3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 生徒会室 ―
……、わからない……。
[ドナルドは、腰を降ろしたままだろうか。 それならば、薄紫は見下ろして、眉を寄せて。]
……どうして、… あんなふうになってまで手を伸ばすのか ――どうして、……
[――常の、 問い掛けが、重なれば>>685 伸ばしかけた鉱石の指を 退いた。]
……――、… 様子を、見た方が…いいんじゃ、ないのか。
(688) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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…まだ、幻惑が解けたかは、 ……わからない から。近づくのは、まだ。
…気になるなら、…見てくるが。
(689) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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…――
…… 莫迦か 本当に。
[小さく呟く]
嗚呼。…生徒会長は、ビー玉を。 …そうか。――見つかったら、…鬼は、まけ。
なら。
(*201) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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−生徒会室− [名簿に目を通していると、開けられた扉。 >>635一瞬肩を揺らすも、それがオスカーと解れば小さな息を吐き出した。]
ん、校長の誕生日は無かったけど。
[セシルから聞いた情報を彼に伝える。 名簿に目を通していたが 居ない方がいいか、と。 最後の頁を捲って情報が無ければ、パタンと名簿を閉じた。]
ううん、目ぼしいのはこれにはなかったみたいだから、さ。 他探して見る。
[>>685どうするか、問いかけられて名簿を机の上に置いた。]
(690) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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そりゃ、ケイトを見つけてもらわないと困る。 確かにわりぃ子だ。
(*202) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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(――鬼さん、 こちら)
(*203) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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萌え死ぬってどんな感じなんだろうな。(想像がつかず)
(*204) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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[>>@65闇からの 哂い 声。 声は哂っている のに 何故か思い出すのは、寂しそうな、貌。]
……また。 誰 に。
[生徒会室にまだ居る二人に、軽く挨拶して廊下へと出る。 闇が 左手の下 眼帯の下 騒ぐ。]
(691) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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そうね、生徒会長…
ビー玉をとりあげてたのは、見たかったのかしら
くろい しずく
そんなにみたいの か な ?
(*205) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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[闇が さみしいと 騒ぐ。 こっちへおいで と 手招きをする。]
『さみしいよ、 仲間が ほしい って、言うんだ。』
『送って あゲヨう?』
(*206) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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…自分で謂っといて。 ……知らん。
[萌え死ぬについて論じるバーナバスを一刀両断。]
…――。
黒い雫
[自分の分は、ぼやけている。 なりきれない鬼。でも鬼は、]
……見せてやれば。… ――“鬼に捕まること”と引き換えに
(*207) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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[騒ぐ 騒ぐ 闇が騒ぐ] [ざわりざわりと闇が騒ぐ]
[黒い雫は半端物を笑う]
[御前にはお似合いだ。] [御前には、お似合いだ。]
(*208) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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−北棟階段− [生徒会室へ出て、用務室へ向かおうと階段の方へ行けば、そこに立ち竦む担任と生徒会長と、ぐったりしたクラスメイトの姿があっただろうか。]
えっ 何、ディーン君、 ?
[生徒会室へ入る前、生徒会長に縋るようにして居た彼を思い出す。様子が妙、とは思いつつも切迫した様子ではなかったから。]
好かれちゃった って、今度はディーン君が?
