84 戀文村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
クラリッサは、壁】・)ひょこっ
mitsurou 2012/04/01(Sun) 12時半頃
クラリッサは、ブローリンに手招かれて、隣にちょこん。
mitsurou 2012/04/01(Sun) 12時半頃
クラリッサは、昼飯作ってから、ロールかくのだ(ちょっと離席)*
mitsurou 2012/04/01(Sun) 12時半頃
クラリッサは、ログ読みしつつ、ロールを考えるターン。
mitsurou 2012/04/01(Sun) 13時半頃
|
― 約半世紀後の話 ―
[花冷えの春、一人の老女が寝台の中で、 世話をしてくれる少女の話を聞いている。 時折、老婆の口から零れる軽い咳は、 冬に拗らせた風邪で弱った身体故に。]
女の子だもの、男の人から、好きと言って欲しいわよね。
[無口な恋人が、好きとなかなか言ってくれないと、 その少女はベッドサイドの机の上にクロッカスの花を、 飾ってくれながら言う。 最近は、こんな風に少女たちの戀の相談相手になるのが仕事の老女 ――……クラリッサは微笑みながら頷く。]
たまには、貴女から『好き』と言ってみたらどうかしら?
[提案を一つ向ければ、恥ずかしいから無理!という少女。 その様子に、クラリッサは、相手もきっと同じよ……と、 穏やかに返した。]
(1) mitsurou 2012/04/01(Sun) 16時頃
|
|
戀という字はね、遠い国では、いとしいとしという心 って書くそうなの。 心でそう思っていても、なかなか言葉には出来ない……とも 取れるとは思わない? でも、好きと相手に言えて、その言葉が届くことは、 とても素敵なことなのよ。
[この歳まで、独身を通した老女の戀の形。 良く世話をしてくれる彼女は知っていた。 膨れていた顔が、神妙な顔になっていくのを、クラリッサは見る。 その顔に、そっと伸ばす年老いた手。 頬を緩く撫でながら、そんな顔をしないでと、仕草が言う。]
(2) mitsurou 2012/04/01(Sun) 16時頃
|
|
……そうねぇ、私が戀してる人は、とても素敵な人だから もしかしたら、もう、新しい人がいるかもしれないわ。 でもね、それでも逢えたら伝えたいと思っているの
貴方を想って、生きれた人生は幸せでしたって。
[戀してる相手の顔が見えないのは、心配ではない?と少女は問う。 その問いかけに答える老女の声は、穏やか。 沢山の人の死の上にある、自分の生。 辛い幸せ。そんな想いを抱いて此処まで生きたのが、 きっと自分に課せられた業だったのだろう。
目の前の少女が、私も頑張ってみようかなぁ……という呟きに、 笑みを深めて、手を引いた。 昔の自分と同じように、また来ますと、挨拶をくれる少女を、 ベッドの中で見送る。]
(3) mitsurou 2012/04/01(Sun) 16時頃
|
|
[一人になった部屋で、老女は咳を吐く。 なかなか良くならない体調。 けだるさをずっと覚えていれば]
エリアスちゃんも、こんな感じだったのかしらね。
[そんな、感想がポツリと唇から落ちる。 視線を泳がせれば、ベッドサイドにクロッカスの花。 嗚呼、あの人の描いた春の絵にも、この花があったと思い出す。 クロッカスの花言葉は……。 そんなことはきっとあの人は知らなかっただろうけれど。 それとも、知っていたのだろうか。
そのクロッカスの花の傍にある、小箱を引き寄せて開けば、 そこに詰まる物たちに、過去の記憶が蘇って……―――*]
(4) mitsurou 2012/04/01(Sun) 16時頃
|
|
― 戦後直後の話 ―
[ラジヲの音で、敗戦をそして終戦を知った。 それからの日々は、クラリッサにとって怒涛ではあった。 人が少なくなった村の中で、あちらこちらと走りまわる。 ナタリアが預かった手紙を配るのをフォローも、仕事の中だった。
その中で、酒場の裏手で、ヤニクの亡骸が見つかったのは、 そう終戦から間もないころ。]
――……なん、で
[彼の遺体を前にしたときの、クラリッサの動揺は、 筆舌にしがたい。]
(5) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時頃
|
|
[冷たくなった彼を見て、 初めてあの時のダーラの様子に納得がいった。 憤りを全く覚えなかったと言えば、嘘だ。 けれど、何故と問う先は、もう墓の下。
だから、クラリッサが出来たことと言えば、 ヤニクの身体を葬ることと、彼の遺品を探し出すことだった。 彼に預けた本や、彼が親友に預かったという楽譜が見つかれば、 またエピソードが増えるが……それは、一度置いておこう。 少なくとも、彼がクラリッサにあててくれた手紙は、 その時点で遺品としてクラリッサの元へと。]
(6) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時頃
