人狼議事


213 舞鶴草の村

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春松6人が投票した。
一平太1人が投票した。

春松は村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!


天のお告げ (村建て人)

[ぺたり。ぺたり。
其れは薄い草履が地を叩く音。
また少し若くなった鼠小僧は“望む者”の所へ向かいます。
まだ何を盗まれたか分からない人にも、盗まれたものを取り返そうとする人にも等しく。宝を諦めない限り。]

(#0) 2015/01/27(Tue) 23時半頃


【人】 役者 鏡花

--あくる日の追憶--

[一平太と出会い
従兄弟探しの情報収集を手伝ってもらったあの日は
結局あては見つからず
暗くなる頃にはお礼を告げて別れたんだったか

早朝 芝居小屋付近の低い塀に腰掛け 溜息を吐くことすらなく
ただ薄水色の空を見上げていた

今日から一座で公演を再開するらしい
しかし 筆頭の二枚目がいないままとなっては
客足は少ないに違いない
それに自分の体調も頗る悪いままだ
こんな状態でまともな演技が出来るのだろうか
数日前の 従兄弟とのやりとりを思い出す
演技に支障を来すほど感情が制御できないなんて
きっと 兄さんは望んでいないことだろう けれど
どうしようもなく空虚だった
不安ともどかしさ 気だるさや自責で鳩尾のあたりがひどく重い]

(0) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 07時半頃

【人】 役者 鏡花

[その感情を持て余すように
盗まれなかった方の宝物のひとつーー篠笛を
手のなかで転がしていると どこからか 軽い足音とともに
幼い子ども>>#0がこちらへ駆け寄ってきて 問うた]

『にィさん その笛吹けるのかい?聞かせておくれよ』

[ぼう とその少年の顔を見つめて
快活な声を聞けば 手元の篠笛を見る
そんな気分ではないけれど 頼みを無下に断る気力のほうが
自分にとっては負担だ 力なく微笑み返す]

ええよ
ほな 童謡囃子でも吹こか

[笛を構えーー違和感]

あ れ?

[指が動こうとしない]

(1) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 07時半頃

【人】 役者 鏡花

[旋律がひとつも思い出せない 忘れてしまった?
厭 いくらしばらく吹こうとしていなかったとはいえ
幼い頃から多数繰り返し練習したはずなのに]

どうして――?

[あからさまに動揺し 固まってしまう
と 少年がそれを覗くように小首を傾げーー
さて その顔はどんな表情をしていたか]

『思い出したかィ? ”忘れていた”ってこと』

 え?

[すぐに呑み込めないその言葉に 呆気にとられていると
少年はくるりと踵を返し 再びどこかへ駆けていってしまったか
去り際のその顔は どうしてだろうか とても寂しそうに見え
その代わりの様に 自分の中で何かが埋まったような心地がして]

(2) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 07時半頃

【人】 役者 鏡花

[何も言えないまま 少年の背中を見送ったあと
もう一度唇に笛をあててみる
目を閉じ おそるおそる息を吹き込む

同時に 細い指が自然と動き出す
  嗚呼     思い出す   思い出す
 あたたかい音色  懐かしい旋律
   そして滲んでくるのはーー・・・・・・]

”鏡 がんばったやないの じょうず じょうず”
”ああ 随分ようなったな”

[いちまいの絵が 色と音をともなって動き出す
両親が手を叩いて笑っている
その膝でまるまった猫が まんぞくげにひとつ鳴き声をあげ
その目線の先にいる幼い僕は 顔を赤らめて笑っていた

なかなか上手くならなかった篠笛で 課題の長唄をようやっと
通して吹けるようになった時の記憶
うまく動かない指に 泣きながら何度も何度も練習したのだった]

