人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 双生児 オスカー

[ 何処までも真っ赤な薔薇の中をただ歩く。
  身を包む芳香から逃れるように。
  だから、月光から隠れて寝息を立てる人影>>5があったとしても気が付かない。

  僕が、見てる>>1:299
  背中で受け止めた言葉を鼻で笑う。
  脚が鉛のように重くなって、立ち止まった。]

(134) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ あの眼が嫌いだ。
  自分を経た向こう側に、他の誰かを映す眼>>1:250が。

  ──母親譲りの顔。
  ──交代で家に来る知らない男からの、好奇の眼。]

(135) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 呼ばれた名前に安堵した。
  刹那、没頭した行為と見えた双眸に辟易した。

  ぐちゃぐちゃになった思考に眩暈がする。
  春と夏の間、生温い風が頬を撫でる。
  いっそ季節のせいに出来たらどんなに良いだろう。

  耳に残る、諦念に塗れたバイオリンの音>>1:230に心臓を掻き毟る。]

(136) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 片耳を塞いで眉根を寄せた。
  叩きつける様に振り上げた拳が薔薇を散らす。
  傷一つない手の甲を棘が抉って、指先から滴り落ちる赤。

  緩やかに広がる痛みが今は気持ちを落ち着けた。
  そういえば、ハンカチを持っていない。]

(137) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

─談話室─

[ 静謐な雰囲気に薔薇の芳香だけが煩い。
  何か止血できるものを、と訪れた場所から、
  微かな茶葉の香りが届く。

  一瞬誰だか分からなかったのは、いつも中庭に居る彼が目に焼き付いているからだろう。
  いつも花に囲まれている彼の周りは、
  今だけ少し物寂しく映った。]

(138) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

  綺麗になった?

[ 土で汚れていた手は。
  珍しく花に囲まれていない上級生>>97に入り口から声を掛ける。]

  たった一人でお茶なんて、寂しくないか。

[ 手の甲を抑えて、
  布巾がありそうな棚を見上げながら
  何時もの様に軽口を叩く。*]

(139) 2018/05/19(Sat) 23時頃

オスカーは、ユージンを他所にギリギリ届く棚に腕を伸ばした。

2018/05/19(Sat) 23時頃


オスカーは、ユージンの方にはまだ視線を向けず。

2018/05/19(Sat) 23時頃


【人】 下働き ピスティオ

―翌朝?―
[寝たような寝てないような時間を過ごして
常時なら寝顔でもこっそり狙って
描いてやろうなんて思っただろう]

あれ、朝……曇ってんのか?
ヒュー起きてるか。

[もそりと身を起こして隣の姿へ]

(140) 2018/05/19(Sat) 23時頃

オスカーは、ベネットの自分を煙たがる顔を思い出して、少し笑った。

2018/05/19(Sat) 23時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 理由は分かっている。
 尋ねたことを忘れてはいない。
 ただ、問わずにいられなかっただけ。
 深いため息>>131
 太陽の昇らない空はうす暗い。

 扉の隙間から混ざるのは薔薇の――……
 ひとの心を誘う悪魔の囁き。

 その時、確かに時が止まった>>132 ]

  ――…………え?

[ 彼の、言葉>>133に。 ]

(141) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 存在だけを記されたきょうだい。
 どちらが兄か弟かもあやふやな一人。
 それでも勘違いであればいいと。
 差出人の記された手紙>>1:304
 ただ単にファミリーネームが同じだけで
 あればいいと望んでいたのに。 ]

  …………嘘だ。

[ 掠れ揺れる声が静かな東屋の中で響く。
 自分から引き留めた癖に今度は逃げるよう
 足は後ろに引く。
 背中に壁の感覚。 ]

(142) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  君が、……俺の、弟だなんて、そんなの、
  そんなの、……信じない。

[ 瞳が揺れてそれから唇を引き結んだ。 
 だってそれが真実ならどうこの罪を贖えば――許される? ]*

(143) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 渡し船 ユージン

[ 少し冷えた体に、熱いハーブティは驚くほどに温かい。
 やがて聞こえるのは入り口からの声(>>139)。
 しかし視線はこちらに向いていないようだ。 ]

 綺麗に? ならんねぇ。

[ いくら洗っても、染み付いた汚れは落ちやしない。 ]

 そう思うなら付き合いなよ。
 まったく、キミのどこが優等生なのかね?

