189 とある結社の手記:8
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どうする?私が考えている方法は二つ。
一つ。私が占い師を騙ろうかなって。 それでも時間稼ぎにしかならないけどね。 一先ず、私が処刑されるのを逃れる付け焼刃さ。 ……まだ君は”人を殺す”勇気が無いんでしょ? その間、私が手解きをしてあげるよ。
二つ。名乗らずにこのまま静かにする。 ただ、大人しく首を括る訳にもいかないからね。 昨日、サイモンさんの部屋に入る前に髪の長い男性を見かけたんだ。 その人になんとか罪を被せられないかな、って。
[そう嘯いて、>>33 アッシュグレーの長髪を蓄えた男性を指さした。]
(*5) 2014/08/14(Thu) 15時半頃
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[馬鹿じゃないという言葉に投票用紙を口元に当てたまま、ふむ…と考える表情だ。]
そぉかなぁ…
あ〜でも、 確かに簡単に名乗り出たら苦労はしない、かぁ?
[だからこその手段なのだろうし? いまいち解ってないような返事を返した。
イアンの言葉にそちらへむいて、オスカーを撫でるイアンの様子が目に入る。なんとなく、見つめた。]
(47) 2014/08/14(Thu) 15時半頃
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でしょ?
まぁ、そんな偽善者みたいな話は止してさー もっと建設的な話をしない?
[>>47 両手を軽くあげて、困ったような笑みを青年に向けた。 手帳を開いて、纏めた事を読みながら。 >>1:104 自分は昨日自室で思いついた提案を口にしてみた。]
占い師と霊能者は名乗り出てみない? ……まぁ、霊能っていう能力は私はよく分らないんだけどね。
キーポイントは守護者かな? サイモンさんの説明には無かったけどさぁ。 ”守護”という言葉からして、守る能力なんじゃないかな? ガーディアンとか……そういう感じ?
だから占い師が直ぐに襲われるとは限らないんじゃないかな。……それまでに狼を捕まえれば良い訳だしね。
[長い脚を組みながら、村民の顔を見渡す。]
(48) 2014/08/14(Thu) 15時半頃
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イアンは、リーがこちらを見つめている事に気が付き、白い歯を見せて微笑んだ。
2014/08/14(Thu) 15時半頃
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偽善者ねぇ
[その言葉に軽く疑問ののる声色を返したが、まあおいておく事にする。 建設的ぃ?と視線を返した。]
……
[発言を最後まで聞くと、いや聞くにつれて顔を顰めてゆく。具体的に言うと守護者の単語が出たあたりで眉が寄った。]
まぁ、人狼が名乗り出ないんだったらぁ そのあたりが誰かは知っておきたいところだけどね〜、 確かに〜
[投票用紙でまた口元をぺらぺらしながら辺りを見回す。
見回しながら考える。 仕事…仕事かぁ…。この期に及んでも全くするつもりがなかったけど、考え直さないといけないだろうか。 ……実際、人狼はまだここで誰かを襲うつもりがあるんだろうか。 定吉がいたら人狼の心理も解ったろうに、自分では解らない。 また少し眉が寄る。誰かさんの山脈には到底かなわないが。]
(49) 2014/08/14(Thu) 16時頃
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…そうですね。
[少年の同意はどちらの大人に向けられたものだったか。 撫でられる髪もそのままに呟いた。名乗りがなければ、この投票用紙はどう使えば良いのか、誰の名を書けというのだろうか。狼が馬鹿でないのなら]
人間だって…。
[掴む藁がない。イアンの提案に、少年は小さく呟いた。]
(50) 2014/08/14(Thu) 16時頃
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おや?気を悪くしちゃったかな。……ごめんね。
[>>49 不快そうな声音には眉尻を下げて。手を合わせて謝った。 自分としては建設的な提案をしたつもりだったけれども。 何か不味い事でも口走ってしまったのだろうか。]
……まぁ、守護者も出ても良いかもしれないけれどね? だって狼さんは2匹しかいない訳だからね。 きっとすぐに見つかるさ。
簡単に言えば―――……肉壁になれるかもね、ってこと。
[眉間に出来上がる山脈を見つめながら、僅かに首を傾げて言葉を付け足す。わざと、過激な言葉を使って見やる。相手はなぜ、守護の言葉に反応するのだろうか。]
(51) 2014/08/14(Thu) 16時半頃
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怖くないんですか? 大人になると…怖くなくなる?
[思い詰めたように少年は問う。]
僕は怖い…。きっとみんな怖い…。
[両親の斃れた姿を思い出すけれど、それには答えないまま。]
(*6) 2014/08/14(Thu) 16時半頃
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[オスカーのつぶやきを聞く。人間だって。 うん、人間だってだ。 同意した気持ちは、彼とは違うかもしれないが。]
いや、そういうわけでもないんだけど〜 不思議な気持ち…?
