3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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……。
[えへへ、と返されて、少し困惑の気配。]
(*128) 2010/03/03(Wed) 13時半頃
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おう、食おうぜ。 用務室で待ってろ。
[嬉しそうだった。]
(*129) 2010/03/03(Wed) 13時半頃
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よかった…じゃあ一緒にいても大丈夫なんだ
[無骨な指に細い白い指を絡ませようとそっと手を伸ばしかけた瞬間]
( あたしが 触れなきゃ )
( あたし が ――きゃ、 よかったのかな)
[@33 ケイトの叫びが突然自分の中に流れ込んだ]
触れなきゃ 触れなきゃ 触れなきゃ 触れなきゃ…
そう…
触れちゃダメ 触れちゃダメ 触れちゃダメ 触れちゃダメ
あたしなんか ――っ
(221) 2010/03/03(Wed) 13時半頃
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…… ん。
[嬉しそうな気配。ばか、と音にしようとして、やめた。]
(*130) 2010/03/03(Wed) 13時半頃
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[のばしかけた手をぎゅっと握り締める]
(あたしなんか…)
(いつも誰かを傷つけてばかりで…)
いらない子
------------そう だから
(置き去りにされた ヒトリボッチで)
[ブツブツと口の中でなにか呟く]
(222) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[細い息を吐き出してから。 ゆっくりと腰を上げる。]
ケイトを 見つけないと。
[土を払ってから、候補に上がった中で行っていない用務室へと、向かう。 左手で、押さえる。隠す。 その下には、何も 闇が抉った痕(あと)しかないから。]
(223) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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―校長室―
――……いえ、理事長と、そう書いて。
[問うような声にはそう答え、言い添える。]
私の祖母です。 少なくとも30年は理事長職についておりますから、祖母のことだと思います。もし…そうでなかったにせよ、私の家の人間なことは間違いありません。
[手紙を仕舞えば、傍らの人とは目をあわさずに]
仮にも校長先生が隠し金庫まで作って、厳重に隠さなければならなかったなんて…お祖母様はよほど隠蔽したかったのかしら、この事件を。
[感じた呵責と責任は、口にすることなく]
お手数をおかけしました。 私の用事は、すみましたから。
[ありがとうございました、そう告げる]
(224) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[一歩 またじりっと後ずさり]
あっ 会議室をつかう?いいねっ 水泳部に…予備に置いてあるタオルとか あっ 救急箱もあるから
あたし取りにいってこようかなっ!
ミッシェル、ディーンのことはあたしはよくわかんないから… 任せるよ。 じゃあ 体育館に行ってくるね
[笑って手を振り踵を返す]
(225) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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かっぷらーめん。
……おいしいの?
(*131) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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――軽音楽部室――
[放たれた言葉>>219が心を揺らし、蕩けた異相が濃紺に僅かに焦点を結ぶ。
けれど、衝動は止まることはなくて。 零れた蜜は滴り落ちて。
応えを求め、絡めた舌を一層艶かしく動かす。 官能を呼び覚まそうとして、黒い花は執拗に男の身体を這い、服の上から彼自身に触れた。 無骨な手を自分の小さな乳房に導き、愛撫を求める]
(226) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[――どれだけの時間、そうしていただろうか。 少女は項垂れ、ぺたりと座り込む]
――……。惑わされてなんか、いない、よ。 ……ドナルドが好きなのは、私の本当の気持ち。……信じて。 でも、……こんなこと、したかったわけじゃない。
[衝動が去り、残ったものはただ彼を慕う純粋な気持ちだけ。だが、それすら熱に浮かされてのものだと思われただろう。
――もう、気持ちは伝わらない。
蒼がちりりと痛み、涙がこぼれた]
(227) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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−用務室− [ミニ畑の横を通って、中庭を突き抜けてから用務室へと向かう。 畑で白いものが蠢いてるのが見えた。白い腕。 眉を寄せて、一度自分の右腕を見てから。首を振る。]
何考えてんだろう。
[交換出来たら、なんて、普通じゃない。 >>196用務室に入ると、ラルフと寝ているディーンが見えるか。]
あ……、アーチャー君? ディーン君、まだ体調良くないみたいだね。大丈夫かな。
[今日はいつもの彼の姿を見ていない。 ふ、と少し疲れた溜息を吐いた。]
邪魔……じゃなければ、日誌見てても、いいかな。
(228) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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>>224
ああ、おばあちゃんですかい。 ……って、理事長?がおばあちゃん?
[理事長の孫ということは知りませんでした。]
へぇ……先生、この学校の……。
[とそこまでつむいでから]
…なのに、なんで辞めようと?
