人狼議事


242 【突発誰歓】桜が見せた夢

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視点:


【人】 鷹の爪団 マドカ

―それから数日―

[失業保険で生活するにしても、先を考えねばならない。
 ワンルームの自宅アパートで、スマホで求人情報を見ていた時、着信があった。それは姪っ子のまゆ美から。]

 はぁい、まどかさんだよー。
 どーした?

[特に用事はなかったのかもしれない、まゆ美に仕事は順調かを聞かれれば、ぎくりとしながらも、まぁねー。なんて返して。
 そんな雑談の折に、杜山中学校が廃校になり、今月中に取り壊されることを知った。]

 そうなんだ、あそこ立地悪かったもんね。

[そんな返事しかしなかったから、廃校でまゆ美と会った時、お互いに驚くのは暫し後の話。その後は雑談だけして通話を切った]

(183) 2015/12/16(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 ……杜中、壊されちゃうのか。
 万物に 永遠はない ホトトギス

[一句詠んでから、ふと思い出す。
 ――自分は、あの中学校に、何かを残していた。
 それがタイムカプセルだ、と気づいたけれど
 もしかしたら、それ以外にもなにか
 何かがあるような、そんな気がして。

 天気予報を見て、一番晴れそうな日に、
 あの廃校へ行こうと、そう決めたのだった**]

(184) 2015/12/16(Wed) 01時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2015/12/16(Wed) 02時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

―体育館―

[人の姿はまばらにあったか。
 何人がこの廃校にいるかもわからないが、知っているだけでも七人……と、更に増えたのは、いかにも用務員らしい人物。
 彼が自分の代にいたかどうかは定かでない。

 安全な場所に、という指示は受けていたが
 自分は具体的に体育館にとは伝えていなかった。
 つまり他にも、外の世界から連絡を受けた人がいるのだろう。]

 集まったほうが安全……そりゃそーだ。

[ここに何人がいるのかもちゃんと把握しなければ。偶然という言葉では済まされないよう、この日この時に集った人々を。]

 怪我してる人、体調が悪い人、寒い人、いませんかー?

[声かけをし、それらしき人がいなければ
 動き回る用務員のおじさんの手伝いをし始めた*]

(191) 2015/12/16(Wed) 09時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―少し前―

[きりりと胸が痛む。
 光せんぱいの言ってくれる「好き」と
 自分の伝える「好き」の意味は、きっと違う。

 待って、と呼びかける大好きな人の声に、
 振り向けなかったのは何故だろう。>>179]

 ……、まどかさんは怖いんです、とても。
 あの頃よりずっと臆病になった自分が、悔しいです。

[独り言は風に流されていってしまった。
 ふっと一片、頬をくすぐった花びらに
 校庭の方へ視線を向ける。]

 ―――、

[桜が、あの春の日のように凛々と咲き誇っていた。
 出会いと別れを教えてくれた、あの桜が**]

(192) 2015/12/16(Wed) 09時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2015/12/16(Wed) 10時半頃


鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2015/12/16(Wed) 13時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

―体育館―

[人の集まりは芳しくはなかった。こちらに向かっている最中の人もいるかもしれない。]

 あ、桐生くん。

[彼から声をかけられ、互いの情報を交換する。>>223]

 そっか、桐生くんが役所と連絡とってくれてたんだ。
 ありがとう、今後のことも気になるけど――
  
[ぽつり盗み聞いた、本谷の声。>>229
 そうだよね、と納得する部分もある。]

 人数だけでも把握できたら、あとは自由行動でいいのかな。暗くなってくけど、少なくとも校舎内で、土砂に巻き込まれることはないだろうから。

[雨も止んだしね、と付け加え、桐生くんとはそこで話を終える。
 さて、まどかはそれから、体育館の来客用の椅子をいくつか並べ始めた。ここにいる人々が座れるようにといった感じではなく、均等な距離で、数は少ないけれど正面を向かせて。
 なにかの式典の用意のように。]

(236) 2015/12/16(Wed) 17時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 雛子ちゃん!
 終わったら、こっちも手伝ってもらっていーい?
 本当は下級生とか教師がすることだろうけど。

[その姿を見れば、すこし笑顔になって>>234、手伝いを乞うた。
 隠す必要もないし、この椅子の並びを見れば連想は易い。
 そう、彼女の"卒業式"という式典のための準備である。]

 (卒業証書はどうしよう。光せんぱいに……)

[そこまで考えて、ふと体育館を見回して。
 彼女の姿がないことに気がついた。

 自分と途中まで一緒だったから、追いつくだろうと思っていたし、人が居る場所なら話の続きもしなくて済むと思っていた。]

 まゆ美も、あれから見てないなぁ……。
 ちょっと、校舎にいる人を探してきます!

[そう宣言して、体育館を一度後にする。]

(237) 2015/12/16(Wed) 17時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―廊下―

[来た道を戻っていく。先程言い逃げした場所に、光せんぱいは、蹲っていた。>>220]

 え、なんで……光せんぱい?

