人狼議事


153 unblest blood

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サミュエルは、クラリッサに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

―リビング―

[グロリアが判じたこと>>80を男は知らない。
フィリップの正体確かめようもないままに
再び呪詛を受けたと思しき、灰を目にしている。
グロリアの時と同様に
マドカが身につけていた衣服が残るを見れば
灰となった者が誰であるかは知れよう。]

 ――――。

[フィリップがダンピールであったとしても
態々マドカに呪詛を齎すとは思えなかった。
グロリアの部屋に居たものを狙うのが自然に思えて]

 ……っ。

[これで終わりかと紡いだジリヤの声>>68が過る。
終わりであって欲しいと望んだ男は
終わっていないであろう事を、悟った。]

(82) 2013/12/07(Sat) 20時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


クラリッサは、サミュエルに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

―グロリアの部屋―

[相手が大男では無かったとはいえ首一つ落とした後では、ダガーを振るった腕に掛かる疲労は決して小さくない。
それでもシーシャ>>81の返答を聞くまでは、自分が利用されたなどと思うことは無かった。
ある意味ではクラリッサにもまた利用されたのかもしれないが、彼女の思惑>>74までは知らぬまま――。
故にその時は、そういうことかとシーシャに納得しながらも、けれど少しだけ眉を寄せてしまってもいた。

今、その腕からはダガーは離れ、鞘に納められた状態でジーンズのポケットにねじ込まれていた。]


(無くすもんか。――借りは返す、って言うだろ)

[シーシャの去り際、彼に向けた言葉を、心の内で繰り返して]

(83) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[稀なるダンピールが複数いる可能性をサミュエルに改めて意識させたのは、あの時「力」の存在を伏せさせたクラリッサだった。
故に、まだ終わらないかもしれない、と。
ジリヤ>>68とシーシャ>>70の言葉を聞いて居ながらも、口に出さずとも思っていた。

そんなジリヤの口から、死にたがっているような言葉が幾つも聞かれたこと。
そのことも少し気に掛かっていたのだけれど――。]

(84) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>78から掛けられた言葉に、「確認」と先程告げられたことを思い返す。]


フィリップを  ……って、それって、

[知識の中にある「力」の存在を口走りかけ、はっと口を噤んだ。
シーシャは部屋を出ていたが、ジリヤはこの時如何だったか。
それに別の誰かが部屋を訪れてきている、ということも考えられたから。

その場に居なかったマドカ、そしてサイラスとの間に
何が起こったのか、この時まだ知らなかった。]

(85) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサが少しだけ角度を変えてからスカートを捲り上げるのを見る。
膝下より上が見えないことに、ほんの少しだけ悔やむ色は胸裏に過ったが、その心は直ぐに押し殺した。
彼女の言い置き>>79に素直に従う形で、一歩、二歩と後ずさる。
そうして、少し離れた場所から見た光景は――。]


マジ、か。

[灰の上に落ちる血雫――赤い猫。崩れ落ちる紅い砂。
初めて目の当たりにしたものに、流石に目を丸くしつつも。
知識上の存在――死した者を見定める術、を思い起こすに難くなかった。

そして彼女が下したものは、自分と同じように、フィリップをダンピールだと断定する言葉だった。]

……はは。まさか本当に、居た、なんてな。
あんたが噂の、ってやつか。

[驚きは示しながらも、それでも、疑う素振りも無かった。]

(86) 2013/12/07(Sat) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 22時頃


【人】 お針子 ジリヤ

ーグロリアの部屋/少し前ー

根拠………。
そんなもの………単純明快な答ですよ。

[去りゆく背中。
それに向けて小さく呟く。]

…………化け物だから。

[その声が、疑問を呈した男に届いたかはわからない。
しばらく目を伏せたままであった女は徐に瞳を開く。]

……………花、足りないですね。
私、ちょっと外します。

[部屋に残った2人の横を通り部屋を後にした。**]

(87) 2013/12/07(Sat) 22時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[>>86自分の挙動にサミュエルが何を思ったのかは知らず。
もし気付いていれば、ここから先は安くないよ、などと薄ら笑みを浮かべて冗談交じりに告げただろうが。]

マジ、だよ。

[サミュエルの言葉には薄く笑う。
この非常時に、他人の前で能力を晒す事は恐ろしいとは思わない。
女は自分の身が可愛いと思った事はなかったから。
望んだ結果を得られて安堵していた。
もしこれでフィリップが罪なき羊であれば、軽装備でダガーを持ったサミュエルと対峙せねばならなかったのだから。

フィリップがグロリアを殺したのなら―呪詛がどの程度の範囲で使用出来るものかは女は知らない。しかし現状ではその可能性の方が高い。―復讐の機会を失った事になるのだが、今は確実に信用していい相手が出来た事による安堵の方が勝っており。]

―うん、そうだよ。
無駄に見させてごめんね?

