276 ─五月、薔薇の木の下で。
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……じゃあ、俺は、合格ですね。
[何も知らなかった。その奥に何がいるのか。 こうして組み敷かれる瞬間が来るなんて、はじめは夢にも思わなかった。 けれど知った。繕われた表面が表面でしかないこと。 指摘した。その繕いが完璧ではないこと。 罵りも退けもせずに、吐き出してほしいと手を伸ばした。 切っ掛けは自分がそうしてほしかったからだとしても、それは正しかったのだと、真正面から肯定された気分だった。]
(246) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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え、
[ひとつ服が落ちるたび、生唾を飲んで。 ソファの座面に背中を預けて、いよいよもって緊張が最高潮に達しようかというところにあっさりとした告白が降ってくる。 こっち側、という単語がまず理解できず、瞬く。 合意でするのが初めて、はまだ理解できそうだったが、二人だけなのもそう、と続いてまた混乱した。 けれど詳細を聞く前に、畳み掛けるよう緊張を囁かれれば、空気が一瞬で塗り替えられる錯覚に陥る。 緊張の糸が張り詰めて、欲されていることをもっと本能の深いところで実感する。 触れてほしいという要求に頷く。 手をゆるゆると持ち上げて、すぐそばにあった太腿に、腰のラインに、おずおずと指を滑らせた。]
(247) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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意外とロマンチストだな?
[ 暗い赤が零したのは意外な言葉(>>212)。 離れるよりも前、確かにそれは聞こえていたから。 胸に添えられた手が、拒否に押し返す瞬間。 ]
澄んだ心もねぇし。 愛を囁かれたこともねぇから。
俺にゃ出来んな。
[ 作り笑顔ではなく、ただ、当たり前のように笑って。 その身をオスカーから離した。 ]
(248) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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[ 棘に傷つけられた手は、痛みも覚えず。 浮かんだ血が固まるまでそのまま。 訳がわからない(>>211)、意味の無い口付けも。 ]
そうね。 ちょっとその表情が歪むのがみたかっただけさ。
美しすぎるものは、どうもね。
[ 正しいものは、歪めてしまいたくなる。 美しすぎるものは、―――――。
そんな感情の一端。 ]
(249) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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[ そしてやがて、唇を重ねたことさえまるで幻かのように ぬるくなったハーブティを啜り、窓の外を見る。 ]
なーんか、変な事になってるっぽいぞ? 月、全然動いてねぇし。 薔薇の匂いもすげーんでしょ? ちっと気になるからなぁ、俺は中庭にいくけど。
[ 自分からする匂いと同じものは、よくわからない。 ]
キミも動き回るなら気をつけるこったな。 もしかしたら、オオカミさんに食べられちゃうかも?
[ 冗談を、空箱を振るような声を落としながら。 賑やかとは縁遠い、静かな談話室を後にする。 ]*
(250) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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[気がつけば、閉めきった部屋は吹き込むはずもない薔薇の香りにいっぱいに満ちていた。 欲望を煽るような甘い芳香に酔わされて、数えきれないほどのキスをした。 肌の上を指先が滑るたびに、よく知った感覚が腹の下に集まる。 秘めた箇所を暴かれる頃には、緊張や恐怖も欲の中に溶けて消えていた。 二人だけの蜜事に、溺れていく**]
(251) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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ユージンは、イアンが中庭にいないことを確認し
2018/05/20(Sun) 17時半頃
ユージンは、モリスと二人座っていたベンチを射干玉が見る。
2018/05/20(Sun) 17時半頃
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─中庭─
[ ベンチを通り越し、草を踏みしめ、土を踏みしめ。 月下の下に晒される薔薇は、狂うほどに赤い。 こんなにも群れて、噎ぶほどに咲いているのに。
頑なに咲かない一つに(>>0:6>>0:87) ゆっくりと手を伸ばし。
甲を傷つけた手が、素手のまま。 葉を、茎を、蕾を、千切り毟っていく。 鏡もないからわかりはしないが。 俺はたぶん、いつもの様に微笑んでいることだろう。 棘で傷付いても痛みなどない。 毟れば毟るほど、すこし息が上がるだけ。 ]
(252) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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[ 薔薇と、紫陽花とは違う。 雨に濡れながらも、寄り添い咲くのが紫陽花とすれば 蔓を絡ませ棘で傷付けながら、一人咲くのが薔薇。
中庭にあるただの花(おれ)に 誰が愛を囁くというのか。 棘で傷付くだけの薔薇(おれ)に 誰が寄りそうというのか。
咲こうとしていた蕾をもぎ取り 迷いも無く握り潰した。
溺れるような花の中――― ]
(*19) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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[ 咲かない──必要ない──花は、
間引かなければならない。 ]