|
|
[そしてもう一通、クラリッサにあてられた手紙を、 女が受け取ったのは、戦後1か月ほどたった頃。 ごたつく戦後の情報網の中、軍部に尋ねた彼の人の行方。 返答は――……行方不明、であった。 だから、その手紙を受け取ることに、 拒否の気持ちがなかったかといえば否だ。 けれど、ナタリアの負担と、ヤニクの死を受けて 心の拠り所が欲しかった女は、その手紙を受け取った。
それでも、封を開けるのに、数日を要した。 それでも、封を開けたのは、若かったからだ。]
2人そろって、莫迦、ね……――。
[読んだ手紙の文字が、水滴に数文字滲んだ。 もらった手紙の2通、どちらも自分の幸せを祈ってくれているのに、 どちらも自分が幸せにすると書いていないのだ。 思い出すのは、姉に宛てられた、彼女の婚約者からの手紙。 たしかに、これは、駆け出す気持ちもわからなくはない。]
(7) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時頃
|
|
[持ち上げた視線の先。 もし、ブローリンが死んでいたのなら、その先に居るのだろうか。 じっと空を見つめ続ける。]
……もし、貴方が其処にいるのなら 私は『おかえりなさい』と言うべきなのよね。
[傍から見れば、唯の独り言。 呟く本人も、そうであることを願っている言の葉。]
でもね、私は、貴方の顔を見て、おかえりなさいと言いたいの。 帰ってきた貴方に、おかえりなさいって言って、 貴方が居なかった間に、こんなことがあったのって、伝えたいの。 貴方に何を話そうって、考えて待つのが、私の幸せ。
[もし……ヤニクが、死んでなければ、 未来は変わったかもしれない。 ブローリン以外に、クラリッサをゆすぶることができるのは、 あの冬を共に過ごしたものだけだから。]
(8) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時頃
|
|
[待つのが幸せといいながら、そうすることでしか、 生きる術をクラリッサは、もう持ってはいなかった。]
だから、もしそこに貴方が居るのなら、今度は貴方が待っていて。 待っていてくれると、思わせていて……。
酷い女で、ごめんなさい。
[彼が死んでしまっているのなら、呟いた気持ちのまま。 そして、心の半分は、まだ彼は生きているという希望に縋る。 どちらにしても、『おかえりなさい』を言うのは先だと。]
(9) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時頃
|
|
― 半世紀後にて再び ―
[流石に彼がもう生きているという希望は、 十年ほど時が過ぎたあたりで諦めてはいたけれど。
その間に、死亡が確定した村人の存在があれば、 おかえりなさいと、迎え続けた。 そして、その中に、彼の名は、ずっとなかった。]
――……もうすぐ、貴方におかえりなさいと言えるかしら。
[箱の中から取り出した、件のハンカチを握って、 咳きこみながら老女は呟く。 50年の間、時に一人泣いたこともある。 そのハンカチは、いつも彼の手の代わりに涙を吸ってくれた。]
(10) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時半頃
|
|
貴方に、話したいこといっぱいあるのよ。
[例えば、少し落ち着いた頃、 ベネットにダーラの店を任せて欲しいと頼んだこと。 ピアノを習い始めたこと。 もし、ヤニクの楽譜が見つかったのなら、 その本来の持ち主(メアリー)との交流。 ――……走馬灯のように、思い出がよぎっていく。]
(11) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時半頃
|
|
[ゆっくりと瞼を閉じれば、眼裏に、 あの日のブローリンの笑顔が今でも鮮やかに。 その残像に、そっと指先を伸ばしてみる。 その手が、年老いたものでなく、若き日の自分の手であるのは、 戀する女故だろう。]
――……おかえりなさい。
[そう言えたのは、クラリッサの夢だろうか。
ハンカチを握り眼を閉じた老女の眼が、再び開くことはなく。 ベッドサイドのクロッカスの花の下、小箱の中、 使われることのなかったミッシェル作の指輪が 淡い光を*放っていた*]
(12) mitsurou 2012/04/01(Sun) 17時半頃
|
|
[夢の中だと思った場所で、伸ばした手に、触れる温もり。 知らぬ声に呼ばれる。 けれど、その声の主を、クラリッサは知っていた。]
ブローリンさんの声って、こんな声だったのね。
[抱き寄せられた腕の中で、長い旅路が終わったことを知る。 苦しみも哀しみもない声が、答えだと……答えで良いのだと。 だから、ずっと、おかえりの次に伝えようと思っていた、言の葉を織る。]
"I fell in love with you."