[ 周りの評価はそんなものらしいが、俺にはこんなに厳しく当たるのにねえ?
 何か棚をがさごそとやる姿に近付けば、棚の上に用があるのかと
 ギリギリ届くか届かないかのそこへ、ひょいと手を伸ばしてみた。 ]

(144) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[時間の経過なんてわからない。
夢も見なかった。
ただ、仄かに――――薔薇の、香り]

 ………んー、

[名前を呼ばれた。
無意識に伸ばそうとした右手が自由にならず、
その理由を探っている途中で、目を覚ました]

 おー、 ……朝?  じゃ、 ないよな

[天気が悪い気配はしない。
それでも、目を擦りながら窓を開けようとする。あければきっと、甘い香りが流れるだろうと理由もなく予感して]

(145) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

ユージンは、「これ?」と布巾を軽々取ってよこす。

2018/05/19(Sat) 23時半頃


【人】 下働き ピスティオ

[普段中庭をぶらついていれば
季節の草花たちの匂いは必ずするもので
それは魔術師の管理が良いからなのだと思っていた]

寝れたか?
まだ夜にしても……変な天気だな。

[寝起きにしては空腹感もそうなく
時間が経っているようにも感じないが
寝て起きたような気もするわけで]

太陽出てる?

[窓を開けようとするから
それを覗き込もうと並んで]

(146) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[窓は鍵をかけ忘れていたようで、手をかけただけで簡単に開いた。
中庭を見下ろす窓]

 う、わ

[質量をもった甘い香りに包まれる。
眩暈が天地を曖昧にし、座り込みそうになったところを、咄嗟に左手でピスティオに凭れ掛かって事なきを得た]

 なんか、 ……この季節って
 いつも こんな?

[驚いているのは自分だけかもしれない]

(147) 2018/05/19(Sat) 23時半頃

【人】 新聞配達 モリス

謝られることじゃないです。
評価自体に悪気がないのはわかってますし、喜んでくれるのは嬉しい、ので。

[隠してきた内側に謝罪する>>99のを否定した。
 自分のしたことで喜ばれる事自体は嬉しいのだ。説明しづらい矛盾なのは、自覚している。

 マーク>>1:264のことは純粋に凄いと思った。
 自分を形成していたものを、断ち切ること。その勇気は今、自分にはない。
 羨ましかった>>1:292。言葉にすることは出来なかったけれど、背中が遠く感じるほどの、強さに似た感覚を抱いていた。]

あなたこそ、俺の欲しいことばかり言う。

[そう言って、笑おうとして。けれど笑みは作らずに目を伏せて、ゆるくかぶりを振った。]

(148) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[ケヴィンの姿が見えた後、「通りすがり」というロビン>>121にはっと思い出し]

 そういえば先輩、
 ご飯、行かなくて大丈夫ですか?

[彼の瞳もケヴィンに向いていたのを見つつ、聞いてみた。自分も後で何か食べよう、と思いながら。
 こうして心配ひとつしてケヴィンを見やりながらも、立たない襟に雫一つ落としそうな濡れ髪に視線が移ろった時、ふと思った。]

(匂い、ちょっと濃くなった気がする。
 誰か薔薇、中に持ってきたのかな)

[今、このことを特にあやしく感じた訳ではなかったのだが――まるで、見えない いろ を探し求めるように、マークは無意識に鼻腔をひくりと動かした**]

(149) 2018/05/20(Sun) 00時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 00時頃


【人】 新聞配達 モリス

……いや。きっと、俺の話を聞いたらみんなそう言うんだと思うんです。
作品を貰うより隣にいるほうが好きだって。

俺がひとりで怖がってるだけなんです。

[誰も、モリス・レーヴェンを否定したことなどない。
 自分が評価に溺れているだけだ。]

でも、それなら俺はあなたの――

[隣がいいんだ、と。
 言いかけて、そして、微かな物音と呼ばれる名>>101に、はっと身を強張らせた。]

(150) 2018/05/20(Sun) 00時頃

ヒューは、モリスの視線を思い出す

2018/05/20(Sun) 00時頃


モリスは、ヴェルツの名に、イアンが意識を向けたほうを互いに見て。

2018/05/20(Sun) 00時頃


ピスティオは、花の匂いに噎せて。

2018/05/20(Sun) 00時頃


【人】 本屋 ベネット

…まあ、そうだろうなぁ。

[信じない>>143
自分が逆の立場であったなら同じように言ったに違いない。
微かな花の香はどこからくるのだろうう。
落ち着かせたい神経が、騒めく]

信じる信じないは任せるけどさ。

[詰めた距離が遠くなる。
だから、自然と足が一歩、二歩、進む。
手の中にあるものを古ぼけたピアノの椅子に置く。
これで、手が空になった。
ずっと抱えていたので、少し疲れていたし、気が楽になった]

(151) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 下働き ピスティオ

[花畑に顔を突っ込んでも
こんな匂いはしないのではと思うほど
濃厚な香りが広がっている]

わ、大丈夫か。

[ふらつくヒューを支えつつあまりの濃さに
窓から離れてベッドへと戻る]

