人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 良家の息子 ルーカス

[笑みを浮かべる其の姿に手を伸ばして。]

 ……何故……、君が
 どうして……

[其の肩を掴み、真っ直ぐに見据える。
けれど、直ぐに其れは逸らされて、項垂れるように、視線は足元へ。]

 君だけは……清らかなままで、居てほし、くて
 だから、僕とは、……居てはいけなくて……、だから
 
[ぽつり、ぽつりと零す言葉。
揺らぐ視界と、震える声と。

――― 嗚呼、なんて]

 酷く、……自分勝手だな…… 僕は……

[唇を歪めて、嗤う。
青磁から零れた雫が、床にぱたり、落ちる。]

(54) kirisame1224 2011/08/13(Sat) 04時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[手を伸ばされれば微かに震えたけれども、
肩に触れられても身体は引かなくて。
見つめる青磁は常よりも近い距離に。
心の裡を表しているのか掴む手は痛みを伝えて。]

 ――…ルーカス…

[呼べば逸らされ項垂れる蜜色の髪。
落ちた雫につられたのか潤んだセピアから雫は零れず
伸ばす指先は肩を掴む手に添えるように]

 ……罪の味を知ってしまった私を…
 お前はまだ…友だと…
 そう、呼んでくれるだろうか…?

[幾度と崩され、期待し、突き放され、
それでも諦めきれなくて―――……
これ以上繰り返せば互いに壊れてしまうだろうから。
返る彼の答えで最後にしようと、そっとセピアを伏せた。*]

(55) chiz 2011/08/13(Sat) 04時頃

ピッパは、そもそも中の人がハッピーエンド陣営じゃなかった!ひどいな!おやすみ。**

chiz 2011/08/13(Sat) 04時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……僕は、……君の、何を見ていたんだろう。
 本当に、……君を利用していたのだろうな、僕は……

[フィリパの、穢れを知らぬ、真っ直ぐな清らかさ。
其処に重ね見ていたのは、きっと、傷つけ、穢す前の妹の姿。
彼を守る事で、妹への贖罪としようとしていたのだろうと。
明らかになるのは、そんな、愚かな、自分の姿。]

 僕なんかに、君を友と呼ぶ資格は、ない、……だろうけど……
 ……けれど、……僕は……

[添えられた手から伝わる温もりが、心に痛かった。
一度溢れた涙は、もう、止まらなくて。]

 ……君をそう、……呼びたいんだ……
 自分勝手でも、構わないから、……君を……

[大切な人だと、そう、呼びたくて。
涙に濡れた顔を、そっと、*上げる。*]

(56) kirisame1224 2011/08/13(Sat) 04時半頃

テッドは、いまきたさんぎょう

mitsurou 2011/08/13(Sat) 08時頃


イアンは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

nostal-GB 2011/08/13(Sat) 08時頃


テッドは、11

mitsurou 2011/08/13(Sat) 08時半頃


テッドは、倫理で背徳は、多分むりげー( ´∀`)

mitsurou 2011/08/13(Sat) 08時半頃


テッドは、セシルにいってらしゃいのちゅー

mitsurou 2011/08/13(Sat) 08時半頃


【人】 記者 イアン

>>34
[睨まれるのは当然だから、目を背ける。
 謝らなくちゃいけないのに、謝ると、その行為自身を夢幻で終わらせてしまいそうだから。
 それで、もう終わりなら、そう、


                薔薇の夢のせいで好きで、
                今はもう好きじゃないのなら、
                それでもいいはず。]

 そうですよ。貴方のせいです。

[睨み沈んでいくヤニクの姿に、謝罪ではなく、そんな責める言葉を吐いた。]

 全部貴方のせいだ。
          ――…………。

[何を言っているんだろう。
 言いたいことはそれじゃないのに……。
 でも、あれを無にして、有耶無耶にされるくらいなら……。]

(57) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 09時頃

テッドは、ってことで、ぼちぼちどろん*

mitsurou 2011/08/13(Sat) 09時頃


【人】 記者 イアン

 覚えていてくださいよ。
 貴方のせいで、こんなになった奴がいるってね。

[やっぱり漏れるのは自嘲の笑みで…。
 もう、駄目だな、と思った。
 いつか見た憧憬は、塗りたくっているうちに
 混じり合い、綺麗な色は無くして、彩度はそこにもうない。