[疑う素振りを見せないサミュエルに女は緩く首を傾げてみせた。
女もまた、マドカとサイラスの事はまだ知らない。]

(88) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[――一度目の死を遂げる前、
人間であった頃は人が良すぎるとも親切とも言われた。
今思えば、ある意味グロリアに近い何かがあった。
その性格が、行動が、仇となり
人間であったシーシャの身に受け入れられぬ死を齎した。

親切、と、サミュエルの言を擽ったく思った。
だからそうでない、と、彼を利用した風を装った。

情緒ある豊かな演奏と歌声を披露したサミュエル。
そんな彼が下手に自分に絆されてしまうのは偲びない。
思いは微塵も顔に出さぬまま相変わらずの様子で今に至る。]

(89) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

―少し前―

[>>87ジリヤの零した答えに、女は目を瞬かせる。
聞き間違いでなければ、化け物、と彼女は言ったか。]

―…っ。

[それは、吸血鬼だからという事か。
――それとも。
女の脳裏にダンピールの影がちらつく。

もしフィリップがダンピールでなかったら?
死に瀕したフィリップが”敢えて”仲間に自分の事を傷付けさせたとしたら?]

……あぁ。
お願いしてもいいかな。

[花が足りないと言って退室するジリヤに応じる声は少し緊張の走ったもの。
女はまだフィリップの事を自身の手で判じられていない。
そして生きているジリヤを判断する事は女には出来ない。*]

(90) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

―回想/グロリアの部屋―

[背に聞こえるのはジリヤの小さな呟き>>87
一度足が止まり、ちらと彼女に視線を向ける。]

 本当に明快だな。

[喉を鳴らして、軽く笑い]

 化け物は俺も同じだ。

[海に還りたいという望みは無いが
還ることが出来るなら人間であった頃にと思う。
ジリヤの奥底にある深い理由は知れぬまま
再び前を向き、その場を立ち去った。*]

(91) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

シーシャは、クラリッサに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―リビング―

[新たに消えた気配二つ。

グロリアの消失よりも、
それは男の胸に重かった。

フィリップとマドカの旅路は、
再び交わることはあるのだろうか。


考えてみるのは、自身の死後のこと。]

(92) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[女は一歩近付くと、サミュエルの方に手を伸ばす。
もし彼が避けなければ、とん、と彼の心臓の辺りを握った手の裏、甲の部分で軽く叩き。]

ねぇ、サミー。
これで終わりだと良いとは思っているけど。

――用心しておいてね。

[サミュエルの力は生きている者を見る事が出来る。
その力は誰でも持っているわけではない。
死者を見る力よりも意義があるものだと思っている。

まだダンピールが潜んでいるとしたら、その力を失うわけにはいかない。]

(93) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

クラリッサは、シーシャに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 22時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

[そして中断する形となっていたグロリアの弔いに戻ったか。]

…さて、フィリップは…どうしようねぇ。

[紅い砂混じるダンピールの灰を見て、思案顔で腕を組む。

――グロリアを殺したかもしれないダンピール。
丁重に弔ってやるつもりは女にもないが、グロリアの部屋に残すのもはばかられて。]

(94) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[フィリップとマドカのそれが交わるなら、
自身も――

いや、交わらない方がいいだろう。
合わせる顔など、無いのだから。


「救い」と強引な言い訳をつけているだけで、
結局は本能に抗えない化物。

もっと言えば歪んだ振りをし、本能に負ける理由付けをし、
抗えないことに傷付いた振りをし……。

男の本質は、母を追い詰めていた時の化物そのもの。
人格など飾り。


勢いづく化物の狩り衝動は、
まだ同じ邸内にある、複数の獲物の匂いに敏感に捉え続けている。]

(95) 2013/12/07(Sat) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[扉が開き、
シーシャが入ってくるのが見えた>>71

惚けて宙に浮いていた意識を引き寄せると、
服の袖でぐい、と顔を拭う。

シーシャにマドカのことを訊ねられたなら、]


