人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 19時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 第一図書室→自室 ―

[ 僕は、兄に聞きたいことがやまほどあった。

 向こうで見たもの、明に連れられてきた理由
 咥えてきたメモの経緯、いろいろ いろいろ。

 夜、梟の部屋を尋ねる前に考えておかねばと
 焦りばっかりを抱えて自室に戻る。

 それでなくても言葉の足りない兄の”偵察結果”は
 把握をするのに なかなか骨が折れるだろう。**]

(94) 2015/07/15(Wed) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……“治療”よ。
 彼女をヒトにするための。

[アマルテアは、ジリヤに向かって言い切った]

 ケダモノ?
 自覚があったのかしら。

[頭に血が上っていた。タイミングが悪い。
ジリヤに傷つけられた頬も、腕も。
まだ完全には治りきっていない。
どうして。この子は。
こんな大変なときに、自分の邪魔をするのかしら]

 ヒトになれば、あなた達は外に出られるわ。
 それを、私は手伝ってるだけ。

[間違っていない。間違っていない。
自分は。決して。間違ってはいないんだ**]

(95) 2015/07/15(Wed) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

…まずテメェが人になれよ

[その答えには、そう返す。ここまで来てそう言える事に、ほとほとあきれ果てる]

てめーにわかるように猿語で話してやっただけだよ。
質問に答えろよ。クラリッサの何処に問題があった

[今にも殴りかかりそうで震える腕を、なんとか抑える。そのタイミングでは、ないんだ]

手伝い、ねぇ?
なぁ、今手伝えてるのか?クラリッサを

[息を吸え、大きくだ、上着からの匂いを、体に廻らせろ、落ち着け、本当はこれだって、女医の邪魔になってるんだ、殴るなんてもっての他だ]

(96) 2015/07/15(Wed) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 回想 ・ ロッカー前 ――


………さあ。 私には到底、


[ 男の瞳に「 惑い 」>>65が映った 。 実の感覚を知らない、惑いである 。
「 好き ? 」誰が。 何を? ……誰を?

嗚呼、そんなのは、彼女の行動を見れば解る。 彼女の表情を見れば―――解ってしまう。
男は彼女の質問に、はぐらかした答えを送った。 ……否本当に知らなかった。教えるほどには。 青年期、幾つか恋を囁かれることはあれど 。……男は滑稽にも、崇拝を知り恋慕を知らない 。]


怪我? 、 ……貴女は私を傷付けたくて傷付けてるわけでは、無いのでしょう。


[ ―――それでも彼女に優しさを分けてしまうのは、はたして。
男の中でぐるりと違和感が渦巻いた。 元来の男と掛け離れて、気持ち悪い気分だった。 違和感はぐるぐる、胸中を踊っている。

男の代わりに” 針 ”に刺さった彼女の手のひらには、紅が滲んでしまっただろうか。 ……例え滲まずとも、その手のひらに触れ離したことをしただろうけれど 。 ]*

(97) 2015/07/15(Wed) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ ―――擦られる紅を視界の隅に押さえながら、男は彼女の声を聞いた。 秘密棟へは帰らない。 ……これは困った。して、どうしようかと考えあぐねる。 女医に部屋を移すことでも、提案しようか。と。 ]


医務室。 ……女医と、―――否


[ 彼女にしては珍しく――然程珍しくもないか? 女医への敵意も見せずに、…然しそれにしては怪我の様子を伺う素振りも見えないが――” 穏やか ”に見える風体で紡ぐのには、小首を傾げた。
首裏を擽る髪が、鬱陶しい。 前を揺らめく髪が、鬱陶しい。 …男は髪をはたと掃いた。 ]


私が行って邪魔をするのも ――


[ 悪いでしょう、と続けようとした刹那。飛び出した姿>>81に呆気に取られつつ、何かあったのだろうかと目をしぱしぱと瞬かせた。
名残風と、自身のそれとは違い、明るく煌く彼女の髪を見つめながら。

―――さあ、追って良いものか?

男はゆるりと踵を返した 。 胸に残る、違和感が気持ちが悪い。 ……男はそのまま、秘密棟へと。 ]**

(98) 2015/07/15(Wed) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― → 秘密棟 ――

………目が痛いものですねえ…

[ 久方振りに来た其処の前。 咲き乱れる造花を男は冷えたそれで見下した 。 何を以ってそうも咲くのか。 何故どうして、咲けるのか。
本来持つべき根も無く―――そこまで本物に似て、咲ける意味は。

ただ「 造花 」と一蹴されたなら意味も無い戯言を、ただひたすら。
考えては不機嫌気に舌を打ち、庭へと靴先を踏み入れた 。――刹那に。 ]


………、?