(253) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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――ぜ 、はっ ―――は…ぁ っ
[ 間引いて、暫く。 肌に玉のような汗を浮かべて、土の上に倒れこむ。 世界に蓋をして。]
器用とか、なんでも手に入るとか。 自由ひとつ手に入れられないのにねぇ。
俺は、空っぽだよ。
[ だあれも、俺(はな)なんて見ちゃいない。 ]**
(254) 2018/05/20(Sun) 18時半頃
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─ 蜜事の終わり ─
[かつての自分と比べれば見れる姿だ。 しかし痛みが無かったわけがなく、負担を掛けたのも事実。 一時の醒めが訪れた頭に、棘のような罪悪感。]
ごめん。
[ベルトを締め直し、シャツを羽織り 自分のジャケットで彼に応急処置の清めを行いながら謝罪した。 逆のほうが良かったかな。でも、異性愛者に出来るかどうか分からないし]
(255) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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まだ暫くはここにいたほうがいいね。
[作業を終えれば衣服を正させソファーに寝させ 椅子に座って彼を見守っている。]
ありがとう。 [口にしたのは一言だけ、疲れた彼にあまり話は振らない。 ふと、無意味に視線を窓に送る ……それなりの時間を彼に触れていたと思うのだけど。 来た時から、いや、廊下で窓を開けた時から 月の位置、空の色──何も、変わっていない。]*
(256) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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―自室―
[ 自室に戻った時、誰もそこにはいなかった。 モリスにしては珍しいなと思いながら モリスがいなければ誰に朝起こして 貰えば良いのだろう、なんて考えた。
真っ先に思い浮かんだのはかつての親友。 だがそれも難しいのだろう。 ぐしゃぐしゃになったノートの切れ端を ポケットに突っ込んだまま溜息を吐いた。
今日は眠ってしまおう。 そうして、目を閉じたのに――暗い夜。 灯りは窓から差し込む月明りのみ。 ]
(257) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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どういう……こと……?
[ 今更気付いた違和感に眉を寄せながら 扉の外に向かった。 ]*
(258) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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―中庭―
[ 人の多い所なら食堂か談話室だろうか。 考えたものの花の香りにつられるよう 訪れたのは中庭。
そういえば随分見ていなかったから、 今は無性に触れたくなったのだと思う。 辺りに充満する花の香り。 狂おしい程に一途に風に混じる気配に 一歩、二歩と足が進んで――…… ]
(259) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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――せん、ぱい?
[ 寝転ぶ姿>>254に声をかけた。 間引かれた薔薇の花園>>252を前に 雨でも雪でも天変地異でも起きていないのに 何処か違和の感じた瞳を覗き込む。
その手はどうなっていただろう。 傷をついていたのならかつてのあの時 >>0:196を思い出しながら目を伏せて ]
(260) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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悲しいことでも、ありました?
[ ぽつりとたった一言尋ねてみた。 彼の事はきっと誰かのように詳しくは知らない。 たまに中庭で花を育てる後ろ姿を見ていただけ。 だから詳しい事など分からなかったのだけど ]
花も指も、痛そうですよ。
[ その指と間引かれた花を見て零す。 静かな瞳だけが凪いだ色を示していた。 ]**
(261) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 19時頃
イアンは、ヴェルツに何があったか、知ることは叶わずにいる。*
2018/05/20(Sun) 19時頃
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ん? …よお。
[ 声が降る(>>260)。 呼吸は幾らかマシになったとはいえ浮かぶ汗は隠せない。 寝転がったまま、見上げる瞳は凪いだ色。 海とも森ともつかない、深さ。 ]
いや? 喜ばしいことならあったかね。 花は痛いかもしれんが、指は慣れたもんさ。
なに、花でもみにきたの?
[ 花を育てるのに向いているだろう、そう思っている瞳を見上げる。 雨でも雪でもないが(>>0:201>>0:244) 悲しみを知らない、射干玉が。 ]
(262) 2018/05/20(Sun) 19時半頃
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ケヴィンは、モリスの手元を思い出している。
2018/05/20(Sun) 20時頃
ケヴィンは、フェルゼは、パンを受け取ったろうか?**
2018/05/20(Sun) 20時頃
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―廊下― [熱を下げようとしか考えられず たどり着いたシャワー室の前で素通りしかけたが >>226かけられた声に振り返って]
ロビン……はぁ、ちょっと、いいか? ひまなら、なんだけど。
[いつものような誘い文句だが 違うとすれば手に道具をなにも持たぬところ*]
(263) 2018/05/20(Sun) 20時頃
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そんなに必死になるくらい、嬉しいこと?
