199 Halloween † rose
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[通りを見ているようで見ていない。物思いで意識が完全にとんでる時に、]
わっ!
[ブーツに感じた衝撃に、一瞬で現実へ引き戻された。足が崩れて、咄嗟に紙袋をかばう。
状況をつかみきれぬままポカンと上を見上げると]
……シーシャ、
[どこかホッとしたような、気の抜けた声が出た。 額をさする様子にようやく諸々を把握すると、紙袋を持ったまま立ち上がり]
しっつれいねー、お腹ならアンタの方が心配した方がいいんじゃないの?
[返す言葉もイマイチ歯切れが悪い。 大丈夫?と問いかけて、彼の額に手を伸ばす。手は冷たい体質だから、少しは冷やせるだろうかと]
(@26) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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シーシャからの情報か。 悪魔が言うなら、地獄にでもあるんじゃないかい?
[もちろん冗談のつもりで。 新情報の共有を約束としてふたりの間で結び、 微笑むニコラエに、同じように微かな笑みを向ける。]
これ以上続いたら、 この街から離れるのが辛くなるよ。
[すでに、少し離れ難いと思ってしまっている。 浅く肩を竦ませる仕草を残して、 グレッグはニコラエに「また」と声をかけて 店を後にした。*]
(127) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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そういえば、蜥蜴グミどこで貰ったのか、グレッグに聞き損ねちゃったなー。
[昨日、一昨日に比べ、かなり効率よくお菓子を貰えはしているけれど、まだあのグミには出会えていない。]
グレッグ、また会えるかなぁ。 今日もまだおれのこと覚えててくれてるかなぁ。
[またあのグミ食べたいなぁと思いつつ。 でも多分、恋しいのはグミじゃない気はしている。]
(128) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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[――グレッグを見送った後、街を離れる事への 寂寥の一言が、頭に残っていた。]
―――私も……。 私も、離れるのが、………
[誰も居ない店内だからこそ、なのか。 響く声は小さいけれど、物哀しさは殺せない。
カウンターの上に突っ伏し、眼瞼を伏せる。 空腹だから空虚なのか 他の何かが要因なのか、判断がつかぬまま。]
(129) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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お店はお願いしてるから大丈夫ヨ。 ワタシより、可愛い女の子がお店した方が皆喜ぶ。 だからワタシ、お菓子配る係りネ。 食べるカ?美味しいヨ。
[胡麻の焼き菓子を差し出す。]
是。ワタシ、お祭り三回目ネ。 ジェレミーとは、一回目で会たヨ。
どうしたネ。頭痛いカ?
[そういえば、当たり前のように話しかけてしまったが、彼が繰り返しに気付いていなければ、おかしなことを言った人になっていた。 しまったと思うが、彼もまた繰り返しに気付いているようで。 頭を抑える様子に首を傾げる>>123。]
(130) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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テメェはオレが悪魔だと思ってじゃねぇのかよ。 悪魔の腹が壊れるのは天使だとかそういうモン喰った時くらいだろ
[>>@26多分。 食べて問題のないものを大量に口にしたところで具合が悪くなりようがない。 様子が妙にも見える相手に、重ねて問おうとした言葉も、ついでに ――相手を案じる仕草などそういう演技でもなければあまりしもしないが――仕草も、先を越された]
だぁから、オレは頑丈に出来てるっつってんだろうが!!
何半分魂抜けたみてぇなツラしてたんだ、まだ魔物と契約とかしてるように見えねぇぞ?
