54 CERが降り続く戦場
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ギイイインンッッ!!
[闇を切り裂こうとした筈の太陽の剣がその途中で何かに阻まれる。
ギシリギシリ…。
音を立てて闇の中から剣を牙で止めた狼の貌が現れた]
日輪は屠られる。
[またニイッと哂えば、《腐気》と《死気》で生まれた狼の牙が太陽の剣を侵食し始めた]
(300) 2011/06/06(Mon) 23時半頃
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[狼が食んだ場所は黒く変色し、ボロボロと崩れ落ちる。 咬み続けられれば剣はおろか、剣を介して主すら侵食する《腐気》]
言っただろう? お前さんの力じゃ無理だって?
[あの時と同じように、日輪を屠る獣を輝く魂の主はどうみただろうか]
(322) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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[浸食に負ける事無く輝きを増す剣とその主>>329
このまま受けてみても面白いかと思ったがそれはただの時間の無駄と判断すると]
何度も言わせるな。 お前は弱い。
[嘲るように輝きを見て、大きく息を吸う]
(333) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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ガアアアアアアッッッ!!!!!!
[吐き出したものは大咆哮《ムルムル》。
強烈な衝撃波でもあり、命あるモノ全ての《死》への恐怖を呼び起こすその咆哮は蝕の場を通じ、聞こえる者の耳には届くかも知れなかった。
衝撃波を極近で浴びればただではすまないだろうが。
輝きを剣と共に壁に打ち付けるだろうか]
(339) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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[衝撃波で離れたならば、トドメをどうするか少し迷い、手を止めるだろう]
ああ、でも今殺すのは惜しいな。 もうちょっと楽しめそうなくらいには強くなりそうだし。
[またマスターの口調でうんうんと頷き]
じゃあ、おっちゃん超上位種《エルダーロード》狩りにいくから。
次、逢うまで頑張れ!!
[ファイト!と明らかに場違いな応援を陽の掛ける]
(346) 2011/06/07(Tue) 00時半頃
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ゴドウィンは、テッドがもう少し強くなったら殺してやろうかと思いつつ。
2011/06/07(Tue) 00時半頃
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バサッッ……
[もう一度漆黒の翼を拡げると今度こそイクスペリヤの待つ場所>>279へと羽ばたく。
全ての世界に通じる蝕のセカイから、やはり誰も干渉は叶わないと自負する評議会へと翔んだ]
(355) 2011/06/07(Tue) 00時半頃
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ゴドウィンは、オスカーも頭から齧ったら旨そうだと思った。
2011/06/07(Tue) 00時半頃
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―高次元空間イクスペリヤ 評議会―
[圧倒的な力を持つが故に気高く誇り高く、そして傲慢な超上位種《エルダーロード》の最高機関。
未だ情報が無い事に苛立つ彼らの元>>283に、揺れる振り子の軌道を引き裂いて…獣は姿を現す]
(382) 2011/06/07(Tue) 00時半頃
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/* お疲れ様です。 半狼はネル、魔術師は柊ではないかと思ってるんですが。 違うのかな…。
(*10) 2011/06/07(Tue) 00時半頃
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/* 役職に全く自信がないのに定評があります!! こちらこそ無計画に暴走中ですので宜しくお願いします。
多分天狼とネルと柊の役職見極めに悩んでると思う。 と言うかネルが柊狼と見て、喰われに行ってないかなと…。
さっぱり判らない。
(*13) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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/* あー、ドナルドか。 ありそうで嫌だ、と言ってる傍からムパが何か言ってる。
暴れた者勝ちです!!
(*16) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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/* 俺最終日まで魔女残って、ポーチュラカが蘇生されるんじゃないかとか思ってました!!!!
賞金稼ぎもいるし、絆が判らないwwww
(*17) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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/* 下手に赤増えると村終わるし、何処噛めばいいんだろう。 俺も赤復活はみたいwww
いや、天狼はラスボス目指して頑張って下さい。
(*20) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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[獣が姿を見せた数瞬、その場は水を打ったような静寂に包まれる]
「あれは…」 「獣《ベースティア》!?」 「あれは栄光《グロリア》に封じられたはずだ!」 「何故報告が来ない!?」
[静けさの後に響き渡るのは超上位種《エルダーロード》には有り得ない混乱の怒声。
そんな騒ぎの中また呑気に]
一応訂正しとくけど封印されてないから。
まぁ表は似てるから良いんだけど、あんた達は力での封印しか考えてないから言っとくぞ。 栄光《グロリア》とは話し合いの上で引っ込んだだけだから。
[丁寧に言い回しの訂正を指摘するが、当然届くはずはない]
「もう奴を待っていられない!」 「今この場で《獣》を倒すのだ!」
(407) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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我ら超上位種《エルダーロード》の名に掛けて!!」
[何処から集まったのか評議会を護る騎士たちも姿を見せる。
どれから逝こうか迷ったが、全員超上位種《エルダーロード》なのだから、迷う必要はないのだと軽く哂った]
やっぱりこうじゃないと面白くないな。
[穢れ無きイクスペリヤに《腐気》と《死気》が溢れ始めた]
(410) 2011/06/07(Tue) 01時頃
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/* 残るのはツェツィ、ロビン、エフィ、ピッパ、アリス、ヤニク、謎のヒーロー。 この中で挑んで来たのから噛むのが安全?