[ 浮かぶ汗>>262に首を傾げる。 花でも見に来たのか。質問には首を振る。 ]
薔薇の香りにつられて、きたら、……此処に。 花を間引く事は必要なんだろうけど、 こうして見ると可哀想ですね。 綺麗に咲いてるのに。同じ、花なのに。 この花だって雫がなければ生きれないのに。
[ 言葉にしながら沈黙を。 ちらりと指を覗き見て ]
(264) 2018/05/20(Sun) 20時半頃
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…………せんぱいって、よく笑いますね。 痛い時にする顔じゃないのに。 痛みは慣れるものじゃないですよ。 怪我したなら、医務室に行かないと。
[ 花でも触れるように腕を伸ばした。 ]*
(265) 2018/05/20(Sun) 20時半頃
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―廊下―
ん?
[立ち止まる同級生は絵の道具も持たず、必死な様子。>>263]
……ああ、うん。 空いている。 どこか、行く所だったか?
[付き合える、と頷いて。 行く予定があったならついていくつもり。*]
(266) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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オスカーは、ユージンを見上げている。
2018/05/20(Sun) 21時頃
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助かる。 どっか部屋……いいやこっち。
[了承の言葉を聞くや否や ロビンの手を掴んで早歩き]
一番上なら人もいねえだろ。
(267) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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まぁ、そうかも? ちとはしゃぎすぎ、た。
[ 途切れた息を吐き出し、シャツの袖で汗を脱ぐって。 ]
間引くのは、より良いものを残すためだからな。 蕾があっても咲かねーなら、切り捨てねぇと。 ほら、茹でても開かない貝は腐ってんだろ? それと一緒。
匂いもなー、わかんねぇや。 慣れすぎたかもな。
[ 匂いにか、痛みにか、曖昧な言葉。 ]
(268) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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[罪悪感、と今のマークは言う。>>228 されど花冠の「お姫様」にとっては、やってしまった、程度の落ち込みだった。その位自信に満ちていた。
好きな服を着る為の努力は多々あった。そしてそれは自分の理想に、素直すぎる程に――今でも素直だと評されているが>>1:319――従った結果。 それを人は健気と呼んできたのか。当時のマークは、そんなことも気にせずに生きていた。
あの時、モリス>>5が長所と言った「振る舞い」が実際どんなことなのかは自分でも判らず、けれど前に「健気」だと自分に言った人がいたことは事実で。 予想しなかった返答に瞠目しながら、結局、「ありがとう」も言いそびれたままになっていた]
(269) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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医務室、消毒くせーからやなんだよね。 これくらい、いたかねぇし。 つっても血はでちゃったからなぁ。
あんまさわらねーほうがいいぞ?
[ 伸びる手を(>>265)拒絶することなどない。 痛くはないから、薄情そうな微笑みと小さい眼孔を向けて。 月よりも白い髪が反射する光をみた。 ]*
(270) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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[さて、マークが鼻先を近づける様>>229は、くちづけというよりは耳打ちに似た仕草になった。 ひくつく鼻腔は、匂いを捉えはしたが――]
ぶ えっくしゅ……
ご、ごめんなさい、先輩。 くしゃみ、掛かったかも……。
[立ち話での冷えが続いた所為。 これの所為か、或いは別の理由でか、マークの脳裏にはケヴィンの匂いの「色」はまだ浮かばない。 ただ一つ確かなのは、マークが非常に気まずい顔になったことだった。
その後、幾つか言葉を交わしたりもしただろうか。 最終的にマークはケヴィンから離れる形で、シャワー室へと入っていった*]
(271) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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ロビンは、ピスティオにひっばられていく。
2018/05/20(Sun) 21時頃
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……かも=H 随分と曖昧な言葉を使うんですね。
[ 自分の事なのにおかしなものだと瞬きを。 汗を拭う姿>>268を横目に見た。 ]
……間引いた花はその後どうするんです? 俺は花を育てても枯れさせてばかりだから、 よく知らなくて。
[ なんだか分からない。 言葉を重ねながらも朧気で主体性のない言葉の羅列。 ]
(272) 2018/05/20(Sun) 21時半頃
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まだせんぱいの親程生きてないのに 慣れた、だなんて。 親御さんが悲しみますよ。 たまに帰ってあげたらどうですか。
[ 言葉多くに語る色に無遠慮な気遣いが混ざる。 触れたのは休暇の度、残留を選んでいるらしい事>>1:244 軽薄な表情>>270を覗き見ながら手を見た。
余計なお世話をしながら薔薇の絨毯を覗き、 普段口にしないことが溢れた。 ]
(273) 2018/05/20(Sun) 21時半頃
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今のせんぱい、まるで此処の事、 花のこと好きじゃなさそうに見えるから。
[ 一度帰ってみたら、なんて無責任な。 ]
せんぱいこそ、棘ばかり触って。 そんなに傷を付けてどうしたいんですか。 見てるだけで、痛いったらない。
[ いつか伸びた腕>>0:198を思い出した。 ]
(274) 2018/05/20(Sun) 21時半頃
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