[ 広い庭。その中でも一際目を引く桜の木のした。……――誰か>>86が居るではないか。 男は興味半分に、足を寄せた。寝入りでもしていれば脅かしてやろうとさえ ―――思えば ]


……、 …月見さん?

[ ―――― その影は、投げた声になにか返すことでも、しただろうか ]**

(99) 2015/07/15(Wed) 21時頃

救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―第一棟・廊下―

[獣がなぜ迫害されるのか。結局それは、獣がマイノリティだからだと私は思っている。
例えば人数比が逆転すれば? 迫害されるのは人間の方だろう。“何の獣の特徴も持たない、奇妙な生き物”として。
そうなれば、今度はあの女医は、人間を獣に“なおす”研究でもするのだろうか]

……くだらないわ。

[その声は、我ながら吐き捨てるような響きだった。
届いた、クラリッサの謝罪の声が、ジリヤの焦った声が、頭から離れない。
きっともう止めるには間に合わない。きっと既にクラリッサは生死の狭間にいて、そこに自分が押しかけても、邪魔になるだけだと冷静に判断してしまう。
私は自分が異常だとは思っていない。私は、こういう生き物なのだと思っている。だから、“なおす”と称して命を危うくする薬を投与する行為は度し難いと思っているけれど、それでもあの人間は女医で、賽は投げられてしまった今、クラリッサの生存率を上げるためには必要だ。
頭ではそうわかっている。けれどその現場を見てしまったら、きっと私は冷静ではいられない。邪魔になるとわかっていながら、あの女医を詰るだろう。
だから、行けない]

(100) 2015/07/15(Wed) 21時半頃

【赤】 白銀∴秘星 マユミ

――――……お願い。生きて。

[そう、祈ることしか、もうできやしない]

(*22) 2015/07/15(Wed) 21時半頃

鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


【人】 救星隊 アマルテア

 ―――うるさい。

[ピシャリ、とジリヤに言い放つ。
ああ言えばこう言う。何もかもが気に入らない。
どうしてこの子は。
人の神経を逆撫でさせるようなことばかり]

 いい加減にして。
 本当に邪魔ばかりするなら出ていきなさい。

[震える唇で、やっとのことで言葉を漏らす。
冷静になれ。お前は医者だろう。
クラリッサの腕を握ると、脈を測った]

 ……っ。

[アマルテアの頬には汗が伝っている**]

(101) 2015/07/15(Wed) 21時半頃

救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 21時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[嗚呼、けれど本当に苛々する。
私に言わせてみれば、健康なクラリッサに命を危うくする薬を投与する行為は、治療ではない。医療行為ではない。
それは……実験というのだ。
そして、実験をする人間のことを、医者だと私は思わない。
そういう人間は、医者ではなく]

マッドサイエンティストと言うのだわ。

[小さな声で毒づいた。
女医の葛藤を知らない獣の私は、何の迷いもなくそう断罪をするのだ]

(102) 2015/07/15(Wed) 22時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[落ちた意識の中に、不意に響いた声。

ジリヤのものでも、アマルテアのものでもなく、聞いたことの無いような男の人の声。


"俺は、人して死ねるか"


閉ざされた世界の中で何度も、何度もそれは響く。

わたし、は....]

(103) 2015/07/15(Wed) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―第一棟・食堂―

[いつもなら、とうに眠っている時間で。けれどこんな状況で眠れるわけもなく。
一度自室に戻り、クローゼットから取り出した施設の地図をポケットにつっこむと、私は食堂で珈琲を受け取った。いつものように背もたれを横向けにして、椅子に座る。
眠れない。けれど医療室に行くこともできない。今の私には、なにもできない]

……何をやっているのかしら、私。

[砂糖もミルクも入れず、苦い珈琲を啜る。
暖炉の秘密のことも、地図を手に入れたことも、チェビイを警戒して、そして誰かが暴走することを恐れて、言えなかった。
けれど、もっと早く言っていれば。人間にならずとも外の世界へ行ける可能性を示唆していれば。こんなことにはならなかったかもしれない]

私は、愚かだわ。

[無力感に打ちのめされて、テーブルに突っ伏した]

(104) 2015/07/15(Wed) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[

私は、死にたくなんかない!
生きて外に出て、自由を知りたい!

]

(105) 2015/07/15(Wed) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

…『治療』なら邪魔しねぇよ。
せめて一度くらい、女医らしいところ、アタシに見せろ

[ぎり、と髪がかすった傷跡をえぐって、自制する。黙れ、黙るんだ。アイツの言う通り]

お前だって、クラリッサを殺したい訳じゃ、ないだろうがッ…!

