180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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[ザン――ッ]
っあ!!
[黒い異形が足を裂いた。バランスを崩し、建て直そうと 翼を広げた所に烏が体ごと嘴を突き出す]
――〜〜っっ
[振り落として大きく飛び上がっては飛来する影に阻まれ、 足が鈍れば数の力で一気に追い込んで来る。]
(何、こいつら、急に……連携している!?)
[背中の翼《ヒカリ》が突き破られ、半ばに大穴が開いた]
(109) 2014/06/16(Mon) 21時頃
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[がくんと高度が落ちる。]
(駄目だ、逆らって飛んでも高度が保てない、
一旦地面に降り――――)
[眼下に意識を向けた視界に映るのは、
――自由落下を始めた白点へと殺到する、どす黒い颶風。]
(110) 2014/06/16(Mon) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/16(Mon) 22時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/16(Mon) 22時半頃
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――館主の部屋:侵入《ハッキング・ザ・ゲイト》――
『幻想安定剤《イマジカ・トランキライザー》 天使のささやき――Angel Chat――』
[深く深呼吸する。強制的な脳の行使に、頭の奥から割れるように痛むが、もう構わない。 館内中を二階の隅のこの部屋から全て包み込まんとするほどの、眩い光が溢れる。 鍵もなく『門』の向こう側へと触れる禁忌に、潜り込む端から存在を崩《デリート》されそうだった。 胸元のポケットに忍ばせた、『お守り』がなければ、掬うことも出来ずにそのまま消えてしまっていたかも、しれない。]
(111) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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『おはよう』
[すべてのマシンを、一斉起動する命令《コマンド》。 夢見る誰かを、揺り起こす命令《コマンド》。 男は少しばかり悲しく笑って、それを呟いた。]
(112) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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[光がすべて収束した時、
胸赤鳥《カイザーロビン》は世界に返還《リブート》され、 サイラス=ヘル・ゼーエンは斃《コワ》れる。]
(113) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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(114) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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[同時。三千世界に、幾つかの異変が起きるだろう。 否、無数に、無数に起きる。 ほんの些細な位相のズレだったり、ある地点にだけ突然雨が降ったり、感知できないような温度差だったり、多くはそんなものだったが。 突如として魔物が現れるなどの混乱を招くものもゼロではなかった。 幻想《イマジカ》に書き換えられた世界が、一斉に制御を失ったのだ。
だからこそ、胸赤鳥は正確に、緻密に作り上げなければならなかった。『夢の主』を失っても、彼が彼でいられるように。 彼がその緋色を翻す頃、館のバルコニーにも腐した死体があふれ、生者を探しうろつきはじめるか。]
(115) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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[未だ館はまばゆく光に包まれている。 ――――が、もう時間の問題だ*]
(116) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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サイラスは、あとに残るのは、力を果たしふたつに割れた銀貨と、ひとひらの黒い羽。
2014/06/16(Mon) 22時半頃
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―館主の部屋―
[――光にも紛れぬ黄金の淡い光が舞う。]
[かつん、と磨かれた漆黒の靴、音を鳴らす]
(@2) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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[忽然と、当然と現れた男は
藍方石の眸を伏せて、 真っ二つに割れた銀貨と黒い羽を見下ろした。]
(@3) 2014/06/16(Mon) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/16(Mon) 22時半頃
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おやすみ、夢渡り《ウォーカー》
――いつか涯《は》てで、逢う日まで。
(@4) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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[――嗚呼、させるか、させるものかと
《破滅を望むもの》の意志が 夢渡り《ウォーカー》の最後の意識を引き裂いたとしても。
夢見る者の手が、銀の門の向こう側から 眠れる者を呼び起こす―――]
(@5) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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―セレンディア城―
やれやれ。随分と賑やかな事だ。
[鎖を何重にも絡ませた剣を肩に載せたまま城の外の見える場所に出る。鉄の機体が宙に浮いている。]
こうなると、もう何が何だかわからんな。 …しかし、黒い烏の大群か。改めてみれば壮観ではあるが、 何、何という事もない。
……今更あれを一つ一つ潰しておるような猶予はなかろうよ。 まあ、俺には関係のない事だがな。 それ、貴様だろう。これが必要なのは。
(117) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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― セレンディア城 ―
[くろがねは、統皇剣の移動を感知した>>69]
……ピピピピピピピ。
[すでに高速機動により黒き翼も引きはがしつつある。この状況下において、優先すべき命題は明らかであった]
(118) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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[この城の皇子、クラシアの後継者だったと記憶にある。ガルガンチュアの鐘が鳴った頃顔を見知った覚えのある小僧>>105に大理石の台座ごと剣先を向けて、小嗤いした]
どうした。貴様は以前はもっと傲岸不遜な男だったと記憶しているが。 それともあれか?
[見やった先、上空に白"銀"の翼が見える>>108>>109]
………あれでは死ぬぞ。 いや、死に急いでいるかのようではないか。なあ?
