301 十一月うさぎのないしょ話
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[その後は見送りを終えて話に入ってくる直とのやり取りに目を細めつつ。 遅刻の告白>>22をするのには、苦笑い。]
あの日はねぇ、カズくんにも見せてあげたかったよ。 顔真っ青にしてやってきて、裏口から表に聞こえるんじゃってくらい謝ってて。 気にしないから早く入ってーって言ったんだけどね。
モーニングコール、してあげよっか。何時がいい?
[店長として、各々の連絡先くらいは知っている。 かけろというならかけないこともない、というのはまだ冗談の範疇だけれども。]
(48) 2019/11/22(Fri) 16時頃
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え。ずるい。 奢りいいな、うらやましい。
[「ずるい」が出た瞬間は、若干マジのトーンだった。 とはいえどちらかと言えば、自慢の料理人を唸らせるほどの料理を出す店が気になる、というのが9割がた。 残りの1割は一馬の反応目当てだ。 万が一のチャンスがあるなら喜ぶが、実際行ったところで払わせるつもりはない。
うさぎ穴が久方ぶりの常連さんを呼び込むまでは、そんな他愛のない話をしていて。]
(49) 2019/11/22(Fri) 16時頃
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[兎が描かれた扉を開けるといい匂いが鼻の奥を擽る。何の気なしにただ気まぐれで訪れた店はこの時点では当たりの部類に入るだろう。 店の雰囲気も悪くない。
時間はランチタイム。人でごった返す店もある中でこの店の繁盛具合はどうであっただろうか。席が一つも空いていないなんてことは無いようだが。店員の案内を待たずにすっとカウンターの空いてる席に座る。
メニューすら開くことなく、ゆるりと店内の様子とそれから店員に視線を向けた。 パスタに力を入れているように見えるが、所詮は日本の料理人が作るもの。それに日本に帰ってきてイタリア料理を食すこともない。]
ナポリタンを一つ。
[だから、金髪碧眼のハーフ顔は流暢な日本語でそう注文した。]*
(50) 2019/11/22(Fri) 17時頃
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――それから――
あんまり、無理しないでね。
[お久しぶり、と相手方からも返れば>>25、さほど変わらない様子に安堵する。 忙しかったらしいのは少し心配だ。 一馬や直に声かけるのを遮ることまではしないが、憂いの乗った眉が少し下がった。]
(51) 2019/11/22(Fri) 17時半頃
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[会話が長く続かなかったのは、うさぎが新たな来訪者を招き入れたから>>50、というのもある。]
いらっしゃいませ。 お好きなお席に――
[とお決まりのフレーズを言い切るより前に、新たな来客はカウンターへすっと座った。 とはいえ、その行動に驚いている暇はない。 嫌味さは覚えないスマートな男性の元へ、レモン水とメニューを差し出した。]
(52) 2019/11/22(Fri) 18時頃
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――、ナポリタンを。かしこまりました。 珈琲か紅茶をお出ししておりますが、どちらになさいますか?