(3) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 07時半頃

【人】 役者 鏡花

[そうだ 芝居の稽古でもそうだった 要領が悪く
間の抜けている自分は 何度も何度も失敗しては叱られた

でも 苦しくとも 頑張れたのは
それで褒めてもらえれば
お客が喜んで拍手してくれれば
そのことが心から 嬉しく思えたから

それが ここ近頃では ”演じなければ”いけないと 強迫のような気持ちで 絡繰人形のように 組み込まれたように役を全うし 舞台を降りれば鬱屈と 無力感や自己の存在の羞恥心に苛まれるばかりで つらい記憶ばかり掘り起こしては沈んでいた

”演技がなくては生きていけない”と そう思うようになっていた それは 自分にはそれしかないから それをなやめてしまえば他にはとりえがないから 居場所がなくなってしまうから そうやって消極的に恐れる思いばかりで

その逆側の本質が いつからかぞんざいになっていた]

(4) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 08時頃

【人】 役者 鏡花

[演技が好きだから生きてこれた
いくつもの劇に 感動と達成感をもらった
従兄弟や一座の皆に支えられてきた
これしかない というものが自分にあることを
頑張れることがひとつでさえあることを
誇りに思ってやってきたのに

それを 忘れかけてしまっていた

―――笛から唇を離せば
それをそっと胸元で握り込む]

なんや
僕 ほんまに間抜けやなぁ
こんな大事なこと 忘れとった

[笛の音が思い出させた 一枚の絵と 忘れていた気持ち
自分を深いところから支えてきた その”宝物”の輪郭を
しっかりと掴むことができれば
ぽろり とひとつぶ あたたかい涙がこぼれた]

(5) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 08時頃

【人】 役者 鏡花

[溜まっていた毒を抜くように 深く長い息を吐く
平衡感覚が戻ってきたような そんな心地で

―先刻の不思議な少年
もしや果たして彼が鼠小僧だったのだろうか――そう 直感する

なんとも非現実的で 不思議なことだらけだ
根拠なんてないし あの姿が正体とも分からないけれど
しかし 万が一にも彼が鼠小僧なのだとすれば]

――追いかけへんと

[従兄弟を取り戻さなければいけない
そう思ったときには 飛び出すような勢いで
地面を踏み込んだだろうか**]

(6) yucca_eleph 2015/01/29(Thu) 08時頃

【人】 座敷守 亀吉


……赤い着物、か…。…………元気そうだったなあ。

[赤い着物を着たその女性は、僕の記憶の中の母にとてもよく似ていた。…尤もあんなに心から笑った顔を見たことはなかったが。
(廓詞抜けてたなあ。…あと、は)
その人の後をとてて、と追いかける可愛らしい女の子。母上、と呼ぶその子の言葉。……理解するのにさほど時間はいらなかった。

母は自分に本気で惚れ込んでいた幼馴染の武士に貰われた。…没落した武家の生まれだったという母は、その幼馴染を待ち続けていたという。全て酔った楼主から聞いた話だが、恐らく事実なのだろう。

一目、見るだけのつもりだった。…そこから先の行動を僕は酷く後悔している。]

(7) purin3 2015/01/29(Thu) 10時頃

【人】 座敷守 亀吉


………はあ…。

[僕の右手にはあの懐かしい守り袋。気付いた時には袂に戻っていた。この不思議な現象は、鼠小僧の行動なのだろう。相変わらずよく分からない人だ。この守り袋の思い出の中の母の笑顔は壊れていない。それでいい、と思い出せた"宝物"をそっと握りしめて大切に大切に袂にしまった。
『亀吉の髪は綺麗な色やねぇ。この色なら何処からでも見つけられるから、安心やわぁ。』
母は散々な目に逢い泣き続ける僕に、綺麗な色と言ってくれた。この髪の色があればきっとどこでも母は見つけられるのだ、と子供心に少し自慢だった。


碌に周りも見ずに歩いていたら、いつの間にかあの薬師の店の前へと来ていた。これといった用もなかったが、ふと彼の盗まれたものがどうなったか気になった。…陰鬱な気分を払うかのように薬屋の戸を叩いたが、彼は居るだろうか…。]