[何度も見返した、メモに綴られた文字。 その言葉を、言えることの幸せを、 先ほど少女に告げたように、何より女は知っていたから。
――……私は、ずっと貴方に戀していました。]
(23) mitsurou 2012/04/01(Sun) 20時半頃
|
|
[頬に感じる随分懐かしい感覚。 ゆるりと伝って行く涙。 それを拭うものは、きっとハンカチではなくて。]
私も、待ったの。待ったわ。
[泣き笑いの唇が、言葉を紡ぐ。 心が恋しい恋しいと言うことを、 拙くとも伝えられるように。]
おかえりなさい、おかえりなさい……。 貴方と、みんなが、くれた生は、幸せでした。 貴方の帰りを待つ日々は、辛くとも幸せでした。
[それでも、業から解き離れた今このときの幸いには叶わない。 二度と離すことは無いように、と、伸ばした手は、 そっと彼の服の裾を掴んだ。]
(25) mitsurou 2012/04/01(Sun) 20時半頃
|
|
[裾を掴んだ手の、手首を掴まれれば、安堵したように息を吐く。 身をかがめてくれる人の、眼を見ようと、じっと見つめれば、 髪の間に青い瞳は見えるだろうか。]
ブローリンさん……
[情熱的過ぎる言の葉に、頬を少女のように赤らめる。 言葉にすることの、幸せを知ってはいるけれど、 それでも言葉を紡げない、愛しい愛しいという心。]
……莫迦。
[やっと、零したのは、照れ隠しに紡いだ単語。 けれど、女は、その言葉が嘘と判るように、 そっと顎を持ち上げ、睫毛を震わせて瞼を伏せた。]
(27) mitsurou 2012/04/01(Sun) 21時半頃
|
クラリッサは、湯上りほかほか。
mitsurou 2012/04/01(Sun) 22時半頃
|
[家族以外から、初めて受ける接吻け。 残る温もりを確かめるように、唇を合わせて、 片方の手の指先でなどる。
目尻を朱に染めて、それでも嬉しそうに微笑む。 伏せた瞼を持ち上げて、今度は真実を、 温もり残る唇で紡いだ。]
――……莫迦なんて嘘、大好き、よ。 これからも、いっぱい、あなたのことを考えたい。 ブローリンさんの、傍で。
(33) mitsurou 2012/04/01(Sun) 22時半頃
|
|
― 終戦後ナタリア宅にて ―
……ええ、約束したもの。
[ミッシェルの言葉に、淡い笑みを浮かべて頷く。 そして、幸せになれないのか?と、いう問いには、 首を横に振った。]
ううん、待てることも、幸せなのよ。
[上手く言葉で伝えられぬかわりに、 まっすぐにミッシェルの眼を見た。]
(38) mitsurou 2012/04/01(Sun) 22時半頃
|
|
……そうね、私にはもったいないくらいの人。
手紙をもらう前にも思っていたけれど、 手紙を見てからは、もっとそう思ったわ。 そう思わせてくれる人は、 きっとブローリンさんしかいないの。
[辛い幸せが、きっと自分に課せられた業。 生きれる幸いを噛みしめながら、 あの人に会う日の為に長い道を行くことを秘めて。]
(39) mitsurou 2012/04/01(Sun) 22時半頃
|
|
[折れるほど強く抱きしめられて。 その腕の中で、顔を、愛しい人に押し付ける。]
今の私は、貴方の腕の中に居るわ。
[小さな笑みを零す。]
そうね、だから、今までのことを話させて。 貴方に話をしたくて、いっぱい生きたから。
[ブローリンの話も聞きたいと思えども、 それは辛い記憶ならば、今は聴くまい。 けれど、これから流れる時間の中、 その記憶さえもいつか共有できたならと、女は思う。]
(40) mitsurou 2012/04/01(Sun) 23時頃
|
|
ねぇ、ブローリンさんは、ダンスは踊れる?
