1 とある結社の手記:6
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
厭世家 サイモン が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、本屋 ベネット、さすらい人 ヤニク、花売り メアリー、小僧 カルヴィン、掃除夫 ラルフ、薬屋 サイラス、漂白工 ピッパ、病人 キャサリン、鳥使い フィリップ、長老の孫 マーゴ、小悪党 ドナルド、郵便屋 ウェーズリーの12名。
[―――朝。
サイモンとの約束通り、占い師"達"の真偽を確かめようと、
結社員の女が、集会場へとやってくる。
広間には誰も居らず、皆が寝静まっている事が解るだろう。
そのまま歩を進め、サイモンの部屋へと赴く。]
(#0) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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[広間の暖炉の火は、置き火がちろちろと燃えるだけで、 夜半に冷えた空気は上着を着こんでいても、まだ寒い。
肘を身体にひきつけるようにしながら、歩を進めた。]
───サイモぉン?
[けぶるような朝日を雪が反射して、 窓の白い明るさが、室内の暗さを引き立てていた。]
(@0) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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[そのとき、どうして、名前を呼んだのだろう。
一歩一歩近付く毎に、何かを感じ取ったのか、 嫌な予感が少しずつ膨らんでいく気がした。]
…起きてるぅ?
[相手は、ドアの向こうだ。 聞こえているかどうかもわからない、 無駄ともいえる声をかけながら、ドアの前に立つ。]
(@1) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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――――……。ちょっと、
[扉の前まで来ると──僅かに息を飲み、 サイモンの部屋をノックした。]
…サイモン?
[―――――返事は無い。]
(@2) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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["いつも"のやりとりと同じだけの時間を待っても、
返事がないのは、同じだった。
鼻をつくのは、なんの匂いだっただろう。
息を殺して、部屋の扉を開けるとそこには―――――――…・・]
[ 変わり果てた 姿 ]
(#1) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
[──その知らせは、直ぐに結社の宿舎へと持ち帰られた。
そこで行われた話合いの結果、
結社マニュアルにしたがい人狼捜しを開始する事を決定する。
サイモンの部屋には、すぐに数名の結社員が向かった。
見に行こうと思えば見に行けただろう。]
(#2) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
[【全員を集めて】された結社員の話の内容はこうだった。]
【サイモンが人狼に殺された】
【ゆえにこの中の人狼は確実に殺意を持っている】
【出来るだけ早期の対応が必要になった】
【一日に一人、疑わしい者を処刑する】
誰を処刑するか決定するためにも、【各自に投票】をしてもらう。
渡した投票用紙にもっとも疑わしいと思う者の名を書いて提出して貰う。
その際には、確りと【自分で考えて決める事】を推奨する。
処刑するものが決まれば投票期限日の早朝に、
我々結社員が迎えに来る予定だ。──とも。]
(#3) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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──"幸ぃ"、占い師さんがぁ、 このグループには居るよぅだからぁ
ここにいる皆の協力の下で、『人狼探し』を、してちょうだい。
[甘ったるい癖に──どこか平坦な、]
ただぁ──…
…、二人から人間だ、って判定を受けても、 外にだしてあげるわけにはいかないわ。
[結社員の女の声は、冷えた朝の空気の中によく通る。]
(@3) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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───反論は受け付けない。
[皆を集めた場にて、猟銃を持った女は、説明を続けていく。]
(@4) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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ああ。
それと、 もし。
サイモンが殺されても、 まだ── この中に人狼がいるかどうか疑わしい、って 幻想を抱いている子がいるなら、
──どうぞ。
[ふ。と、肺腑に息をためて、結社員の女はゆっくりと周囲を見回し──嫣然と微笑む。]
(@5) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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まだ、彼の部屋に遺体があるわ。 あれが──、人の手になるものかどうか
……直接、確認してくださってもかまわないわ。
[にっこりと圧をもった笑顔を貼り付けて、結社員の女は、 廊下の奥──相棒の男の部屋だった方を指し示した。]
(@6) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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水商売 ローズマリーは、一度、ゆるやかに灰味かかった青碧色の瞳を伏せ
2010/02/21(Sun) 06時半頃
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…コルクボードの方はぁ、以後もあたしが対応するけど、 集会場に常駐するつもりはないから、 質問や要望へのお返事が遅くなっても、恨まないでねぇ?