(8) purin3 2015/01/29(Thu) 10時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[――ぺたり、ぺたり>>#0

聞き慣れた筈の草履の音が、嫌に耳についたのは何故だろうか。薬師は薬に向けた視線を上げ、閉じられた戸の向こうを見詰める。
僅かの逡巡の後、その正体を見極めようと立ち上がれば……ことり、と。背後から小さな音を耳にして。思わず振り向くと、出した覚えのない箱が長机の上にぽつり。
怪訝そうにしつつそれに近付き、開きかけのそれを閉じ様と蓋に手を掛けて、はたと気付いた。

――手紙など、入れてあっただろうか。
それも一通や二通ではない。何百とあるのではないかという手紙の束。幾度も読み返されたのか、封筒まで擦り切れ宛名が滲んでしまっている。
嗚呼、まるで。愛しげにその文字をなぞったかの様な……、]

"…………、そうだ。
そうだ、何故ぼくは……"、

[知らず浅くなる呼吸に喉を押さえる。

数日前から、どこかおかしいとは思っていた。
この自分が、商売なんぞの為にだけ、こんな小国を訪れるわけがない。ただ金に目が眩んで、あの愛しい家族の元を離れるわけが、ないじゃないか。
もっと何か……大切な何かがあったのだと、少し考えれば気付けた筈なのに]

(9) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[手紙の束をなぞり、溢れるのはみっともなく引き攣った吐息。

――此処に来たのは、"あの子"の病を治す薬を見付ける為。
酷く奇妙な病を患った弟に、再び笑顔を与える為、こんな処まで来たというのに。
それを忘れてしまっては、何を為す事も出来ないじゃないか。何故こんな大切な事を、忘れてしまっていたのだろう。

嗚呼けれど、気付いてしまった。
家族の為なんて言って国を出て。そうして方々を回るうち、その"作業は"惰性になってしまっていたのだと。

幾つもの国を回り、幾つもの苦汁を嘗め。
その病を治す薬があると聞けば何だってしたのに、結果得られたのは、曖昧でいて不確かな情報ばかり。

――それに絶望し、薬師は……ただ、家族の死から逃れる為に、本国から目を逸らす様になってはいなかっただろうか]

(10) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[こうしていれば、自分はあの子を助け様としているのだと、そう思う事が出来たから。
最初の頃の、ただあの子を助けたいという気持ちすら忘れて仕事に打ち込んで。そうして満足してしまっては、いなかっただろうか]

"大馬鹿は……僕か"。

[ふ、と。自嘲めいた吐息を零し、口元を歪に歪ませる。
嗚呼、情けなさすぎて涙も出やしない。こんなに大切なことを忘れ、その上無自覚だった自身の腑抜けた本心を自覚してしまって。

……それでも。
国を出たあの日、覚悟したんじゃなかったか。
あの子をきっと助けるのだと、誓ったんじゃなかったか。
ならば、諦めている暇など、自嘲している暇など、無いだろう]

(11) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


……ん、

[不意に覚えた違和感に、手元の手紙を取り上げる。ごくごく新しいその手紙は、どうやら封すら開けられていない様子だ。
いつもならきちりとナイフでそれを開くのだけれど、今はどうにもその時間すらもどかしく。手で乱暴にそれを開き手紙を取り出せば……はらりと落ちる一枚の紙切れ。

手紙を読む前に、何とは無しにそれを取り上げてみれば、どうやら写真の様で。ひっくり返って落ちたそれを裏返して見れば、薬師は目を見開いた。

写真の向こう、あの子が他の家族に囲まれて笑っている。

ほんの少し引き攣った笑みは、照れ臭さ故だろうか。ぎこちなくも微笑ましい、懐かしい笑み。
――それを見ただけで、あの子の病は治ったのだと、全てを理解する事が出来た]

