人狼議事


296 ゴールイン・フライデー

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視点:


【人】 公証人 セイルズ

 そっちの書類、突っ返してきても対応は月曜だから!


[などと、帰る!と言う意志を明白にすれば、総務からはOKのサインが返る。
業務が固い割りにこういうところは緩い。
順調だからこそで、日ごろの努力の賜物でもある。
もちろん、全ては週末のために。*]

(88) 2019/05/19(Sun) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[外に出る前に手洗いに寄り、ついでに鏡を見た。
身だしなみだの今更気にしても、くたびれかけた外見は変わらない。
それでも一応は髪を撫でつけ、ついでにしっかり眼鏡も拭いた。
ネクタイを直しかけて、もう一度鏡をじっと見る
そこに映るのは、何処にでもいるただの会社員だ。

もしあの人がこっちを見ても、印象に残らない程度に普通の

見て欲しいわけじゃない、覚えて欲しいわけじゃない
そんなのは高望みだってわかっちゃいるんだが]


 やっぱ、ちっとお堅い人間に見えちまうかなぁ……


[あの人の服装は、いかにも会社員然とした俺とは違うもの。
俺より多少は自由なのかもしれない
それも惹かれる一因ではあったけれど、同時に躊躇う理由でもあった。]

(89) 2019/05/19(Sun) 02時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 ま、いいか


[今のまま
顔を見られて同じ空間で食事が出来る、金曜の夜が続けばいい。
その為には、これ以上は何もしない方がいいに決まってる。

それでも、やっぱり未練がましく思ってしまう。
声をもっと聞きたいと、もっと近くで顔を見たいと

そして、出来れば……触れて、その体温を……なんて。
絶対にあの人に知られたくない願望は、しっかりと胸の奥底に沈めておこう。]

(90) 2019/05/19(Sun) 02時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[外に出て空を仰ぐ。
いつか、二人で空を見上げられたら、なんて過ぎったのを自嘲気味に追い出して
期待と不安を抱えながら、今週もタヴェルナのドアを開けるんだ。]


 やあ、席は空いてるかな?
 何処でもいいよ、何なら相席でも。


[あの人と一緒じゃなければいい、近すぎたら食事どころじゃなくなりそうだ。
そう思いながらも、結局視線はあの人を探す。

神様は、今夜も微笑んでくれるだろうか?**]

(91) 2019/05/19(Sun) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[──ある程度の作業を終え、今夜はこれで勘弁と怪我の悪化したドアに手を合わせ、いつも通り最低限の身支度だけ整え、ブーツの踵を鳴らしてタヴェルナへと駆け出したのは、普段より遅い時間。

膝に手を突き、軽く呼吸を整えてから、白筒を取り出し火をつける。食前の一服はカウンター席を陣取る前の、いわば心の準備。
"いつもの時間"に遅れようとも、これだけは外せない。

あの人は今日も来ているだろうか。まだ居るだろうか。
先週と変わりはないだろうか。

脳裏に残る表情を反芻し、落ち着け、と紫煙を吐き出す。
もし、いつものように空席を探す素振りで見渡す店内に希む姿が無かったとしても、落胆を見せないように。]

(92) 2019/05/19(Sun) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[ゆっくり、もったいぶるように白筒一本を灰に変える間、店から出て来たのはカップルが一組、友人連れが一組。
あの人の姿は、なかった。なら、まだ居るか、それともこれからの来店となるか。

革の端切れで出来た携帯灰皿に吸い殻をねじ込む頃には呼吸も整い、汗も引いていたが、身体が火照って仕方なかった。
汗ばむ掌を腿で拭い、ゆっくりとドアベルを鳴らす。

出迎えてくれた看板娘に笑いかけ、繁盛ぶりや近況を投げかけながら、定位置は決まっている癖、まるで空席を探すように周囲に視線を巡らせて───。

小さく、小さく。
息を飲み、深く吐き出す。

酩酊に似た眩暈。思わずふらついた足は、野菜不足かも、なぞと笑って誤魔化し、いつものカウンター席へ。

さあ、今夜は何を食べようか。]**

(93) 2019/05/19(Sun) 03時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 〜♪〜〜♪ ]

 明日からは嬉しい週末! 
 仕事を終えた貴方もこれから仕事に行く貴方も
 今日を乗り越えて張り切っていきまっしょう!

  ではではっ、また明日!

[ 降板とならなかったのは、いくつか理由がある。
 流れ流れて下落の一路を辿る男が哀れまれたのと
 ゲストに対する苦情の方がMCより多かった。
 
 翌日と翌々日の放送までは殊勝な態度を心がけたが
 数日の経過を経て音沙汰も冷めいつもの調子に戻り
 待ちに待った金曜日最後の収録であることから
 伸びやかな声でこの日最後の放送は幕を下ろす。

 リスナーのリクエスト曲である
 ゴールイン・フライデーと共に収録を締めくくり 
 女ディレクターにも笑顔を向けて退散しかけたが ]

(94) 2019/05/19(Sun) 03時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 えっ……

[ 「デリクソンさん、金曜日はすごい元気ですよね。
 土曜日はため息ばっかりついてるのに。」
 別れ際不意に向けられた指摘に
 なにを装うことも無いのに挙動不審になる。 ]

 そう…?そうかあ? 週末――だから?

