人狼議事


244 とある生徒会長の日常

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【人】 会計士 ディーン

― 翌日:手芸室 ―

[少年は、その教室の奥の棚から
とある箱を持ち出し、ゆっくりと開く。]


――――先代。
貴方の偉業には遠く及ばずな俺ですが
この手芸部を継ぐ者として、今日はこれを背負っていく。


[箱の中から現れるは、牡丹の装飾がなされた金色。
それは手芸部部長に代々伝えられるという、秘具。
――――『金指・貫』であった。]

(2) 2016/01/15(Fri) 01時頃

【人】 会計士 ディーン


[手芸部がこの学園に作られた初代部長から
延々とこの“指貫”は引き継がれているらしい。

それを嵌め、手を握ると
不思議と其処から力が沸き上がる―――……!]


これが、先代の言っていた
手芸スピリットか……歴史を感じる。


[英霊達の魂が、今その手に集中したような気がした。
未だ少年の紡ぐ糸に先は見えずとも、この戦いの中で見つけるまでと]

(3) 2016/01/15(Fri) 01時頃

【人】 会計士 ディーン



さあ、来い。

『かざ糸のハカリ』の糸は伊達じゃないぜ。


[口調が乱れつつある今。
少年の内なる闘争心も覚醒めかけている

――――……のかも知れない。 *続く*]

(4) 2016/01/15(Fri) 01時頃

【赤】 会計士 ディーン



………これを付けるのを忘れていた。


[果たしてその声が通じる先は誰であったろう。
編み物人でもない限りは、早々に敵意を向けはしないだろうが**]

(*0) 2016/01/15(Fri) 01時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/15(Fri) 01時頃


【人】 会計士 ディーン

― 手芸室 ―

[危うく通信機を取り落としそうになった。
恥ぬ戦いをと思うばかり、前年度の優良成績部である
編み物同好会の彼女がこちら側だという事を忘れていた。]


………これは厄介な事になった。


[しかし序盤から通信機を持つ者同士で戦うのも“芸”がない。
聞こえた声が、同士―――芸に通ずる彼女であるからこそ
その想いは同じである事を願うばかりだ。

勿論、今年こそは“引き分け”という結果で終わらす気もないが。]

(43) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

【赤】 会計士 ディーン




………そっちこそ。
自分の“糸”に足を取られるなよ。


[通信機から響き渡る編み物人のテーマ。
そして何やらアクシデントが起きたらしい気配に一言。]

(*2) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/15(Fri) 21時半頃


【人】 会計士 ディーン



だが、俺は俺のやる事をやるまで―――――……


[少年はその金糸を文字通り糸で束ね上げる。
そして糸が結わえ付けられた長定規を背負い、往く。

扉へ?
 いいや、違う。

グラウンドが見える窓へ。
躊躇いなく、一気にその身を空へ投げる!!!]

(48) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン

[―――――――ダ ァ   ンッ !!!! ]

(49) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン



『馬鹿な!飛び降りただと!?』


         『正気かよ!!一体何階だと思ってんだ!!!』

  『きゃああああああああ!!!!』


[そんな悲鳴にも似た声が一年生達の合間から上がる。
勿論、そのまま落ちれば無事では済まないだろう、しかし]

(50) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン



は ッ……!!

    [シュ コ      ォッ ―――……]


[それは空中に浮く間の一瞬の出来事。
少年は同時にいくつかの針の穴へ糸を通し、校舎へと投げ放った。

針の先は校舎の壁を抉り、突き刺さる。
そうして、まるで舞踏《ダンス》を踊るが如く
校舎の壁を蹴り、糸を手繰って地上に舞い降りる姿が其処に。]

(51) 2016/01/15(Fri) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン


[ ゴ フ ―――――――――…… ォゥ…… ]




さて、誰か居ないか。

[砂煙を巻き上げ、少年の姿を隠したのは一瞬。
煙が晴れる頃、女子生徒が恐る恐る開いた目には
糸をも巻き取り終え、平然と立ち尽くす少年の姿があるだけだった。]

(52) 2016/01/15(Fri) 22時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/15(Fri) 22時頃


【人】 会計士 ディーン

―――誰だッ!!!

[>>56突如現れた謎の美少女(?)
暗黒色をした剣は、グラウンドを鳴らす。

同じクラスの明乃という事は事前情報
……というかまあ色々な色々で知り得てはいるが。
いざ目の前に立ってみるとその出で立ちは……別格だ。]

俺は、名乗る程の名前はない。

[かざ糸の……などと呼ばれてはいるが
それは先代の築き上げてきた手芸部があったからこそで
だから、少年は今はこう言う]

(59) 2016/01/15(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

―――――……通りすがりの、ただの手芸部だ。



[ズォ……、と背から抜けられた長定規。
まるで剣のように伸びたるそれは、今
暗黒騎士団《剣道部》と対峙した。]

(60) 2016/01/15(Fri) 22時半頃

【赤】 会計士 ディーン



らしくもない。


……しっかりしてくれよ。
手芸部が好敵手と認めた編み物同好会がそんな事ではな。

[男なりの激励なのか、はさておき。
その顔に暗黒微笑が張り付いている内は大丈夫だろう。きっと。]

(*4) 2016/01/15(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

良いだろう、その裏声がいつまで続くか見せてみろ!!!


[逃げも隠れもしない。
真正面から暗黒の刃を、長定規で受け止めて―――……]


ぐッ……!!!