(229) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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―美術室前―
誰も殺してない。
[>>171まだ自分の手を使っては、だが。]
……見殺しっていう意味を除けばね。
[相手がにじり寄ってきても、 まだ人の居るここで引くわけには行かず。]
(230) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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うまいうまい [自分基準だった。]
でも、食べ飽きると、ちょっとせつない味にもなるけどな。
(*132) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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あぁ、フィリッパ。 [出て行く少女へ振り向いて。]
気をつけてな? …体育館。 [ぽつりとかける言葉は、いささか不吉に響いたかもしれない。]
(231) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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―美術室前―
私がした事? 学校中走り回って散々な目に会って。 あいつにつっかかって痛い目みたくらいだよ。 その口ぶりじゃあいつの事は覚えてるんだね。
[もう目の前の相手を普通の人間とは思っていない。]
知ってることなら、今言わないといけない大事な事が一つある。
[もし彼が本当に忘れただけなら、伝えてはならぬ残酷な事。 だけど、あれは違う。]
ディーン・ギュスターはもう生きてない。 心臓が止まって息をして無い遺体がとっくに確認されてる。
……あんたは、誰。
(232) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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マネージャー ピッパは、水泳部部品は体育館じゃなくプール内のクラブ部室だった事を思い出す
2010/03/03(Wed) 14時頃
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ん 僕は フツー ……。 学校で食べると、妙においしく感じる、かな。
[後は、フォークを差すと妙においしそうに見える不思議。]
(*133) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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――……、…… …
[>>229 問いに困惑と戸惑いの色を見せた。 揺らぐ青、感じた いたみ は、心地よく ない]
――わすれて、しまったんですか?
[ようやく、それだけ 唇に乗せれば]
……戻りましょうか。
(233) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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間違いプール!水泳部の部室を漁ってくる
[ディーンを振り返ると行き場所を訂正して階段を飛び降りていく。降りる時は白骨は飛びぬかして]
いたっ
[着地した時忘れていた足の痛みが戻った]
(234) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[この場を離れてくれる事が安全なのかは分からないが]
分かった、けど一人じゃ危ない……
[こちらの言葉を伝えきる前に彼女は下に向かってしまい。]
……ピッパに何をする気。
[なにかあるとでも言いたそうな言葉に一瞬注意がそれた]
(235) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[ディーンの寝ている姿、驚く筈はない。 寝ていると思っているからでは、なく。]
ああ、やっぱり、『殺してた。』 まるで 寝『てるみたいだね。』
[静かに闇色が、言う。]
(*134) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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せつない味? 学校と食べるとおいしい?
……わたしも頂いてみようかしら。
(*135) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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プールは駄目!
[聞こえた場所に慌てて叫び返す。 あそこの内部も相当な有様だったので、 止めたかったが彼女に聞こえただろうか。]
(236) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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[誰?と問われて苦笑い。]
3年B組 ディーン・ギュスター。出席番号9番。 元風紀委員長で、期末テストの成績は…
そこまで、言わせる気かね?
正気に戻るんだ、ミッシェル。 君の目で確かめたのか? それとも…誰かにそう吹き込まれた?
(237) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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― 軽音楽部室 ―
[絡む舌に、自分からは応えないまま。 乳房に愛撫を求められても、動かさぬまま。 服の上から触れられた雄は、男であるから欲望は擡げるけれど、華奢な身体を押し倒すなどということには至らず。]
そうか……―――
[嘘じゃないと、こんなことしたかった訳じゃないと、座り込み項垂れた少女に、そこで初めて自分から抱きよせた。
全部否定したわけでも。全部肯定したわけでもない。
こういう行動を取ったのは、少なからずケイトの影響があると分かっていたから。だから……―――]
(238) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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俺は、キャロルの全部もらえるほどの男じゃねぇよ。
[詭弁を少女の耳元に落とす。 正解は、全部を支えることはできない。
それでも、自分が出来ることがあるなら、と。 過去、慰めを求めて寄ってきた女たちに、したような行為は、事の最後までをすることは、トラウマと正気が許さなかったけれど。
蒼から零れる涙を、唇を寄せて吸う。 涙の跡を辿って、唇は頬を滑り、少女の唇に触れる。]
ありがと、な。
[触れ合わせたまま、そう、呟いた。]
(239) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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―美術室前―
ミ ェ、……ごめ、 ……ね
[背中を摩るミッシェルに>>37殆ど声にならぬそれで謝る。 彼女の声に合わせて呼吸をすれば、涙は漸く止まるか。
まだ少し霞む目で辺りを見渡せば 気がついたピッパと未だ辛そうなジェレミー、そしてPC室から出てきたオスカーとマーゴの姿。首の疼きの波に僅かに顔を顰めながらも、手で乱暴に涙を拭った。]
わ…… ぁしは、平……気 ぁ ……ら
[ミッシェル>>127に無理やり作った笑顔を向け壁にもたれる。 隣に置かれたスケッチブックを手に取り まだ未使用の場所を開いて折りたたみ、脇に抱えた。]
(240) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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[殺した、はず。]
…… ?
[では、彼は誰だ、と 微かに思った疑問は闇が掻き消していく。 鬼だよ、闇が囁いて 塗りつぶした。]
(*136) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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っぁ……ディー、さ……
[ガラリと開いた扉に目を向ければ>>129、ディーンの姿が見える。 その姿は学校で見ていたときのそのままのそれ。 生徒会室の前で見た様子から立ち直ったようにも感じた、が。 鳶色が金髪を映し、僅かに潤む。
不意に葡萄色がこちらを見た>>161。 近くに寄り、自身に伸ばされる指先をじっと見つめ]
連れて……って、くれ の
[伸ばされた手はミッシェルに阻まれるが ディーンの囁き声ははっきりと耳に届き]
――そ、っか。
[己の顔は場違いに、晴れやかな笑みを浮かべていて 首の疼きがふと軽くなるように感じ]
(241) 2010/03/03(Wed) 14時半頃
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