今日ヒーロー見てないけど大丈夫でしょうか。
あ、失礼しました。思わず興奮してました>禁止事項
(*26) 2011/06/07(Tue) 01時半頃
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/* 半狼らすぼす>それだ!!
尚更半狼を見極めないと…。 ドナルドだとラスボスが2人になるwww
(*30) 2011/06/07(Tue) 01時半頃
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/* うっうっうっ。 自分だけ変なとこに行っててごめんなさい。 後半途中までにはイクスペリヤから戻って来ますので。
(*35) 2011/06/07(Tue) 01時半頃
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/* 襲撃先了解です。 遅くまでお疲れ様です。
(*36) 2011/06/07(Tue) 01時半頃
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[天から降り注ぐのは無数の超上位種《エルダーロード》が放つ雷の剣と槍。
地から生えるは霊力を宿した水晶の鉾。
あらゆる場所から獣への攻撃の狼煙が上がる。
それを獣は避ける素振りを見せず、諸手を挙げて受け入れた]
「滅せよ!!」 「終焉の因果よ!!」 「消え失せよ!!」
[口々に聞こえる叫びの中、無数の楔が獣を穿つ]
(437) 2011/06/07(Tue) 01時半頃
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ザシュッッッッ!!!!
[鋭さと鈍さを併せ持った音が響き渡る。 突き刺さる楔を伝うのは漆黒の命か]
「斃したのか?」 「勝ったのか?」 「なんとあっけない」 「やはり我々の…」
そんなわけないでしょうよ?
[動かない獣に己の力を過信しかけた超上位種《エルダーロード》に哂いながら声を掛けた。
その瞬間、流れていた漆黒の雫が無数の蛇に代わり近くにいた騎士に牙をたてる。
如何なる攻撃をも防ぐ鎧すら《腐気》の牙の前では役に立たず、その肌を牙に晒す]
(441) 2011/06/07(Tue) 02時頃
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「ああああああああああっっっ!!!」
[牙を立てられた騎士が悲鳴をあげる。 立てた牙から蛇が騎士の胎内へと潜り込み、その内から《腐気》を放ったのだ。 耐えられない者は内から死んでいく苦しみに悶え床でのたうつ。
そして他の場所でも超上位種《エルダーロード》の絶叫が次々と拡がり始めた。
《腐気》に耐えた者が、その身を異形へと変え始めたのだ。
世界を統括し、導く誇り高き超上位種《エルダーロード》。 その体から闇の牙や爪、翼や鱗が生え、言葉を失い、見境なく破壊を始める。
異形と化したその牙や爪で穿たれれば、その者もまた《腐気》と《死気》に侵食される。
異形が2,3人出来た時点で後は鼠算だった]
(447) 2011/06/07(Tue) 02時頃
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「馬鹿な、我々超上位種《エルダーロード》が!!」 「たかが獣一匹に!」 「イクスペリヤをよくも!」 「それどころではない! 早くここを捨てなければ!」 「捨てる? 捨てて何処へ行くと言うのだ!」
[獣がやりたかった事は超上位種《エルダーロード》を殺したかった訳ではなかった。 圧倒的な力を持つ超上位種《エルダーロード》を異形とし、表の宇宙にばら撒く事だった]
これ位出来ればいいかね。 扉は…開く。
[大きく広げた翼に侵食されて…高次元の障壁の檻が崩れ落ちる。
そして…超上位種《エルダーロード》の力を持ったまま破壊衝動に突き動かされる異形が表の宇宙に放たれた]
(448) 2011/06/07(Tue) 02時頃
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いやあ、内側からって脆いね。 あ、後全部滅びないと平等じゃないでしょ。
[ニコニコ哂いながら異形達を見送った]
早く始末しないと超上位種《エルダーロード》の名折れになるぞ。
[残って同士打ちを続ける者もいる。 獣の声を聞く者はいるのか判らないが、獣は暫く留まり見物していただろう**]
(453) 2011/06/07(Tue) 02時頃
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/* 無理矢理酷い事をしてお休みなさいませ。 健康お大事に。
(*41) 2011/06/07(Tue) 02時頃
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− イクスペリヤと呼ぶべき場所 −
[異形と化した超上位種《エルダーロード》が次元の外へ、数刻前まで仲間だった騎士達に襲いかかり、空と地は獣《ベースティア》から溢れ出る《腐気》と《死気》で崩れ落ちていく。
宇宙の指導者、道標と呼ばれた超上位種《エルダーロード》の場所《イクスペリヤ》は終焉の溢れるセカイと化していた]