[それ以降は、傷を深くえぐって黙る。血が床に滴る]

(106) 2015/07/15(Wed) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 22時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

[……月見さんには、嘘を吐いたことになってしまう、のかな。

そんなことを思いながら、私は目を開けて。
そこには、人の手の繋がった腕が見える....はずだったのに]

 


   あ、れ……?

[確かに開いた視界に広がるのは、一切の光も持たない闇。

そして、辺りを探るように動かす"人の"手は一切の感覚を与えず、私にはその手がいま、どうなっているのかも分からない。


私の行動には、二人もすぐに気付いただろう]

(107) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 22時半頃


【人】 救星隊 アマルテア

 ……殺したいわけ、ないじゃない。

[掠れた声で、アマルテアは絞り出した。
ジリヤの言葉>>106に、苦虫を噛み潰したような顔になる。
そのとき、クラリッサが呻き声のようなものを漏らした>>107]

 目を覚ましたのね。
 クラリッサ、私の声が聞こえるかしら。

[必死になって呼びかける。
彼女の異変に、アマルテアは気付き始める。
様子が、どうもおかしい]

 もしかして―――見えていないの?

[嘘であってほしい、という気持ちを込めながら。
クラリッサにそう問いかけるのだ*]

(108) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

― 第一図書室 ―

[投げかけられた言葉>>93に、一つ、立ち止まる。]

 ( ――違う )

 (何も知らずにいけば、きっと、きっと
  お前達は捕まえられてしまうから
  ――その後のことが想像に難くないから

     ……だから、)

[彼は未練がましく口を開きかけて、それから。
 ――ふ、と笑いを漏らした。]

(109) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


  ははっ。

  まさか、愚直に上に行けば
  逃げられると思っていたのか。

  お前さんは馬鹿だねえ。

  もう少し……”工夫”がいるだろう?
  ”鳥頭”じゃあないなら さ。

[くるり、僅かに振り返った瞳は嘲笑の色を灯した。
 袂に入れた左手を抜き出し、
 とんとん、とこめかみを叩くと、
 瑠璃色をちらりと一瞥した後、音も無く歩き去る。

 後に何を言われたとて、きっと振り返らずに。*]

(110) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

お、おい、クラリッサ!どうした、聞こえるか…⁉︎

[駆け寄って、探る手を握ろうとして問いかける。あの猫の手が、人になっている。…だが、そんな事はどうでもいい。猿でも獣でも、クラリッサが、無事ならば、それで]

(111) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 22時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

 あ、先生……。

[何度開閉させても、視界の闇が取り払われることはなく。
見えなくなっているのは、避けようのない事実のようだった]

 そう、みたいです。
 
 そうだ、手はどうなってますか。見えないから、分からなくて。
 ちゃんと、直ってますか。


[そう言って振った手には、空気の感触すら伝わらないけれど。でも、その形さえヒトの形をしているのなら。

外に、出れる]

(112) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ジリヤ?

[横から、聞きなれた声がする。手を握られたことには気付かなくとも、その存在には気づくことが出来る]

 ねえ、私の手、直ってる?

(113) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

― →    ―

[ざらら、と薄が鳴る音がする。

  黒い闇夜に女が一人、
  蛇の鱗持ちたる女が一人。
  黒髪を靡かせ、蒼い着物を揺らし
  其処に、立っている。 

 ( ……、)

  彼は静かに、女の名を呼んだ。

 ( ……、私はどうすればいい。)
     (  彼らを逃がすには、)

(114) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[ 女は笑う。
  三日月のような笑みをうかべる。
  そうして、漆のごとき掌を差し伸べる。
  手には、銀に光る  小刀が一つ。
  彼は震える手をそれに伸ばしかけて――

  ――罪を唆す蛇の幻影は、
  月影が宵の空に滲むと共に、]



  『……、 …月見さん?』

   ―→現実 第二棟 庭園 ―

[びくっ、と体を震わせて、目を醒ます。]

       ――――っ!

