153 unblest blood
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[正直、不器用、とサイラスのことを評する様>>121には、彼への親しみが滲んでいるようにさえ思えた。 それはこの時の苦い顔からも感じられたことで――。 同意からの溜息を零しながら、けれど上手く伝えられる言葉はないままだった。]
………あ、
[小さく声を上げたのは、シーシャが続けた言葉によって、己が秘密を零してしまったことに気付いたから。 その緊張の所為で、力のことにも、フィリップのことにも、直ぐにはうんと頷けなかったのだが]
(145) sakanoka 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[サミュエルが「力」のことを報せた相手は、この場の面々を除けば、あとは永遠に死した者しかいない。 それ以外の他の誰にも言えぬまま抱えていた秘密だったから。 シーシャ>>122がこの時話したように、クラリッサが労わりの言葉掛けてくれたように、その思いを推し量られることも、これまで無かった。]
ああ、色々と、な。
[判ってしまった苦痛も。 判らなければという責任も。 判ったが故の安堵や、そこから進んで得られた繋がりも。 そしてその相手さえも失ってしまうのではという不安も――。 ふっと伏せそうになった黒い目は、感謝の言葉が続いたことで瞬いた。]
そ、っか。 だったら……どう致しましてってとこ、か。
[この時、シーシャのことを信じ切れるだけの強さはなかったが。 彼の言葉そのものは、確かに、心の内に響いていた。]
(146) sakanoka 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[それからのシーシャ>>124の態度から、本当に、疲弊は身体の方では無くて心の方にあるのだと思った。]
ああ、だろうな――。 正直言って、格好悪いわ。
[今度は呆れたように溜息ひとつ零してみせながら。 けれど黒い瞳は、確かにこの時少しだけ、常よりは緩みのある色を見せていた。 そこに一瞬映った柘榴色の揺らぎに気付くも、しゃがんで俯かれてしまえばもう捉えられない。 今度こそ大げさに溜息を零して、その様を見下ろした。]
…………後悔、か。
[そうひとりごちたところで、クラリッサ>>129が零した言葉が聞こえた。 彼女がくちびるを噛み締めた訳を、はっきりと推し量ることはできないでいたが。 少なくとも自分の言葉よりは慰めになっているような気はして。 ほんの少しだけ、眩しげな視線を彼女の元へと向けた。]
(147) sakanoka 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[生への執着や未練が死者を蘇らせ吸血鬼を生む。 その吸血鬼が生むダンピールは―― そんな執着や未練を断ち切る諸刃の剣。 どちらにせよ、傷つくのだと思えば どちらが正解とも言い切れぬだろう。
思いが吸血鬼を生み出した。 思いがダンピールを生み出した。
どちらが善ともどちらが悪とも 論じるだけ不毛なことだと思い、息を吐き出す。]
(148) helmut 2013/12/10(Tue) 00時頃
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―死後・マドカと―
[「ただの食事くらいなら」と言うマドカ>>110に、返す言葉もない。
マドカに歯を立てた時の面影はもうなく、 すっかりとしょぼくれていただろう。
同じ吸血鬼であったなら、あのような無作法は、 ……………多分、しなかった。
言い切れないのは、 吸血鬼の衝動が自身のそれと全く同じかはわからないから。]
おあいこ? いいや、……すまなかった。 女相手に、あれは……
ホントに、……あぁぁぁぁ………。
とにかく、すまなかった!!
(149) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[「傷付いたのは一緒」と語るマドカ。
必死の抵抗を、叫びを思い出しては頭を抱え、 くせ毛をぐしゃぐしゃと乱して頭を下げ、謝罪する。
頭を下げたまま、マドカが言葉を紡ぐのを聴いた>>111。 それから彼女の腕が伸びてくるのが見えて、顔を上げる。
視界にマドカの顔が映る、 先程よりも、近い距離に彼女はあって――、
だから、腕の動きは全く見えていなくて。]
(150) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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―――い゛っ!!!!