(12) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…………っ、

["鼠小僧"は、何とも意地の悪い物を盗んでいったものだ。
……けれど確かに。この吉報は、薬師にとっては何よりの宝といえるのかもしれない。否、宝そのものなのだろう。
自らの命よりも大切な家族が、一命を取り留めたのだから]

"クソ、一発ぶん殴っておくんだった"。

[恐らく、先の草履の音は彼の"鼠小僧"のものだったのだろう。そうと分かっていれば、駆けて行って殴ってやったのに、なんて。詮無い事を考えつつ。

口元に浮かぶ笑みは、既に自嘲の形を為してはいない。……まあ、口にした言葉は、本心ではあったのだけれど]

(13) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ぱさり。手紙を箱に仕舞えば、薬師は立ち上がる。

――帰り支度をしなければ。
あの子が治ったのであれば、薬師が此処に居る意味などありはしない。

……ほんの少しだけ覚えた名残り惜しさからは、目を逸し。持って帰るものと置いていくものの整理をしようと、薬棚へと向かった*]

(14) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[要るもの、要らないもの。それらを分けながら整理していけば、向こうに持っていく物は然程残らなかった。
それらを鞄に詰め、最後に入れるのは、"大切な物"を入れた箱。そうすれば、帰り支度は全て終いだ。

ほんの少しざわめく心のまま、鞄を肩に掛けようとする。けれど、戸を叩く音>>8に気付けば、ちらりとそちらを向いて。
丁度良い。客をあしらうついでに此処を出よう、なんて考えながら、荷物を持って戸の方へと]

すみません。
暫くお休みを頂こうと思って……、

[戸を開けてその向こうに居た人物を見れば、出た言葉は小さくなって消えていく。
……嗚呼、どうやら未だ、帰るわけにはいかなそうだ。先に約束を果たさなければ]

……いえ、何でもありません。
どうぞ中へ。

[相手の何やら浮かない顔には気付いていたけれど、それを指摘する程お人好しではない。
戸の横に荷物を置いたまま、奥へと導いて。以前と同じように椅子を勧めれば、彼は座ってくれただろうか]

(15) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


……紅茶ですよね。すぐに淹れます。
嗚呼……薬をお求めなら、お代は要りませんよ。

――今日、この国を発つつもりですので。

[何でも無い風に言いながら、台所でお湯を沸かす。
紅茶を淹れる為の一式を盆に乗せ、勘定場まで戻り。かたりとそれを置けば、彼に向いて。
お湯が沸くのを待つ間、取り留めの無い話でもしていようかと]

……貴方は、宝物を思い出せましたか。

[ふと思い付くのは、やはり鼠小僧の話題。
自分がそうだった様に、やはり彼も何か盗まれたのではないだろうかと、そう考えて問うてみる。……もし彼が言いたくない様であれば、それを詮索する事は無かっただろうけれど ]

(16) 製菓 2015/01/29(Thu) 11時頃

【人】 落胤 明之進

この屋敷を出てから幾年が過ぎただろう。
笠からそっと目を覗かせ屋敷を眺める。
ここには鼠は入ったのだろうか。決してこの屋敷での生活は居心地が良かったとはいえない。しかしだからと言って鼠に襲われてもいいとは思わない。
屋敷の主人には恩がある。その家族や周りの人にも恩はあるし恨む気持ちはない。逆に迷惑かけたことを申し訳なく思う。

そのようなことを思い立ち尽くしていたが、屋敷の引き戸が開いたと同時に焦り走り出した。今ここで自分の姿を見せるわけには行けない。

この界隈で笠を深く被り走り抜けていては怪しまれてしまう。同心や岡っ引きに拘束されては堪ったものじゃない。
路地を抜け人気のない静かな土地へと逃げ込むように進んでいった。

