21 潮騒人狼伝説
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――ロビー――
…………、
[リンダの指摘に、言葉に詰まる。>>127]
……いる、と、思いますよ、 あの遺体は、ひとが作れるものじゃ、ないから。
[しばし間を置いた後、実際の根拠の一つを提示する。 どこに、という問いに対しては黙り込むのみ。 彼女にそれを言うのは、まだ早いと思ったから。 ――もし、人狼がいるのなら、誰にでも、その可能性はある。]
……少し、他の人に話を聞いてきます。
[やがて、そう言って階段を上っていっただろう**]
――→301号室へ
(140) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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あんなものを信じるのは、僕一人で充分です。
[はっきりと、バーナバスに告げる。 鋭い瞳を、正面から受け止める]
もし。 もし、昨日、僕が「人狼がいるかもしれない」と言って。 信じるひとは、いるでしょうか、 楽しい合宿を台無しにするような話を、信じるひとは。
……コーチの気持ちは分かります。 でも。 あのときの僕には。 誰かを密かに調べることが、精一杯でした、
(144) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[バーナバスの記憶力に舌を巻きつつ、ひとつひとつ質問に答えていく>>142]
早すぎますよ。 ……たとえば。コーチが。 花菱さんの遺体を抱きかかえて、名前を叫んで、まだその死を受け入れられていないときに。
「犯人はこのメンバの中にいて、お前もその候補だ」と言われたら、どう思いますか。
……人間はそんなに、すぐ合理的には動けません。
[詰問にも、表情は動かない。ただ、真摯な視線を返すのみ]
(150) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[少し躊躇った後、続ける]
……僕の、ときにも。 ……コーチと同じようなことを述べて、周囲をまとめようとしたひとが、いましたけど。 翌日、殺されましたよ、 人間に。
(152) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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厭世家 サイモンは、御者 バーナバスに話の続きを促した。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
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…………、
[差し出された端末のディスプレイを覗き込む。 そのメールと、バーナバスの顔を交互に見やる。 目を伏せられた彼の所作は、嘘を言っているようには到底見えない]
あなたも、何かが。 …………、
[後悔の色が、わずかに表情に浮かぶ。 今日は誰を、と問われると、かぶりを振って]
……まだ、決まってません。
(160) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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そうだよ、 だから僕は、僕に興味がない。
[さらりと返す>>*54]
似たもの同士、 僕とベネットが、
[く、と笑い声が囁きに漏れた]
全然違うよ。それこそ買いかぶりだ。
(*56) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[見据えられた目を、じっと見つめ返した後、 大きく息を吐いて、初めて自分から視線を外した]
……コーチ。 性急すぎます。 僕を疑うのは仕方がありませんが、僕を煽るのはやめてください。 ……僕は、あなたのように冷静に、冷徹に、ものを見られません。
[ある程度の状況は把握出来ても、それがあるゆえに、自らの判断にも慎重にならざるをえない。 それが、経験と言うもので]
……強いて、おおまかに言うなら。 極端に冷静な人。 あるいは、極端に敵を作りたがらない人、でしょうか。
(173) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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[秘密の囁きには、やや遅れて反応した>>*57 面倒そうな感情が囁きと共に漏れる]
コーチと話をしてるとこ。 持ってるみたいだよ。コーチも。何か。 ……死人からメールが来たんだってさ。
予想以上に口は達者だし、なかなか信じてもらえないけど。 ……所詮、復讐がエネルギーだから。 このままだと、他の人から反感を買うだろうね、
(*59) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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…………、
[指示を、堅い面持ちで聴く。>>177 最後の言葉には、ゆっくりと、首肯する]
……コーチも何か分かったら、教えていただけると、嬉しいです。
……話、聞いてくれて、ありがとうございました。 コーチも、どうか、気をつけて、
[言って、頭を下げた。 呼び止められなければ、そのまま部屋を辞すだろう**]
(186) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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……仕掛けるには、まだ早いよ、 それに。 ミッシェルだって、仲間だろう、
[半ばからかうような口調で言った。 人から人狼に成った彼女は、羨望の対象でもあり、嫉妬の対象でもあり。 それでも、「人狼」を自らの手で売ることは思考になかった]
