224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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[リー>>159やヴェスパタイン>>177の話に、徐々に胃のあたりが重くなる。 心臓が凍りつきそうだ。 リーの発言が自分への疑いでは無かった事に安堵はするけれど。ヴェスパタインの発言>>177の矛先がまるで──。]
まっ…待って、せんせい、 それじゃまるで────
[ジリヤを疑ってるみたいに。 言い掛けて、──そのジリヤの声が。>>180>>181]
(190) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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────…ジリヤ。
(191) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[冷え冷えとした、声。 心臓を掴まれた気分になる。疑われている、のか。これが。そういうこと、なのか。]
そう…そう。
[視線を伏せる。 こんな事が起こるんじゃないかって、全く考えなかった訳じゃない。 けれど、予想をするのと現実に起こるのは、余りにも違う。]
私、誰も疑いたくないなんて、言ってないわ。
[誰をも信じられないから、すべての可能性を疑うしか無い。そう言ったのは、確かに自分だ。>>46
顔を上げて、強い視線でジリヤを見返す。]
誰をも信じられないから、探してるのよ。信じられる要素と、疑える要素を。 私は強くも優しくも無いから、事実だけを拾い集めるしかないの。 いちばん、信じられる要素が無い人の。いちばん、疑う要素がある人の。名前を書くしか、出来ないのよ。──でも、
(192) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[菫色の瞳の、鋭さが和らいだ。 震えた唇がすこしだけ、ほんの少しだけ、弧を引く。]
あなたには入れないわ。
[はっきりと、告げる。 周囲の反応も、音も、なにも聞こえていなかった。自分で握った自分の手の、温度だけが頼りだった。]
(193) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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たとえば、それで、疑われても。 この先、私が、みんなに殺される事になっても。 ────たとえば、あなたが──私を殺すとしても。 あなたにだけは、投票しないわ。ジリヤ。
[言い放って、大きな歩幅で投票用紙を準備するヴェスパタインに近付く。>>177 握り締めるように拾い上げた一枚に、彼の目の前で一つの名前を結んだ。]
投票。私は今夜、『処刑される予定にはなりそうもない人』に入れる。 ごめんなさい。 これが逃げだって、分かってる。 だけど、こればっかりは、無理なの。 万が一『そう』だとしても、ぜったいにぜったいに、無理なのよ。 ジリヤを信じてるからじゃ、ないわ。
[手元の投票用紙を、ぽとり、と。 最早懐かしい叔父の帽子の中へ、落とし込む。]
(198) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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信じたい、からよ。
[ごめんなさい。 もう一度、震える声で言って、ケイトの足は議論のテーブルから遠去かり、二階へと消えた。]*
(200) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/31(Sun) 01時頃
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