47 Gambit on board
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[向かい合うならわかるだろう。] [鳶色の奥の焔と、はっきりと上がる口角に。]
[……相手の殺気無しに気がつけば 直ぐにそれは消え去る、が*]
(*54) 2011/03/22(Tue) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 13時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 13時半頃
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― 中庭:朝が来る、前 ―
[甲高い音は耳によく響いた。 戦場のような情報抑制が 今、己の頭に起きていないのは 既に戦場や急時ではないと認識しきったから。] [薙いだ槍。持つ両手に衝撃が伝わる。 その時には、視認した情報は既に脳に伝わり 経験と直感で緊急時の可能性を考慮し 自動的に動いていた身体は 今は、イアンの思考が手綱を取るところ。]
[今、切り結んでるのはグレイシア師団長。 理由は鍛錬に誘われたか、 己か、彼自身の力だめしか?わからぬけれど 何らかの意図で暗殺を企む様子も 命まで……と行かなくても危害を加える様子は、ない。]
(355) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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[地上戦と水上戦、形態は違えど やはり、前線に立つ師団長なのだなと 喉笛を狙う穂先を咄嗟に受けた姿を 鳶色は冷静に観察しながら]
(356) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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[正面、射る薄灰を常の鳶色が受ける。]
[そこに、己がよく目にする恐怖も、慄きも 見られないのも、名ばかりではないと、わかる。] [グレイシアの頬を伝う血液を凍らす冷気は イアンにも届いており、 鍛錬し続け温まった身体に心地よいぐらい、だった。]
(*59) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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[瞬間の観察は、相手から伝わる圧力に終わり。 常の動きで、多対一時、長期切り結びは 切り結ばぬ相手に隙を見せる故、 切り結ぶ相手を蹴り転がそうと。 足が動きかけた矢先、外野からの声がかかる。] ……………戯れ、ですよ。 [可哀想に、困惑した通信兵。 安心させるべく、苦笑を浮かべながら そう、短く口にしながら、 臨戦態勢をグレイシアと同時に解いた。] [通信兵はグレイシアに用事があり、 相手とやり取りをする間に 己は、一度汗を拭ってから、 木にかけた上着を手に取り、羽織る。 様子から、何か緊急性の高いものでもないと 二人の様子を気にかけることは、ない。]
(357) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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[……一つ、二つボタンを止めたところで グレイシアが振り返る。
かけられた言葉に、 少しだけサイズが小さい手袋に包まれた 手の動きが止まる。] ………… [模擬戦を好まぬ……特に帝都でのそれをイアンは 頷くでも、かといって無碍にするのもと 横にふるでもなく。嘆息一つ落として。 日常に戻ったグレイシアへ 敬礼に敬礼を返した。]
(358) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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…………私は、模擬戦は…… [グレイシアが口にした言葉。 行わない、行う。ではなく 好悪だけを表そうと。短い言葉を落とす。 それに……] ……………… [何か、直感的に、警戒が走る言葉、だった。 大義名分になり得る要素がまぶされた言葉。 少なくても、先ほど、イアンに素直に答えさせた その言葉とは違う気配を感じて。
その直感で感じたものを、 隠すべきか、隠さぬべきか瞬時考え 薄く、眉を寄せることで表した。 それ以上は、何か表出することはなく。 グレイシアの去りゆく背を鳶色はじっと見つめた。]
(*60) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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― →自室 ― [まさか、夜、 ミッシェルを訪ねる、わけにも行くまい それに、幾ら前線ではないとはいえ きちんと休息はとろうと、 イアンはグレイシアと分かれた後は 浴室、自室と、寝る前になすべきこと こなしながら、移動して。] [宛がわれた自室につき、上着から薬敏を取り出す。 手馴れた手つきで、己の両の手の内に クリームを塗りこみ包帯を巻く。 その時、紙片が一緒に出てきた。 そう、あの前衛芸術が書かれた紙片]
(360) 2011/03/22(Tue) 22時半頃
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………… [イアンはそれを手に取り暫し考える。 すぐさま習得できる、のだろうか?キリシマ言語は。 そう考えると、筆記用具を用意して]
[思いついたのは、過去、読み書きが出来ぬ己に 前第15師団長ドナルドが用意してくれたもの。]
[そうして、イアンは 寝る前に、一仕事、こなしてから眠ることにした]
(363) 2011/03/22(Tue) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時頃
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― 自室→ ― [身体を適度に動かした後の睡眠だったのもあり 短い時間で深く眠れた、と。 いろいろ考えることは多いが 寝る時は、寝る。]
…………
[次の会議、その時間がわからぬまま 正装軍服、いつもの手袋と槍姿で 朝食をとるべく、部屋を後にする。 ………昨日借りた手袋は、また、 汚していることもあり、洗濯を頼もうと 上着へとしまいこんだ。]
(374) 2011/03/22(Tue) 23時頃
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[借りた手袋を手に取ったとき 持ち主のことを思い出す。
昨夜、最後にかけられた言葉には 警戒もあり、それに…………
…………ともかく、表情を変えることなく 薄灰を鳶色で見据えるに留まって。]
[何を、考えているのか、いないのか。 腹芸が得意とはとてもいえないイアンは 手袋の持ち主に関して嘆息しか出なかった*]
(*63) 2011/03/22(Tue) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時頃
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― →食堂 ― [昨晩、夕餉を食べ損なっていたこともあり 普段より大目の朝食を、給仕に頼む。 師団長の位置に恥じぬ程度の礼儀作法は 何とか叩き込んではいるものの 宮廷での食事は肩が凝る、と思いながら、 窓辺の卓に着き食事に手をつける。]
……………
[頭に栄養が回り始めれば 考えるのは昨日の会議のこと。]
(382) 2011/03/22(Tue) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時半頃
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[既に昨日の会議で意思を決めていた者。 意思を決めていない者。
いくつかの話は、どちらを選んでも 何多き道であることを示して。]
…………
[選ぶ基準は国のため。] [……なんと、漠然とした基準、だろう? 生きるか死ぬか、ぐらい明暗がはっきりするものなら 判断も即決だというのに。] [ベーコンをつつきながら考え込む] [こういうことを考えるのは、向いていない。 けれど、懸命に考えようと ベーコンを虐めながら思案し続けた]
(401) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時頃
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……………
[今は立てかけている槍を、見る。 これで、決着がいっそつくならば。 言葉は降り積もるばかりで溺れてしまいそうで。]
[ベーコンを虐めていたフォークを動かす手を止め 考えてもせんのない現実逃避と ゆるく首を振ると食事を再開した。]
(407) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時半頃
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