[伸びてきた手は好きにさせるまま、その下の眉を潜めた。]
(131) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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ふうん。人間じゃないならもっとしっかり覚えてると 思ったけど違うんだな。
[人外にも影響は様々らしいが、言葉から彼もこの原因に 関わるものではないと判り、警戒心は薄らいだ。 だがまばらなのは今回の記憶だけでなく、人間界の常識も の様で>>124]
そう言うもの。 多分さっきの姿でちびっ子に近付いたら大騒ぎじゃすまない。 下手したら警察とかに撃たれるよ。
(132) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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―大通り―
[預かり物のアンブレラスタンドの箱を両腕に抱え、 通りの隅を緩やかな速度で駆けている。 誰かにぶつかりでもしたら…と懸念しての慎重さより、 ある程度の速度を重視したグレッグ宅配便。
「まいどどうも。Happy Halloween!」 元気よく感じよく気さくに、というのは、 海沿いの街でしている日頃の配達の際の信条であった。 だいたいの古い時計には持ち主の思い出が詰まっている。 一度は壊れたそれを直し届ける瞬間には、充足感がある。
真新しく美しいアンブレラスタンドを喜んで 菓子をたくさんくれた老婆の顔を見て。
そんな仕事のやり甲斐を思い出してみたりしながら 無事にお使いは果たされた。*]
(133) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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[>>117安心しろ。たとえ本一冊分でも楽しく読んでやる。 なんせ、自分の時間はほぼ無限にあるのだから。 何やら慌てて見える男に、また要望を付けたして。その後も結局8項目ほど増えただろう。
ヒト相手に無茶な薬は作らない。 …が、モンスター用含む裏メニューは、どうだったか。 そう言う薬は、大抵売った後の責任は持たない。
ついてこないと言う眼帯>>118に、そうかと短く返す顔は普段通り。特に残念がる様子もなかっただろう。 じゃあ、夕方。日の落ち始める頃に。 そう約束を返し、教師とは別れた。]
(@27) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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…――ああそうだ、 珍しい奴にはあまり深入りするな。 この街のハロウィンは少し、…変わってる。
[それはループとは違う、魔の入り混じるこの日付。 リーよりも強い死者の香に僅かな忠告を落として、干乾びて道端で発見されても責任は持てんと。 珍しくない、良く知った奴にも注意しろよとまでは、言えないのだが。
軽い付けたしをして、返事はどうでもいいとばかりにさっさと人混みの中へ、消えた。*]
(@28) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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[熊ではないから、大人たちは棒などで追い払おうとするだろうし、 気が動転した母親が警察に通報する可能性だってある。]
ハロウィンを楽しみたいならニコラエとか 人間と一緒じゃなかったら犬の姿は止めといた方が良いよ。 せめて犬のコスプレの格好かな。 [頭を上げてと言われて素直に上げた瞳に映る人物は、 転ずる様子を見ていなければ信じられない程人型で。 ニコラエ同様、整った顔しているなと遠慮なく見つめた。]
(134) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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…この街を離れたらこのループってなくなるのかな。
[ふと。何とはなしに思ったことを誰に聞かせるでなく、魔物にしか聞こえぬ声で]
(*19) 2014/10/25(Sat) 01時頃
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>>130
三回目……。
[可愛い女の子が店番、というところに普段なら、反応を示すが、 胡麻団子を素直に受け取りながら、 三回目、に反応を強く示した。]
そうか。 というか、露蝶は人間、だよな?
[シーシャやニコラならまだしも、 人間である露蝶が気づいていることにはまた、驚く。
どうも今日は驚きが多い。]
いや、頭が痛い、というか…。 この繰り返しがだな……。
[人間でこの事態に冷静な露蝶の肝は据わっているのだろう、と思った。]
(135) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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とりあえず、この状態はよくない。 露蝶も気をつけてくれ。
[そして、二日前とか違う意味で真剣に露蝶を見ると、頭を下げた。]
うん、すまない。 なんとかする。
[魔女をますます見つけなければ、と考え込んだ。**]
(136) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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帰れるなら帰りてぇが、オレは帰れなかったぜ。
[>>*19ほかの街に、という意味ならば試していないので分からないが 悪魔が自分の住処に帰れないのなら恐らくはでられないのでは、という含みも持たせて。]
(*20) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 01時半頃
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―街中→薬屋へ―