[ゴッと、鈍い音がした。
痛みと、……同時に驚きが走る。 身体を失ってしまったと思ったから、痛みを感じるなんて。
いいや、それ以上に彼女が触れた感触>>111が、 確かにあったから――。]
[「ダンピールの前にサイラスでしょ」>>112。
その言葉に、先ほどの痛みに、 彼女が続けて紡ぐ言葉たちに>>113、
全てに胸が詰まりそうになり、]
(151) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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―――ッ、 ………マド、カっ!!
[零れ落ちる前に、マドカを腕の中に閉じ込めた。
どうせバレているだろうけれど、 最期の男の意地で、泣き顔だけは見られまいと―――。
背中を撫でられれば、 嗚咽が洩れるのは堪えきれなかっただろう。
だって、嬉しくて涙を零したのは、 サイラス・ブローバーが生まれ落ちてから、
―――初めてのことであったから。**]
(152) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[>>144自分が零した言葉に掛かる、シーシャの言葉を女は噛み締める。]
――そうだね…。
古傷、かぁ。 …そうかもしれない。
[その言葉で、シーシャも誰かを失った事があるのだと分かる。 長い時を生きれば色々ある、と言った相手は誰だったか。 下手に慰められるよりはずっと良かった。]
(153) 蒼生 2013/12/10(Tue) 00時頃
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―死後・フィリップを探して―
[あやされるような手>>115に一頻り甘えた後、 もう一人、会いたいと望む存在を探す。
マドカから死後の彼の様子を聞き>>120、 その思いは更に増した。]
フィリップ……いるんだろ?
[男が名を呼ぶのを聞いて、 気をきかせてくれたのか、 リビングから出て行くマドカの背中を見送る。]
(154) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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フィーリーップ。
[二度目に呼んだ時、 マドカに向けてなにやら言っているフィリップの姿が見えた>>133。]
よぅ、「オナカマ」さん。 なんだ、妬くくれぇならさっさと姿を現せよ、ガーキ。
[からかってくるフィリップに、 にや、と笑って返した。
この邸に来てすぐ、彼に感じた危うさはもう無い。 彼も、何かから解き放たれたのならいい。
心からそんなことを思うのは、生きてきた道は違えど、 同じ業を背負い、一度きりの生を終えたからだろうか。**]
(155) ぶんちゃん 2013/12/10(Tue) 00時頃
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─もしもの話─
[やがて人の気配は消える。 本来なら華やかな笑いが包む嵐の晩になったかもしれないその邸。
窓の閉め忘れか、あるいは嵐のせいでひび割れたのか。
リビングに、少しだけ嵐の勢いを残す風が吹き。
少女の身体のまま幾許かの時を生きた吸血鬼の灰が、さらりと流される。
もしも。
もしもそこに彼女の灰が残り、彼女を灰にした呪詛を吐いた男の身体があれば。
彼女の灰は、まるで男の身体をいだく様に、さらりと──……]
[風に、吹かれたかもしれない]
(156) hisetu 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[サミュエルが信じきれぬのは当然。 シーシャは誰かの信用を得ようとは思っていなかった。 自信家であるがゆえに己が容易く殺されはしないと思っていたから。 応え>>146聞けば受け取るように頷く。 格好悪いとの言葉>>147にはピクと肩が震えて]
――っとにな。
[伏せたまま苦笑を漏らした。 彼のひとみに宿る緩みに気づかぬまま 溜息の音色を聞く。]
嘘でもそんな事ないとか言えよ。 あー、もう、らしくねぇや。
[がり、と髪を無造作に掻いて、立ち上がる。]
(157) helmut 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[女は手を組んで、ジリヤが望む結果を得られるように祈る。
そして。]
――ねぇ、二人とも。
皆を弔ってあげたいんだ。
手伝ってくれるかい?
[女は男達にそう声を掛ける。 彼らが手伝ってくれるなら、女は彼らと協力して死んだ者達を等しく弔った。
そして彼らの灰の一部―サイラスの身体は灰化しなかったので、彼の血を吸ったマドカの灰を―を自分の荷物に忍ばせ。 女はそれを持って島を出た。*]
(158) 蒼生 2013/12/10(Tue) 00時頃
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