[一瞬の逡巡はあったけれど、自分のせいでもし彼女が思い悩んでいるならと、小さな責任を感じてしまう。
 断り文句を考えてたんですか、って、そんな思考が巡るけれど、ぶんぶんと首を振って、すこし強い口調を放つ]

 らしくないです!
 光せんぱいは、しゃんとしてて前を向いて、それで優しく微笑んでくれて―――……あぁ、でも
 ……せんぱいだって人間ですもんね。

["理想"を押し付けるのもおかしいなと、苦い笑みを浮かべた。]

(243) 2015/12/16(Wed) 18時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 光せんぱい。ごめんなさい。
 まどかさんはせんぱいを、困らせたくなんか、ないんです。

[珍しく自分よりも低い位置にある彼女の頭を、そっと撫でようとした。拒まれるならすぐに引っ込めるし、そうでなければ、綺麗な髪を梳くように、やわらかく。]

 雛子ちゃんの卒業式、やりましょ?

 それと、せんぱい、あのね。
 あとで付き合って欲しいんです。あっ!付き合うってそういう意味じゃなくて。その。
 まどかさんね、あの桜の木の下に、タイムカプセルを埋めたんです。思い出を掘り起こすとき、となりにいてくれたら嬉しいなって。

[まどかさんはわがままですねぇ、と他人事のように呟いて、せんぱいが顔を上げてくれたら、立ち上がってくれたら、笑みを向ける。
 その後は校舎を巡るつもりで**]

(244) 2015/12/16(Wed) 18時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2015/12/16(Wed) 18時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

[蹲り顔を伏せていた光せんぱいが、やがてその顔を上げ
 目元で微笑んでくれた。>>257
 それだけで、きゅぅと胸が苦しいほど、嬉しい。
 へにゃりと笑顔を返す。

 せんぱいは髪に触れることを許してくれて>>258
 さらりとしたストレートはくせっ毛の自分とは大違い。
 そのほんの短い時間が、心地よかった。]

 やったぁ。ありがとうございます!

[隣にいてくれる、そのことが嬉しい。でもタイムカプセルに変なもの、入れてなければいいな…――特に食品だとかテロまがいのやつ。]

 じゃあ、あとで!まどかさんも来賓になりますよ!

[そう離れかけて、ぽんと頭に置かれた手にぱちりと瞬き。
 「気持ち悪くもない」――その言葉は、あぁ、やっぱり自分が大好きな人らしい言葉だと、そう思う。いってらっしゃい!と明るく声を上げ、校舎の方へと。]

(262) 2015/12/16(Wed) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―校舎内―

[見当たらない人物で一番気がかりなのは、姪っ子だ。]

 まゆ美ー!まゆ美ぃぃぃ!!いたら返事ぷりぃぃず!!

[声を上げ通りかかる教室を覗いたりしながら、まゆ美を探し、ふと気づいたようにぴたりと止まる。ポケットからスマホを取り出すと、姉の家――つまりまゆ美の家に、電話をかける。
 きっと姉も心配しているだろうから。
 今、まゆ美が目に見えるところにいるわけではないけれど、土砂崩れに巻き込まれたわけでもない、杜中の中で一緒にいることを伝えておこうと。]

(265) 2015/12/16(Wed) 20時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 もしもし、姉さん?
 まどかです。まゆ美について連絡行ってる?

[今日起きた土砂崩れだ、まだ情報が届いていない可能性もあると、そう問いかければ、姉はのんびりした声を返した。
 まゆ美が出かけ際に残した言葉を伝えられる。>>48]

「あの子、誕生日を祝ってもらえるって。
 まどかと一緒だったの?それなら家族で祝えばよかったわ」

 ―――誕、生日?

[今日は、何日だったっけ。まゆ美の誕生日をすっかり失念していた。そう今月なのは覚えている。日付は確か―――]

(266) 2015/12/16(Wed) 20時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

「まゆ美、昨日で成人したのよ。私もまどかも歳食うわよねぇ」

 ……待って、昨日? まゆ美の誕生日って、……え?

[おかしい。姉の話をまとめると、まゆ美は昨日自宅を出て、そのまま夜に帰らずに、今日を迎えていることになる。]

 昨日、が、誕生日……?

[じゃあ何故、まゆ美は今日、ここにいるのだろう。友達と約束があるといっていたけど、誕生日の一日前になんて不自然すぎないか。

 まゆ美は大丈夫だ、と、何故か言葉に出来なかった。
 姉には、わかった。と短く返して通話を切る。

 それから、更に声を大きくして
 まゆ美を探すため、走り回るのだ。] 

(267) 2015/12/16(Wed) 20時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2015/12/16(Wed) 20時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

[不意に、廊下の角の向こうから響いた怒号>>273]

 ……、

[自分がうるさいくらい呼び続けたせいかとも思った。
 けれど、怒鳴った声に含まれる色は
 もっと複雑な―――]

 ……まゆ美?