 ――殺された。
    マドカは、殺されちまったんだ。


[呪詛を施したのは自身だというのに、
それを「突然の悲劇だ」とでも訴えるかのように。]

(96) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[スカートの中身を見せるのとは別の意味で、力を披露することには危険がある。
そう思うからこそ、保身に走ろうとするこの男は力を隠してきていた。
そしてこの時のクラリッサの行動にも危ういものが有った、とふと気づいた。]


いや――無駄じゃなかった。
これで、あんたが俺を信じてくれそうだって判ったからさ。

[首を傾げたクラリッサ>>88には、取りあえずは、そう答えて小さく笑ってみせた。]

(97) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ジリヤ>>87が場を辞した時は、一度振り向いて見送った。
その前に呟かれた声も微かに聞きとってはいた。
化け物だから、という言葉の意味は、その前の問答の意味を察しかねていた故に、はっきりとは判らぬままだったけれど――。

花を取ってくると彼女は言っていた。
ちらと視線を移せば、手向けられた花の色>>2:126>>3:1が灰の中に映っている。
未だ自分からは一輪の花も捧げられていないこと。涙一つも零していないこと。
――ふっと湧いた胸の痛みをごまかすように、軽く首を横に振った。]

(98) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>93に胸元を叩かれたのはそんな時だった。
とくりと心臓が鳴ったのは、おそらくその辺りに触れられたから。
用心して、の言葉には静かに一つ頷きを返してから]

――…あんたもな。

さっきも見てて思ったんだが、随分大胆なもんだな、って。
俺が本気でダンピールだったら、殺してたかもしれないってのに。

[それだけ零してから、視線は部屋の中、棚の上の化粧箱へと。
そちらに歩み寄り、箱を手に取った。]

(99) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 露店巡り シーシャ

―リビング―

[サイラスの応え>>96に柘榴の双眸が細まる。]

 殺された、って。
 一体、誰に?

[首を傾げ、悲劇を訴えるかのような彼を見詰めた。]

 二度も、第一発見者になっちまったなら不幸だが
 ミステリのセオリーでは疑うべき、だっけか。

[そんな事を言いながらも
フィリップがダンピールでなく、
あの部屋に居た誰かに陥れられた可能性も考えていた。]

(100) 2013/12/07(Sat) 23時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 23時頃


【人】 お針子 ジリヤ

―1F玄関―

………化け物…。
欲望のまま夫も殺して…、娘も不幸にして…。

[生きたいと願った。

最愛の夫のため――
最愛の娘のため――

共に人生を歩こうと、自分のため――]

そのクセ…自分では死のうとせず…。
誰かに殺してもらうことで許されようとして…。
……………私からの花なんて…いらないかしら、ね…。

[花瓶からさらに1輪。
この邸宅の主はこんな風に使われるなんて予想もしていなかっただろうと、彼女の顔を思い出す。]

(101) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[フィリップのことをクラリッサ>>94が口にしたのには、ほんの少しだけ、黒い瞳に嫌悪を滲ませた。]

放っとけ。
あんなガキの為に、何もしてやること……。

[とはいえこの部屋に残したままなのも、とはやはり思えど。
グロリアを殺めた――とは限らないが、それでもやはり仇だと思ってしまう気持ちと。
それとは別にフィリップに向けて抱く暗いものの所為で、手を差し伸べることが出来ずにいた。

「俺の在りたいように此処にいる」>>2:184
その時サミュエルは何も言わなかったが、結局は確かに「そう」なのだと、内心で認めてしまっていたことを改めて思う。
思い返すのは自分自身のいつかの昔。
呪われた化け物になってしまったと悟っても、それでも今よりずっと、幸せだと思っていた日々。]


  ――――――…は。

[その時傍に居てくれて、支えてくれた者も――。
追憶から逃れようと、またふるりと首を横に振った。]

(102) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>97自分の行いの危うさには目を瞑る。
もしその行いが原因で殺されたなら、自分はそこまでの存在だったのだ、と最後には納得するだろうと思う。]

ボクは自分の力を信じているからね。

だからサミーは真実ボクと同じ吸血鬼だと、信じるよ。

[小さく笑みを浮かべたサミュエルに向かって、幾らか温かみのある笑顔を向けた。]