 見えてくるのは、雨上がりの掃き溜めにある水溜りのような泥闇の色。]

 はははッ

[そして、もう、その香りの中にいるのも申し訳なくなって、部屋から出ようとその横行き、ノブに手をかけた。**]

(58) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 09時頃

イアンは、で、かえしてから、がんばってしごといてくる。よし、がんばれ自分。**

nostal-GB 2011/08/13(Sat) 09時頃


ピッパは、ルーカスを慰めた慰めた、村枠いっぱいなのか…延長は難しいのかな。

chiz 2011/08/13(Sat) 10時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[聞こえて来るのは、ただ容赦なく責める言葉。
 それはずっと犯した過ちに望んでいたこと。
 力なく沈んでゆく双眸は、突きつけられる責を受け止める。]

 ……すまなかった。
 
[無垢で柔らかで清らかだったもの。
 それを失わせ、壊した記憶。
 取り返しのつかない昨夜の罪]

 ―――……、

[今、失われた水彩のような輝きも、取り戻せない昨夜の罪。
 俯けば髪が零れて顔を隠す、持ち上げた手で覆われる目元。
 息が苦しい、この苦しさを知っている]

[また、あの夏が繰り返されている]

(59) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ノブにかけられたイアンの手に、手を伸ばす。
 苦しさは失意に満ちた瞳を滲ませる、喘ぐように笑った。
 目頭も、喉の奥も、熱くて――]

 どうすれば、償える……?

[歪み滲んだ笑みのまま、
 どこか縋るにも似た響きは震える声音。
 膿んだままの傷の上から、同じ傷が刻まれてゆく]

 ……イアン、

[眩暈のような熱に襲われて、眩む。
 その腕をつかめたなら、触れた手もきっと熱くて]

(60) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

サイモンは、ランダムをもう一度振っている流れ? てい。 10

はまたん 2011/08/13(Sat) 10時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク



[与えられる罰を望んでいる*]

(61) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃


ヤニクは、もだもだしつつ、離れ気味だった

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃


【人】 厭世家 サイモン

― 自室 ―

[薔薇の悪夢から目覚めて後、サイモンが真っ先に始めた事は、部屋の中央にイーゼルを立てキャンバスに帆布を張る事だった。
 床に転がるは、鉛筆でラフにデッサンされた薔薇の茨に惑わされた少年たちの絵。
 だけど、新たに筆を持つ手が描くはそれとはまったく別のもの]

 ……急がなければ。
 俺の裡に、あいつの温もりが残っているうちに。

[筆を持っていない方の手の親指をがじりと噛む。
 日が経つほどに薄れていくあの記憶を忘れないために。
 己の身体で感じたフィリパの記憶を、キャンバスへと塗り込めていく]

(62) はまたん 2011/08/13(Sat) 11時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

―廊下―
[眼が覚めて、幾日も経てば胸元の痕は薄れて。
あの後、空き室にも立ち寄ったが其処には夢の名残はなく
安堵の吐息を零すと共に、胸の中で引っかかるものがある。]

 ―――…、

[異教に傾倒する異端の少年。
部屋に篭りきりの後輩とはあれから顔を合わせておらず、
此方から向かわぬ限りそう顔を合わすこともないだろう。
ここで、閉ざせば全て夢の中の記憶へと消える。
その筈なのに―――…]

 …何故、私は…

[その男の部屋の前に立っているのか。
教えられ熱を刻まれた記憶がそうさせるのか、それとも。
セピアを伏せて緩く握った拳は扉に置くと、
こんと、ノックにもなりきらない音。]

(63) chiz 2011/08/13(Sat) 11時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[普段なら聞き逃していただろう其の微かな音を、
 極限までに研ぎ澄まされた集中力のせいか、漏らす事はなく。
 からん…と音を立てて手から落ちる筆に構う事無く、扉へ]

 …………。

[無言で薄く開いた扉からまず見えたのは、真っ白なシャツとそれから淡い色の髪。
 己とは対極にいる者と焦がれて、そしてあの薔薇の淫夢を言い訳にして穢したはずなのに。
 眼前の少年の色めく様に艶を増し美しく咲く姿に、より深くなったクマで縁取られた眸は、吸い寄せられるようにじ…と見詰める]

