307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜
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― 社務所・寝室のひとつ ―>>*107->>*110
[ よかった、と素直に返る声>>*109はそうあろう、と 半ば予想のできていた言葉ではあったから、 優は見つめた瞳に笑みを乗せるだけ、のはずだった。 だというのに。] ____ .
[ あえて悪い言い方>>*102をしてみせたというのに。 今夜いちばん可愛らしい顔で彼女は笑うのだ。 ほ、とため息にも似た呼吸が洩れてしまう。]
……そうも素直やと。 恵瑠が悪い男に誑かされんか、心配になるぞ。
[ 赤く頬を染めて眉を寄せた様子が艶かしい>>*110。 間近に覗き込むようにしてから背を丸めると、 優は彼女の首元に口づける。 ちゅうっ、と吸い上げる陰圧を掛けて 前歯がその皮膚を押さえるくらいに、強く。]
(*111) 2020/09/15(Tue) 00時頃
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[ 恵瑠の身体から唇を離せば鎖骨の下あたりに、 赤い小さな痣が浮かび上がる。 薄い部分の皮膚が吸われて痕を残してしまったのだ。 それを認めればくすりと笑い、 止まっていた抽挿をゆるやかに再開させていく。]
しるし、付けておいてやろ。 誰ぞ今晩、明日からも、と言い寄ってきても。 この晩かぎり、と言えるように。
[ その誰ぞ、に自分の事は含めない。 今宵のことは今宵のこと。 明日からはまた、新しい日となるのだから。 ――この晩のことを踏まえた上で、ではあるのだが。]
(*112) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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恵瑠の初めては、俺が貰うたが。 宵越しの一晩だけでは、まだまだ初め。 何も、先を決めてしまうようなことはない、と。
[ そうして、恵瑠の中を行き来していきながら 赤く尖った乳房の先にも口づけを落とした。
すっかりと実った果実を舌で弄り、唇で柔く食んでは 引張り上げるようにして弄んでいくと 少し横に唇をずらしては、また、ちゅぅっ、と。
強く吸い付き、歯で押さえ、赤い痕を残してしまうのだ。
首元の痕に加えて、左と、右と。 両方の胸に一つずつ。]*
(*113) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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―夜中・石段― >>50>>51
……まぁ、まぁ。 恵瑠が悪い男に引っかからんと良い、とは思うとるが。
[ 恵瑠の話題>>50には、本心を隠すように 視線を瑠璃からそらしてそう言った。 夜の暗がりゆえ、幾らか赤みを増した優の顔色までは見てとられなかっただろう。白昼であれば、からかい混じりに指摘されていたのかもしれなかったが。]
そやのう。 あの大瀧から飛べる女子がおったか、と。 昔、漁師仲間でも話になっとったが。
[ それは何年も昔、>>0:41崖端にある20mの高さの滝から早希が滝壺に飛び込んだ頃の話である。彼女が転校して島を離れるまではそう長くは無かったはずで、半ば伝説のようにもなっていた出来事だ。 思い返しつつ、くすりと笑う。]
その早希ちゃんを、瑠璃が、なぁ。
[ 隣室か、そのまた隣室か。二人が睦み合う声は時おり、優たちの寝室にまで届いていた。それを言い当てた事があったかは、今はおくべき事柄であろう。]
(52) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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[ 瑠璃の隣に腰を下ろし、彼女の言>>51を聞く。 話が早い、と自分のことを棚に上げて頷き返した。]
そうだな。 する時には立って、ちゅう形になろうが。
後ろから突かれるのも、瑠璃は好きな方だったろ。 が、最初からそうでは――なぁ?
[ 風情や愉しみが少ない、と。 服の上から彼女の乳房へ手を伸ばす。 柔らかく触れるようにして、まずはそっと揉むように。 布地の上から膨らみの先端を探しつつ、 彼女の顔を見る。]
(53) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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まずは、脱がせ合うていくとしよう。 俺は、瑠璃のを。瑠璃は、俺のを。
[ 苦笑ぎみに笑って自分の服装を見る。 浴衣と帯と、あとはボクサーパンツしか 身には着けていないのである。]
まあ、そう長くも掛からんが。 瑠璃の身体にも、長ごう触れとらんきぃな。
最初は、上から。 脱がさせて貰おうかな。
[ そうする流れの中で前戯を始めていく形になるだろう。 気心知れた間柄ゆえ、仮に不意打ちの戯れがあったとしても眉を逆立てるようなことはなかった。少なくとも、今までの関係においては。]*
(54) 2020/09/15(Tue) 01時頃
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