18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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墓守 ヨーランダは、さすらい人 ヤニクの背を心配そうに見ただろう。
2010/07/06(Tue) 12時頃
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[ずっと、固まったように端に立っていた。 頭の中だけは色々なものがない交ぜになっていたが、 それでも、何も口を挟む事はなかっただろうか]
…………。
[足を進め、用意された投票用紙と羽ペンをとる。 ヤニクが求めるようなら、彼にも手渡すつもりで。 そして周りをぐるりと見渡し、最後にフランシスカを見て、 彼女の遠慮がちな願い>>171には小さく頷いた。 ただどこかにふたりきりならば、また違うかもしれない]
(173) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[名前のまだ書かれない羊皮紙を握ったまま、 フランシスカとタバサがキッチンへと消えるのを目で追う。 その瞳には不安と切なさが浮かんでいるだろうか。 急に身体の力が抜けていく気がして、椅子に座り込んだ]
……ヤニク。
[周りに聞こえないくらい小さな声で]
タバサが危なかったら、わたしじゃなくて、 ……迷わずに、彼女を守って。
へクターがいるけど、……何があるか分からない、から。
[こんな時にと、思われるかもしれない。 でも彼女はきっとテッドの母親で、へクターは父親だ。 彼の『大切な人』は死んではならない。ぜったいに。 誰の意思を無視するものであっても、これは...の願い]
(177) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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墓守 ヨーランダは、たとえ理由を聞かれても、答えはしないだろう。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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[ヤニクの反応は、どうだっただろうか。 その後はしばらく俯いたまま動かなかった。 キッチンから紅茶の香りがしたなら、手を握り締めそうになり、 ガストンのくれた薬草と言葉を思い出し、また力を抜いて]
―― 人狼は、なぜ、人を襲うんだろう。
[掠れた小さな疑問は、部屋の空気に混じり消えるだろう。 まるで紅茶に溶けてゆく、砂糖のように]
(184) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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墓守 ヨーランダは、名前を記した紙を、袋の中に――落とす。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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