[眼帯の男と別れた後は、約束通り薬の調合に取り掛かるだろう。 頭の中で成分を組み立てて、作業の工程を再生する。 慣れた作業だ。だがヒト用となると、僅か分量の調整をし直した方がいいだろう。 後はドナルドの体格に合わせて――…
若干上の空の自分の後を誰かが付けていようが、気付かぬまま。
薬屋の扉にはOPENの看板。 カウンターの奥で調合作業をしているが、来客があれば答えるつもり。]
(@29) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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[猫の万華鏡、覗き穴の中にはきらきらとした世界。
大通りから裏路に続く路地。 表の菓子屋の裏口に続く階段に座り込んで、 万華鏡を覗きこんでいる。]
―…これ、ミーの目みたいだ。
[光を透かし複雑な模様を描く涼やかな金色。
見つめながら “明日”が来たらこの街を離れる事になるのだと、 先にニコラエに言った自らの一言の重みに 少し複雑な面持ちを浮かべている。
ちくりと胸を刺した寂寥は何なのか。 よくは解らないが、ただただ少し、寂しく感じる。]
(137) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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― →街へ ―
……そうだ。
[少し血を吸えたし、茶屋へ行ってみようかと。 彼もまたパーティに出席していたし、 昨日は朝向かうと言ったが、結局は足を運べなかった。 行ってみたいという気持ち半分、 外を歩けば、彼にまた会えるのではという思い半分。
ふらふらとした足取りではあるが、 何とか立ち上がると、 コートを取り、フードを被って店を出る。
サングラスはしたが、マスクを忘れてしまっていた。]
(138) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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悪魔の体って便利ね。 でも悪魔とかどうとかの前に、アタシにとってシーシャはシーシャだから。 勝手に気にかかっちゃうのよ。
[触れた額は少し熱を持っているよう。でもこの人ならざる体は、これくらいの打撲はすぐ治ってしまうのだろう]
……ちょっとね、ややこしいことになったのよ。 このループに巻き込まれたひとりが、この世界から少しズレた領域に入り込んでしまったみたい。生きたまま存在が消えて、幽霊になったみたいに。
……ループを起こしてる力の流れに、取り込まれたのかもしれない。
(@30) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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[人混みを避けて石畳の上を歩いていたが、 歩を進めるほどに、足取りは重くなってゆく。
息が切れる。鼓動が早くなる。 本当に老体そのものだと苦笑いしたくなる気持ちで。]
あ。
[視界がぐらりと歪んだ時に、膝から力が抜けた。 転がるのは、造作もなく。 陽光も穏やかになって来た頃合だというのに、日差しが辛い
砂が口に入ったので、咄嗟に吐き出すが、 起き上がろうとする気力が無かった。]
(139) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 01時半頃
ジェレミーは、ニコラスが、苦しげなこと、知らず。
2014/10/25(Sat) 01時半頃
ジェレミーは、リーは、もう屋敷には来ないのかな。とは少し
2014/10/25(Sat) 01時半頃
グレッグは、ニコラス…俺はおつかい遣り遂げました!と心の中で。
2014/10/25(Sat) 01時半頃
ジェレミーは、グレッグや、ほかにもループに巻き込まれている人間がいること、知らない。**
2014/10/25(Sat) 01時半頃
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また今夜もパーティーあるよな。 パーティー行ったら会えるかな。
[ハロウィンが繰り返しているのだから、きっと今夜もパーティーはある。 けれど、グレッグは自分達と同じように、ループの外にいるようで]
……3度目だし、もう飽きて、来ないかな……。
[クッキーを囓り歩きながら、耳がしょんぼりしてしまった。]
ハロウィン、楽しいけど……
[飽きないうちに、元に戻ってくれないかな。 そう呟こうとして、もうひとつ思い当たって、足が止まる。]
(140) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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…………。 ハロウィン終わったら、あいつ、帰っちゃうのかな……。
[グレッグはこの街の住人ではないから。 祭りが終われば、いなくなってしまうような気がした。 食べかけのクッキーが、何だか急に、味をなくしてしまった気がして、食べかけのままでバケツの中に放り戻した。
大通は、お菓子をねだる子ども達と、お菓子を配る大人達、そしてショーの歓声に満ちている。 たしか、あっちのワゴンに行けば、蝙蝠キャンディーが貰えたはずだが、そちらに足を向けることはなく、少し項垂れたまま、とぼとぼと路地へ入っていった。]
(141) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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へぇ。 オレはオレ、ねぇ。
[>>@30中々便利そうな言い回しだ。 感心したように頷きひとつ、頭の中の人間語辞書に書き込んでおくことにして、ひんやりと感じる手を外して返した。 吸血鬼の指先のつめたさ思い出し比較するとやはり華月斎は人なのだと思う、が]
……それが、テメェには見えると。 特異体質ってやつか?
――さっき、このループを止めたければ自分を殺せー、っつってる陰気な狼男になら会ったぜ。 殺しに行くか?