[だがしかし、あくまでも運動部ではない手芸部だ。
純粋な力では圧倒的に剣道部の方が上。
少年の身体は弾かれたようにグラウンドを滑る。

――――ならば。]

(66) 2016/01/15(Fri) 23時頃

【人】 会計士 ディーン

―――――神速・採寸ロンド!!!!!


[ジャコ  ッ]
  
       [ ジャコ    ォッ …… ]


[少年の制服内側から対なるメジャーが取り出され
それはXを描いてトルンの身体を採寸せんと襲いゆく!!]

(67) 2016/01/15(Fri) 23時頃

【人】 会計士 ディーン

――――― づ、ァッ……!!!


[>>74色は暗黒。……にも関わらず
それを操る動きは、いと可憐(!)であったという。

剣技・ブラックトゥルースはメジャーを叩き堕とし
手芸部がうつ手段はもはやない……かのように見えた。]


だが…… ッ
 “既に採寸は完了”している。

[コオ、と光に当てられれば、糸が見える。
トルンが着込む可愛らしい服から、少年の手へと伸びる糸が。]

(79) 2016/01/15(Fri) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン


直す事に長けるという事は

つまり!!!

その逆にも長けるという事―――!!!


[医者と似たようなものだ。
直し方を知っているのであれば
壊し方をも、少年は熟知している。]

(81) 2016/01/15(Fri) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

――――…… 輪廻糸走・ラプソティー



[それは、相手の服を解れさせ
隙を作るという手芸部の奥義の一つ。
鎧部分には通じないだろうが、着込んだ服であれば或いは。

一年前、先代がやってのけたこの技に
男子特有の憧れを抱いたのもまた事実であるが
今、現実に対峙しているのは女物の服を着た男である。**]

(82) 2016/01/15(Fri) 23時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/16(Sat) 00時頃


【人】 会計士 ディーン


はぁっ……… !!


[さて、トルンがトルンであるが故の
装飾部分は一体どうなってしまったのか。

それはさておき、手首を抑えながら身体を起こした少年に
何やら地響きのような音が遠くから聞こえてくる―――……]

(107) 2016/01/16(Sat) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン

[┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨]


[と、そんな効果音が付きそうな程の速さで
四足歩行の白い物体がこちらへ駆けて来る。]


あ、あれは……漫研部部長か……!?


[何故このような着ぐるみを着たような姿になってしまったのか
萌えの過剰摂取《ドーピング》でもしたのかは分からないが
完全に理性を失っているように見えたそれは、
ただただ恐ろしいものであった。by手芸部]

(108) 2016/01/16(Sat) 20時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/16(Sat) 20時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/16(Sat) 21時半頃


【人】 会計士 ディーン


ちょ、ま ッ ………!!!!


オイ待て……


[ドゴ ォゥッ―――!!!
と、そんな音を立てて渾身の体当たりを喰らう。
通信機内の忠告をやっとの思いで聞き取れば、対象から距離を取り。

男相手であれば問題ないだろうと思っていた奥義も
彼女の手にかかれば問題大有りらしい。]

(111) 2016/01/16(Sat) 22時頃

【赤】 会計士 ディーン

手が付けられない!!!!

[ぐ、と呻く声が通信機に響く。]

なんとか宥める方法はないのか!!!

[漫研部の亡霊のような呻き声と共に
何とかしろお前の友人だろとでも言いたそうな声が響く。]

(*7) 2016/01/16(Sat) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

こんな時………アイツが居てくれれば……… ッ !!!!

(112) 2016/01/16(Sat) 22時頃

【人】 会計士 ディーン



……萌えの過剰供給《オーバードーズ》、か。
サービスをすれば自滅するかも、とは言うが……


[一体それは何なんだ。
少年自身は疎い為、分からない。
やはり“アイツ”が居なければダメなのか……?

そんな事を考える内にも、白い悪魔は襲い来る。]

(117) 2016/01/16(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

―――――――ぐ ッ……!!!


[いくらかのダメージを覚悟し、目を瞑った……その時だ。

>>114暖色の毛糸が編み込まれ、地を這い
漫研部部長、もとい白い悪魔の動きを止めた。]

(118) 2016/01/16(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン



礼は、言わんぞ………
俺を救った事を、今に後悔するだろうな!!!


[そうして、男も糸を通した針を四方へ投げた。
針が刺さった場所を支点として、操り人形の如く白を絡め取る。

毛糸と糸。
二つの糸は同時に漫研部の動きを奪う。
ここに螺旋十糸《ダブル・チェイン》が完成したのだ。]

(119) 2016/01/16(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン


………ッ ………!!!!


[だが、所詮は動きを抑えるだけだ。
決定打が決まらない事には恐らく暴走は止まらないだろう。

二人の力で果たして何処まで持ちこたえられるか分からないが
今は、救世主《メシア》が来るのを信じて待つ。]

(120) 2016/01/16(Sat) 22時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2016/01/16(Sat) 22時半頃


【人】 会計士 ディーン



俺は、……これでも手芸部部長だ。

遅れは取らない。


[編み手へと返す強気な言葉とは裏腹に
その額には、疲労の汗が滲み。

少しでも気を緩めば、飲み込まれてしまいそうな錯覚を覚えた。
―――――その時だ。声がしたのは。]

(125) 2016/01/16(Sat) 23時頃

【人】 会計士 ディーン



『  か……

               け

       ざ
 
                       ん 』


 

(126) 2016/01/16(Sat) 23時頃

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