(692) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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理事長の孫 グロリアは、生徒会室の扉が開く音に、ふりかえる
2010/03/02(Tue) 12時頃
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見られるのは趣味じゃねぇなぁ。
(*209) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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…… ばかだよね やっぱり。
[萌え死ぬを考える 低い声に 呆れたような。]
(*210) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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―――――…。
(*211) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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黒い
黒
[自分のビー玉は やけに はっきりとした 黒。 見た者を飲み込むように 瞳孔のように深い 黒。]
『そうだね』
『見ツケる ってことは』
『こういうことダと、我が身を以って』
『知って貰おウか?』
(*212) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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『大丈夫だよ』
『お仲間は 一杯だ。』
『ちゃント、送ってあげれば 寂しく なイよ。』
(*213) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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見損なうならお好きにどうぞ。 僕は皆を元の世界に帰さなきゃいけませんから、情報が欲しいんです。
[はっきりそう告げて。 ケイトには17人全員の帰還を望むような事を言ったが、本当の所は……――。 ふと、ミッシェルとの会話を思い出して苦笑した。
ディーンが首を掻き毟ろうとすればその手にビー玉を、 ギュッとグロリアに見えぬように握りこませる。 グロリアが、ビー玉が入る袋を見せると、 元の…普段通りのディーンに戻って気を失ったので慌てて支える。]
もう返してますよ。
[そう言って苦笑した。]
(693) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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―北棟階段―
フィリップ君。
[>>692 少年の姿、 応援の手のように感じて安堵と共に微笑む]
…好かれた、わけじゃないと思うのだけど。 あの子、近くに来た感じしなかったし。 ただ、急に気を失ってしまって… 何か怪我もしているみたいだから、保健室に。
手伝って、くれるかな。
[言いながら支えの手を変わってもらう。 彼の片側の視界がどうか気になって、そのまま傍らに付き添った。]
(694) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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生徒会長 ……
『みぃーつけ た 。』
(*214) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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… ……鬼さん、
こちら
か。
(*215) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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あんまりバカにすんなぁー
[だけど、以前にも増してどんどんバカになっているのは否定できず。
動物のような毛が生えた自身の手を見た。]
(*216) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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……ばかにばかって謂ってなにがわるい。
[彼のからだのことは知らず]
(*217) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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…生徒会長くん いまさらね
彼のいろ、わたしも、もう見てる。 君が ひかり にかざしたでしょう?
あかでもなくあおでもなく
にているかしら ね
うすむらさきに
(*218) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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―音楽室―
[まだ、後、少し、足りない。
ただ、ノイズはほとんど静かに、なった。 まだ鳴り止まないけれど。
ノイズが弱まったことで、頭痛と吐き気も落ち着いてくる。 ゆっくり立ち上がると、ピアノの蓋を閉めた。 手が滑り、派手に音を立てる。
それを見て、嫌そうな顔をした]
(695) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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−北棟階段− [生徒会室の主だった男の姿もあった。 左手で目は隠したまま、けれど。]
…… ん、僕で、いいなら。
[生徒会室に戻れば、もっと屈強なドナルドが居るが。 蹲っていた彼の姿を思い出す。もし、ディーンが好かれてしまったのだとしたら。また。 >>694担任と代わる。けれど、彼女が傍に付き添うのに身が強張る。]
どこ連れてくの、生徒会長。 あ、今はもう、元 …… か。
(696) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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― 生徒会室 ―
[薄紫が見下ろしてくる。鉱石の指が伸びるも止まる。 闇の中から声がした―――だからか、止まった指先が淋しいなどと。]
嗚呼、そうか。
[その一言で、フィリップとセシルの言葉に合わせて答える。 フィリップの去る姿に、自分の眼帯のことを思い出す。 闇に侵食されたようなフィリップに、何かを言うことはない。 多かれ少なかれ、皆同じような状況なのは変わりないからだ。]
(697) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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――、……
――…、 何…?
[薄紫。半端者の色。でも。声は。]
(*219) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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―――……傍にいてくれねぇと、淋しいじゃねぇか。
[セシルと二人きりになれば、立ち上がり、ポツリと零す。 煙草を好む人は淋しがり屋だと言ったのは、担任だったか。 向こうから触れてこないなら、こちらから。 常ではあまり取らない行動。 セシルの頭に指先を伸ばしながら言う。]
俺は、眼帯と鞄回収にいってくる。 南棟の一階の廊下に、ほうったまんまなんだ。 キャロルは、多分フィリッパがついていてくれるだろうさ。 お前は、お前のしたいことがあれば、優先させてくれ。
[伸ばした手は、言葉は、届いただろうか。]
(698) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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