(119) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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> SSKの座標移動を確認。 > SSKの状態を不活性と検知。 > SSKの活性を優先します。 > SSK位置を確認。直下。
……ズズゥン。
[くろがねは、直下、統皇剣と、鍵となる銀が揃う事を認識した。ゆっくりと、その場に降り立つ>>119]
(120) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/16(Mon) 23時頃
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おや。
[上空で舞う白銀の翼と、その周りに飛び交う瘴気の如き黒霞を思わせる片翼の烏の群れ。それを見上げていると、頭上が影で覆われるのが見えた。]
鉄の機神―――――貴様か。 と言っても言葉が聞こえているのかわからんな…ええ?
[生物ではないから、いわゆる気を読める相手ではない。間断なく、様子をうかがう]
随分派手にやっていたようだな。中まで聞こえたぞ。 どうした、これに興味でもあるのか?
[台座が先に刺さったまま抜けない皇統剣を一振りしてみる]
俺の物ではないがな。
(121) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* とりあえず、サイラス襲撃でええのん?かな? 遠隔喰いじゃなくって出張海賊しますけど。
(*4) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* サイラス襲撃ですな。 出張海賊わくわくします。
アルフレッドが死にたそうだったので投票はアルフレッドにしていますが、誰になってもこちらはこちらでキリングできそうですしな。
(*5) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* そっちはロボに任せますおww!わくわく! アルフレッドは言いたいことは既に言ってたっけ、読み込めてない。 それにしてもー…LW確定かー……つらたん、つらたん……。
(*6) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/16(Mon) 23時半頃
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――――・・・。 尊い………くくっ、そんなワケねぇだろ。
[聞こえた声(>>*3)に男は天を仰いだ。]
オレはオレの世界を守るために他の世界を滅ぼすことにした。 ただ、それだけだ。
尊いどころか――――…いや…、
[そこまで言って沈黙。]
(*7) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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[長身の男>>119がセシルに向けて剣か鎚を掲げる姿。 目を瞠って、ただ、何かをするには間に合わないと思い知る]
(あ )
[ ズガガカッ ] [ドス!]
[ドカッ] [ ザグ ]
[ズブリ] [ ド ド ド ド ド ド ッ !!! ]
[虚無から出でた、無数の異形からなる黒き槍に貫かれ。 尖塔の群れの頂上に、ぶらりと下がる小柄な身体があった。]
(122) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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…………ッチ。
[ようやく獲物を捕らえたと知ってか。 今度は上空からも、牙と爪を剥く破滅《クロ》が降り注ぐのを 紅目が見上げていた。]
雑魚の露払い、って言うのは、まぁ……
[力ある者達にとっては妨げにもならぬだろうが、 野放しにすれば、やがては三千世界を食い荒らす貪喰だ。]
お前の好きな最終局面《シーン》じゃないかもだけど。
[右手の炎環を耳に当てる。>>4:291>>4:292]
――相変わらず、生歌ヘタだな、アイツは。
[苦笑。 こぷ、と口の端から赤が零れた。]
(123) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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――……。
[頭部LEDが緑色に明滅する。肯定の意を含んでいる>>121 ヘクターの眼前に、ホログラフィモニタが展開された]
> SSKの活性を望みます。 > SSKの活性は、然るべき者の抜刀により契絆されます。
(124) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* どうやらやるまでもなくカリュクスが無理に死ににいきました
(*8) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* なんとデフォルトでいいですと……>投票
(*9) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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『いやいや尊いさ。尊いと思うよ。ボクは結局、何も守れなかったからね。それに比べれば、何かを守ろうと思う事の尊さったら無いよ』
『ふふふふふ。尊いに貴賤は無いんだよ。貴くなくても尊いものはあるものさ』
[その言葉は、ある種において幼い神らしい傲慢さに満ちていた>>*7]
(*10) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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/* デフォルト…さすが海賊…予告されていたのですな…
(*11) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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― 回想 / それは遠い日の、仲間との記憶 >>4:279 ―
『何です、藪から棒に。 ……今すぐ以外の予定ならあるんですか?』
『ある日突然魔王に路線変更して邪魔者を消し飛ばす、 なんて展開ならやめて下さいね。全く。』
『おや。《二重螺旋》の方に? ロートシルト……ロスチャイルドの異門に伝承した、 錬元素大元帥《エリクシエルアルケミストマイスター》の術でなく?』
『……言われてみれば、そうですね。 対象の運命座標《アカシックレコード》を観測内での至適状態に 回復する訳ですから、運命の余白《L.O.S.T.》を 燃料にするあなたの業は相性が悪いようだ。』
『だからと言って、そもそも倒す殺すの術でも、 好き勝手に力を揮える訳でもありませんが。 私はあくまで創造神《サイモン》の一使者ですよ――*』
(125) 2014/06/17(Tue) 00時頃
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― 一方その頃 ―
[ダンの解析作業は、ついにプロテクトのかかったSecretフォルダを発見した。その最後のプロテクトには、このように表示されている>>48]
> ┸┓┗┓┃┿┛┰┛? > Y / N / C
(126) 2014/06/17(Tue) 00時頃
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