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―被検体管理室―
[カァン
カァン
平和な日曜日の昼下がり、絵に描いたような白い家で日曜大工をする父親の響かせるような音が、どこからともなく聴こえた気がした]
ってゆぅかァ、むしろ108回衝いたらアレ、ほら、東洋でいう除夜の鐘みたいだなァ。 ……煩悩全く落ちそうにねェけど。
[東の島国だかなんだかの話しをピロートークに薄汚い声で聞かされたのは、いつだったか。 どうでもよすぎてもう忘れた。]
(25) 2010/11/01(Mon) 22時頃
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―ホリーがヨーランダをした後― 『被検体ホリー。被検体ヨーランダを殺害。被検体ゾーイ。シビル博士を殺害。被検体ゾーイは適応者の可能性があります。』
[研究所内で起こるいざこざを観察しつつ、状況を上層部へと伝達し、上層部の返事を待つ。]
『「被検体ゾーイを要注意人物とし、実験の為に外部からの情報は極力排除せよ。」上層部返答確認しました。』
『研究所内一斉放送』
被険体ヨーランダ。シビル博士の二名が死亡。被検体ヨーランダは被検体ホリーにより殺害。シビル博士を殺害した犯人は不明です。
[ゾーイの名は隠した放送が研究所内に流れる]
(@0) 2010/11/01(Mon) 22時頃
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[酷く渇く感覚に襲われ、再び薬を打つ。
酷い苛立ち。それは誰かを殺めた後は、不思議なくらいスッと引くのだ。 しかし、再びそれは暗雲のように広がり、少年を駆りたてた]
―――…はっ…キラーマシーンだな、まるで。 死体いじくりまわすことにも興味ねーし 血ぃ浴びるなんて真っ平ごめんだし 殺すだけ―――それだけでイイんだ
[手袋をはめた両手を目の前に翳す。 未だ生々しい、二人を殺した感触。 それは今まで被検体を処置してきた時とは違う、途方もない爽快感と高揚感の残滓を残す。 どうやらこのこの症状を納める為の薬は、人の命しかないらしい。]
あー…もうガマン出来ね…っ。 小細工とか、もう、いいや?
[小さな吐息を零し、立ち上がる。 平時通りの張りつけたような笑みの内側に灯るのは、薬物中毒患者の飢えた狂気]
(26) 2010/11/01(Mon) 22時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 22時頃
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―廊下―
あー……くそ、気持ち悪ぃ
[景気良く何かを打ち鳴らす音は、ここには届いていない。 苛立たしげに歩きながら周囲を見回した。
入る放送>>@0に顔を顰める]
…………
[不明? と繰り返しそうになったのを飲み込んだ。 あの機械に要らん口出しをされても癪だ]
(27) 2010/11/01(Mon) 22時頃
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―廊下― [とりあえず部屋を後にして、廊下を歩む。 途中、>>@0 放送を聴き、死んだのが誰なのかを知る。]
ふぅーん。 とゆぅことはァ、―――とりあえず後6回分?
[少年にとって、最早人間は、衝動を収めるためのクスリでしかない。 殺すため以外に存在価値など無い そうとすら思えるほどに]
(28) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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―ヴェスパタインの研究室前―
[カァン 昔、休みの日の庭からよく聞こえた音が響いた気がした。 空耳だろうか。私のあまり精神状態がよくないのかもしれない。]
…シビル博士殺害犯人は不明。 不明?そんな事あるのかしら。 今回は停電もなかったのに。
[メンテナンスで監視装置が落ちていたのだろうか。 廊下に座り込み。放送内容を考える。 手持ち無沙汰で、手はケースの中の薬剤を弄り。 そして時たま、だいぶ残り少なくなった錠剤を口に放り込む。]
(29) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 22時半頃
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ああ、その前に アレも、確保しとかなきゃ、なァ …在庫あるだけ、…と、できれば製造データ 万が一生き延びちゃったらァ、新しい研究所で誰かに造って貰えるかもしんないしィ
[足は自然、ケイトの研究室へと向かった。 ―――ガラガラガラとバールを片手に引きずりながら]
開かねーつぅことは、不在デスカ。
[ケイトの研究室の扉を、手に持ったバールで無理やりこじ開ける。大きな音が立つだろうが、気にした様子もなく]
…だぁーから、ヤク中に重労働とかさせんなっつぅのー
[言いながら大きく息を吐くと、こじ開けてロックを壊した扉から中に入り、薬品棚を眺めた]
……見当たらない。
[そしてすぐに【Hate】の薬品瓶がないことに気づき―――笑みをひきつらせた]
(30) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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―ケイトの研究室― [腹立ち紛れに、薬品棚をバールでなぎ払うと、バールも放り投げて机に座り、天上を仰ぐ]
…あーあ もぉーほんとイヤんなっちゃうなー
カミサマ俺にいぢわるすぎねェ?
