199 Halloween † rose
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[ジェレミー、という名前を出す時の露蝶の声は、親しげな、そしてどこか淋しげな響きをしていた。 俯いてしまった彼に、少し身を屈めて顔を覗き込み]
自分だけ、なんて水臭いわよねぇ?
[目を細めて、微笑んで]
そりゃその人が鍵になってんだかなんだか知らないけどさ、 勝手に抱え込むんじゃないってのよ。
[自分を殺せとシーシャを呼び出したのも、その彼なりのSOSだったのではないだろうか。人を頼るという形にまでは持っていけなかったようだけど]
もう実際巻き込まれてるんだし、他人事じゃないんだから……、
相談くらい、してほしいわよね?
[今度は自分が、露蝶の頭に手を置いて。撫でながら、大丈夫よ、と伝えるように微笑んだ**]
(@37) 2014/10/27(Mon) 04時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 04時半頃
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―街―
[トロトロと歩みは遅く、考え事も相まっていつもより上の空。>>@33 しかし名を呼ばれればきちんと反応は出来て]
――あ?
[半透けの姿にため息を一つつくと、そんな事は別にいいと返して周囲を見回す。 街の真ん中で独り言はまずいなと。
手に提げた瓶を抱え直して、何かあるなら店でと提案を投げた。 どの道、自分も店に帰らなくてはいけない。**]
(@38) 2014/10/27(Mon) 20時頃
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[謎は点のまま、繋がりを見つけられない。 クシャミとシーシャの間に仮定の線は引いてみたが、 クシャミ自身からの控えめな否定に打ち消される。
考え事の間の似合わない険しい表情は、 露蝶の言葉を聞いてはっと失せた。>>92]
……ミー、泣くのかい?
それは良くないな。 いいよ。大事な秘密は、秘密のままで。
[良くない涙は目を焼いて腫らしてしまう。 どうせ泣くなら笑い転がって零す涙の方が良い。 露蝶に言われたからというわけでもないが、 クシャミの頭に手を置いて、イイコイイコ。
笑って言ってはみたものの。 晴れきらない笑みは、どこか頼りなかった。]
(100) 2014/10/27(Mon) 20時半頃
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[それから暫くは、露蝶が場を離れたのにも気付かず、 店先でクシャミを撫でていた。]
―……ん。 鐘を見つけたら、一番に鳴らそうな! ぐずぐずしてるとハロウィンが終わっちまう。
[短い間とはいえ立ち話で邪魔をした詫びもかねて 店で菓子を二つ買って、クシャミの手を取り歩き出す。
気掛かりな事は一先ず頭の奥にしまって まだ行ったことの無い場所を選んで祭を楽しもう。 街に慣れているクシャミが行きたい所があるなら、 そこへ着いて行くつもりだ。
終わりが見えているわけじゃないからこそ、 いつ、突然終わってしまうか解らないこの非日常。 “幽霊モドキ”になると、互いの姿を見失うかもしれない。
だから、今は一緒に行きたい。何処へでも。]
(101) 2014/10/27(Mon) 20時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 20時半頃
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[イイコイイコと華月斎の頭を撫でる。 彼の髪は自分の髪と同じ色でも手触りが違う気がした。]
アケノシンも食べられるなら良かたよ。 ワタシのお菓子、華月斎に預けて良いカ?
……大丈夫ネ。アケノシンも幽霊ごこ飽きたら、また見えるようになるヨ。
[幽霊モドキでもお菓子を食べられるのならと、華月斎に菓子を渡そうとして。 ぽつりと呟かれた本音>>@36に、楽天的な言葉を返す。 見えないからこそ、そんな言葉しか言えないのだけれど。]
(102) 2014/10/27(Mon) 20時半頃
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[ジェレミーの名に俯いたまま頷けば、覗き込んできた華月斎>>@37と目が合った。]
水臭いけど、仕方ないネ。 でもジェレミー、お友だちいぱいいるよ。 お手伝いしてるかもしれないネ。
ワタシお手伝いできないの、仕方ないヨ。
[言ってから薬屋のことを思い出す。 なんだか上手く笑えない。
手が伸びてきた気配に顔を上げれば、今度は此方が頭を撫でられた。]
華月斎は優しいネ。 ワタシ、華月斎と仲良くなれて嬉しいヨ。
[撫でる手から安心させようとしてくれているのが伝わる気がして、今度は自然に笑えた。]
(103) 2014/10/27(Mon) 20時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 20時半頃
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[そういえば、ニコラから返事がない。 少し、不思議に思いながらも、ともかく、預かったものはみーみーに渡さなくては。]
みーみー。 ニコラから預かり物してる。
うちにいるから。
[sて、みーみーはどこにいるのだろう?]