 ……フィリパ。
 なぜきた。俺は、貴様を騙し、穢した男だぞ。

[乾いた唇が紡ぐ声は酷く掠れて。
 常の不遜な態度とは裏腹に、弱々しいもの]

(64) はまたん 2011/08/13(Sat) 12時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[小さな音、届かぬだろうと思っていた音だ。
それ以上扉を叩こうと思ってはおらず
もう少し見つめた後には去ろうと思っていたから、
扉が開いた時には驚いたようにセピアは大きくなり]

 ―――…ぁ、

[夢の中の蒼ざめやつれた姿はなく、けれども
篭りきっていた為なのかクマをより深くした姿。
見つめられると一度眼を伏せ、それから瞳を上げる。]

 ……私は…騙された覚えはない。

[教えられ、知らされたのは己の真実の姿。
常の様子ではない弱弱しい姿に瞳を細める。
この姿を――…知っている。気にかかったのは、
夢の終わりに縋られた弱弱しいあの温もりで。]

 ……篭ってばかりだと…身体に悪い。
 

(65) chiz 2011/08/13(Sat) 12時頃

【人】 厭世家 サイモン

 ――……っ。

[言葉を紡ごうとして、何も発する事が出来ぬまま。
 ぱくぱくと乾いた唇が開くと閉じるを繰り替えたした後、きゅと引き結んで]

 来い――…っ。

[絵具で汚れた手でつかむ、真白の腕。
 嫌がられても、厭わられても構うものかと、
 油絵具の香る汚れた室内へと、引き寄せるべく腕を引いた。
 あの時。夢の終わりに伸ばした指先が彼に届く事はなかったけれど。
 今度こそ離さない、離したくないと。
 薔薇の淫夢で真実の姿を露わにされたのは、自身も同じだったから]

 貴様に逢えば……俺はまた同じことをする。
 だから逢いたくなかった。だが……。

[ずっと逢いたかった。そして触れたかったと。
 掠れた唇が紡ぐのは、まるで愛を告白するような、そんな響きの調べ]

(66) はまたん 2011/08/13(Sat) 12時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[嗜める声に戻ってくると思っていた嫌がる顔はなく]

 あ―――…!?

[突然掴まれ引かれる力に抵抗を考える間もなく
引き寄せられ踏み入れる少年の部屋。
油絵具が腕の上に掠れた色を描く。
香る匂いは己のものとも友人のものとも、
弟のように思っている同室者のものとも異なり

手を掴まれたまま告げられる言葉、
ひくりと肩を震わせてその手を引こうとして]

 ――…な…に…?

[その手は、引かず止まる。
まるで愛を説かれるかのような言葉、
セピアの色が少しずつ大きくなりその唇を見つめて。]

(67) chiz 2011/08/13(Sat) 12時半頃

【人】 厭世家 サイモン


 俺は……貴様をずっと穢したかった。
 貴様は俺などには手の届かぬ場所にいたから。
 なら……手に入らないのなら、一層この手で。
 貴様の中に俺と言う傷をつけてやりたかった……。

[罪を告白する言葉の裏に潜むのは、ずっと隠していた真実。

 見開くセピアをじっと見詰めて、汚れた腕はその身体を抱きしめようと背中へと回す。
 叶うならこの侭。此処に閉じ込めてしまいと、身勝手な願いに逆らう事が出来ずに]

(68) はまたん 2011/08/13(Sat) 13時頃

村の更新日が延長されました。


【人】 漂白工 ピッパ

[信じ続けてきた穢せなき世界は崩されども
主の名への信仰はみなまで消えることはない。
崩れ落ちた白の瓦礫の中にはじめに刻まれたもの。
罪を告白する男に与えられたものは――…]

 ―――…そんな…私…は…、

[男だ、紡ぎかけた言葉は呑み込まれ。
緩く握った拳が胸元へ、薄く消えかけた夢の痕。
―――…あの時、刻まれた真実は。
確かに大きな傷となり残り、添える場所に残っている。
隠されていた真実に戸惑いと困惑の言葉は零れど
跳ね除け拒む素振りもできずただセピアを伏せた。]

