73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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機会があったら、是非。折角だからこの休み中にでも。 君にそこまで言ってもらえるのは先輩冥利に尽きることだ。
[そして、一度腕時計を見るとイイ時間]
あぁ…そろそろ行かないと夕食なくなるかもしれない。 悪いね引き止めて。食堂、行くんだろう?
[この時間だし、今部屋から出てきたということは勿論今の今までこもっていたということだろう]
昔習った曲を自分でアレンジして引けるようになると腕が上がったというか…とても嬉しい気分になる。 それは幸せなことだ。とてもね。
じゃ、ありがとう。話せて楽しかったよ。
[珍しく親しげな笑みと一緒に彼と別れる。 自分は防音室に行くために]
(318) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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[席へ戻る姿を見て、食堂を出ようと廊下へ歩き出した。
人の居ない廊下は寒い、と早足で部屋に戻ろうとして。 鳥の羽音と、小柄な姿を見かけた。]
ロバート!
[もう部屋に戻っていたと思っていた相手が居る、声をかけ食堂の件を話そうと近づいた。]
(319) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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地獄耳って、これだけ人数少なかったら聴こえるよ。
[モリスと云い合ってる間に、脇をジェフが抜けて行く。 それが視界に入ったから、サイラスには言葉を向けず。]
いやー、帰ったら帰ったで問題もあってさー。 って、定積分!ジェフ先輩に教えて貰った後 俺にも教えてよ。
[ヴェスパタインと話すうちに話題はずれていくが]
あー……。
[モリスの呟きを聞いて、眉尻を下げた。 どう返していいのか、幸せ家族出身の身には判らず。 助けを求めるように、視線が泳いだ。]
(320) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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──少し前・食堂──
[エリアスほどではないが食の太い方ではない。けれど食べられる時に食べなければという思いが強くて取りすぎてしまうのは悪い癖だった。山盛りになってしまったトレーの上を見て、軽く途方に暮れる。うまく身長になってくれればいいのだが。]
アァいいよ、ロバートか。セレスト、宜しく。
[にこりと笑いかける。誰かを嫌いだとかそういう話が始まれば、混ざらずカチャカチャとスープを口に運ぶ。良識派を気取るつもりはないが、そういった主張はあまり得意ではないというだけ。]
(321) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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……?
[人の名を呼ぶ声がする。 今廊下には、フィリップと、眼鏡の少年 フィリップはロバート、ではない と、言うことは眼鏡の少年の名なのだろう。 鮮やかな姿に手を伸ばしながら振り向いてしまった。
……生徒会、に、いた姿、だと思う。 珍しく記憶に残ってる姿に 手を伸ばし捕まえるための思考が、少し遅れた。]
(322) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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………そうですね。機会があれば、で。 折角人も少なくて、練習するには良い環境ですから。 練習の邪魔にならない時にでも。
[腕時計を確認するエリアスに首を傾げる。 もうそんな時間なのだろうか。 元々時間にはあまり縛られて動いていないからか、時間の感覚がひどく曖昧に思えた。 今なら、食堂も空いているだろうかとそんなことを思う]
どんな曲でも……バイオリンを弾いている時は、幸せです。
[エリアスの言葉に瞳を細めて、同意するように小さく頷く]
こちらこそ、ありがとうございます。 それでは失礼します。
[笑みを浮かべるエリアスに、礼儀正しく頭を下げる。 そのまま食堂へ向けて、また重い足取りで歩き始めた]
(323) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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あー、そんな顔しないでくださいよー。 ウチの問題で先輩はまったく関係無いんだから。
[思わず暗い表情になったノックスを気遣う。 こういう話の振り方にはある程度気をつけていたはずだが。思わず滑らせた口に苦笑い。]
(324) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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なっ、 なんだっ!
[乾いた音を立てて何かが飛び込んで来る。赤い青い、大きな鳥だ。突然のことで俺は頭を腕で守るのが精一杯だった。羽の巻き起こす風が容赦なく俺にふりかかる。硬い爪が恐い]
早くっ、これを退けてくれっ! フィリップ、フィリ―ーップ!!
[こんな鳥を従えているのは一人しかいない。苛立たしくて、声を荒げてしまった。太い声で名前を呼ばれていたことに、気付いたのは騒動が収まってのことだった。で、クソッ。とうとう、俺の眼鏡が……]
(325) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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―廊下―
[部屋に戻ろうと廊下を歩く。見えた窓の外の景色に歓声をあげた**]
(326) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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[視線を彷徨わせてる間に、当の本人から言が返る。 しょげっとした顔で、声音は真面目に]
ごめん。配慮なしだった。
[苦笑い浮かべる相手に、へこっと頭を下げた。]
(327) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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え?あ……?
[生徒会の……名前は忘れたの声に振り返ったフィリップが 突然名前を呼ばれて向き直る。 そうすれば、色鮮やかな姿は ロバ……眼鏡の少年の その姿の要になる眼鏡を楽しそうに くちばしで引っ張ろうと。]
……こ、こら!!やめないか……!!
[こちらが知らなくても、相手が知っていることは 鳥を連れているせいかよくあった。 のでそこを疑問には思わず。 フィリップは嘴で眼鏡引っ張ろうとする姿 その姿の胴を、わしっと掴む。 掴んで引っ張った。 そりゃもう、色鮮やかな姿が眼鏡を咥えているか確認する前に]
(328) 2011/12/23(Fri) 00時頃
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サイラスは、サンドイッチもぐもぐ。
2011/12/23(Fri) 00時半頃
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マジでやめてくださいよー。 ホントにいつものノックス先輩らしくないっすからー。
[モリスはすっかり意気消沈している様子のノックスにどうしようか少し考えた後にハッとして]
もし、次そんな顔したらー、罰金取りますよー?
[モリスは親指と人差し指で丸を作り、ニヤッと笑う]
(329) 2011/12/23(Fri) 00時半頃
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枯れない薔薇?
[だんだん重たくなってきたパイと格闘する手を止めて食いつく。オカルトじみた話は結構好きだった。]
人の精気を吸って冬に咲く薔薇か。くす、吸血鬼みたいだ。
[なんかいいな、と楽しげに笑って食事を再開し。残されたトレーに一瞬笑顔は消えたけれど、すぐに取り繕った。]
(330) 2011/12/23(Fri) 00時半頃
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――廊下―― [食堂付近の廊下まで来れば、何やら騒がしい]
羽の、音?
[ばさりと聞こえた音。色鮮やかな鳥とそれを捕まえようとする少年、それに眼鏡をかけた少年の姿が見える。 近くにジェフェリーの姿も見え、首を傾げる]
…………
[大変なことになっているような気がする。 その傍を通らなければ、食堂には行けない。 回れ右をしたいところだが、放っておくのも少し気が咎める。 もっとも、その場に立ち尽くしたところで、何の役にも立てないのも分かっている]
防音室は……だめか。
[一瞬浮かんだ選択肢は防音室に戻ってバイオリンを弾くというもの。 エリアスが練習しに行っているのが分かるから、すぐに却下する。 他に行く場所もないため、少し遠目に様子を見ている]
(331) 2011/12/23(Fri) 00時半頃
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