(*10) 2014/10/27(Mon) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 21時頃
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― 魔女の屋敷 ―
[その後のキリシマとリーのやりとりは、静観。 キリシマの言葉の一つ一つに、やや眉を寄せるが、 それを諫められる立場でも性格でもない。
薬の調合が終えて帰る背中を見つめつつ、 様々な瓶に詰められた薬を一つ手にとった。]
ありがとさん。
[去っていく足取りがやや重いように見えたのは気のせいか。]
(104) 2014/10/27(Mon) 21時頃
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− 魔女の家 −
[昨日まではキリシマとの会話は何でも楽しかった気がするのに。 どんな事を話したか思い出せない。
ただ、今言葉を交わす度、何かに期待し、何かに落胆している。
それの意味も判らぬまま、キリシマの話>>@30を聞いた。]
客が少しで良いって、欲が無いよな。
[客商売なのにと、笑っているつもりだけど。 キリシマにはちゃんと笑えて見えただろうか。]
判ったよ。 チビ達は連れて行かないよ。
[大勢の意味が違うかもしれない。 それでも俺は俺の都合の良い様に解釈する。]
なぁ、キリシマ……。
(105) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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……ガキ扱い…すんなよ……。
[呼び掛けて、何を言おうとしたのか。 沈黙が怖くて口を開いたと同時に、キリシマの手が頭に置かれて>>@31、 それ以上何も言えなくなっていた。
ただ撫でられた髪を押さえ、何とか]
……ばぁか。
[それだけを背中に掛けるのが精一杯だった。]
(106) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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…別に、大抵いつも暇してる。
[とはいう物の先まではそれなりに忙しかったし、現在進行形で頭の中も忙しいのだが。 気を使われるのはやや気持ち悪く、適当に接してくれる位が丁度いい。
歩みは止めず、向かうのは薬屋の方面。菓子を強請る子供を無視して、ポツリポツリと二言三言の独り言。 偶に隣の空白に目を向けるものの、そこには何もありはしない。]
…頭痛の種なんて、今更。 それに、お前のせいじゃないだろ。
[遠くから聞こえた悲鳴…と言うか叫び声と言うか。 僅か反応をしたものの、まさか高貴な同胞がそんな声を上げるとは思いもせず]
どうせ、なんか派手な出し物でもやってんだろ。 毎年よくある。
[それが己らにしか聞こえぬ声とは気付かなかった。]
(@39) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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リー。 無理はしなくていいよ。 でも、隠し部屋、みつかると助かる。
たぶん、そいつを消さないと、 あいつを……としたとしても、 根本の術が消えないかもしれないからな。
[魔女の家、必死に探し出すリーの気負いがやや、無理しているような気がして。 心配そうに声をかける。]
あと自由に出入りしていいから。
[自身は薬をもって、でかけるつもり。*]
(107) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 21時半頃
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─ 露蝶の店 ─
……へ、ぇぅ……?
[露蝶>>92に、泣きそうだと指摘され、慌てて目元をぐしぐし擦る。]
泣かない、泣いてないぞおれ!
[>>100泣いてない、泣いてないと言い張りたいところだが、多分ちょっと、涙は滲んでいた。 それでも、なんとか我慢したというのに]
…………う。
[頭を撫でられ、また、涙が零れそうになった。 グレッグに嘘はつきたくない、隠し事もしたくない。 けれど容易に話せることでもない。]
必ずさ、あとで、教えるから……。
[泣きそうになるのを堪えながら、そう約束するのが今は精一杯。]
(108) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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ん、別に無理してない。 お菓子貰ってないから悪戯してるようなもんだしな。
[ジェレミーは何も言わずに俺達のやり取りを聞いていた。 気を遣われているのかも知れないが、今は逆に苛立ってしまう。 八当たりだと自覚はあっても、口を開くとぶっきらぼうな 物言いしか出来なくて。]
隠し部屋か、これだけ探してその術?の何か見つからないから。 本当にどっかに隠れてるんだろうな。 狼なら鼻が利いたりしないの?
