91 時計館の魔女 ―始―
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[腰に伸ばされた腕を、拒みはしなかった。
己によく似た銀糸を梳いて、確りと抱きとめる]
―――怖い、か。
案ずることは、ない。 [ 直に、終わると。 その声は、僅かに笑っていた、]
(19) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時半頃
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/* へくたんがてれてるぅー☆
(*3) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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[自分をひたすら抑えてくれていたカミーユは、自分がヴェスパタインの部屋に行くといえば、 ぴたりとくっついてきていたが、どうしていただろう。
ただ、自分は。 ヴェスパタインに対して抱いた僅かな恐怖と それ以上に、この先に起こるであろう恐怖と 未だ放たれている、2つ程の、死の気配でいっぱいで 気に掛けることなど出来なかったが]
案ずることは……無い……?
[抱きとめられた身体の温かさに僅かに落ち着きを取り戻して そうして聞こえた、柔らかい声に顔を上げる]
(20) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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[どれくらいそうしていただろうか。 少なくとも彼女が落ち着くまではそのままの体勢でいたかもしれない。 離してください>>2と消え入るようなか細い声で 懇願されれば腕の力を緩めて]
何処かに行くのなら、僕も付いて行くからね。
[と、念を押す。 ゆっくりと重い足取りで向かうのは]の部屋。 二人のやり取りを後ろから、ただただ見詰めていた。]
(21) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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[紅い世界を幾度揺らしても、ミッシェルの声は聞こえてこない。 ソフィアもすぐに気付くだろう彼女が消えた事に。]
……っ、……
[嗚咽を堪え、顔を上げる。 すん、と小さく鼻を鳴らせば、新しい血液の香りがすぐ近くにあった。*]
(22) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時半頃
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/* やにくんお大事にね、なでなで。
ちょっと席を外さねば>< 戻ったらお返事したいし抱きしめたい……戻れなくてもはとで!
(*4) 2012/05/27(Sun) 01時半頃
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[顔をあげたエリアスに、微笑んで。その頭を、優しく撫でる。
――"護る"ことを、躊躇う必要など、無い、 この子を、生かそう、
そうして、生きよう、 それが、友の願いなら。]
君には――…、カミーユが、付いている。 私も、だ。
案ずる事は無い、
[――其れ以外を殺せばいいだけのこと、 続ける言葉は胸の内に留めて]
(23) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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―嘗ての日―
[それは、何時のことだっただろうか]
[優しい"友人"と、変わらぬ日々を過ごしていた、幼少期。 "賢者"と呼ばれた少年が、己が内の闇を、其れと認識していない、頃]
[ 突然の訪問者は、"妖精ハンター"と そう、名乗った。 ]
[獣に襲われても傷つかぬ御伽噺の住人。 其奴を、捕まえて見世物小屋に売り飛ばしてくれると。 下卑た笑い声が、暗い森に響く。
畏怖に身を震わせる友人の隣で、 ―――賢者はただ、嗤っていた]
(24) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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[蒼い炎が弾ける、] [ひとつ、]
[ふたつ、] [みっつ、]
[よっつ、]
[それは、侵略者の身を焼いて、]
[彼が血反吐を吐けども、止まらない]
(25) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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―――サヨナラ、
[無垢な少年の聲で、嗤う]
[哂う、 嘲う、]
(26) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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[痛みに呻き、恐怖に慄く表情にただただ、わらっていた。]
『それ以上やったら死んじゃうよ……!』
[涙声に制止されるまで、一方的な"暴力"は続いた]
『ヴェス、駄目だよ……おねがい、』
―――……、
(27) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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なぜ?
(28) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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"アレ" は、 "敵" だろ ?
[ 僕はキミを傷つけるものを赦さない ]
(29) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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[儚げな容貌の中に、確かに生きていた"獣"は、やがて眠りにつく] [己の牙で、ただ己を傷つけて、]
[ずっと自分を、責めていた、]
[ 涙を流す場所も、 笑える場所も喪って ]
[ また、其れらを、手に入れる日まで]
[ただ、眠り続ける]
(30) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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[ おはよう、 ]
[――おかえり、]
(31) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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[自責から解き放たれた獣が、低く唸る]
[護るために、生き残るために。 友の今際の願いを、汲むために。]
[ ――修羅が、目を覚ます――*]
(32) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 02時頃
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[微笑まれ、自分の頭を撫でる姿は。 今までと、なんらかわりなく。 ただ、ほんの少しだけ、感じるものが違う。 ……それを、深く追求することはしないけれども]
……、
[自分には、カミーユと、彼が付いていると。 それは、そうだけれども。 …本当に、大丈夫なのか。 とかく、自分は]
私は。 ……足手まといに、なるんじゃ、
[それなのに護られるなんて。 続く言葉がでないのは、同じ事]
(33) 2012/05/27(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 02時頃
エリアスは、ヴェスパタインを自分にしては強い力で抱きしめて。
2012/05/27(Sun) 02時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 02時頃
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[最後にひとつ力強く抱きしめて、身体を離した。 内包していた怒りも後悔も、全てが染み出す。
祖父の――、愛した師匠が遺した"タイヨウ"を提げて、エリアスに手を差し伸べた]
足手まといだなどと……、そんなことは、無い。 太陽の下では、私の方が足手纏いだ。
[気にすることはない、と。ぽむ、と頭を撫ぜて]
……征く、だろう?
