167 あの、春の日
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[ポケットに写真を再び仕舞った頃、ゴロウ先輩>>186とマドカさん>>189の姿が見えたでしょうか。 貴女は表情を綻ばせ、二人へと近づきます。]
おはようございます、ゴロウ先輩、マドカさん。
……よかった、すれ違うところでした。 今からお二人は、お食事へ?
[鳴いているの意味が違う意味で捉えられたことは知らず>>189、マドカさんとも会えましたし同行を願い出ようとしたのでしょうね。 しかし問いかけの後言葉は続かず、黒眼はマドカさんと、そしてゴロウ先輩とを交互に見つめます。 ゴロウ先輩を見る視線はほんの少し、不思議そうに瞬くおまけがついていましたが]
……あ、……
[ふと、唇は何か思い出しように開きます。 そうです、ゴロウ先輩の顔を見て思い出したのは、追い出しコンパ――所謂追いコンの準備のことでした。]
(208) 2014/03/04(Tue) 22時頃
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ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。
[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]
(*33) 2014/03/04(Tue) 22時頃
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―― 廊下で一人佇む間に ――
[未来を変えよう>>*32 そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]
私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。 本当に、我侭なことですし……
ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?
[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。 ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。 忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]
ええ、変えてみましょう。 それが夢に消えても、きっと……
[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]
(*34) 2014/03/04(Tue) 22時半頃
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[マドカさんの小さな身体が元気よく飛びついてきます>>212。 それを受け入れて抱きとめる貴女は、いつもその穏やかな笑みを浮かべていたのでしょう。 しかしいつもよりその力は強いように感じます。]
……泣かされて? い、いいえ!ルーカスくんには伝言をお願いしただけですよ。 ただその、私の、……お腹が……
[ルーカスさんが意地悪だとは、貴女は思わないのでしょうね。とんでもないと細かく多く首を振れば、黒髪がさらと揺れました。お腹のくだりは恥ずかしかったのでしょう、少し小さな声になってしまいましたが。]
いえ、そうではなくて。 ゴロウ先輩はいつも通りですよ。
[誤解を与えぬよう、けれど追いコンのとをばらさぬよう。果たしてどうこの気持ちを伝えるべきか、悩んでいるようです。 ゴロウ先輩の顔については多少――思うところはあるようですが、それよりも今は]
(218) 2014/03/04(Tue) 23時頃
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お二人とも、これからご飯でしたら ご一緒してもかまいませんか?
[もしかしたらもう、朝ごはんというには遅い時間かもしれませんね。 ですが貴女は、泣き続ける腹の虫には勝てないようです。 共に食堂へ行くことを宣言しました。
どうやら追いコンのことを失念しているようにも見えるマドカさんとも、先輩方をどう労うか話しておきたいという気持ちもあります。]
今日のようなお天気の日は屋内でも清清しくて良いですね。 外を眺めながらの朝食も、楽しそうです。
[そうして追い立てるようにして、食堂へと向かいました。]
(220) 2014/03/04(Tue) 23時頃
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ゴロウ先輩。 あの……つかぬ事をお聞きいたしますが 視力は、おいくつですか?
[挨拶を返してくれたゴロウ先輩>>222へ、移動の間に声をかけました。 なんの脈略もない問いは、軽やかな調子で紡がれたものです。 しかし問うた後にはっとして]
―― すみません、お気になさらないでくださいね。
[なんでもないと手を振って、切り上げてしまいました。]
(229) 2014/03/04(Tue) 23時半頃
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―― 食堂 ――
おはようございます。
[その後食堂へとたどり着けば、そこに幾人の方がいらっしゃったでしょうか。 挨拶をした後に、貴女が食べようと選んだのは、親子丼でした。朝から、少々重いように思いますが……。
親子丼を選んだ後、出来上がりを待つ間の貴女は少々忙しく辺りを見渡していましたね。そこに誰かの姿を探すように。 ですがその姿がなければ諦めて、親子丼の完成を待ちました。]
(235) 2014/03/04(Tue) 23時半頃
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マドカさん、鳥団子で雑炊……とは? とても美味しそうです。
[廊下では前に進んでいた>>234マドカさんに聞きそびれていましたね。空腹もあいまって思わずそう問いかけます。 彼女は何のメニューを選ぶでしょうか?それも楽しげに黒眼は眺めています。]
(238) 2014/03/04(Tue) 23時半頃
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もしかして、ゴロウ先輩がお鍋をお作りに?
[提案の話し>>236を思い出し、今度はゴロウ先輩へと問いましたが、彼は近くにいたでしょうか。 貴女は自炊の練習はしていませんでしたね、声音に尊敬する色が残ります。
視力の話しについては>>237、ゴロウ先輩の返答に曖昧な笑みを見せただけです。ですから、彼が息を吐いたことにも気がつくことはなかったのです。]
(242) 2014/03/05(Wed) 00時頃
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