[こう言う時の犬?では無いかと思ったが、 何処かに出掛けるようなら止めるつもりは無く。]
(109) 2014/10/27(Mon) 21時半頃
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応援は頼んでも大丈夫なのか?
[思い付くのはジェレミーの正体も知っていて、 確定人外のニコラエ位だが。]
もしかしたら何か探し方のヒントとか教えてくれるかも。 ちょっとニコラエに聞いて来る。
[言うが早いか、魔女の家を飛び出してニコラエの姿を 探して商店街へと駆け出した。]
(110) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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[露蝶がいつの間にかいなくなっていたことに気付いたのは、グレッグに手を取られてから>>101だった。 いつの間に……と、ちょっと申し訳なさそうに、店内を見回して]
……あ、なー。 露蝶帰ってきたら、ごめんなって、それと、ありがとーって。 クシャミが言ってたって。
[店番の娘に、そんな頼み事をした。]
(111) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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よし、それじゃー行こう! ハロウィン終わる前に鐘見つけて、鳴らして、そしたら絶対に約束しような!
[そしていざ店から離れて走り出せば、グレッグの手を引っ張る勢いで駆ける。]
西の方に、夕陽が綺麗な桟橋があるんだ。 あっ、そういえば廃教会なんかもあったけど、あそこ、鐘はなかったよなー……? それからさー……
[いつも気ままに訪れているため、頭の中にある地図はかなりメチャクチャ。 けれど、記憶にある楽しい場所を思い出しては、それをグレッグに伝えた。]
(112) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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ええ、お預かりするわ。……日付が変わらないうちに渡せるよう頑張らなきゃね。
[>>102 明之進へのお菓子を受け取った後、そんなことを言って笑う。
零してしまった弱音にかけられる、励ますような言葉。数拍分瞬きした後、小さく笑みを零す]
そうよね、幽霊ごっこしてるより、みんなと遊ぶ方が楽しいはずだものね。
[そうやって言葉にすれば、不安が薄らぐような気がした]
(@40) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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[>>103 露蝶が浮かべるぎこちない笑み。これは重症だ。すでに何かあった後なのかもしれない。 なでなでなでと、物思いに耽りつつ頭を撫で続け]
……アタシもよ。露蝶さんが笑って「大丈夫」って言ってくれるとホッとするの。
[ようやく晴れた露蝶の表情。この笑みに何度励まされたか]
でもね、それってきっとアタシだけじゃないわ。 露蝶さんの「大丈夫」に力を貰える人、きっといるわ。 ……それと、
[微笑んでいたのが一転、露蝶の頬をむにっと摘み]
露蝶さんは、もうちょっと「自分がどうしたいか」で動いてもいいと思うわよ。
[むにむに、頬の感触を楽しんでからようやく手を離し、にっこりと微笑んだ]
(@41) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/27(Mon) 22時頃
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>>109>>110 [リーは苛立っているようで、こちらには非常にぶっきらぼうだった。それにもやや、眉を寄せるが、こういう扱いを受けるのは、今にはじまったことではない。
基本的には嫌われ者である。]
狼だからな、鼻は利かすよ。今からな。 まぁ、迷惑かけてすまないと思っているよ。
[そして、応援は頼んでいいのか?には、肩をすくめて
お好きに。 でも、別に嫌なら何もしなくていい。 お前がやらなくちゃならないことじゃないしな。
[ただ、ニコラにきいてくる、には、彼の声がまったくしないことに、やや考え込み。でも、次には諦めたように。また肩をすくめる。]
とりあえず、おまえもハロウィン楽しめよ。 あのキリシマの様子じゃ、ハロウィンが終われば
(113) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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どこにいっちゃうか。わかんねぇぞ。
[それは大事な助言だと思う。 でも、余計なことかもしれない。
ただ、きいていただろう。 キリシマはさみしいといったんだ。
それはリーも、もちろん、きいていただろうから。]
(114) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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ジェレミーは、リーよりは結局あとに屋敷を出ることになる。
2014/10/27(Mon) 22時頃
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― 魔女の屋敷から見下ろせる丘へ ―
[そして、屋敷から出てくる影は、金色。 その身体は人の高さは持たず、だが、その四肢には鋭い牙が隠れている。 完全に大型の獣となった動物は、金色の眼を光らせ、グルルルルと呻くと、次には街の一旦端、その見下ろせる丘まで。
そこで、街を見下ろして寝そべり、その街に漂う時間の術の濃さを、魔物の眼で追いかける。]
(115) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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―街中―
[人の往来や広場の滞留を縫って駆ける街中。 はぐれないように固く繋いだ手はそのまま、 前を行くクシャミの揺れる黒髪と尻尾を追う。
クシャミから聞く場所はどれもこれもが知らない場所で、 そのどれもに「へぇ!」と楽しげな声を返した。]
ミーは、何処が一番好きなんだい? この街で一番好きな場所。 ……ミーの一番が、見たいな。
[指を絡ませ強く握る手を揺すり、 鐘探しはどうしたんだってツッコミ必至なリクエスト。]
(116) 2014/10/27(Mon) 22時頃
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― 表通り ―
[ナタリア婆の店へ訪れてから物思いに耽りながら歩き、適当な店に入った。 テラス席でまた考え込み、気付けば夕暮れ。 ブランデーのオーダーを重ねるごと、眉間に寄った皺も深くなる。]
魂を賭けた約束……?