[ 土日も天気予報や渋滞情報の繋ぎとなる
 持ち番はあるから週末イコール休みではない。
 仕事のある週末はそんなに嬉しいものかと
 首を傾げられてしまった。 ]

 ヨーコちゃん俺のことよく見てるねえ。
 やっぱり俺に気があるんじゃ……

[ 話題をすり替えて、否定の声を背に受けながら
 早足で店までの道を行けば
 ――先週仲良くしたゴミ捨て場に出て。 ]

(95) 2019/05/19(Sun) 03時頃

【人】 甲板員 デリクソン



[ 出会ってしまった、そいつに。 ]

 

(96) 2019/05/19(Sun) 03時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 猫といえば、目的地がタヴェルナである事から
 餌の気配に敏感な看板猫であったが>>1
 シュパーゲルの箱から顔を出したのは
 単色の毛色を持つやんちゃそうな子猫だった

 おそるおそると歩み寄れば、首輪の跡がある ]

 ……猫。

[ 収集車が訪れるような時分ではない。
 でも、こんな場所を寝床にしていたらと顔を顰めた。
 先週ここを塒にした男が言えた心配じゃないが

 いや、首輪の跡があるということは野良ではなく
 最後の収集以降に、此処に捨てられたのだろう

 自己評価を正確にするなら、男は慈善家ではない
 むしろ自分に甘く自分にだらしない。
 昔の話をするなら報道になった夫も子供もいる女優に
 侘びのひとつすら入れずに着信拒否したくらい ]

(97) 2019/05/19(Sun) 03時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 くそぉ……お前なんでそんな色してるんだ…。

[ 見て見ぬふりか、もっと拾われやすそうな場所に
 ダンボールごと移すくらいしかしないだろう。

 ただ、その猫の毛色と瞳の色が。
     あの客に、似ていて―――

 無心で猫詰めダンボールを掬い上げてしまった。
 軽い重量感と甘く鳴く声を聞いたら
 もう、戻すことも。 場所を移動させることも
 選べない選択肢になってしまった。 ]

(98) 2019/05/19(Sun) 03時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 ……………いやなんだよなあ
 生き物飼うと、一気に年食うみたいでさ。

[ せっかく、いつもの時間よりも
 早く店に行けると思っていたのに、

 なにを血迷ったのだか。
 その足でペットショップに走り、
 必要なものを店員の勧めに頷くまま
 買い漁るハメになった。 ]

 ……だから、お前が最初で最後だぞ。

[ 幸いにもペット禁止ではないマンションで
 飲食の世話をしてやりながら
 片手で持ち上げても重くない子猫を抱く。 ]

(99) 2019/05/19(Sun) 03時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 イデッ……
 俺で爪研ぐなって…!? 
 
[ やんちゃな子猫に顔を引っかかれながらも
 温かくて柔らかい存在に頬ずりをする。
 ふわっ…ではなくて、ぶにゅって感じだ。
 あと、生ゴミの臭いが気になる。
 風呂にも入れてやらなきゃ、ああ…やる事が多い。

 生き物なんて面倒くさい、
 世話だってしなきゃいけない
 別れは絶対に寂しくて
 らしくなく、涙脆くなってしまう

 でも、それは恋に似ている。
 面倒くさくて、憎らしくもあるのに
 ――――堪らなく、愛くるしい。 ]

(100) 2019/05/19(Sun) 03時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 愛着の理由は、あの客を重ねてしまうからなのは
 否定の効かない事実ではあったが
 重ねるには名前も何も知らないから名付けを迷う ]

 シュパーゲル
 アーサー2世
 タヴェルナ……
 
[ あの店を想起する
 (あの客を想像する)
 名前の候補をひとつずつ告ぐ。
 
 どれにも顔を上げなかった子猫は、
 最後に囁いた一言だけに
 腕を伸ばし、鼻筋に肉球スタンプをする。 ]

(101) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 フライデー?
 