[少年はさも可笑しいと言った風に、くつくつと肩を震わせて笑う]
(31) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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―シビル博士の研究室―
[ひたり。 ひたり。
廊下を滑るように歩いて行く。 その手にはシビル女史を抱きかかえて]
……ふふ。
[シビル博士の研究室の前に行くと、ドアを蹴りあげ乱暴に開ける。 そうして入ってまず目にしたのは、筒状の装置に入れられた少年の姿]
(32) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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[シビルの亡骸を高く上げる。 まるで赤子に高い高いをするように]
ほうら。 あなたの大切なお子様ですわよ、お母さん?
ほうら。 早く逢いたいと言ってますわよ、お母さん?
[謳うように、歌うように。 そして――]
(33) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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―自研究室―
あーらあら、こわいこわい。
[暗い笑みを見せたヴェスパタインに軽く答えて研究室へと戻ってくる。 隣接したプライベートルームで服を着替え、 顔や手についた血痕は濡れたタオルで拭き取った]
…欲求と、衝動…ね。 ふふ、そう。おもしろいわ。
[抱いた欲求は今更どうすることも出来ない。 であれば楽しむだけだ。
逃れようのない定めを楽しむ―ヴェスパタインに言った言葉は 自分の考えそのままであった]
(34) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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あーっひゃっひゃっひゃっひゃ!!
(35) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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[そのまま、シビル女史の遺体を掲げたまま――彼女の大切な“子”が眠る装置に――突撃]
[ガシャン、という大きな、けれどシンプルな音と共に、装置が破壊される。 中の少年の身体は、崩れ落ちる]
(36) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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[眼鏡の研究者>>18の言葉を思い出して舌打ちを一つ。 一緒くたに燃やされるなどゴメンだ]
お偉い研究者様なら薬の一つ位さっさと作れっつうの……あぁ、
居たな。
[漏れたのは浅い嘆息。
人体と言うのは随分と勝手に出来ている。 自分でも解らん理屈でハズレが解ったと思えば、 アタリを引いた途端の嘔吐感に逃げようかと思わされたり。 ……まあ、今から逃げても間に合わないから、 それは、いいとして]
カミサマ呪うよりは、人間呪った方がなんぼか有意義じゃね?
(37) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[ ごり、ごり、ごり/コツ、コツ、コツ。>>22]
んー、開かないですわ、お姉様……。
[ 鋏を突き刺す/指で穿る。 一心不乱に刃を突き立てる/指で引っ張り、頚椎を外そうとする。]
……んー、んー、んーうー……あ!
[ ごり、ごり、ぶつん――手応え。 小気味良い感触――何が外れる/力いっぱい引っ張った結果の尻餅。]
(38) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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取れた!
[ 手に残るものをしげしげと眺める/紅に汚れた、象牙色の塊/投げ捨てる=カラン、カラン、コト……。 何か、柔らかいもの/例えば、誰かの履いた靴/の上に落ちたような音。 気付かず、ヨーランダに穿った穴を覗き込んだ。]
……見つけた。これなんですね?お姉さまのジャックは?
[ 血と肉色の虚/視界の操作/微笑んで、首筋を撫でた/まるで、朱を塗り広げるように。]
(39) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[アタシだったら、呟く声に囁く]
じゃ…―――やっちゃえばァ? もう―――6回分しかないよォ?
