298 終わらない僕らの夏休み!
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ワタルは、スイカ食べながら起きた…おはよう。
wallace 2019/09/10(Tue) 10時頃
ワタルは、……みの?みよ。
wallace 2019/09/10(Tue) 13時半頃
ワタルは、おばんでーす
wallace 2019/09/11(Wed) 22時頃
ワタルは、逃げ出した
wallace 2019/09/11(Wed) 22時頃
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― 夏休み・某日 ―
[家でいつも通り受験勉強をしていると、電話が鳴った。家には誰もいないみたいだから、部屋にある子機で出ると学校からだった。
どうやら、今朝方新聞で報じられていたニュースのひとつで、亡くなった人物がうちの学校の生徒らしい。]
まじすか
[しかも俺のクラスの女子ときたもんだ。流石に身近な人の死というのは驚くし、ショックを与える。 女子の名を聞けば、あーー…エミ達といっつも一緒の、と、心の裡で言う。雛子は、うまいこと溶け込んでて若干印象薄めの位置をキープしている印象を受けていた。]
……、はい、 …ぁー。はい。わかりました。
(31) wallace 2019/09/11(Wed) 23時頃
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[新学期、先生方からの挨拶もあるが、生徒会長としての挨拶が予定されている。故に、――先に心の準備と、なんかソレっぽい事を言わせるために電話が来たのだった。]
雛子…確か、就職決まってたのにな
[世の中うまくいかねーな、って俺は心で思った。 でも次の瞬間俺は、さーて、何て言うといいのかな、と挨拶の内容を考え始めるのだった。
ちゃんと挨拶を考えていたはずなのに、9月1日のあの日だけは その事も全てさっぱりと忘れてしまっていたのだった。]**
(32) wallace 2019/09/11(Wed) 23時頃
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― 9月2日 ―
[朝、目覚ましが鳴り目を覚ます。いつも通りの時間だ。 今日の準備を終えた鞄と、昨日まで解いていた赤本とノートが机の上にある。
そう、俺は昨日は…夏休み最後だから、勉強をしていたはずだ。疲れていたのだろうか、記憶がそれくらいしかない。
身支度を終えてリビングに降りると、仕事へ向かうスーツ姿の父親といつも通りの母親が、おはよう、と言ってくれた。
「昨日の祭は楽しかったか?」 と、父親が言って来た時、―― …?一寸だけ、記憶を辿る間と疑問符が浮かんだ。覚えていない。そう言う事が有り得るのだろうか、と、考えるが、なんとなく疲れていたんだろう、で解決して、「それなりに。息抜きにはなったかな。」と返しておいた。父親は根岸家でしこたま酒を飲んできたのか、ちょっと二日酔いっぽく見えた。だらしないな、と心の裡で思う。]
あれ
[机の上に、小さなブーケみたいな花が飾ってあった。 俺は、毎年9月の頭に母親が花を買って来ている事をよく知らない。その理由も―――知らない。]
(63) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[気付きはしたけれど、特に花について言及はしないまま、朝食を取る。どうせ誰かから貰ったとか、綺麗だったから買っただろう、と、母親との余計な会話を避けるため、花を見つけるだけで済ます。]
…、…
[ああ、でも] [教室に行けば、雛子の机の上に]
―――…
[同級生でクラスメイトである彼女の死を思い出し、少しだけ瞳が細くなる。]
(64) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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* * *
(65) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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『次に、生徒会長の会堂航より新学期の挨拶です。』
(66) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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ワタルは、壇上に上がると生徒に一礼をしてからマイクに向かう
wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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みなさん、おはようございます。 みなさんにとって、この夏休みはどういう夏休みでしたか?
夏休みの前、僕は、二度と来ない夏休みを ぜひ、楽しんできてください。
そう言って、皆さんとお別れしました。
…、… [ 間 ][少し、俯く]
(67) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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まさか、こんな悲しい別れがあるなんて 僕は正直、思っていませんでした。
先ほど、先生方もおっしゃっていましたが 亡くなった明加 雛子さんは僕のクラスメイトでもありました。
彼女の明るい未来を奪ったこの出来事を 僕の心の中で、どう受け止めたら言いか 正直まだよくわかっていない部分もあります。
勿論、皆さんの中にもそういう人がいると思います。
(68) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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亡くなった人は、戻ってはきません。 わかりきった事ですが、簡単に受け入れられない事ってあると思うんです。
だから、僕はまず、彼女との思い出を ゆっくりと思い出していこうと思っています。
そして、それを胸に刻み、忘れずに持ち続ける。
そうしてみようと思っています。
(69) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[ここで一礼し、献花のように壇上に薄紅の花を置く。 そして、表情をぱ、と明るくし、]
さて―― これから、2学期が始まります。
学園祭という大きなイベントも待っています。
僕の最後の仕事です…―――
[と、苦難を乗り越えて前に進もうと明るく振舞う姿を見せたのだった。]
(70) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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* *
(71) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[教室に戻ると、エミらが人にわざと聞こえるような大声で雛子の話をしていた。
「ひなこさぁー、マジでビッチだったからねぇ〜〜。」 「男とかとっかえひっかえだったじゃん。」 「友達の彼氏とか、へーきで奪っちゃったりしてさーー」 「終いには、エンコーでしょ。」(取り巻き達が笑う) 「で、金奪って逃げた時だったらしぃーじゃん。」]
…、おい。
[普段よりも、ワントーン低い声が出た。] [別に無視して放っておけばいいはずなのに、――理由はわからないけれど、なんとなく、俺は怒っている気がした。]
(72) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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「なによ、カイチョーさま、説教でも垂れるつもりぃ?」
死んだ奴に何を言うかは自由だけど 人を貶めることばっか言ってる奴の傍なんて 誰もいたくないと思うよ。
そうやって人のこと悪く言ってさ 自分の価値を落として…、楽しい?