(69) chiz 2011/08/13(Sat) 13時半頃

【人】 厭世家 サイモン


 判っている。
 だが、俺は。貴様を……愛している。

[セピアが伏せられた事も知らず、逃れるそぶりが無いならば。
 腕の中に真白の身体を抱きしめるだろう。

 あの夢の中で嗅いだものとは違うシャボンの香りのするシャツへ顔を寄せて、純白のシャツに絵具の染みを作る。
 僅かに見えるのは、シャツの合わせから覗く薄桃の花。

 あの時、己が標した花に、叶うならもう一度。
 震える唇を寄せて。

 真白の肌に赤い薔薇を刻もう]

(70) はまたん 2011/08/13(Sat) 13時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ―――…ぁ…ぃ…、…?

[そのような告白は誰からも受けたことがなかった。
反芻するテノールが酷く掠れて。
抱き寄せる手は点々と白のシャツに新たな色をつけていく。
香るのは二つ、己のシャボンと相手の絵具と。
其処には薔薇の香はなく―――……
動けず、拒むこともできず、抱きしめられれば
夢の時と同じように戸惑いに身を震わせるばかり。]

 ぁ――…

[一度だけ、宙を仰いだセピアが緩く首を横に振った。
感じた背徳にか、それとも何か別の感情にか。
それでも温もりを拒み、跳ね除けることまではできず
吐息のような熱宿る音が零れると、再び薔薇の色が花開く。*]

(71) chiz 2011/08/13(Sat) 14時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[淡い薄桃は薔薇へとその色を鮮やかに変えて。
 真白に咲く薔薇一輪]

 来なければ良かったのだ。
 此処に、貴様が来なければ……。

 夢は夢のまま。昇華出来たかもしれぬのに。

[もう遅い、と。
 抵抗のない身体を抱きしめ、寝台へと誘う]

(72) はまたん 2011/08/13(Sat) 14時半頃

【人】 厭世家 サイモン


[心まで手に入れられるとは思ってはいない。
 実の母親からも見捨てられたこの身を愛してくれる者等いようはずがないと、己が心に深く根ざす絶望と諦観。

 だからこそ、焦がれる想いはなお強く]

 ――……逃がさない。
 逃がさない、もう逃がさない……。

[もうこの腕から、逃したくないと。
 繰り返す呟きがセピアを、真白の肌と純白のシャツを絡め取る**]

(73) はまたん 2011/08/13(Sat) 14時半頃

イアンは、延長ありがとうございます。

nostal-GB 2011/08/13(Sat) 16時頃


イアンは、だけど兄さん大変そうすぎた!!!!

nostal-GB 2011/08/13(Sat) 16時頃


ヤニクは、は、えんちょうだ。延長ありがとう。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 16時半頃


【人】 記者 イアン

>>59>>60>>61

[謝罪の言葉が返ったので、目を見開いた。]

 なにいって……

[俯いたヤニクの姿。髪が顔を隠し、なお、手が覆う。
 もう片手がこちらの手を掴んで、そして、見上げるコバルトは悲しみに濡れているかのよう。
 弱弱しい笑い。
 掠れて震える声。]

 償い?

[傷つけたのはこっちだ。
 酷いことをした。その記憶はフィルムにも残っている。

 だけど、
 その償い、といわれて、しばらく動きは止まる。
 触れられた手が熱い。それから…こちらを見る眸が揺らいだ感じがしたから…。]

(74) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 17時頃

イアンは、海老プレイをググって吹いた。

nostal-GB 2011/08/13(Sat) 17時頃


【人】 記者 イアン

 ――……

[違ったかもしれないけど、その身体が傾いで倒れるのかと思った。
 だから、とにかくと、その身体を抱きしめて支える。すると、ふわりとまた茉莉花は香る。
 その香りに眉を寄せて…いや、すぐに解けて、ぎゅうっと抱き込み、そのまま座り込む。]