[あの獣が、尽きたのかどうか、確かめに。 死の気配を追って。首を傾げて、問う。
彼女が手を取らずとも、付き添う心算]
(34) 2012/05/27(Sun) 02時半頃
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[力強く抱きしめられたあと、体温が離れていって。 同時に、回していた腕も、離す。 そうして俯いていれば、頭の上に感じた掌>>34]
…、そんな、
[太陽の下など。この屋敷の中で歩くことはない、と。 しかし、続いた言葉に、口を閉じて]
……はい。
[まだ感じる、強い死の気配。 下ろした手を上げて、彼の手に預ける]
いきます。
[行きます、か、生きます、か。 どちらにしろ、その瞳には、暗い影はなかった]
(35) 2012/05/27(Sun) 02時半頃
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―2F廊下→1F―
[ヴェスパタインに手を預けながら。 カミーユにも頼んで、ついてきてもらい。 死の気配がどこにあるのか、探る。 1つではないことは、あきらかだった]
……ふたつ…?
[ぞくりと感じる気配の量。 1人にしては多すぎる。 感じる距離からして、2階にあるものではなさそうだ、と だんだんと嫌な方向に慣れてきたもので。 コツコツとヒールを鳴らしながら、階段を降りる]
(36) 2012/05/27(Sun) 02時半頃
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― 森側庭園 ―
[庭園の一角に、彼女は倒れていた。 自らナイフを差し込むようにして。 その理由を、彼女が物言わぬようになった今、ツェツィーリヤが知る事など出来ないけれど。]
……馬鹿。
[浮かぶ涙は堪えたまま、ミッシェルに近づく。 膝を落とし、胸のナイフをに引き抜きそれを投げ捨てると、まだ温もりの残る彼女を、強く抱き締めた。
ワンピースの胸元が、彼女の血に染まる。 ふわり、ほんの少し、花の薫りがした。]
(37) 2012/05/27(Sun) 03時頃
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[近くに人の気配がしたならば、慌ててその場を後にした。
ただ、彼女の金色の髪に、近くに咲いていた小さな白い花を飾って。
弔いのつもりは、永遠の悲しみ、その花の持つ花言葉を知らねども**]
(38) 2012/05/27(Sun) 03時頃
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―1F・森側の庭園へ―
[感じる気配が二手に分かれていつ。 どちらもこの階だろう、とは分かった。 さて、どちらから行くべきか。 立ち止まり、少し考えて]
……こっちのほうが、強い、
[それは独り言のように呟いて。 Wとかかれた扉を開ける。 そうして視えたのは、頭を垂れている]
狼。
[綺麗な花が咲き乱れている中に。 その 獣 は、いた]
(39) 2012/05/27(Sun) 03時半頃
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[近寄る。 前の姿は、きっとミッシェルという少女なのだろう。 そこに、興味はなかった。 ただ、目の前にある、亡骸は]
……くっ…
[繋いでいる手に力を込める。 そうでもしないと、抑えきれなくなりそうで。
憎い、憎い、狼。 殴りかかるか、蹴り飛ばすか。 お行儀が悪いと分かっていても。 ……ただ、そんなことを死骸にしても、体力を消耗するだけだ、と思いとどまって、それを観察する]
(40) 2012/05/27(Sun) 03時半頃
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花?
[獣の頭に、毛に挿されるようにされている、白い花。 それに、疑問を抱きつつ]
……凶器は…?
[胸から血が出ていること、またその傷口が一つしかなく、小さいことから、胸にナイフでもさして死んだのだろうと思い。 しかし、そこには何もなく]
だれかが。 ……ここに?
[とはいえ、それ以上は何も分からず。 ヴェスパタインやカミーユが何もしないなら、そこを*出ようと*]
(41) 2012/05/27(Sun) 03時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 03時半頃
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/*
寝 落 ち た orz
うわーん、リアルタイムで読みたかったよー…ぐすん ミッシェルお疲れ様でしたー! ヤニクとダーラも!ようこそ雑談だらけの世界へ!←
…じゃあ、ログ読んできます
(*5) 2012/05/27(Sun) 04時頃
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/* とりあえず、ヤニクが村建てだった事に驚愕CO。
じゃあ…あたしがメモで「今日のミケたんのごはんは焼肉らしいよ」っていうアレは…! いこーるヤニクの中の人も焼肉だったという事か…!
わー全然気が付かなかった… 魔女とミケとヤニクの3役?うわーめっちゃお疲れ様です。 村建てさんすごい
(*6) 2012/05/27(Sun) 04時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 05時頃
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―フローラの部屋―
[名前を聞いて、確認するようにコクリと頷き >>4:136>>4:137服を手渡されれば、満面の笑みを浮かべて感嘆の声をあげただろう 着替えるのに戸惑っていると、フローラがそれを手伝ってくれて>>4:141 ひんやりとした手が肩にそっと触れるのを感じた>>4:150]
………あ……その蝶は…
[思い出したくない、記憶。 親友を殺したという、証拠。
しばらく俯いたままだったが、やがて着替えも終わり]
(42) 2012/05/27(Sun) 05時半頃
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わぁ…!
[フローラから借りた服はサイズがピッタリで ふわふわしていて女の子らしいいい匂いがした 着ているだけでスッと背筋が伸びた]
素敵…! フローラさん、ありがとう!
[そう言うと、イアンにこの姿を見せようと フローラの部屋を後にした]
―フローラの部屋→ソフィアの部屋―
(43) 2012/05/27(Sun) 05時半頃
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―ソフィアの部屋―
[ペンを走らせる音が聞こえる>>18 少女は後ろから彼の首に抱きつき、いたずらっぽく笑ってから問う]
ねぇ、何を書いてるの?
[と、その時。 鐘の音が聞こえて、びくっと身体が反応する それと同時に聴こえてくる、赤を揺らす聲]
(44) 2012/05/27(Sun) 05時半頃
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