(103) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス


 誰に、 ……そんなの、わからねぇよ。
  ダンピールに、としか……。


[こちらに向く柘榴>>100
気が立っている素振りでそれを半ば睨みながら、
けれど声は低く、途切れ途切れに返した。

シーシャの口から「セオリーでは疑うべきか」と聞けば、]


 そうだな。   ――それが「人」による殺人、であるなら。


[人が人を殺すことが前提のミステリーとは違う。
ダンピールは離れていても、
相手に呪詛を施すことができるのだから。

そう言外に主張した。]

(104) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>99サミュエルの胸の音は女の手に感じられたかどうか。
俺がダンピールだったら、という言葉には僅かに笑みを浮かべて。]

まぁ、サミーが本物である可能性が高いと踏んでやった事だから。
あの時点でいきなり仲間を売ったりしないでしょう。
一緒に生き残る方が得だからね。

殺されそうになったら――出来る限りの抵抗をしていたよ?
只殺されるのは気に食わないからね。
ふふ、女は怖いんだから。

[ジリヤを見て彼の漏らした言葉>>31を引用しつつ、物騒な宣言をして褐色の瞳を細める。
彼が棚から化粧箱を取って来れば、グロリアの灰を集めて、中に収めようと。]

(105) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

………。
彼女を中心に人が集まるのが分かる気がするわ…。

[ただひたすらに、死を求めて生きた己。
人間も、吸血鬼も――――、他人を愛することをやめるためには、嫌われるという手段をとった。
口悪く、態度も冷たくすれば好かれることなどない。
その反対を生きた彼女の笑顔が思い出される。]

………戻りますか。

[2輪の花を手に持ってグロリアの部屋へと戻っていく。]

(106) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ダンピールに、なんて分かりきってる。
 せめて疑わしい者の名でも言ってくれれば……

[睨むようなサイラスの双眸が柘榴に映り込む。
悲しみにくれるなら情を寄せたであろう。
けれど彼がみせた感情はそれではなく]

 ――まあ、な。

[呪詛が離れていても発動可能な事は無論知っている。]

 じゃ、犯人が現場に戻る心理なんてのは?

[別段探偵を気取るつもりはないが
サイラスの反応を見るのが主な目的だった。]

(107) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【赤】 薬屋 サイラス

 大根役者――。


[「人」の振り。
吸血鬼の振り。

驚いた振り、傷付いた振り――。


本能のまま狩りに興じる時以外に、
素の男で過ごしたのは、49年間のうちどれだけの時間だっただろう。

本当はどんな男であるのか、
どうありたかったのか。

本能のせいで吸血鬼に惹かれたのか、
狩る為だけに近付いたのか。

全てが偽りではなかったのに、
全てが偽りであったと思う方が、楽で――]

(*4) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>102僅かに嫌悪を滲ませるサミュエルの瞳を見て、女は目を瞬かせる。
彼は無表情を貫こうとしていたように見えたから。]

…でもさ、グロリアさんの側にダンピールを置いておきたくないんだよ。

…ん…でも、そうだね。
全てが終わってからでも良い、かな。

[放っておいていいものなら放っておくが。
せめて別室で殺せば良かったか、と考えてしまう辺り、女は薄情なのかもしれないと内心で苦笑し。]

――…大丈夫かい。

[何かから逃れようとするように首を振るうサミュエルに、幾ばくかの心配を滲ませた言葉を掛ける。]

(108) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 人ならざる者なれど
 一方は元は人で。
 もう一方は半分は人の血が流れてる。

[ぽつ、と呟き、
男はサミュエルに預けた対小剣の残りを鞘から引き抜いた。]

 ――俺は、今、お前を疑ってるよ、サイラス。

[鞄の中では土産の時計が今も時を遡らせているだろう。
時計屋を見据える柘榴に静かに殺意が灯る。]

(109) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

――…?

[やがて女は作業に戻りながら同族の気配を確認する。
残っている気配は5つ。
――1つ足りない。]

……まさ、か。

[瞬時に至った最悪の発想に、女は唇をわななかせる。
グロリアとフィリップが死んだのはこの目で確認し、ジリヤとシーシャは先刻まで一緒にいたばかりだ。

女はここ暫く、サイラスとマドカに会っていない事を思い出す。
フィリップと対峙している間にどちらかの命が失われたのか?
―― 一体、誰が。]

ねぇ、サミー。
気配が一つ足りない。
――気付いているかい?

[緊張を含んだ声色で彼の反応を伺う。]

(110) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

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