3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 保健室前→伝説の木 ―
[セシルとのメルアドおよび電話交換を終えると、鞄を肩に担ぐ。]
―――……今更だねぇ。 つーか、気になるんなら、ちゃんと聴いとけよ。 聴かねぇと、後悔すっから。
[>>967 セシルとスティーブンの様子に、苦い微笑。 過去が、フラッシュバックする。
―――……真実は闇の中。
だから、2人は、そうならぬように。 けれど、予防線をはったのは……――――。
一度、スティーブンスを見た。そこに暗い色はない。]
(972) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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―保健室前→中庭― [立ち去る気配、手伝えとの言葉 皆の異常を伝える言葉]
俺が役に立てそうな事ねぇな。 悪りぃ、外でちと空気吸って来るぜ。
[廊下の壁を頼りに中庭へ]
(973) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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――校長室――
[中途半端なところで正気に戻ってしまったからだろうか、胸の中で衝動がどくんと動き出した。先刻味わった甘美な陶酔を舌が、喉が、身体が求めている。
誰かを酷い目に合わせてしまう可能性があるから、あいつに見られるかもしれないから。だから、耐えなければいけなくて。
酷い目に合わせるのが嫌? ――なら、頼めばいい。あいつも言ってた、合意の上なら問題ないって。 ――舐めさせて、吸わせて、含ませて、飲ませて、しゃぶらせて、咥えさせて、って片っ端から頼めばいい。 ――哀願すれば一人くらい同情してくれるかもしれない。
見られたくない? ――なら、絶対見つからない場所に隠れてやればいい。 ――いや、それなら、いっそあいつに頼んで ――そうすれば、もう我慢する必要なない]
ああぁああっ、もう!
[癖っ毛をがしがし掻き毟り、叫んだ]
(974) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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嗚呼、俺も、伝説の木確かめたら、手伝うぜ? 役に立つかわからねぇけど。
[>>964 担任の言葉に軽くかえし、踵を返す。 ヘクターがそこにいるのなら]
伝説の木、気になるから見てくる。 なんかあったら、お前にも伝えるぜ。
[そう言い置いて。]
― →伝説の木 ―
(975) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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―― 美術室入り口 ⇒ ――
……お待たせ。
[流石に歩きにくいので、ザックはまとめて左肩にかけることにしたらしい。手には、もう1冊のスケッチブック]
心配かけて、悪いね。
ああ、そうだ。これ、使いさしでよければあげる。
[暗室へと向かうように、階段に向かいながらスケッチブックを差し出した。それは、最初の2〜3枚にちょっとしたクロッキーが描かれているだけの、比較的新しいもの。自分の喉を指でさして]
喉、大事にね。あんまりしゃべりにくくなったら、これで筆談すればいいよ。書くものはもってる?
(976) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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―北棟階段→美術室前―
[暗闇の中、白骨が転がっているとは気がつかずに、 普通に登ろうとしたがどうだったか(10)]
でも、ちょっと意外だったかな。 ピッパも面識あったんだね。
[それが騒動の始まる前か後かまでは知らず]
……あ、ごめん勝手にピッパって呼んでて。 フィリップと時々間違いそうで、ついさ。
[なれなれしかったよね、 とそんな会話を交わしながらやがて美術室前まで到着した。]
(977) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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[去っていくドナルドの背を見る。その視線は、いつもと同じ。ミッシェルやグロリアがそれぞれ移動するのを見送った]
……言葉にするのが、難しい。 なくしたものがわからないので、それがどういったものなのかわかりかねますが。
ああ。逆なら思い出せる。
私は、ピアノを弾くことが嫌になったので、ピアノを弾くことをやめました。 その、ピアノをやめた事実だけが、頭に残るということです。
今も、やめた理由を思い出せても、やっていた理由は、思い出せません。 好きだから、だったのでしょうか。別の理由があったのでしょうか。勧められたままやっていただけなのでしょうか。
――貴方に聞いても、仕方ないのですけどね。
時間がないのは、私には時間が残されていないということです。 今消えかけている私の体は、いつまで持つのでしょう。 ひょっとしたら、持つかもしれないし、持たないかもしれない。……わかりません。
(978) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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−PCルーム−
…え?
[一瞬ポカンとしてから、悲鳴を上げた。
画面に大量に流れる“kate is dead”“simon is dead” 咄嗟にオスカーにしがみついた。]
(979) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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[紆余曲折あって、ジャージの下には何も身に着けていない。 ファスナーが下ろされ、素肌があらわになる。 こんな事態になる前は傷ひとつ無い生っ白い肌だった身体は、あちこちにいたぶられた痕跡が残る。 噛み傷も掻き傷も痛々しく腫れて化膿し、まだらに散在する青い内出血。 それが淡く上気して血色の透ける白い素肌に映えて、異様なほどに鮮やかだ。]
(980) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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―1階廊下―
伝説の木… ――そう、一人で行くの?気をつけてね。 危ないことしちゃだめよ?