 オーケイ、お前は今日からフライデーだ。

 よろしくな、フライデー。
 俺はデリックだ。
 お前は記念すべき俺の家族一号だよ。
 
 
[ ささやかな幸せをくれる金曜日。
 ささやかな苦しみをくれる金曜日。
 面倒くさくてけれど愛しい金曜日。 ]

(102) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 猫を風呂に入れて毛並みをなでてやったら
 いつの間にかL.Oの一時間前になっていた。
 ケージに入れてやり、自宅を後にして。
 早足に訪れた店のドアを開ける。
    ――― 自然と目で探すのは空席ではなく
        あの客の姿だ。 ]

 やぁ、最近猫を飼い始めたんだけど
 もう少し大きくなったら
 アーサーに会わせに来るよ。

 とりあえずビール。

[ 盛況の時間をいくらか過ぎたせいか
 賑わいが穏やかな店内で未来の報告を。
 だらしなく襟の伸びたシャツに
 猫の抜け毛がくっついているせいか
 看板猫と目が合って、笑顔で手を振る。
 
 素通りされてしまったけど ]**

(103) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ


[紙面に書き綴る言葉はいつだって足りない。
 呼吸をするより容易く語る彼に向けた恋文は
 やはり形にならないまま千切れていった。

 自分が異端であると、気づいたのはいつからか。
 物心ついた頃より女性に対して可愛らしいと思えど
 愛しいと思うような強い感情は抱かなかった。
 ただ希薄で淡白なだけだと思っていた。

 そんな考えが打ち砕かれたのは
 脳髄に走るような衝撃のせい。
 何処が良かったのか。何が良かったのか。
 うまく言葉に言い表す事は出来ないけど。

 言うなれば、――そう]

(104) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ


  誰かに恋したような目に見惚れた。

[理由なんて、本当アテにならなかった]

(105) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ


[ずるずると引き摺り延長線に留めた想いは
 今日で最後にしよう。
 妹は年内に式を挙げると言っていた。
 ならば妹を迎える為の準備が必要だ。

 いつも通り髪を整える。
 今日は珍しく靴なんか磨いて向かった。

 道中若い女性二人とすれ違う。

 立ち止まり明け暮れる話の内容よりも
 彼女達の表情があまりにも眩かった]

(106) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ

[金曜日。
 とうとう締め切りも近づいてきており
 担当に何とか謝罪を決め込みながら向かう。
 夕方の最終便の名残だろうか>>0:2
 街路を歩む度にバターの香りが漂ってきた。

 もう少し硬い格好で行けば良かったか。
 それともラフな服装の方が好ましいのか。

 何にも知らない。
 離れた場所で微かに聞こえる声と
 此処で盗み見る横顔以外詳しい事は何も。
 それだけで満足の筈だった。

 これが一体恋に恋しているのか
 それともあの人自身に恋をしているとか

 そんな事すら曖昧に溢れてしまいそうな
 狂った段取りの帳尻を合わせるよう扉を開く]

(107) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ


  今日で最後。

[もう何度目か分からない決意を一つ置いて
 カランと扉が音を立てた]

  一人で窓の見える所がいいな。
  人が多ければ相席でも良いけど。

[普段から多人数で食事をする事は少ない。
 人を連れてきたのは妹くらいだろう。
 それも妹から強請られて仕方なく]

  ああ、今日はいないよ。
  でもまた来たいって言ってた。

[伝言を伝えれば視線は彷徨って一点を見据えた。
 目が見開かれてそれから唇を引き結ぶ。
 いけない。間抜けにも口許が緩みかけた]

(108) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ

[どれだけ素直なんだと咳払い一つ。
 急いで視線を逸らせば案内されるまま席へ。

 ワイングラスが届くまでの数分間。
 酔ってもないのに耳が熱くて堪らない。

 そんな幸せで面倒くさくて拗れた夜が始まる。

 神様がもしこの場にいるのであれば
 一層この想いごと奪い去ってくれたらいい]

(109) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 公安部 カガ


[そうすればこの病は治るのだ]

  あの人と全部同じものがいい。

[あの人しかか映さない目と心の病が]**

(110) 2019/05/19(Sun) 04時頃

【人】 山師 グスタフ

[習慣のある生活をずいぶんと楽に感じるようになってしまった。昔は、いきあたりばったりのスケジュールを楽しんでいたのに。さもありなん。
金曜日はタヴェルナへ。
……だけど、対外的な理由で、それが叶わなくなることもあるだろうか。

今日の分の仕事を終わらせ、あるいは中断し(このピアノの納品はまだ先だからさ)、飯に行こうかというところで、突然の呼び出し。
タヴェルナからは離れている、この街のジャズバーの店長からだ。]

(111) 2019/05/19(Sun) 07時頃

【人】 山師 グスタフ

[……突然、ピアノから一部の音が鳴らない、と。
電話口でいくつか質問を投げて、十中八九スティックだろうな、とアタリをつけた。
もちろん、原因特定のみで終わるわけはなく、その先に続くのは修理の依頼なわけで……。

"ちょうど引っ越してきたって言ってただろう、助かるよ"

"暇してたのですぐ行きますよ"

なんて、言いはしたけれど。
……せめて、タヴェルナのラストオーダーには間に合いたい。
あの店で、別に誰かが自分の訪れを待っているわけではない、それは分かっているけど……金曜日の客たちに、妙な仲間意識のような親しみを抱いているから、その場に加われなくなるのが、無性に寂しいだけなのだ。]**

(112) 2019/05/19(Sun) 07時頃

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