[幽霊と同位置に存在が移行した存在が見えると言う。 それも気にはなりつつ、勿論本気を込めないまま、軽口の重さで。]
(142) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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んー大体は覚えてるけど曖昧。 全部ちゃんと覚えている、魔もいるかも知れないけどそこは人それぞれって感じ。
[話すうちに警戒心の解けてきた様子のかれ>>132の様子に、少しほっとして犬の時とは打って変わった穏やかな顔を更に和ませる。 人と交わるのは好きなのだ、犬の姿でも、人間の姿でも。 とは言えそう頻繁にでてくるわけではないから、常識には疎くなってしまうのだが]
そっかぁ、めんどくさいねぇ、人間。 これからは気を付けるねぇ。撃たれたら痛いもの、死なないけど。
[おそらく目の前の彼よりずっと長く生きいた今までで、人の武器で傷つけられた経験がゼロではないので。 そこは素直に頷いておいてそれからぽん、と手を叩き]
僕はね、ミケ。妖精犬なんだよ。 名前を聞いてもいい?
(143) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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昨日……二回目のお祭りは、ボーナスタイムて華月斎が言てたから、ワタシも楽しんだネ。 ショー見てなかたから、丁度良かたヨ。 華月斎とシーシャのショー、とてもとても素晴らしかたネ。 今まで見た手品の中で、一番ヨ。
[あの感動とドキドキを思い出し、ジェレミー>>135へと語る。]
是。というか、人間以外に何があるネ。 今日は仮装してないヨ。これ、普段着ヨ。
[服装からそう思われたのかと、首を傾げた。 不思議なことが起きているとはいえ、それが人以外の者の仕業とは気付くどころか、思ってもいない。]
(144) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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難しいこと考えると頭痛くなるの、よくあることヨ。
[心配げにその顔を覗き込めば、真剣な顔で見られてしまう>>136。]
何で謝るカ? ジェレミー、何か知てるね。 何とかするの、ワタシ手伝えるカ?
[考え込む様子に、もう一つ菓子を差し出す。]
美味しいモノ食べたら、何か浮かぶヨ。 ワタシのお菓子、美味しいヨ。
[ちゃんと食べろを促すように、微笑みながらその顔を見つめた。**]
(145) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 02時頃
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―路地―
[眼差しは、相変わらず猫の内部に注いだまま。
忙しく菓子を焼く店の煩さを背後の扉の向こうに感じ、 大通りの賑いをどこか遠くに感じ、 冷ややかな硝子の温度を撫でる。
無性に柔らかな毛並みに触れたくなるのは 指先の冷たさと秋の肌寒さのせいか、 にわかに自覚した侘びしさのせいか。]
(146) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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ふーん……って、え? [記憶にも差があるのかと意外な所で感心していたが、 不意に聞こえた不穏な単語>>143に目を丸くした。]
今の言い方だと……他にも魔物いるみたいだけど。 覚えてる連中の中に魔物混ざってんの?
[いてもおかしくは無いと思っていたが、 実際にいると知るのではまた心構えが違う。 昨日逢った人物の顔を思い出してみたが、目の前の 犬やニコラエと同様、害意を感じた事は無く。 知ったとしても変わらず接しようと密かに決めた。
さっきの寂しそうな犬の様子を見てしまったから。 一方的に驚いたり怖がったりするのは悪い気がしたから。]
(147) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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人間は自分達が敵わないモノや、得体の知れないモノは 大体警戒するし、怖がるからな。 気を付けるのに越したことは無い。 死なないかもしれないけど、怪我したらニコラエ悲しむだろ。 あんたが痛い思いをするのも嫌だし。
[痛むのは身体か心か。どちらであっても目の前の犬には 傷付いて欲しくは無い。 人間は結構偏見に満ちた生き物なのだから、と忠告した後]
妖精……幽霊とか悪魔とか分類が判んねえけど。 よろしくなミケ。 俺はリー。
[名前を知れば更に親近感が沸いて来る。]
(148) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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ニコラエと一緒に、ばれない様にハロウィン楽しめよ。
[そう言って、食べるかどうかは判らないがポケットから 取り出した飴をミケに渡した。 繰り返す前、ジェレミーから貰った飴の1つがまだあったのだ。]
(149) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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