[>>975 彼には、どうもこの一言を言いたくなってしまう。 ドナルドを見送れば、>>973中庭に消え行くヘクターの姿]
――ヘクター君…?
[彼の異常をよく知らなくて、 役に立てないという意味がわからなかった。 壁を伝う様子も気になって、あとを追う]
…すみません、バーナバスさん。 ちゃんとあとでお手伝いしますからね!
(981) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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― 伝説の木に向かって ―
[用務員が大切に育てていたミニ畑が、酷いことになっているのを横目で見つつ。煙草を咥えて、メールを打つ。]
『to キャロライナ title 体調の方はどうだ?
なんか大変みてぇだが、大丈夫か? 大丈夫になったら、用務員室で手伝いしちゃってくれ。 だが、無理はすんな。
俺も伝説の木確かめたら行くつもりだ。 そういや、キャロルは伝説の木が、なんで伝説の木か知っているか?』
[メール交換は何かの折にしていたが、滅多に送ったことはなかっただろう。打ち終えて、ぽちっと送信した。]
(982) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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問題児 ドナルドは、風紀委員 ディーンに結局シャツを渡せないままだったな、と唐突に思い出した。
2010/03/02(Tue) 23時頃
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―美術室前―
あ、メアリー。 こっちに居たんだね、丁度良かった。 ……南棟戻らなかったのは正解だったよ。 ジェレミーはまだ中に居る?
[入り口に立ち尽くす彼女に声を掛けて、 開いているなら部屋の様子も覗き込もうとしている]
(983) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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─PCルーム─
……にしても、コレ、何なんだよ、もうっ……。
[起動したパソコンの異変もそうだが。 痛みを訴える左腕は、疑問を強くする。 頭の中にはコエが響いているけれど、それは長文の説明をしようとすると掠れるらしく、上手く聞き取れなかった。 軽く頭を振る所に、しがみつかれて>>979]
わ、た、と。
[一瞬、意味不明の言葉が口をつくものの、逆にそれで落ち着けていた]
……大丈夫。大丈夫、だから。
[言いながら、ふと感じる、不思議な感触。 ポケットに入れたままで忘れていた、ビー玉。 それが何となく、温かく感じられた]
(984) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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―保健室前― ――…。…、経験則 か ?
[>>972 白い携帯は、指先に触れ細かな傷がつく。 手にした携帯は胸に抱くように。 ――濃紺を少しの間、見つめ。
夫々が移動していくのを見送り、 スティーブンへ向き直る。]
……厭になったから。
[――ピアノを弾いているの。 ――好きだったはずなのにな。 ――今はもう、わからない]
……、分かりませ ん よ……
[首を横に振る。 消えかかる。あの世とこの世の狭間にいる侵食は夫々を蝕んでいくだろうが――]
(985) 2010/03/02(Tue) 23時頃
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理事長の孫 グロリアは、紐 ジェレミーくんみたいに、もしかしてあれが彼の異変なのかしら、と思った
2010/03/02(Tue) 23時頃
問題児 ドナルドは、紐 ジェレミーと、そういや結構あってないともディーンからの連想(級友)で思った。
2010/03/02(Tue) 23時頃
風紀委員 ディーンは、問題児 ドナルドに脳内噂されて、小さくくしゃみ。
2010/03/02(Tue) 23時半頃
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―中庭―
――ヘクター君、どこ?
[あの様子では遠くへは行けなさそうだった、 そう大きい声は出していない。 そういえばあの子を怒らせたのは、彼だった。
たとえそれが怒りでも、さみしい、以外の感情を、 彼女に与えたのだ、とそう思う。]
(986) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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― 用務室 ― >>981
ん?
[なんだか部屋の外で呼ばれたような気がしたけど。
開けても誰もいなかった。]
――…ヤバい。やっぱり頭おかしいか。
[グロリアの声だったような気もするけど、 今の頭では、妄想のような気もしてならない。
そのまま部屋に戻って、]
あ、いけね。のびちまう。
[小池さんモード]
(987) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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―― 美術室前 ――
あれ。
[ちょうど美術室から出ようとして、メアリーにスケッチブックを差し出したところだったか。ミッシェルとピッパが階段から姿を現して]
やあ、いるけど、どうしたよ?