(17) purupuru 2015/01/29(Thu) 13時頃

【人】 落胤 明之進

―参区の外れにある寺―

屋敷に入れるわけもなく辿り着いた場所はこの区域にある寺院。
街の騒がしさとは違い此処は静かだ。
残る縁のある場所というならもう此処しかないだろう。

「旦那様、お久しぶりです」

立派な墓石の前に座り手を合わせる。
参区を離れてしまってからというもの此処も疎遠になってしまっていた。さて母の墓にも手を合わせに行くか。

屋敷の主人が眠る墓の先にある小さな墓石。
主人が母のために建ててくれたものだ。
墓の前で手を合わせようとする際に気付く、墓には真新しい花が供えられており、合わせて母の形見である簪が置かれていた。

「鼠小僧が盗んだものはこれか・・・」

確かに盗まれた簪は気にも留めていなかった。
だが宝物というほどのものでもない。
捨ててしまおうかとさえ思っていたものだ。

(18) purupuru 2015/01/29(Thu) 13時頃

【人】 落胤 明之進

「鼠は何がしたかったのか最後まで分からなかったな」

溜息をつき肩を落としながら陸区へ帰ろうと歩み始めた。
墓と墓の間を抜けていくと見覚えのある花が落ちており思わず歩みを止めた。
辺りを見渡すと母の墓に供えられていた花と同じものが供えられている墓を見つけた。
墓石には母の簪と同じ図柄刻まれ、足元には手ぬぐいが置かれていた。

「これは家紋...何故母の簪にも同じものが・・・」

不安と同時に高揚感が押し寄せてくる。
思考を巡らすよりも先に足元に置かれた手ぬぐいにゆっくりと手を触れる。

―『頼んだぞ』―
自身のものとは違う記憶が入り込んでくる。

(19) purupuru 2015/01/29(Thu) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

[戸の先にいた薬師>>15を見れば、彼は何やら出かけるようだった。…暫くお休みを…という言葉を聞き、彼にも何かしらの変化があったのだと察する。
奥へと導かれれば、以前と同じように勧められるまま椅子に腰掛けた。紅茶ですよねという言葉に、ああそんな話をしたのだっけ、とぼんやりと考える。]

…そうですか。寂しくなりますね。

[いつもなら社交辞令で出る言葉が、今はすんなりと出て来た。ここ数日で彼とは何回話しただろうか、なんて少し思い浮かべながら、小さく微笑んだ。
盆に置かれた道具をちらりと見れば、やはり話題になるのは鼠小僧のこと。]

……"宝物"思い出しましたよ。そして宝物ついでに見たかったものも見てきました。

[脳裏に母のあの眼差しを浮かべながらも悟られないように微笑み、守り袋を袂から取り出して見せる。そして、貴方は?と問うてみればどんな反応が返って来ただろうか。]

(20) purin3 2015/01/29(Thu) 16時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[寂しい、と。
そんな風に言ってくる相手>>20が、此方で出来るとは思っていなくて。ほんの少し乱された思考は、苦笑と共に諦めで塗り潰す。
この国へ思う名残惜しさの理由は、この繋がりのせいなのだろう。

客などどうとも思った事は無かった筈だ。取るに足らない、ただの金蔓くらいに思っていた筈だ。
……嗚呼それでも、この国で出会った彼等とのやり取りは、存外心地よいものだったという事だろう]

ええ、私も思い出しました。
……そのついでに、此方に居る理由も無くなりましてね。こうして帰り支度をしているというわけで。

[ティーポットに茶葉を入れながらそんな事を言っていれば、どうやらお湯が沸いたらしい。
台所からそれを勘定場まで持って来て、中身をそのままポットへと注いでいく。本当なら茶器を温めておくべきだったのだろうが、あまり彼を待たせるのも悪いだろう。
お湯を注げば、かちゃりと蓋をして、暫し蒸らす時間を]

(21) 製菓 2015/01/29(Thu) 17時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン


それにしても……見たかったもの、ですか。
伺っても?

