんだ。
[あやかしは食べない、と聞く>>150と、ホッとしたようにいって] [目を見張って問いかけられる>>153と]
うん、雷門さんはここにいるよ、いつもは。 でも今はいないんだ。迷子かなあ。
(154) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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『ああ、もう、人ってのはまどろっこしい生き物だねえ』
[たまこの髪から簪がひらひらと飛んだかと思うと ぽん、と、消えて人型に成り、三人の前に立つ]
『さっきから聞いてりゃあ、なんだい、いい妖とか悪い妖とか あたしたちはねえ、人とは違うんだよ いいもわるいも、あんたたちが決めることじゃあ、ないねえ』
『それから、そこにおわしますのは、我が同胞かえ ここの神様の気配を感じ取れるなんて、人ではなかりましょう?』
[昨晩と同じ、派手な黒いお引き摺りを肩から下げて、 丁寧な言葉と裏腹になぜか手を腰に当てて明之進を見下ろすのだ たまこはおろおろとゆりと明之進を交互に見た 近づいてくる一平太には、未だ気づいていない]
(155) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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―街道―
[神社で人を捕まえて、「秋月さんのお屋敷」の場所を教わってから、そちらへ向かう。 志乃の気配を辿るにしても、あまり遠くからでは効率が悪いのだ]
ああ……いたいた。 無茶するんじゃないよう、志乃。
[街道をしばらく歩いていくと、背の高い一本杉が見えた。 濃い影の落ちる根元に、目指す相手が座り込んでいる]
「じんえもん」は……もし行きたいと思うなら、あんたに会いに来るのかい? ――いや、もう、道は……
[すいと目を細め、屋敷の方角を見遣る]
道は、繋がっているようだねえ。
[隠世の里へ誘う道、今は半妖の目にも*見えるだろう*]
(156) 2011/09/16(Fri) 01時半頃
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