[角からひょこりと顔を出せば、廊下に座り込むまゆ美の姿。
 てくてくと歩み寄り、そっとそばに、しゃがみむ。]

 どーした?
 まどかさん、愚痴でもなんでも聞きますよ。

[何に対しての怒りなのかもわからない。
 だが、自分はいつもの叔母でありたいと
 先程姉と話した時に感じた不安を隠して
 そう、語りかけた。*]

(275) 2015/12/16(Wed) 21時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 …―――

[堰を切ったように泣き出すまゆ美を、ぎゅっと抱きしめる。]

 まゆ美はここにいるよ、まどかさんもここにいるよ。

[そして、彼女が零す言葉を、黙して聞いていた。
 生きていくことが難しくても。
 だけど、その選択だけは、絶対にして欲しくなかった。]

 このコミュ障めぇ。
 ……、まどかさんが近くに住んでれば
 さみしい思いも、くるしい思いも、させなかったのに。

[ごめん。と音にならない空気が漏れた]

(292) 2015/12/16(Wed) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[やっぱりそうだ。まゆ美の誕生日は昨日だった。
 そしてその日、 まゆ美は―――>>288]

 ……、なんで。
 なんで、……ッ。

[飛び降りた、そう断言されて、
 じわりと涙が浮かんでは頬を伝う。

 目の前にいるまゆ美が幽霊なんかには見えない。
 疑問を投げかけられて、
 いつものように楽観的で彼女を笑顔にできるような答えが、
 どうしても見つからなくて。
 答えの代わりに、ぎゅっと強くまゆ美を抱く腕に力を込めて、
 互いがここにあることを、証明する。]

(294) 2015/12/16(Wed) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[す、と息を吸い込むと、場違いに明るい声をあげる。]

 はーぁっぴばーすでーとぅゆー!
 はっぴばぁぁーすでーとぅぅゆー!
 はっぴぃばーすでい、でぃあ まゆ美ー!
 はっぴばーすでぇ、とぅー、ゆー!

[一日遅れの祝いを歌にした。
 まゆ美が大人の仲間入りをしたことがうれしいのに
 なのに、彼女の疑問が、どうしてもわからない。
 飛び降りて奇跡的に助かって、だとしても怪我の一つもないのは、どう考えてもおかしいのだ。]

 ……大人になった記念に、……

[ポケットを漁ってプレゼントになりそうなものを探すが
 手に触れるのは、ソフトパックのたばこだけだった。]

 ―――吸うかい?

(295) 2015/12/16(Wed) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[ありがとう、と小さく聞こえた言葉。
 まゆ美の後ろ頭を撫でながら
 その温度を感じる。決して冷たいだなんてことはなかった。
 むしろ心音すら聞こえたかもしれない。

 だけど――本当に信じがたいとしか言えない。
 まゆ美がもう、生きていないかもしれないこと。

 まゆ美が自分を殺してしまうくらい、苦しかったことを
 どうして気づいてやれなかったのだろう。]

 でしょ?くっそマズイんだよ、煙草って。
 ストレス解消なんて思い込みで
 中毒になって吸えば一時和らげるだけ、麻薬と同じ。

 ……まゆ美がそういうなら
 禁煙、がんばってみようかな。

[長生きしてよ、なんて言葉に、胸が詰まる思い。]

(309) 2015/12/16(Wed) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 ……そんな無責任なこと、言わないでほしいよ。

[怒っていないかといえば、嘘になる。
 でもそれ以上に、悲しい。
 信じられない思いは、次第と理解にかわり、そして]

 まゆ美の、ばか、ばか、ばかぁ!!
 まどかさんにとって、まゆ美は妹みたいなもんで
 家族としてまゆ美のこと、愛してたのに、なのになんで
 どぉして、どー、して……

 死んじゃいやだ、遠くに行っちゃいやだ!!
 本当は飛び降りたなんて嘘だよね、まどかさんを驚かせるにしても度が過ぎてるから、撤回してよ……お願いだよぉっ……

[ぼろぼろと、ぼろぼろと涙が溢れて、止まりそうにない。
 例え、まゆ美の生き方が不器用でも、それでも自分は、そんなまゆ美だからこそ、大好きなんだ*]

(310) 2015/12/16(Wed) 22時半頃

マドカは、ベネットに話の続きを促した。

2015/12/16(Wed) 23時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 わかった、まゆ美がそう言うなら。
 ……全部渡しとく。別に吸えってわけじゃないから。
 
[そう煙草の箱を押し付けた。
 恋人だなんて言われると、少し困ったように眉を下げ
 今はそれはいいや、とまゆ美に向き直る。

 怒ったのに、否定して欲しかったのに
 ただ、大好き、という言葉をくれるまゆ美。
 それが過去形であることが、――更に自分を泣かせてくる。]

 ずっとここに留まるわけじゃないのかな。
 まゆ美が、やり残したこと―――あるのかな。

 友達との約束は、本当だったの?

[頬を濡らす涙を拭って、不器用に微笑んだ。
 まゆ美が本来ならここに存在していないはずなのに
 今、確かに会話をしているのは大好きなまゆ美だから。
 その今を、大切にしたいと*]

(319) 2015/12/16(Wed) 23時頃

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