[眼鏡の下、細めた視線を彼に向ける。
先の浮かない顔はそのせいだろうか、なんて。今ではすっかり張り付いてしまった微笑に、僅かに惜しい想いをしている事には、気付かぬまま。
彼が詮索を嫌う様なら、やはり無理に聞こうとはしないだろう。此方とて、"宝物"の話は進んでしたいものでもない。

返事は聞けたかどうか。
それは分らないけれど、充分に蒸らせばポットの蓋を取り、匙でくるりと掻き混ぜて。そうしてポットを回しながらカップに中身を注いでいけば、辺りに広がる紅茶の香りに知らず口元を緩めた。

この出来なら、恐らく不味くはないだろう。そんな安堵は気付かれぬよう、素知らぬ顔でカップを彼と己の前に置き]

……どうぞ。
味は保証しかねますが。

[肩を竦め、皮肉っぽく言いつつ。実際の処、それなりに自信のある出来だという事は言わないまま。
向こうの茶器ではもしかしたら彼は飲みにくいかもしれない、なんて。思い至ったのは今更の事で**]

(22) 製菓 2015/01/29(Thu) 17時半頃

【人】 懐刀 朧

― 楽屋前 ―

[ふらりと帰ってきた男に対して周りは大騒ぎとなった
自分が今まで行方不明になっていたこと。それから演劇が幾つか中止になった事
色々と聞かされたが、全て自分を心配する言葉ばかりで]

 迷惑かけた。少し、無くし物を探していてね

[見付かったんですか?という問いには、固まった頬を少しゆるめて頷いた
それからは、女性とも普通に話している所もあり周りにはどうした?と心配される声もあったが、その真相を語る事は決して無く]

 鏡、居るか?

[きっと自分を一番心配しただろう相手の名前を、そう呼ぶ
心配かけてすまなかったと言うべきか、それとも自分に起きた出来事を話すべきか
迷った後に、前みたいに抱きしめようとして]

 ――ただいま

[そう、安心させるように囁いたか**]

(23) 黒戌 2015/01/29(Thu) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[彼の流れるような茶を淹れる手捌きを興味深く見ながらも、ここに居る理由、という言葉が気になった。理由を伺っても良いですか?なんて聞いてみれば、何て答えただろうか。]

…母にあって来たんです。幸せそうな笑顔を浮かべていました。……その笑顔を壊してしまったんですけどね。

[憂いを押し殺すように、にこりと一つ微笑んで言う。母に言われた言葉は彼には言わない方が良いだろう。聞いて気持ちのいい言葉ではなかった。そう考え、残りの言葉も全て押し殺す。

目の前に綺麗な赤い茶が出てくれば、へぇと口の端を上げる。辺りに広がる甘い香りに、なるほど茶の香りから違うのか、と少し心を踊らせながら、茶器を見て少し考え込む。湯呑みについたこの丸い取っ手のようなものはなんだろうか。考え考え、考え抜いた結果取っ手は無視して飲むことに決める。]

ありがとうございます。随分と香りの良い茶ですね。

[一口含むと口いっぱいに広がる酸味と甘味に少しびっくりしながら、美味しい、と呟く。このような茶は生まれて初めて飲んだ。菓子ほど甘くはない、その絶妙な甘さに頬が緩むのを感じた。]

素晴らしい茶ですね。見た目の美しさだけでなく、味まで上品だ。

(24) purin3 2015/01/29(Thu) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

ー回想 幼少期ー

何するんだよぅ
やめろよぅ… やめろよぅ…

[今日も今日とて近所の子供仲間の元に呼び出されれば、何時もの様に小突き回されていた
仲間内を仕切ってる悪餓鬼に立ち向かう様な勇気などない。ましてや3人組となれば]

何で僕がこんな目に…
…ひどい、ひどいよ…

[ついに涙を流してしまう。泣いた所でこの仕打ちの止むことは無いのだけど

そこに、突如響いた大きな声]

(25) コタロー 2015/01/29(Thu) 22時半頃

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パルック
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志乃
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処刑者 (3人)

辰次
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芙蓉
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