[ピッパの顔を見るとサイモンがまた騒ぐか。 でも、それはきっとさっきよりはずっと大人しく、うるさい、と背後の虚空をはたく程度か。そういえば、あれからどのくらい時間がたったろうかとぼんやりと思う]
(988) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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[ヘクターが壁を伝い外へ向かうを見る。気づけば人の気配が廊下から消えていて]
…皆、いなくなってしまいましたね。
[肩を竦めた。 猫は、黒の裡でじっとしているようだった]
気持ちを心が忘れてしまっても、体は覚えています。 ですが、今の私の体は不安定で、体すら覚えているかどうか怪しい。 思い出さなくていいのなら、残る時間が短いのなら、私は今のままで――…
[いい。そういおうとして、言葉が詰まった]
(989) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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ヘクター君、大丈夫かしら…… あれってまるで、目が……
(*314) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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……この傷、結構痛いよねぇ。
[ポツ、と呟きながら傷をいたわるように、指で一つ一つ触れていく。 そして今度は唇と、舌で同じように。
胸の飾りが主張し始めても、そちらは未だ触らない。]
(990) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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−PCルーム−
[しがみついたのは右腕だったか。 オスカーが謎言語を発した後、大丈夫、と囁いてくれて、 少し落ち着いた。]
…あ、ごめんね。急にしがみついたりして。 [離れようとしたけれど、なんとなく名残惜しくて、 そっと手は置いたまま。]
…この画面から切り替わらない? 他のPCも同じかしら?きっと同じだよね。 これだけピンポイントで罠仕掛ける意味ないし。 …これじゃ何も調べられないね。
[オスカーが黙ったきりだったので、] オスカー君?どうしたの? [そう言って、顔を覗き込んだ。ふわりと流れ落ちる髪。]
(991) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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――校長室――
[携帯のバイブが立て続けに二度鳴ったおかげで意識が内側から逸れた。送信者はミッシェルとドナルド]
……二人とも、いいタイミングでメールくれたよ。
[助かった――そう呟いて、それぞれに返信する]
『to ミッシェル title Re:美術室に行って来る。
りょーかい。気をつけて』
『to ドナルド title 体調の方はどうだ?
ちょっと疲れただけ。心配してくれてありがと。 伝説の木って、その下で告白すると叶うって話なかったっけ?』
[二人にメールを送り、飴玉を口に放り込み、奥歯で噛み砕きながら内なる衝動に耐える]
(992) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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ん?ヘクターがどうかしやしたか? [ずるずる]
(*315) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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…見えてない、って
謂ってた。
(*316) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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ん… あの子、なんだか目が見えていないみたいだったから…
(*317) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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―美術室入り口―
ん、行こか。
[再び胸にかけた一眼レフを撫で、帰ってきた彼>>976に頷く。 その手元のスケッチブックに視線を落とせば、それはこちらに差し出され鳶色を瞬くが、にこりと微笑んだ。]
ありがと。素直に受け取っておき、ます。 あらら、クロッキーつき?……使うの勿体、無いね。
[喉のことを指摘されるともう一度深く頷く。 書くものは……]
筆箱もポケットに突っ込んでくるべきだったなぁ
[なかった。困ったな、とがしがし髪を手で梳けば、後ろから声がかかる。>>983]
お、ミシェにピパ!随分会ってなかった気がする、ね。
(993) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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見えないのか? ……そりゃ、いかんな。
(*318) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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用務員 バーナバスは、ラーメン食べ終わったあと、やっぱり気になって立ち上がる。
2010/03/02(Tue) 23時半頃
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どこに行ったんだ?
(*319) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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ミッシェルと話をしながら階段をあがる 白骨を上手く避けれただろうか(07)。
ん?放浪画家のこと 面識なんかはないけど、ずっとファンだったから。 学校に入ったばっかりの時に 校内コンクールのスケッチ「老人の絵」をみて
すごく温かくて… こんな絵を書く人ってどんな人だろうって、ずっと話してみたい もしかしたら、学校で会えるかもって思ってたんだ。
でも3年間発見できずに卒業かと思ってたんだけどね…こんな形で会えるなんてまさかの奇跡だよね
[そんなことを話しながら]
ピッパでいいよ、確かにフィリップと間違うみたい
[パメラのことをちょっと思い出して笑った]
(994) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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…ふゃっ!? ……ぁン……。
[傷をたどっていく指。触れる唇、熱い舌。 その度にひりひりちくちくいたいのに、それがなんだかぞくぞくして。 弱い悲鳴は、甘い色に染まっている。]
…やぁ……も、……っと……… [ねだるような声色で身体をくねらせ、身を震わせた。]
(995) 2010/03/02(Tue) 23時半頃
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