[腕の中で、顔を上げて唐突な問いかけ。 あの思い出の童話の中のように、踊ってみたいと。
あの童話を、彼の人に一度託した想いは、 本当は、なんの柵もなく恋人たちが寄り添える世に いつかなりますようにと、そう願ったものだったけれど……。
生きては居なくても、浪漫を求めるのは、おそらくは女の性。]
(41) mitsurou 2012/04/01(Sun) 23時頃
|
|
実は、私もね、振っておいて 踊ったことなんてないんだけど。
[ブローリンの答えに、はにかんで それでも女は手を取り、腰を支えられる。 チークダンスならば、寄り添い揺れるだけ。 ワルツなんて難しいことは、できなくても、 同じことができる幸せ。]
姉さんと、その婚約者の人との思い出でね。 生きて結ばれることがなかった恋人たちが 月でワルツを踊るっていう童話があって……
[寄り添い揺れながら、ダンスを強請った訳を話し始める。 そして、その話題から、彼の好きな本の話を強請る。 そんな会話の広がりは、きっと長く、けれど飽きることはなく、 続いて行くのだろう。]
(50) mitsurou 2012/04/01(Sun) 23時半頃
|
|
姉さんたちも、そうね、そうだといいわ。
[水面のように揺れる周りに、花が咲く。 訪れた春を喜ぶように。
踊りつかれたなら、寄り添って座って、 その花の一つ一つを見つめようか。
寄り添って生きられなかった時間を、埋めるように*]
(53) mitsurou 2012/04/02(Mon) 00時頃
|
クラリッサは、ブローリンの腕のなかでゴロゴロ。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 00時頃
クラリッサは、寝落ちかけてたので、素直に寝るです。お星さまきらり*
mitsurou 2012/04/02(Mon) 01時頃
クラリッサは、傍の人に撫でられてにゃふっと。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 14時半頃
クラリッサは、チョコ食べる?(首傾げ
mitsurou 2012/04/02(Mon) 17時半頃
クラリッサは、みんなにもチョコ配るよ。バレンタイン過ぎたけど。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 18時頃
クラリッサは、チョコは幸せの味。晩飯作ったらロール返そう。愛。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 18時半頃
クラリッサは、ダーラに、Σ。仮眠取って〜(ぎゅむっと返した。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 19時半頃
|
― 追憶 ―
[軍人が村に駐屯するようになった頃。 クラリッサは、彼らを警戒して見ていた。 それというのも、義理の祖母になる筈だった人が、 抱えていたものが大きかったのだ。 そんな女が、と或る軍人の見方を変えたのは、 些細な、けれども、今思えば暖かな切欠があったからだ。]
あら……。
[それは、ナタリアの散歩に連れ添った日のこと。 視界の先に、子供たちが遊んでいて、 更にその近くに軍人の姿があった。 軽く眉間に皺をよせ、眉尻を下げるのは子供たちを心配して。 心配する先で、案の定、小さな事件が起こる。 ナタリアに目配せをした女は、慌てて子供たちの傍に寄った。]
(72) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
|
|
[非難の声を上げる子に、ワザとではないのだから……と諭し、 泣きそうな子を宥めるのは、 些細なことで軍人の逆鱗に触れるのを恐れたから。 それでも、徐々に物資が少なくなる中、 貴重な遊び道具を無くそうとしている子供たちの気を収めるのは難しい。 女にできるのは、子供たちと同調し、困ったように見上げるくらい。 枝にかかったボールは、到底女が届く位置ではなかった。]
(73) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
|
|
……っ!?