[メニューを開く前に出てきた注文に、ほんの一瞬の間。 メニューにかかわらず注文をされるお客様は一定数いるので、ペースを乱されたことより、少し意外だった方が大きい。 一見さんでノータイムナポリタンとは珍しい。 もちろん定番に準備はあるので、一馬が鮮やかに仕上げてくれるだろうけれど。
ドリンクと提供タイミングの確認が取れたら、厨房に投げかけよう**]
(53) 2019/11/22(Fri) 18時頃
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食後にコーヒーを。
[なるほどと感心する。 虚をついたつもりだが接客に淀みはない。そういう客が多いのか、それともこの女店員の力量か、その両方か。どちらにせよ“当たり”である可能性は高い。]
それとサラダを一つ。 中身は任せる。
[気をよくしたのもあって期待できそうだと追加の注文。本当はコーヒーとサラダよりもつまみとビールと行きたいところではあったがまだ平日の昼間。さすがに少しだけ自制した。]*
(54) 2019/11/22(Fri) 19時半頃
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― 来店直後 ―
[夕焼けと夜空が熔け合ったような色をした髪の向こう、芙蓉>>51の眉が下がるのが見えた。 その中性的な容姿も相まってどこか謎めいた雰囲気を纏う姿から発せられる声は反して分かりやすい。 心配、してくれている。]
ありがとうございます。 無理してないとは言わないけど、やりたいことだから。 でも、無茶はしてませんし、しません。 芙蓉さんにそんな顔させられないもの。
ただ、がんばる。 頑張って、またここに元気を貰いに来ます。
[実は、と。仕事を任せて貰えた旨をこっそり伝える。 扉のうさぎとは違い、今度は言葉の届く相手。加えてこの店に来て以来見知った顔の店長だ。 何だか照れくさくて、新しいお客さんの対応に向かう芙蓉>>52へ人差し指を一本立て、唇近くで揺らした。**]
(55) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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[笑ってこちらもぺこりと頭を下げ。>>42 さっきより柔らかい色を帯びた声に嬉しくなるまま。]
こちらこそ、嬉しい言葉をありがとうございます。
あ。もしメニューから選ぶのに迷っちゃうんなら、 一度、夜にも来てみてください。 その時間はうち”メニューがない”ので。
[夜時間へのお誘いも添えてみたり。
さて。彼女は夜の営業スタイルを知ってるだろうか。 知らないのなら、来てのお楽しみっす、と意味深に笑っておこう。]
(56) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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はい。 食後にデザートと一緒に、紅茶をストレートっすね。
[小気味良く返ってくる注文を書き留めてから。>>43 僅かに近付こうとする彼女に気づいて、給仕に戻りかけた足を止めた。 追加注文かな、とこちらも耳を近づけたなら。 堂々とした内緒話のお返しに、ふは、と吹き出し。]
どうしても決まらなかったら、 また声掛けてください。
……ただしデザートについては、 俺もかなり悩んじゃいそうっすけど。
[こればかりは、作っている主観のせいだ。 どちらも自信作なので、甲乙つけがたいのである。
ごゆっくり、と添えて給仕へ戻ろうか。*]
(57) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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─ 少し前 厨房の幕間 ─
あーもー、あの時はテンパってたんですって。 だって目を開けたら店が始まる時間っすよ。 びびるでしょー。
え。店長がモーニングコールしてくれるんすか? じゃあ、二度寝防止に十分間隔のスムース機能つきで お願いしたいっす。
[そんな図々しいお願いは、半分冗談だけど。>>48 かけてくれるような相手がいないのは、お察しである。>>30 昔はよく兄弟が多少手荒に起こしてくれたものだけど。 それが懐かしくなる程度に、実家を出て結構経つ。]
(58) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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はー…義理ひとつもないって、そりゃ伝説っすね。 俺でも紙袋一個分くらいはもらってましたよ。
[なんて手を動かしながらこそこそ話してたら。>>31 店長のマジトーンが飛び込んできて。>>49]
へへーいいでしょー。 店長も、一緒に行きます? いっそ他の皆も誘いましょっか、エリちゃんとか。
[カズさんの反応が見たくなるのは、俺もわかる。 照れ隠しみたいに、たまに見せてくれる表情がかわいいんだよね。>>33
勿論大人数になったら、自分の分は払うつもりだけど。今はそれは黙ったまま便乗してみたり。 噂に誘われたように、非番の同僚がうさぎの穴に飛び込んでくるよりも、少し前の話である。>>41*]
(59) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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ですよねっつったら内緒話の意味ねぇだろ。