[自身の正体こそはぐらかした老婆だが、鐘の存在については呆気ない程あっさりと認めた。]
(117) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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[昔、大事な誰かと大事な約束をした。 丁度その時期にできたばかりだったあの時計塔の鐘を作った誰か。
完成の日、本来は鳴らない時間に鐘を鳴らし、二人は一つの約束をした。 遠く旅に出るその誰かが帰ってきたら、また二人でこの鐘の音を聴き、今度は二人で旅に出ようと――
しかしその誰かは未だ帰らず、ナタリアは裏切りだったと知るより前に鐘を隠したらしい。
けれどナタリアはまだ待っているのではないか? その問には結局いつもの微笑みしか返らなかった。
『魂を賭けてでもしたいような約束があるなら鐘を戻してあげるよ』 という一言を添えて。]
(118) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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………俺、お前の事、嫌いつったか?
[はて。そんな事言っただろうか。 悪魔や人狼にはボロ糞に暴言を吐いていた覚えがあるものの、この男に向けて言った覚えは無く、 ああでも、悪趣味とは言ったか。
口元に手を当てて思考を巡らせるも、どうにも心当たりがない。忘れているだけだろうか。 参ったな。こんな最近の事を忘れるなんて。]
…行くなら、一人で行けよ。
[ガキのお守は勘弁して欲しいと、 やはり子供とは言えない年齢の青年を子供使いし、騒がしい所は苦手だと顔をしかめたか。]
…――そうか。 いや、増えてないなら良かった。
(@42) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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こっちも、もう直片付きそうだ。 原因になった奴の目星もついたし、後はそいつを探してとっちめるだけだとよ。
[そのとっちめメンツに加わって居ないのは、あの屋敷に長居したくなかったからなのだが。 まあそれはさておき]
ループが終わったら、きっと戻れる。 良かったな。
[隣の、空白に向かって薄く笑って。 お仲間が見つからなかった。と、昨日の元気は何処へと言った様子にクエスチョンマークを浮かべている。]
(@43) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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……っても何か胡散くせぇんだよなぁ……
[約束が叶わなかったならむしろ縁起が悪いシロモノでしかない。 そんなものの噂が未だに残っているだろうか。
それに、ナタリアの微笑みは悪戯を目論む愉しげな子供の表情に近く、いまいち開いているのか閉じているのか判らない瞳も輝いている ように思えた 昨夜ともに”肝試し”をした華月斎のように。
悶々としたまま、また一杯盃を重ねた]
(119) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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(上手に隠れてやがる。 でも、わかっているだろうな。)
[魔女は人に紛れて、 人と人との笑い声の間、移り変わるように移動する。
そう、やっかいなのは、何も知らずループしている人間たちだ。 魔女を仕留めようと思っても、 魔女は彼らを盾にするだろう。
そう、楽しんでいる。 catch me if you can を。]
(120) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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─ 街中 ─
[「Trick or Treat」の声が響く街中を、まずは西へ、夕陽の見える桟橋へ向けて。 右へ左へと揺れる尻尾は、楽しげに風を切る。]
んー、おれの好きなところか? おれは、街が見渡せる高い場所が好きなんだ。
一番好きなのは、そうだなー……
[走りながら考える。 街外れにある樅の木のてっぺん、街一番のお屋敷の屋根、広場の時計台の上。 どこも、お気に入りの場所。 考えるのに夢中になって、鐘のことは、頭から抜け落ちてしまった。]
(121) 2014/10/27(Mon) 22時半頃
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