[エミが何か反論を言うより前に]
(73) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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――― あ、ごめん。本題忘れてた。 課題提出まだなんだけど?
[と、普段と同じ顔をしてエミに言った。 ま、返ってくるのは嘘で塗り固められた言い訳だったけど
(74) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[別に言う必要がない言葉まで言った気がする。 秋山が後から、あそこまで言うなんて珍しいな、と言ってきた。
そうだな。俺も、俺が少し理解できなかったよ。]
(75) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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* * *
(76) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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― 9月某日 ―
[新学期が始まり、実力テストも無事に終える。 秋山と、昼飯を賭けて順位を競ったが無事に勝利となり、有難く学食のカツカレーを食べていた昼休みの事だ。
『生徒会長の会堂航君、至急、職員室まで来てください』]
うぇ、まじか
[3分の2食べたカツカレー、残りはまるで飲み物のように食べる事となった。秋山が、ざまぁ、みたいな顔していたから、このやろ、って目で見た。]
(77) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[―――そして、 職員室へ向かうと、その奥の校長室へ通される。]
?
[只ならぬ空気を感じ、少しだけ表情が硬くなる。]
どうしました。
[俺はそこで、宍井澪の死を知る事となった。 名前も殆ど知らない生徒の名前だった、のに、]
(78) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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っ、…
[ぉえ、と食べたばかりのカレーが逆流しかけた。 酸っぱい味交じりの辛味が喉を通ると気持ちが悪い。]
(79) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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…、え、 8月中に ですか
[どうやら今後警察も介入する案件のようで、学校側も対応にこれから追われるようだった。立場上、人よりも先に知る事が出来たけれど、これは生徒全員に知れ渡るのなんて時間の問題っぽいな、と思ったりもした。]
(80) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[彼女の詳細を聞いて、俺は、「ふぅん」とまず思った。 家庭環境はさまざまだけれど、子供の死を隠蔽する親の心境と、事前に何らかの体調の不調があったはずなのに死んでしまったという宍井澪という生徒。]
(81) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[なんというか、俺は、宍井の話を聞いて
不器用、とも違って。 死亡願望があったわけでもなくて。 家庭がどうであれ生きてる奴はいるわけだから、…
―――「生き続けるのが苦手」そうな奴だな。 という感想を彼女に持ったのだった。]
(82) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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* *
(83) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[教室に戻ると、秋山が学食から戻っていた。 なんとなく、だけど、]
2年の宍井って生徒…、知ってるか?
[と、聞いてみた。]
(84) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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「ああ、水泳部の背の高い!知ってる。 "夏休み最後の日、祭りに誘われた"よ。 あんまよく知らない奴だったから断ったけどなー。」
[――― ―――]
……、へ ぇ
[全身が凍りつくかと思った。 なんとか固まった表情のまま返事を返す。]
(85) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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[夏も終わり、この前まで鳴いていた蝉の声も少なくて。 窓の外の木の下で ひっくり返って*蝉が死んでいた。*]
(86) wallace 2019/09/12(Thu) 22時半頃
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ワタルは、うっうっ……泣きながらお布団へ…*
wallace 2019/09/14(Sat) 23時半頃
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― 9月某日 ― >>109>>110>>111>>112>>113
[放課後、生徒会室へと向かう前に呼びかけられ振り向いた。「久しぶり」と掛けられた声の主は――、そうだ、野球部だった出口だ、と、記憶はすぐに結びついた。 その「久しぶり」がどれくらい久しいかという点は相違があったとも知らずのまま、]
出口。 …、…そうだな。
こうして話すのは久しぶりだが、どうかしたか?
(186) wallace 2019/09/15(Sun) 23時頃
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[>>111出口の鞄から取り出されたのは、父親の部屋とかで見た事がある瓶に似ていた。ふわ、と鼻に届く香りは、出口が持っているには、正直不釣合いな気がして、ん?と思う。]
…、…
いや、俺もコロンとか普段もつけないよ?
[『スイートピー』の香りをかぎ分けられる嗅覚は持ち合わせてなくて、なんとなく「花!」としか認識できないそれ。]
(187) wallace 2019/09/15(Sun) 23時頃
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―――― 、ぇ
[『ヒナコ』という音に条件反射みたく小さく声を出す。それから出口の顔を見る。出口と雛子の関係性を思考するも、彼女が野球の応援に行っている事とか知るはずもない身。]
…、っお い 、まッッ
[半ば押し付けられるように貰ってしまったコロン。 いらないと言っても全然良かったはずなのに、――『泣かれる』という言葉に、俺の知らない俺が、何かを訴えたみたいな心地になったせいで、動きが遅れた。]
(188) wallace 2019/09/15(Sun) 23時頃
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…、…
[>>114 「従兄弟」の言葉に、出口を驚いた顔で見てしまっただろう。出口に根岸と従兄弟といった記憶は、ない。俺の知らない俺が、何かをしたのだろうか。解らない、覚えてなんていない。 「知らない」事に対して、嫌な感じを抱いて、もやぁ、っとして、同時に苛立ちも覚えた。]
それくらい、出口が言え…っ
[八つ当たりのように言ってしまったのは、彼の姿が見えなくなった後。政宗と会話をしたくても、開いてしまった距離の埋め方が解らなくて、結局、ずっと後回しにしていた事を指摘されたみたいで、すごく、嫌だった。]
(189) wallace 2019/09/15(Sun) 23時頃
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