[フェットチーネは幅が広いのでクリームによく絡んで美味い。 勿論用意がない筈もないが、それを「とっておき」のように伝える人懐こさはこの後輩の長所だ。>>32 はは、と笑って、それに乗せられた客が此方の名前を数か月ぶりに呼ぶのを聞いて目を細めた。>>36]
おっけ、フェットチーネでかぼちゃクリームな。 少々お待ちを。
(60) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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[パスタ用の塩入り湯は既に沸いているから、鍋に今はまだ固いリボンを入れてタイマーをセットしたら具材の準備開始。
固いかぼちゃも力を込めれば薄く切れるのが男の力である。 全身が筋肉質という訳でもないが腕回りが逞しいのは料理人の証。 あっという間にスライスを終えれば、今使わない分はバットに入れてラップをして冷蔵庫へ。
ムネ肉はそぎ切りして下味をつけた後軽く片栗粉でコーティングする。 ムネ肉はヘルシーだが食感がパサつきがちなので、片栗粉をまぶすことで表面をつるりと仕上げるのだ。]
カコちゃん、今日来てラッキーだったね。 ディナー客に人気なんだ、こいつのデザート。 ホワイトチョコも抹茶も絶対美味いから期待しといて。
[常連を下の名前で呼ぶのは乙坂にとって癖だった。 勿論相手が嫌がるなら無理に呼ばないけれど。 丁寧な仕上がりのメイク同様仕事にも手を抜かないであろう「デキル女」風の彼女のことも、まるで近所のおにいさんが女の子を呼ぶようなトーンで呼びかける。]
(61) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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[うさぎも見つからなければ犬のお巡りさんも現れない。佇んで地図を凝視しても、埒が明かないのは分かっている。分かっている、が。一応、自分にも羞恥心がある。 歩いて十分、走って三分の道のりで迷いましたとスマホに入電するのは流石に憚られる。]
……でもまぁ。
背に腹は代えられませんし。 なにをしてても背中とお腹はくっ付きますし。 [独り言は自分への言い訳。或いはコートのポケットを探って文明の利器を探す腕への鼓舞。 いつも笑っているように見えると言われる顔を曇らせて、深く溜息を―――
飲んだ。>>40]
(62) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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[フライパンにオリーブ油を熱してかぼちゃとチキンを炒めたら、米粉を振るって水を加え弱火で暫く煮込む。 かぼちゃが柔らかくなったら粗く潰して豆乳とバターを加えてまた少し煮て。 塩コショウで味を調えたら茹で上がって一度水気を切ったパスタを絡めて皿へ。]
んー……もうちょいだけ待てる?
[この後彼女に供されるデザートを邪魔せず、数か月頑張っていた彼女を労う気持ちを形にするには。
思案は一瞬。
取り出したのは一度収めたかぼちゃで、今度はレンジでクリームチーズと一緒に手早く火を通して潰し、スプーンで皿の脇に丸く盛る。 アーモンドを2枚刺して黒ゴマをちょんちょんとかぼちゃマッシュに埋めれば]
(63) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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お待たせ。 あんまり盛り付け凝ったことないからちょっとブサイクなのは愛嬌ってことで。
[うさぎの乗ったかぼちゃとチキンのクリームパスタの完成だ。*]
(64) 2019/11/22(Fri) 21時半頃
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[その女性は両手にいっぱいの大荷物を抱えているというのに、途方に暮れていた男へ善意の声を掛けた。 生まれついて細い眼がほんの数秒人並みに開眼し。]
実は道に迷ってしまいまして。 地元の方ですか? murmur coneyというレストランがどちらにあるかご存知なら教えて頂きたいのですが。
[抑揚の薄い声でも藁に縋る思い。 サッと地図を差し出すと、引かれた赤マーカーは蛇行し、隣の路地に突き抜けていた。灯台下暗しで巡り巡ってバターになれるような近さと迷子っぷり。]
(65) 2019/11/22(Fri) 22時頃
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本当ですか、有難うございます。 目印になるからと聞いていたのですが、その目印が見つからなくて。
……おひとつ預かりますよ。
[自身よりいくらか若そうな女性の、分かり易い厚意に気付かないほど昼行燈ではない。 彼女の隣に並んで案内を受けながら掌を差し出し、重そうな荷物くらいは運びたい。無論、ひとつと口では言ったが、あわよくば彼女の両手を空けたい気持ちで。]*
(66) 2019/11/22(Fri) 22時頃
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[さてカウンターには紳士然としたお客様がひとり。>>50 金髪は地毛に見えるが注文は流暢な日本語で。 そしてパスタランチの内容を聞かずにナポリタンときた。 自分の不在中に来るようになった客かと思いきや、店長の反応>>53を見るに完全にご新規さんの様子。