(115) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 治療は成功したのよ。クラリッサ。
 あなたの手、もうすっかりヒトのものだわ。

[クラリッサの頭を優しく撫でた。
しかし。その代償に失ったものは、あまりにも大きくて]

 ……ちょっと、失礼するわね。
 クラリッサ、我慢してちょうだい。

[白衣の胸元からペンライトを取り出して、点灯する。
それをクラリッサの目の近くにかざした。
瞳孔の収縮をつぶさに観察すると、ため息ひとつ]

 副作用としか考えられない、か。

[固い声で呟いた]

(116) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[アマルテアは手近なマイクを手に取る。
すぐにでも、“上司”に報告せねばなるまい]

こちらアマルテア。応答を願います。

[同僚たちとマイクで話す時よりも、固い口調で]

番号:xxxx。 種、猫。名前はクラリッサ。
“実験”に成功したものの、後遺症が残っている模様。

[淡々と、事実を述べる]

ここの医療機材では、どうにもならないわ。
すぐにでも、地上の病院への検査移送を―――

[これで、良かったのだろうか。
成功したというのに。頭の中は、ぐるぐる回っていて*]

(117) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[偽物の花をつけ撓む桜の枝を背にして
 見たことのある長髪がゆれていた。]

  ……あーろん、君。

[彼は辛うじてヴェスパタイン>>99を呼ぶと、
 気まずそうに頬を搔き、
 酷く眠そうに瞬きを二三度した。]

  あー。すまない。
  眠っていたのを見つけられてしまったね。

[サボりだって云わないでくれよと、
 茶化すような言葉をかけてから
 何かあったかな? と首を傾げた。*]

(118) 2015/07/15(Wed) 23時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 23時頃


【人】 お針子 ジリヤ

…人のになってるよ。

[治ったとは、決して言わない。猫のままでよかった。そのままで、外に出れた。変えなくていいものを、変えて、握られても、望んで手に入れた手も、握られても、気付かなくて。これの何処が、治ったのだ。]


…ッ!

[そして、後ろから聞こえる、“実験”に成功した、との声]

貴様ッ!

[自分の髪の束をひっつかんで、それを相手に向けながら女医を押し倒そうとする。その時にビーカーが一つ落ちて、大きな音を立てて割れた]

言ったよなッ!クラリッサと同じ目に合うことは、覚悟しろってッ!
ぶっ刺してやるッ!猿にはねぇアタシの針でッ!その両目共ッ!

[その髪束が、狙うのは両目。上着の香りも、その重さも、静止する要素にはならない]

(119) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 そう……よかった。

[不思議と、嬉しさはこみ上げて来なかった。それが見えない目のせいなのか、それとも本当の目的はまだ達成されていないからなのかは、分からない]

 ジリヤ!?
 な、なにやってるの!

[怒声と、ビーカーの割れる音。彼女が何かをした、ということは分かったが、それが何かは分からない]

 先生は悪くない!
 これは私が頼んだことなんだから!

(120) 2015/07/15(Wed) 23時半頃

【赤】 鳥使い フィリップ

[ 悲痛な針鼠の声も、別れを告げるような猫の声も
 懸命に引き止める梟の声も 聞こえてはいるのに。

 僕は諦めることに慣れすぎていて、焦燥も自責すらも無く
 彼女との約束がなければ
 自分の身ですら執着しない関心の無さ。

 正しくなかろうと 猫がそれで良いのなら
 僕は正す心算は毛頭無いし、嘆く心も持ち合わせない。

 自分のことのように怒り 嘆くふたりが
 僕にはとても眩しかった。

 ( あんなふうに 誰かに執着できた頃は )
 兄といっしょに 喪ってしまったみたいで。

 ただ、ひとつ思った事といえば
 悲しむ梟は見たくないという 独善的な思考。

 ( ああ、やっぱり。……僕は、卑怯だ。) ]

(*23) 2015/07/15(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 自室 ―

[ 外の風が吹く大扉や、居た気配のある番犬のこと
 人間達が暖炉の先で僕等を監視し、暮らしていること。

 けれど、兄と明との間に何があったかは
 どうにも鸚哥にはぐらかされてしまって、結局分からず
 思い出す、別れ際の言葉>>110に、下唇を噛んで。

 膝を抱えたままころりとベッドに転がって
 蒼碧の手をのばす。
 あの日ここに在った背中、射干玉の髪、温度。

 大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」

 ( 卑劣なやつは、”工夫”だなんて 言わないよ )

 僕はぴんぴんとハネる髪をぐしゃっと一度掻いた後
 妙案なんて浮かびやしない鳥頭を首の上に乗せて
 隣の部屋の扉を叩いたんだ。]

(121) 2015/07/15(Wed) 23時半頃

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フィルタ

生存者
(5人 60促)

明之進
13回 注目
ジリヤ
6回 注目
フィリップ
50回 注目
ヴェスパタイン
5回 注目
マユミ
38回 注目

犠牲者 (3人)

パルック
0回 (2d)
モスキート
0回 (3d) 注目
クラリッサ
1回 (4d) 注目

処刑者 (3人)

ノア
30回 (3d) 注目
アマルテア
28回 (4d) 注目
チェビイ
3回 (5d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

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