(*62) 2010/07/20(Tue) 02時頃
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――食堂――
[階段を下りて1Fへ。途中、バーナバスの部屋に向かうイアンやベネットの姿を見かければ、気遣うような視線を向けただろう。 食堂に到着すると、あたたかな食事風景に、しばしあっけにとられた]
……、いえ、こちらが、ふつうですよね、
[ひとりごちた後、その場にいた者達に挨拶した。 そういえば、何も食べていない。調理場の白米を盛ると、平時よりもさらに覇気のない動きで、皆から少し離れた席に移動した**]
(262) 2010/07/20(Tue) 16時頃
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……現実逃避なんて。いつまで続くかな、
[食堂の光景を見て、冷めた声を囁きに乗せる]
……君は、それで満足できるの、
[食事に手を付けるミッシェルを見て、純粋な疑問を口にした]
(*65) 2010/07/20(Tue) 16時頃
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[ボリスの問いには、ゆっくりと首を振る]
……いいえ。 部屋に戻った後、すぐに眠ってしまって。わかりません。 一昨日も、特に。
[ふと、彼の言の裏にありそうなことを想像してしまい、眉を下げる]
……僕が気づけていたら、こんなことはなかった、のでしょうか。 ……似たようなこと、コーチにも言われました、ね。
[やるせないように、唇を噛む]
……すみません。 僕が、言わなかったから、
[頭を下げた。 脳裏に浮かぶのは、傍らのスケッチブック。いま、自分がすべきことは]
(273) 2010/07/20(Tue) 19時頃
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視える人が本当にいるなら。 少し、行動を早めた方が、いいだろうね。
(*66) 2010/07/20(Tue) 19時頃
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…………、
[コーチには止められたけれど。 強く情報を請われれば、皆に自分のことを話すだろう**]
(274) 2010/07/20(Tue) 19時頃
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……石田さんは、コーチを疑っているんですか、
……コーチは、違います。 人狼じゃない。
(277) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
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……ベネット。起きてる、寝たかったら別にそのままでいいよ、
……皆に「分かる人」だって、言うことにしたよ。 コーチは、味方にはしづらそうだから。
[ベネットの名を呼ぶも、ミッシェルにも聞こえる囁きを漏らす。
近くにいる彼女には、ちらりと視線を向けるのみ。]
「分かる人」が二人もいるなら。 僕が矢面に立たないと、君らが危うそうだ、
(*67) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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――202号室――
[部屋から応答はない。 バーナバスの部屋を出ると、直接食堂へと向かっていた。 ただ、部屋の鍵は開いていた。 扉を開けば、衣服などの最小限の荷物だけが隅に置かれた、殺風景な部屋が見えただろう。凶器のように見えるものはない。 スケッチブックや筆記具は、持ち歩いたまま]
(283) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[ミッシェルの視線を、真剣な眼差しで受け止め]
……勘。 そうですね、勘、のようなものなのかも、しれません。 でも、僕はその勘を、信じています。
僕は、誰が人狼か、識る力があるんです。
[切り出すと、バーナバスに告げたものと、同じ内容を言った。>>122>>123。 彼の時よりも重い口調で、自身が持つ情報を告げる。]
……くれぐれも、お気を付けて。 大丈夫だとは思いますけど、彼らを刺激しないように、
[ミッシェルがその場を辞そうとすれば、無表情は変わらずとも、気遣うように言葉をかけた]
(286) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[リンダの声が聞こえると、振り向いた。 こちらへと流れる視線に、今朝の気丈な彼女を思い出す。平時の印象とは大きく異なる、彼女を]
……はい。 朝は言えなくて、すみません。 ……迷いが、ありました、
[申し訳なさそうに、声を落とした]
(288) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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……理由、って、
[興味深そうに問い返した]
……どっちかというと、僕は。 あの現場で、一番落ち着いてたあいつの方が、怖いけどね。
[ガストンのことを思い出し、告げる]
……まるで、猟犬みたいな、
(*70) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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……似てる、 ……そう、でしょうか、
[リンダの言葉を、不思議そうに反芻する。 自分には、彼女のような気丈さはなかったから。]
……、 ありがとう、ございます。 信じてくれて。
[堅い無表情が、ほんの少し、和らいだ。笑みまではいかないまでも、いつもより、ずっと柔らかな表情を見せる。 コーチが人狼ではない、という言葉には力強く首肯した。 途中でレティーシャの声が聞こえると、少し申し訳なさそうに]