たとえばぁ、
そこにある、ねぼすけさんのご要望には──、 …お答えできなくなっちゃったみたいなコトもありうるわ。
[コルクボードの上、サイモンの占い先の希望が書き付けてあるメモに、視線を流すと、くすり──皮肉気に笑う。]
(@7) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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──さ。それじゃ、朝一からの説明は、おしまいよぅ。
[顔を上げなおす頃には、昨日とは変わらぬ調子。]
集会場の中で節度を守ってくれるなら、 自由にしてくれてかまわないわ。
以上──、解散。
[そこで説明は終わり──と。かツっと床を踏み、踵を鳴らすと、 質問を受ける間も取らず外へ向けて、歩き出した**。]
(@8) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
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―回想・夜更け/自室―
[目覚めたのは夜遅く、けれど何かが起こる前。 常よりも多く服用した薬は、漸く効果を発揮したのか、咳も、気管が擦れる音も止まっていた。 自身の手を握るマーゴに気が付く]
傍に居てくれたの…? ごめんね、心配かけて。 もう大丈夫。……ありがと、マーゴ。
[握られている手を強く握り返す。 彼女の温もりが嬉しくて、恐らくすぐに離さなかっただろう。]
(0) 2010/02/21(Sun) 07時頃
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お迎え…? そっか。聞かれちゃったか。
私ね、霊感が強いっていうか……死んだ人の魂が見えるの。 小さい頃、病状が悪化して意識が戻らなかったことあったでしょ。 あの頃から……ね。
それで、朝からずっと同じ魂が此処に居るからさ。 私のお迎えに来たのかと思って。
[触れている手が微かに震えているような。 それが、どちらに対する震えかは分からない。 怖がらせたことに「ごめんね」と謝罪して手を離す。]
(1) 2010/02/21(Sun) 07時頃
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もう遅いから、部屋でゆっくり休んで。 私は大丈夫だから。
[常の笑みを向けたが、暗い部屋でそれが確認できたかどうか。 「おやすみ」と告げて、疲れたように再び身体を横たえる。]
気味悪がられちゃったかな。 魂がみえるなんて……
[親友は自身の告白に何を思っただろうか。 まだ、能力とは気付いていないその告白を。*]
―回想・了―
(2) 2010/02/21(Sun) 07時頃
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―深夜―
………………。
[自室のベッドの上に蹲る。 未だ少年は眠らないままでいる。 そこから凍える冬の景色を見上げるのは、 仄かに赤みがかった丸い瞳。
空は、何処にいても、繋がっていると―――……]
……父さん。
[白い小さな指先が包み込むのは、手紙の束。 父との唯一のつながりを示すもの]
(*0) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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[少年からの手紙は、いつも沢山。 封筒に収まりきらないほどの、長い文章。 父からの手紙は、いつも簡素。 封筒に1枚だけの便箋に綴られた、短い文章。
それでも良かった。 父との繋がりが残されているだけで、救われた。 まだ、頑張れば、彼の元に戻れるのだと。
――――年を経るに連れて、 次第に手紙の届く頻度が減っても。それでも、……]
(*1) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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[かたり。
耳に届く物音は、 結社員の男が集会所に戻ってきた証だろう]
…………。
[彼に人狼だと言われれば――、 自分もヤニクも、きっと殺されてしまう。
だから]
(*2) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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[少年はそっと机の上に手紙を置きなおすと、立ち上がる]
(*3) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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―サイモンの部屋―
[夜の闇に紛れて廊下を歩く姿に、音は無く。 するりと目的の部屋に入り込む。 彼は、気づいただろうか。 それとも、気づかなかっただろうか]
サイモンさん。
[少年は結社員の男を見つめながら、薄っすらと微笑んだ]
さようなら。
(*4) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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[おそらく、 サイモンが少年の別れの言葉を聞くことは無かった。
月の出ている白雪の上でならば毛並みが栄えるような、 一匹の小さな銀狼。 それは最初に微笑んだのとほぼ同時に、 彼の胸を一切の躊躇無く貫いた。
舞い散る赤色は、色さえ違えば、雪のよう]
…さようなら。
[既に事切れた男へと、 《人狼》は微笑みながら別れの言葉を]
(*5) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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[その場にヤニクはいただろうか。 彼は少年の姿を見て、何か言っただろうか。
いずれにせよ、 赤く染まった掌を見つめる小さな人狼の瞳の中に、 何らかの感情の色を見つけることは難しかっただろう。 其処にあるのは、無。 プラスもマイナスも無い、空洞のような感情]
…………。
[ヤニクがいたならば彼の方へと顔を向けて、 ことりと首を傾ける。 暫くしてから、ゼロの上に微かに笑みを上乗せして]
いただきましょうか。
[酷く、あっさりとした言葉。 少年はその日初めて、《人間》を口にした**]
(*6) 2010/02/21(Sun) 08時頃
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─ 自室:朝 ─
[ひょうと風が窓を叩く。 木々の間を低く駆け抜ける風の音は、低い呻きのようにも聞こえる。
見れば、窓にはびっしりとレース模様のような見事なまでの霜の華。 一時、雪は止んだのだろう。>>@0]
……、…。
[妹を部屋に連れ帰って後。 物思いにふけるうち、布団の中で眠りに落ちたらしい。 けど、寝た気がしない。 布団の中で欠伸をしていたら、またも妹に起こされるか。]
(3) 2010/02/21(Sun) 08時半頃
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さっぶ…さむ。 く〜〜、冷えんな。
なあ、メアリー。 今日の朝飯はお前かマーゴ辺りで作れよ。 ラルフとかさ。昨日の晩飯、パンだけで俺、腹減ってさあ…。
[身支度を終え、広間に向かう間に妹に話すのは他愛もないこと。 昨晩のことを、少しからかいもしただろう。 その反応を楽しみながら、階段を下りる。
──が。]
(4) 2010/02/21(Sun) 08時半頃
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……あの男が、ころされた…?
[集められて、告げられる言葉。 結社の言葉に、目を見開く。>>#3
そして続けられる『処刑』の言葉。 思わず、女の手にする猟銃に目をやった。
傍らのメアリーの腕を取る。 いざとなれば、背後に庇える。]
(5) 2010/02/21(Sun) 08時半頃
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なんだと…?! 貴様、それじゃ結局、全員。
[言いかけて、口を閉ざす。>>@3 人狼は2人。そう、サイモンは言った。
本棚の片隅に埃を被っていた人狼の物語。 妹が気にしていたあの本の、──結末は、どうだった?]
…きさま。
[女の手には猟銃。 宣言は、命令と同じように冷たく響く。>>@4]
(6) 2010/02/21(Sun) 08時半頃
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