[相手の立場から6回。躊躇うことなく、自分も数に入れた。 壊れた笑い声>>35が聞こえれば、つられるように腹を震わせて笑った]
ふふっ…あっはは! 楽しい……かも?コレ、楽しいってことなんかなァ
[笑い声は―――どこか無邪気]
(*1) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[液の海に浸かる少年の身体。 そしてそこにシビル女史の衣服を剥がし、その身体を近づける]
さあ、一緒に天国にイくといいですわ。
そうして満足したら、わたくしにあなたの知識をクダさい?
[栄光《グロリア》の手によって、2人の身体が繋がれる――]
(40) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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なんか きた
[ぴたりと、子供のような笑い声は、止んだ]
(*2) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[プライベートルームからラボの方へ戻って、 コンテナが戻っていないことに気付く]
あのクソガキ…っ! どこまでアタシを馬鹿にすれば気が済むのよ…っ!
[癇癪を起こし、デスクの上のメモ用紙をくしゃくしゃと握りつぶす。 憤怒の相を露にして髪をくしゃくしゃにかき乱した]
うふ、ふふっ。あっはは、は、ははっ そう、ね。 お仕置きが必要よね…。
[くつくつと低く嗤いながら、戸棚から標本を留めるための針― というよりはアイスピックに近い―を取り出した]
どうせ処分しちゃうなら、楽しませてもらわないとね。 どこから傷つけてあげようかしら。
[ピックの先を舐めて、くつくつと]
(41) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 23時頃
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あひゃ、
あひゃひゃひゃはやひゃは!!
[大きな笑い声が研究所中に響き渡る。 けれども、自身の身体が溶解したその身から絞り出されるその声は、みなが知る“ゾーイ”のものではなく、 枯れ、獣のような声。 姿を目撃する者には彼女の正体はわかっても、 声のみ聴く者にはその正体はわからないだろう。
笑い声を響かせながら、そのまま2人の亡骸を背に、シビル女史の研究室を去った]
(42) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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あは
あははは
どう?
これが、ワタクシの性《生》の在り方!
新しい、生命《性迷》の始まり――!!
(*3) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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ねえ
しあわせよね。
シビル女史。
あなた、いま、しあわせでしょう?
(*4) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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折角、楽しい事、見つけたのに
どぉーして皆、俺の邪魔するんだろう?
[褐色の肌の青年を、ひたと見据えて]
ユリシーズ博士ェ お前のお気に入り。
殺しちゃってイイ?
(*5) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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……戻ってこないわね。 置いておけば勝手に調べるでしょうし。 少し休息をとろう。
もし結果が分かったら知らせて欲しいと伝えて。
[メインプログラムにそう命じ。 コトリ。空になった【Apathy】の容器をそこに落し。 自分の研究室に戻る事にした。足取りは少し重い。]
(43) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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わたくしも、しあわせ!
しあわせ!
あはははははははははは!
[シビル女史は最愛の子と結ばれ、 そして自分はこの愛《殺意》を満たした。
誰も、みんなが幸せになった。
そう、信じている]
(*6) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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…あぁら、もうそれだけしかないの? ざぁんねん。
じゃあ、躊躇はないわね。
[ふてくさったような口調からすぐに素のそれに戻る]
アタシ、今無性に切り刻んでやりたい子がいるのよ。 あの新入りの。
―見たら、教えてくれる?
[無邪気な笑い声、ぶっ飛んだ笑い声。 そうよ、楽しいのが一番じゃない? 求めるままにすればいいのよ、と]
(*7) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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アタシのお気に入り?
…そこにいるってこと? アタシが壊したくてうずうずしてる子が…?
(*8) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[>>37 現れたのは、部屋の主ではなく赤いマントの男だった。 駅のホームに昨晩酔っ払いが吐いた下呂でも見るかのような顔で視線を遣る。 唇は笑んだまま]
呪うー? 何それェ、お前シャーマンかなんかなわけェー? ははっ、お似合いだぜ!
何か用? 俺はお前なんかお呼びじゃないんだけどォ。
[背後に触れた指先の感触を思い出して 更に増大する嫌悪感を隠しもせず、ガツ、と机に足を乗せた]
(44) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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―――いるよォ。
ショタコンクソビッチメガネ…―――ケイト博士の、研究室。
一緒に あそぼ?
[誘う囁きすら、どこか楽しそうに]
(*9) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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