……時間と体力と集中力を、ひどく使うので、一日に一人しか、見ることが出来ません。 だから今日も、一人だけしか。 ……約束の時間には、間に合いません。
[期待を折るような答えを返すも、彼女から視線はそらさない]
(297) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[誰が人狼か。 そうリンダに問われると、ふたたび表情を無に戻し、口元を引き結んだ。]
極端に冷静な人……あるいは、極端に人を避けたり、敵を作りたがらない人。 そう、さっきまでは、思ってましたけど。 ……人狼だってそれくらい、わかってますよね。 今の振る舞いは、人狼にとっては準備されたものでしょう。 ……誰にでも人狼の可能性は、あるんです。
[朝、リンダには言えなかったことを、改めて告げる。 皆の反応を目に焼き付けた後、続ける]
それなら、その前なら。 花菱さんが殺される前のことを思い出せば……、どうでしょうか。 人狼達にとってイレギュラーだったかもしれない、話題が出たときのことを、
たとえば……人狼塚。
(303) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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[リンダの告げた者達の名前に、自分がこれから挙げる名がないことを知ると、小さく息を吐いた]
僕はあれを見て、ここに人狼が潜り込む……あるいは、もう潜り込んでいた人狼が活動を開始する危惧を覚えました。 それくらい、嫌な予感がしたんです。
少し力があるくらいの僕がそうなら、本物の人狼がいれば、興味を覚えるのではないでしょうか。 多少、不自然な動きをしてでも、見に行こうとするのではないでしょうか。
……だから。 僕は、東條さんと深町さんを、疑ってます。
[一昨日の夜間、塚に行きたがっていたアイリスと、昨日雨の中その姿を見たメアリーの名を挙げた]
(306) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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はいはい。 ありがとう。
[淡々と流す>>*71]
……やっぱり、コーチは僕を疑ってるんだね。 警戒心が思ったより強かったな。
[肩をすくめるような気配を見せた。 ガストンの話題に戻ると、平時よりも真面目な声で>>*72]
僕がみるに、あの場で一番冷静だったよ。 特に、ロビーでは。 疑い合うこととか、殺し合うこととか、そもそも人狼が信じられないとか。 そういうことをすっ飛ばして、先を見据えた目をしてた。
(*73) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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……使ったことがあるからですよ。 人狼の絵を「描けて」しまったひとは、僕の母を喰いました。
[レティーシャの疑問には、静かに、なるべく感情を乗せずに答える。>>304 これ以上のことは語りたくないと、言外に告げるように]
…………、
[ただ、リンダへの疑いにかける言葉は見つからず、視線を向けたまま黙り込んだ。 レティーシャの気持ちも理解出来たから]
(311) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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また、僕もいくよ、 ……今度はもっと、大きな絵を描くんだ、
[静かな笑い声が、囁きとして響く]
(*75) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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[その場にメアリーやアイリスはいただろうか。 いたならば、おずおずと視線をそちらに向けただろう。 一度目があったのなら、逸らさない]
……二人のうち、どちらかなら。 僕は、
[一度躊躇うように、言葉を切って]
深町さんを、 ……信じます。
塚にいた深町さんは、本当に怯えているようにも、見えたから。
[言って、緑の表紙のスケッチブックを開ける。 旅館裏の畑の絵が描かれているページを皆に見せた。 畑の奥には、二房の髪を雨に濡らしながら、走り去る小さな人影が描かれている>>1:292]
……今日は、深町さんを描くことになると、思いますけど。
(322) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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[レティーシャの証言も、しっかりと記憶する。>>314 怪訝そうなボリスには、唇の端を噛み]
……僕も、石田さんの立場なら、そう言うと思います。 ……今は、話をちゃんと聞いてくれるだけで、ありがたいくらいです。
[そう言いつつも、額を押さえる彼を、少し寂しげに見た]
(328) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[ボリスの言い分も、重く受け止める。>>324 結局のところ、この場で拾える根拠など「どうとでも言える」ものしかない。 そもそも。冷静に根拠に対する反論を述べられる時点で、もう。 リンダが言っていたように「狂気に食べられて」いるのかもしれない。 そんなことを思いながら、場を伺った。 柱の影から逃げ出したメアリーに気づくよりも先に、玄関の騒ぎに注意が向いた**]
(339) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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