「堕ちた奴らの討伐隊! 内にいる獣達の討伐の二つに部隊を割れ!」 「いっそイクスペリヤを消滅させましょう! いかな《獣》でもイクスペリヤの消滅の熱量には耐えられないはずだ!」 「破壊された次元の障壁の修復が出来ません!」 「それでは3次元の銀河団も余波で消滅する可能性があります」 「仕方あるまい、このままでも下位次元の消滅は免れない」 「脚止めしろ! どんな犠牲を払っても。獣《ベースティア》を出すな!!」
[生き残った長老や監査官、騎士達が口々に叫ぶ。最初こそ混乱していたが、さすがは高位生命体。少しずつ指揮系統を取り戻していった。 少しでも犠牲を少なくと方針を決める長老達の足元に迄漆黒の霧が迫る]
(610) 2011/06/07(Tue) 21時半頃
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「ぐあっっっ!!!」 「どうした!? これは…何だ?」
[突然1人の監査官が足を押さえて座り込む。慌てて傍に寄りかけた周囲が見たものは…]
「確か…これは蟻と呼ばれる虫…何故こんなところに」 「違う!!これは獣《ベースティア》だ!」
[漆黒の霧から湧き出たモノ。まさしく小さな蟻《フォルミーカ》であった。 その強靭な顎と強烈な蟻酸で激烈な痛みと苦痛を与えるソレ。 夥しい数の蟻《フォルミータ》が鎧や衣服から潜り込み、毒の牙を立てたのだ。
悲鳴をあげて座り込めばたちまち黒い眷族に包み込まれ絶叫が響く。
そして逃れ、隔てた筈の扉の隙間からカチカチと顎を鳴らして喰い破り始めた]
「焼き払え! こんな虫など全て焼き払え!」 「わあああああああああっっ!!」
[安全な場所など何処にも無くなっていた]
(615) 2011/06/07(Tue) 22時頃
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「これ以上貴様の好きにはさせん!!!」
[青銅色の鎧を纏った大男、表ではバイキングと言う物に近いのか。 そして身の丈を超える両刃の斧。 梟《ウルラ》の騎士と名乗りを上げた騎士はその巨大な斧を軽々と操るようだった。
ブウンッ!!
鈍い音を立てて斧は奮われる]
ほー。 まだこんな力自慢の奴がいるんだな。 大したものだ。
[感心したように拍手をすれば、梟《ウルラ》は巨体に似合わぬ速さで移動し。その腕目掛けて斧を振り降ろした]
「討ち取った!! …な…に?」
……ガッ…ガチガチガチガチガチ……
(620) 2011/06/07(Tue) 22時頃
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[梟《ウルラ》の目が驚愕で見開く。 太陽の剣を止めたように、その斧の刃も当然のように阻まれる。 だが阻んだのは…獣の左腕。
その左腕は3倍近く巨大化し、手には漆黒の巨大な鉤爪。 そしてその刃を噛んだモノ…左腕にを覆うのはまさしく漆黒の獣の毛。その隙間から、いや左腕全体の至る場所から小さな口が見えた。 無数の小さな口は牙を持ち、それが刃を砕いていた。
カチカチカチ…小さな細かい音を立てて斧の刃が咀嚼される]
「うわああああああっっ!!」
[想像していない目の前の光景に梟《ウルラ》の力が弱まる]
つまらん。
[獣は一言呟いて斧を払いのけ、梟《ウルラ》が動くより速く、鉤爪を振り降ろした]
(622) 2011/06/07(Tue) 22時頃
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「ダメだ!雲雀《アラウダ》! 下位の《アラウダ》の手に負える相手ではない!」 「いいえ、行かせて下さい! ここは《シュートザムーン》の君が還って来る場所。あの方は必ず還って来られます! それまで私が護ります!!」 「これ以上あの方の場所を穢させたりはしない!」
[別の場所で雲雀が囀る。 雲雀の弓が弧を描き、天空で弾けて魔弾と化し地に降り注ぐ]
「せめて傷の一つ……」
[魔弾が降り注いだその場所…そこに合ったのは魔弾に打ち抜かれた梟《ウルラ》の屍]
「そんな…獣は何処!?」
[うろたえる雲雀に獣は相変わらずとぼけた声で呼び掛ける]
シュートザムーンってあの姉ちゃんの事か。 「君」付けてるって事は憧れとか尊敬とかって奴だな。
判る判る、お前さん見てたら良く判る。
(634) 2011/06/07(Tue) 22時頃
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「獣《ベースティア》!!!」
[獣は雲雀の真後ろにいた。声に振り向いた雲雀に優しく微笑みかける獣。だが右手には梟《ウルラ》の獲物《斧》があった]
お前さん、弱過ぎる。
[雲雀が最後に見たモノは仲間の斧が光る光景]
「おのれえええ!! 獣《ベースティア》!!」 [新しい騎士が斬りかかって来れば、その斧を投げつけた]
「この程度!!」
この程度でなに?
[ギイインッッ! と斧を剣で弾いて振りあげられた腕。 その懐までの間を一瞬で詰めれば何かを叫ぶ前に騎士の命は終わる。
次々と騎士達が獣《ベースティア》に向かってきた。 だが途中で異形と化した仲間に襲われたり、蟻や蛇に取り込まれ、辿り着くのは僅かだった]
(636) 2011/06/07(Tue) 22時半頃
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