276 ─五月、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[本格的に眠らずに済んだのは、マーク>>238に話しかけられたからだ。 薄く目を開けて、その姿を捉える。]
……マーク。 風邪引くよ。
[お互いさまな状況にはは違いないが、具合が悪いと言って席を立った相手が、毛布羽織って外にいたら心配のひとつもしたくなる。 とはいえ身体が冷えていたのはこちらも同じで、ふる、と背に走る震えを拳を握って隠した。 探し人の件には頷いてYesを返す。それから。]
マークは―― 他の誰も、自分を見てくれていないような気がしたこと、ある?
[月光に突き動かされるように、いつもは奥に押し込めたままの弱気が、ほろりと口をついた**]
(241) 2018/05/18(Fri) 17時頃
|
|
――マークが来る前のこと――
(――優しいのかな)
[思考の海>>239に沈んだ切っ掛けは、生徒会長の評価>>255からだったと思う。 単なる社交辞令かもしれない。だと言うに、来訪を断らずに約束する。 どちらが優しいんだが、わかりゃしない。 ――そう、わからない、から。]
――……、
[眩しい月に手を伸ばしてみる。 届くはずもなくて、掲げた腕はいくらもせずにぱたりと落ち、明るさを避けるみたいに目を伏せた*]
(261) 2018/05/18(Fri) 21時頃
|
|
[ヴェルツの食事を確保していた件>>263については、別に、と一言。 もともと待つ予定だったんだから、同じことだ。 ベンチの空きスペースが埋まって、微かに体温を感じる。]
……見えなくなった、か。
[その言い方はすとんと胸に落ちた気がした。 見えなくなった。見えなく、した、のかもしれない。 堪えたことを笑い話>>264にする、ふたつも離れた後輩に強さを覚えた。]
……まあ、それは。 俺もすぐにはわからなかったから、同罪だけど。
(274) 2018/05/18(Fri) 22時頃
|
|
それにしても酷いな。 君にそんな話をするくせ、君のことも知らずに話してたなんて。
[この学校に姫がいるはずなくて、男子生徒だとわかっていたはずで。 目立つ彼の名は、それなりに知れていたように思うのに。 想像するだけでも、胸にくるものがある。 と、不意に気遣うような毛布のぬくもり。]
いいんだよ、俺は。 そっちこそ、具合悪かったんだからちゃんと寒くないようにしてな。
[かけられた半分を、押し返す。 大丈夫だと言っていたかった。ぬくもりを受け入れたら、弱気を認めてしまう気がして*]
(275) 2018/05/18(Fri) 22時頃
|
|
どういたしまして。
……でも、俺はさ。 お前のことはよくわからないけど。 それだけが取り柄なんてことは、ないと思うよ。 じゃあ何かって言ったら、上手く言えないけどさ。
[>>282例えば、似合うからといって髪を整えて服を揃えて、「お姫様」として生きるのは簡単なことではないと思う。 例えば、その姿が馴染んだ時、自分を見つめて着飾るのを辞めることも簡単なことではないと思う。 どこか羨望の思いを抱いてしまう。今あるこのマーク・メアリーヒルズという少年自体に、自分が羨望を抱くということは、きっと彼が「お姫様」だけではなかったことの証明に当たりそうなのだけれど、それを取り柄として言語化するのは難しかった。]
(292) 2018/05/18(Fri) 23時頃
|
|
性質の悪い風邪に気をつけるならそれこそお前のほうだろ。
俺は大丈夫だか――
[意地でももう一度断るはずだったのだけれど、ちょうどさやかに風が吹いて。 ふわりと巻き上がった濃い薔薇の香りが鼻をくすぐって、言い切る前にくしゃみが遮った。 冷えたせいではないとしても、この流れで不運にもくしゃみをすれば、その毛布から逃れることはできまい。 体調を崩していた後輩から借りるのは心から忍びなかったが、ここを離れるつもりも今はなかったので、有難く受け取ることにした。]
絶対すぐ帰れよ。
[きっと、毛布を肩から羽織って忠告するのは、説得力に欠けたに違いない*]
(294) 2018/05/18(Fri) 23時頃
|
モリスは、イアンを待ちながら、マークが離れれば毛布の暖かさにまたうつらうつらと。
2018/05/18(Fri) 23時半頃
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る