 貴方……ばかじゃないですか。
 あんなことされて、償うとか、意味わからない。
 むしろ、俺の前にいるだけで、貴方、ヤバいんですよ。
 俺は、




          きっと貴方を欲しがり続ける。
          だって、どうしようもなく好きだから。
          貴方からは好かれてなんかいないのに。

(75) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 17時頃

【人】 記者 イアン

[それは言ってるうちに涙声になりそうになって…ぎゅっと目を閉じた。
 そう、この人は、いつも一人でいる。この人は誰も求めたりしない。

 誰にも優しく平等な、綺麗な存在。
 フィリパの神々しさとはまた違う、博愛の持ち主で…。]


 償いなんて、いらないです。
 でも、貴方の……心が知りたい。

 本当はどう思っているのか、
 それがわからないんです。

 好きなのか、嫌いなのか、それともどうでもいいのか。
 対等に見てください。そして、答えをください。


[何度も好意自身を否定された。
 伝わらなかったことが、真剣に受け止めてもらえなかったことが
 きっと何より悲しかったから。]

(76) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 17時半頃

ヤニクは、海老プレイの認知度があがっている…

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[眩暈に揺らいだ体が、次の瞬間には腕の中にあった。
 無理やりに己を抉じ開けた腕がきつく抱き込む、
 支える気も起きない体だ、今更]

 ……どうなっても構わない。
 好きにすればいい。

[求める言葉に、好意を伝える言葉に、
 返す言葉は、けれど投げやりな響きではなくて、
 本当にわからなかった。

 どうすればいいのか、わからなくて。
 心が知りたい、と求められて尚、首を振る]


 ――……わからない。


[何とも向き合わずにいたのだと、求められて気づく]

(77) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[繰り返すあの夏でずっと時間は止まっている、
 薔薇の見せた夢から解き放たれても、時計の針は動かぬまま]

 昔……、好きな人に、酷いことをしたんだ。
 取り返しのつかない、酷いことを。

 償うことも、出来ない。

[俯いたまま、罪の告白は多くは語られない。
 あの夏の薔薇の木の下ので記憶は、いまだ昨夜の記憶のよう]

 人に好かれる価値もない。
 まして、誰かを好きになるなんて……、

[許されるはずがない。]
[抑えた手の下では、きっと溢れるものがあった。
 それを隠したまま、途切れた言葉の続きは語られることはなく]

(78) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃

ヤニクは、ノックスつんつんつついた。時間足りないな…!

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 19時頃


【人】 記者 イアン

>>77>>78
[抱き込んだ人の身体には力がなくて、
 そして、その言葉はやはりこちらを向いてはくれない。

 心にぽっかりと何かが空いた。
 どんなに求めても、決して埋まらないものがそこにある。]

 好きな人…が今でも好きなんですね。

[言えたのはそんなこと。]

 でも、好かれる価値がないなんて、ないですよ。
 好きですし。
 ノックス先輩も貴方のことが好きだ。
 それは変えられない事実です。

 それに、貴方は誰かを好きになるなんてないって、
 その昔の好きな人が今でも好きなんじゃないですか。

[そういいながら、自分の想いは報われないのを確認した気がした。]

(79) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 19時頃

【人】 記者 イアン

 価値がない人は、その罪を思って泣いたりとかしないと思います。
 だから、貴方は価値があります。

[そして、ヤニクの力ない身体を立たせると、ベッドに連れていって、横にさせる。]



         ――…大丈夫です。



[根拠なんてないけれど。
 心にぽっかりとしたものから何かが出てきて、頭が悲しく震えるけど…。]

(80) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 19時頃

【人】 記者 イアン




     その好きな人が、まだ近くにいるなら。
     まずは、謝ってみたらどうですか?

     本当に取り返しのつかないことなのか。



[多分、この穏やかさは、フィリパから学んだものだ。いろんな悩み相談して、フィリパのまっすぐさ、清らかさにたすけられてきたこともある。]


     大丈夫ですから。

(81) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 19時頃

【人】 記者 イアン





         そして、ごめんなさい。




[悲しみに泣くヤニクに、頭を下げる。
 彼のこんな姿を見て、やっと、自分の犯したこと、謝らなければならないと思った。


 と同時に。]


        俺、貴方を救けたいです。


[震えて泣く人の髪に手を伸ばしながら。*]

(82) nostal-GB 2011/08/13(Sat) 19時頃

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