いやこんな匂いは初めてだ。
本当に花の、か?
だれかの香水瓶ぶちまけたとかそーゆー。

(152) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

元々、敵わないってのはわかってんだ。
母さんにずっと言われて、従って、続けてきただけだったからさ。
でも、音楽は好きだし、ここに来てからも続けてたことも後悔してない。
生まれてきたから、音楽を続けてきたから、お前にあえたし。

[揺れる瞳>>143を見やり、息を吐く。
音楽をやめると言った時の彼を思い出しながら、浮かぶ苦笑]

だけど…これ以上、お前にしんどい思いさせるのも、嫌なんだ。
だから、音楽もやめる。
もう、この場所にも来ない。

[自分がもう完全に戻らないと言えば、諦めてくれるだろうと。
自分も、きっと諦められると*]

(153) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[促されるままにベッドに戻り、座り込む]

 や、香水ってレベルじゃねーだろ、
 ……なん、というか

[薔薇の香りに、中てられる。
そもそもの耐性がない新入生――それも、何の力も持たぬ身ならば、夢にもぐりこんだ香りに、思考が溶けてゆく]

 生きてるみてー、というか

[喉が渇く。唾を無理やりに飲み込んだ。
やはり、熱が出たのかもしれない。そう、思い込むことも出来そうなくらい]

(154) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

  どうしようもないな。
  落ちないなら。

[ 何度目かの攻防を想起して、肩をすくめる。]

  頭から爪先まで優等生だろう?
  貴方だって四六時中花に囲まれている訳ではないだろうに。

[ あと1センチ足りない。
  諦めて手を下ろしかけた所に、横から大きな手>>144が伸びてきた。
  大きく無骨。細くて頼りない自分の手と見比べる。]

  それだけ背が高ければ、届かないものなんて無さそうだ。

(155) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

  世渡り上手で、
  おまけに口も上手い。
  性格が悪い後輩の粗相も許してくれる。

[ 軽口を続けようとしただけだった。
  受け取った布巾で傷口を塞いで、空っぽな会話を楽しもうと。]

  僕も貴方ほど器用だったなら、

[ 口を突いた言葉はきっと、
  歳上を前にして気持ちが緩んだせい。]

  ……何でも手に入りそうで、羨ましいな。

(156) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 誤魔化すように相手を見上げて、
  正しく笑う。
  中庭で染み付いた薔薇の香りが自分から漂った。]*

(157) 2018/05/20(Sun) 00時頃

【赤】 新聞配達 モリス

――……、

[ヴェルツ。呼ばれた先に、彼がいるのならばと視線を向けた。
 けれど、呼びかける言葉は出てこない。
 渦巻いているのは感謝と謝罪に似た感情だけれど、ありがとうもごめんもそぐわない気がした。

 ただ、思い返すのは、どろどろと胸の奥に溜まって自分の中を染め替えるような、甘い甘い薔薇の香り。]

(*11) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【赤】 新聞配達 モリス

俺が手に入れたいのは、紫陽花じゃなくて。
紫陽花の隣だ。

[紫陽花の花は、一輪では咲かない。
 小さな花が、己を飾って寄り添いあって、ようやく見知った姿で咲ける。
 その、寄り添う隣を、手に入れる。
 奪ってでも。多少、強引にでも。
 ここにいると、こっちを見ろと、振り向かせて。

 独白のように呟いた言葉。薔薇の精には届かなくても、いいつもりで。]

(*12) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【人】 下働き ピスティオ

いきてる……花が……

[その言葉に想像したのは
薔薇の枝が伸びて二股になりのっしのっしと歩く姿
流石に無いと思いたい]

臭くは無い筈なんだけど、なんかこー
ざわざわすんなあ、風も無い。

[昨日は強かったように思うから
その後一気に開花したのだろうか
そんな蕾の群れは見なかった気もするが]

(158) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【人】 下働き ピスティオ

ヒュー、大丈夫か?
なんか風邪か?

[様子のおかしさに熱を見ようと手を額に伸ばした]

(159) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 扉の隙間から流れる薔薇の空気が
 紫煙の名残を消していく。
 少しずつ満ちる花の気配>>151
 手の物は咄嗟に机に置いていたけれど、
 近づく彼の出した結論>>153に目を見開き
 それから唇を噛み締めた。 ]

  …………分かってない。
  君は何も分かってないよ、ベネット。

[ 襟元>>1:33に向かって腕を伸ばした。
 哀しげに暮れていた瞳はどうしようもない
 感情に波立つ。 ]

(160) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  誰がそんなことを、望んだ?

[ 存外、静かな声だった。
 伸ばした腕は緩やかに降りる。 ]

(161) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

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20回 (4d) 注目
ベネット
10回 (4d) 注目
ユージン
50回 (5d) 注目
ロビン
15回 (5d) 注目

処刑者 (3人)

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13回 (3d) 注目
フェルゼ
73回 (4d) 注目
オスカー
42回 (5d) 注目

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