[偽善に対しては不快というよりは本当に疑問で。まあでもそういわれるという事はそうなんだろうと頷いた。謝る様子に、いやいやと首を振った。]
ふぅん…
[肉壁になれるかも、その言葉にイアンを見つめる。 ――… …… 思ったことは、なんだったか。]
イアンは〜、また誰かが襲われると思ってる…?
(52) 2014/08/14(Thu) 16時半頃
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私だって怖いさ。
[あやすように呟く。“私”だって本当は雪山の奥のおとなしい狼だったのだ。けれども血肉の味を覚え、悦楽に溺れてからは、抜けられない。]
どうする?
どうして欲しい?
[特に少年に引きとめられなケラば、占いを偽る事だろう。この若い狼を置いて、一人では逝けない。]
(*7) 2014/08/14(Thu) 16時半頃
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イアンさん…。
[少年は彼の問いに答えられない。 指示された男性とはほとんど面識がない。既に異邦人たる彼の方が、ずっと親しかった。たとえ同族でないとしても。けれど。]
(僕は…あなたの名を……)
(*8) 2014/08/14(Thu) 18時頃
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[口を抑える。 その程度で、この異臭は消えてくれない。
散った赤は演出だ、おれたちを脅かそうとしているんだと、 意地で無視できる量をとっくに超えていた。]
…… サイモン、
[もしも。 もしもだ。
人狼とやらが、人を食らうモノがあの中に、いたとして。]
(53) 2014/08/14(Thu) 18時半頃
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──── ッ
[広間に残してきた人物の顔を思い浮かべ、 男は顔色を失った。]
[先ほど後にしてきたばかりの広間へ、走る。]
(54) 2014/08/14(Thu) 18時半頃
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──広間──
っ、
[駆け込んだ。 がたん、だかバタン、だか音が鳴ったのを無視し、 中の面々へ焦った顔の眉間山脈を向け、
やがて、人数が変わっていないことを知ると、細くため息をついた。]
(55) 2014/08/14(Thu) 18時半頃
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ヴェスパタインは、リーとよそ者の間の空気にすぐには気付かない。
2014/08/14(Thu) 18時半頃
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うわ
[慌てて戻ってきたヴェスパタインの姿に瞬く。>>55]
どぉしたの〜 まさか、またなんかあったとか…?
[少し眉を寄せる。]
(56) 2014/08/14(Thu) 18時半頃
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ワンダは、ヴェスパタインが駆け込んできた音に、反射的に顔をそちらに向けた。
2014/08/14(Thu) 18時半頃
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…………
[広間の椅子に座ったまま、リーとイアンの会話を黙って聞いていた女は、駆け込んできたランタン屋に視線を向ける。]
…… 大丈夫かい。
[細く息を吐いていく様子に、 短い声だけを投げた。]
(57) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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リー……? ……なにも、……新しいことじゃ、ないんだよ、な……
[リーの口調は、出てきた時と大きく変わらない。>>56 それにほっとするというのも、おかしな話だ。]
結社員サマの……サイモンの部屋を、見てきた。 ……それだけだ。
[走ったせいもあって、やけに心臓がうるさい。 胸元を抑えるように手を置き、周囲へ向ける山脈を険しくする。]
……サイモンがどこにいるか、わかるか。 襲われたって、ああくそ、そういうことにしたとして、 けどあいつがもし結果をもってるなら、それだけでも、
[焦った声で言い募り、答えを誰か持たないかと見回した。]
(58) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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ふふ。”私”にもそんな時代はあったっけな……
[懐かしむように小さく呟く。 正直言うと、よく覚えていない。 初めて人の皮を剥いだ時、化けた時、少年のように震えたかもしれない。 そんな朧げな記憶も、悦楽と欲望の前に塗りつぶされて。
ちらりと窓を見やれば、青々しく山が聳え立っていた。 ――――……きっと”私”はもうあの山には帰られないのだ。]
聞き方を変えようかな。 妹さんを守りたい?妹さんを食べたい?
どちらにしても、君が生きていないと駄目だよね。
………こういう言い方は狡いかな。
[だから。若い狼には生きて逃げて欲しいのだ。]
(*9) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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うーん。……そりゃあ、
[>>52 襲われる、という生生しい言葉に手を口元で抑えながら、]
(59) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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――――……襲いたいさ。
(*10) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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――――……襲われるんじゃないかな?