[と、軍靴が地面を蹴る音がした。 はっと、向けた視線の先、軍人が近づいてくる。 後ろでナタリアも、身じろいだ音がする。 子供たちを守ろうと、引き寄せたのは無意識。 そして、その行動が、その時点での女が軍人に思うことの表れ。
どうあっても、子供は守らないと、と 微かに震える女の前で、軍人は木を見上げた。 その動作で、動いた彼の前髪の隙間から、細められた青い眼を見た。 その色は、怖い色でなく、むしろ懐かしい色。 少し肩の力を抜きかければ、相手は銃に手をやる。 再び、緊張の淵に立たされた女は、唇を噛む。]
(74) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
|
|
あの、ありがとうございました。 とても、助かりました。
[しかし、女の恐れは現実になることは無かった。 銃を手にした軍人は、それが取られるという可能性は考えなかったのか。 脇に置き、なんとわざわざ木に登り、ボールを取ってくれたのだ。
女にとってその行動は予想外であり、 けれど、あの眼を見た瞬間、ありえそうだとも思ったことでもあった。 深く深く頭を下げて、上げた視線。 探すのは、懐かしく優しい色。 しかし、彼の眸は前髪に隠れ、そして自分の後ろを見ていた。 それを少し寂しいと思うのは、姉とその婚約者との思い出故だと、 その時のクラリッサは思う。]
(75) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
|
|
[彼の人の視線の先を追えば、ナタリアに促されたか、 子供たちが駆けてくる。 その後の軍人と、子供たちのやり取りを、 ナタリアの傍で女は見ていた。]
軍人さんも、怖い人ばかりでは、ないのね。
[ナタリアと2人礼を向けた後、去る背には聞こえないだろう声。]
それにね、あの軍人さん、少しお義兄さんに似ていたの。 眼がとても優しい色をしていたわ。
[孫に似ているという言葉を、ナタリアは、どう受け止めたのか。 少なくとも、クラリッサがその無口な軍人を、個人と認識したように、その後、秘密を打ち明けるほどの切欠には、この件はなったのだろう*]
(76) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
|
クラリッサは、ダーラに謹んで、明○チョコを差し出した(食べきれてない分
mitsurou 2012/04/03(Tue) 00時頃
クラリッサは、ぼちぼちおねむなので、ブロリンさんの傍にごそごそ*
mitsurou 2012/04/03(Tue) 01時頃
|
― それは冬のと或る日 ―
あら、もう帰ってしまうの? お茶でもご一緒に……。
[いつものようにナタリアの家へと向かうと、 今日は先客があったようだ。 女がお茶をと誘う相手は、軍人である。 初め合った頃の警戒の色は、女の笑みの中にはないのだけれど、 それでも首を横に振り、去ってしまう人。
大体、いつもこのような調子であったが、ふっと思い出すのは、 初めてその無口な人の表情に感情を見た日のこと。 あの時は、確か幼馴染が彼の絵を褒めたのだと、 ナタリアから聞いた。 その後も仲良くしている話は、 少なくともクラリッサは認識していなかったが]
(95) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
|
|
無口な軍人さん、何かあったのかしら?
[今日も何かで照れていたのかと、尋ねる女に、 老婆は唯静かに微笑むだけ。 クラリッサは、小首を傾げるも、彼女が何も言わないのなら、 それはそれ以上尋ねてはいけないことだと思い、 追及は重ねない。]
えっと、今日は、何が食べたいですか?
[だから、話題変えにと料理の話題を振る。 彼女の答えは何であったか……何かの材料が足りず、 使いにクラリッサが外へと出たのは確かなこと。]
(96) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
|
|
あら……。
[その帰り道、雪の降る中、目立つ色があった。 その赤を纏う人は、村の外から中へ。 見知らぬ人に、一瞬警戒するが、いや……と、 少し警戒を女は解く。
敵国の者であれば、あんなに派手な色は付けていまい。 なにより、この小さな村に何があるというのだ。 駐屯軍は居れど、その詳しい任務内容を知らねば、 女はそのように思う。 だから近づく人に、会釈をして去ろうとすれば、 目の前で落とされるフード。 その下にあった、意外と端正な顔に、クラリッサは瞬く。]
(97) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る