ふむ?と内心小首を傾げた。 挑戦されているような、気分。
まあいきなりアーティチョークがどうとかタマネギはコンカッセで、とかレア食材や調理法の指定がないので自分はいつも通り作るだけだ。]
サラダは任せましたよ。
[店長に振っておいて、パスタを選ぶ。 ナポリタンは太目が美味いというのが持論だ。 茹でている間に切る食材は玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、人参。 マッシュルームはホワイトを。キノコの香りを楽しみたいならブラウンだが、ナポリタンはケチャップの香りが強いから。 そして皮つきのウインナーを斜め切りして、スキレットを取り出した。]
(67) 2019/11/22(Fri) 22時頃
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[包丁の背で潰したニンニクをオリーブ油で炒めて香りが出てきたら玉ねぎと人参を入れる。 ケチャップは店独自配合のものが常備してあるからそれをおたまで掬い入れて。
トマトの酸味が濃いケチャップは客にも人気だけれど、コテコテの所謂「洋食屋さんのナポリタン」を目指すなら甘味が欲しい。 加熱で酸味を飛ばすと同時、お好みソースで甘味を足し算した。 お好み焼きを店で出すことは多分夜でもないとは思うが、このお好みソースは中濃ソースやウスターソースでは出せないフルーティな甘みを加えられる素晴らしい調味料だ。
二つのソースが玉ねぎに馴染んだら、ウインナーとマッシュルーム、ピーマンパプリカを入れて炒める。 横にもうひとつフライパンを用意し目玉焼きを焼いておいて、スキレット上で茹で上がったスパゲティを絡めた上にそっと乗せた。 黄味は半熟だから崩して絡めて食べても良いし、スキレット上でもう少し固く焼いても良い。]
熱いんで、気をつけてくださいね。
[木製のパンレストに乗せて金髪紳士の前に出した。*]
(68) 2019/11/22(Fri) 22時頃
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─ そして現在 ─
[さて。そろそろまた幾人かの客がデザートに移る頃だ。 奥の冷蔵庫からムースのカップを取り出して、セッティングしようか。
とろりと甘いホワイトチョコムースには、アクセントの酸味にラズベリーを乗せ。仕上げにミントの葉を差して彩りよく。 抹茶ムースの方には、生クリームと小豆を添え。甘さは控えめな分、濃厚な抹茶の香りごと味わえるように。
夜シフトだけだった時は、昼のデザートは片付けの時間に仕込みをして冷蔵庫へしまっておき。仕上げはメモを残し、店長や昼シフトの同僚におまかせしていたけれど。 実際食べている表情や声を間近で見れるのは、やっぱり嬉しい。
美味しいものを食べるのは勿論好きだけど。 美味しく食べてもらうことは、もっと好きだ。]
(69) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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[セッティングを終えたデザートと飲み物を給仕して。 レモン水の入ったピッチャーを手に、藤色の尻尾を揺らしてお代わりの声を掛けていれば。]
いらっしゃいませー。
[また新しい客の気配に振り返り、きょとんとした。>>50 一見客も珍しくはないけれど、まるで外国映画から抜け出したような黒スーツとハットの長身客はちょっと珍しい。 しかも金髪碧眼とか。
カウンターに腰掛ける背中をつい目で追って。 店内を一巡りする視線に気づけば、慌てて愛想よく笑みを浮かべて会釈を。
さすが店長、動じてない。>>52]
(70) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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[ピッチャーを手に厨房に戻りながら。 店長が伝えてくれた注文を聞き。>>67 カズさんがナポリタンにとりかかるのを横目に、はい、と小さく手を上げた。>>67]
じゃあそのサラダ、俺が作ってもいっすか? おまかせっすよねー。
[ナポリタンに添えるなら、と数秒考え。 カズさんの早さに遅れないよう、手を洗って準備を。*]
(71) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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……道に。そうですか。 それはすみ――災難でしたね。
[>>65murmur coneyの名前が出た瞬間、店員モードになりかけた。 ややわかりにくい場所にある職場に、迷わせてすみません、が口をついて、一般的なフレーズに言い換える。
地図を見る。赤ラインは蛇のようにうねっていた。 これを辿るのは逆に迷うな、と眉をくくっと寄せて。]
……この道を行くと、近いですよ。
[隣の路地へ向かう道を示す。]
(72) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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[ナポリタンを食す。 フォークの先で目玉焼きの黄身を潰し太めの麺と絡める。くるりくるりと回し絡めて熱々のまま口の中へ。]
…あつっ……!