いわば私達は、檻の中にライオンと一緒に閉じ込められたようなものだよ。 美味しい肉をぶら下げてね。 食べて下さい!って言っているようなものじゃないか。
逆に聞くけど、リー君はもう襲撃がこれだけで終わると思っているのかな。
[静かに、それでいて少し疑惑の籠った瞳で尋ねた。 >>55 アッシュグレーの長髪が慌てた様子で駆け込んできたのはその直ぐ後だったか。 そう言えば――――……、]
んっと、貴方は誰でしたっけ? なんかこんな場面でいきなり自己紹介とかごめんね?
[軽く手を上げて挨拶をする。長髪の男が答えれば自分はいつものように、飄々と名乗るだろう。]
(60) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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[>>57ワンダの声に返る視線も、険しい。 睨みつけるように顔を向けて]
そう見えるかよ……
[言う態度には、警戒が含まれる。]
(61) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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…… あんまり、そうは見えないね。
[>>61 僅かに警戒を含んだ声に、常と変らない顔が向けられる。]
……朝。
外に運ばれてったのは見たが、
そこのにんじん頭の嬢ちゃんが聞いてなきゃ、 たぶん、結社の奴でもないとわからないだろう。
[キャロライナに一度視線を流して、 口にするのは結果も含めてのことだ。]
(62) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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[よそ者に>>60声をかけられ、そういえばこんな奴も居たな、と気づく。 軽い口調はこちらも場違いとしか思えない。]
リーといいこいつといい……
……ヴェスパタイン。 悠長なやつだな。 今こうやって教えてる名前を、 これから死ねって意味で書くことになるかもしれないんだろ?
[不快感を隠さず、顔を歪める。]
(63) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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ヴェスパタイン。
[あの怖い人。少年は小さく独語する。 迂闊にもまだ名を知らない人が居ると気が付いた。そうして]
あの女の人。髪の色がきれいな…。僕、名乗ってない…。
[それはとても卑怯なことに思えて。 少年はキャロライナを探す為に、広間を見渡した。]
(64) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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[ワンダの返答を理解するには、時間がかかった。>>62]
それ、 …………
[聞かなければわからない状態で、外に運ばれた。 想像するなと命ずるのは手遅れで、口を塞ぐ。
鼻にまだ、あの臭いが残っている気がした。]
…… く、っそ……冗談じゃねえ……っ
(65) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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………
[記者の男が、戻ってきたヴェスパタインに話しかける。自己紹介を求める様子に、その間は黙して待ち、]
……イアン。
[間を待って、名前を呼んだ。]
(66) 2014/08/14(Thu) 19時半頃
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[魚屋は"建設的な話"と、言いながら能力者、と呼ばれる人間の表明を求めていた記者の名前を呼び、オスカーの頭をなでていた手にも一度視線を流してから、相手の顔に視線をおいた。]
占い師だの、霊能者だのに、 ……出て来い、って言ってたが、
…… あんたは、違うのかい。
[発した疑問は短い。広間に戻ってきたばかりのヴェスパタインには、何の話だかわからなかったかもしれない。]
(67) 2014/08/14(Thu) 19時半頃
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リーは、イアンの言葉を彼を見つめて聞いた後――、
2014/08/14(Thu) 19時半頃
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―――…
[襲われるんじゃないかな? その言葉に、投票用紙で隠した口元がすこし動いた。]
なるほどなぁ…
ん〜処刑だのなんだのが中止になれば〜、 終わるかもとは思ってたけど…
… おわんないかもね…
(68) 2014/08/14(Thu) 19時半頃
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いやいや。あはは。 初めまして、こんにちは、死ね。 とか、物騒だねー♪もっと笑いなよー
私はイアン・エヴェレット。 フリーのライターをしているんだよ。 まぁ、折角なんだし仲良くしよう、ね?
[>>63 右手を差し出していつものように自己紹介。 どうせ右手が握られなくても構わずに、自分は飄々と話を続ける。]
そうそう。 昨日サイモンさんの部屋から出ていく…ヴェスパーさん見たんですけど…… なんか用事でもあったんですかー?
[>>1:272 思い返すは昨日の事。”自分が部屋に入った事は敢えて隠して”尋ねてみやる。]
(69) 2014/08/14(Thu) 19時半頃
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リーは、ヴェスパタインの答えには、あぁ…と呟いた。
2014/08/14(Thu) 19時半頃
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赤かったねぇ 結社員さん自体は見てないけど
[ワンダとのやり取りも眺めながら、そうつなぐ。 口元をおさえるヴェスパタインを少しの間眺めた。]
……
[一階で会った時のワンダの様子。重苦しい雰囲気。表情。 なるほど、これがきっと普通なんだと思う。
口元に当てていたそれを一度見下ろす。]
投票用紙か…
(70) 2014/08/14(Thu) 19時半頃
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