[口の中を火傷した。 だが、ナポリタンは熱々のうちに食すべし。 紳士に見られてるとは思いもよらず、ただ無心にハフハフと口に運ぶ。 クルクルとハフハフともぐもぐと。 ナポリタンという安っぽい味付けの中にも奥深い味わいと具材の香りがそれぞれ引き立て合う。高級料理の様な決して洗練された上等な味わいではないが、これはこれで求めに応じたものだ。]
及第点、だな。
[小さな呟きと共にカランとフォークが音を立てる。 決して行儀の良い仕草ではない。]*
(73) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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目印に? お待ち合わせですか。 赤いですからね。
[>>66目印にされているとは知らなかった。 せっかくなら食事をしていってほしいが、この人はお客様になってくれるのだろうか。]
あ。え……ええと…… 重いですよ?
[ひとつ預かる、という話は大変、大変ありがたいが、重量がある上にお客様と思しき人に持たせるわけには――と思ったけれど。 あわよくば両方、といった様子を察すれば、せめて片方、と持ってもらうことにした。]
(74) 2019/11/22(Fri) 22時半頃
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――murmur coney――
[そして。 隣の路地にある朱色のうさぎ穴を、普段とは違って正面からくぐる。]
来ちゃった。
[へへ、と少しいたずらっぽく笑えば、馴染みの同僚はどんな顔をしただろう。]
(75) 2019/11/22(Fri) 23時頃
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― murmur coney カウンター席 ―
[宇都木と乙坂の掛け合い>>32>>60を微笑ましく眺めながら、僅かな違和感。 それが表出する前に注文が叶ったと知れば、言葉は容易く霧散した。]
やった、お願いします。
[ふつふつ湧く湯にフェットチーネが軽やかな音を立てて飛び込む。 背筋を伸ばして暫く鍋の中を覗き込んでいれば、乙坂>>61の手はあっという間に次の行程へ移っていた。 火の通っていないかぼちゃが危なげなく薄くなっていく様子に感嘆の声を静かに溢し、胸肉が仄白く着飾られていくのを眺めていたところに、先程の違和感の正体がカウンターを飛び越えてやってきた。]
宇都木さんって、ディナー担当の方なんですか?
[そうだとするなら、先程の言葉>>56も府に落ちる。 夜の詳細を知らない頭を傾げた時の、あの意味深な笑みが印象深い。悪戯っ子のような、それでいて仕事人のような。 未だ決まらぬデザートを思いながら、乙坂の手元から顔へと視線を上げた。]
(76) 2019/11/22(Fri) 23時頃
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久々だったのについてたみたい。 乙坂さんも食べたことあります? 宇都木さんのデザート。
[フライパンで熱された油の跳ねる音>>63をBGMに声をかける。調理の邪魔をするつもりはないから、返事を急かすことはしない。 香ばしい香りが水に沈み、とろとろ煮詰まっていく頃にはお腹が鳴らないよう祈るしかなかった。鼻腔を擽るバターの香りが憎い。でも大好き。]
ん? ……大丈夫です。まだいけます。
[愛憎混じりのバターが溶け、手早くパスタとソースが絡んでお皿に広がる。 待ってましたと言わんばかりの食欲が走り出しそうな瞬間にかけられた静止の声>>63。 迷いは一瞬。 店に長くいる彼とは必然的に付き合いが長い。きっと何かあるのだろうと、眉尻をほんのり下げながらもしっかりと縦に頷いた。]
(77) 2019/11/22(Fri) 23時頃
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