人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 08時頃


【人】 石工 ボリス

─ヒューの部屋─

 珍しいことでもないんは…確かにのぉ。

[それでも話したくないこともある、とは謂えずにいた。
 忘れてしまうだろう、日々の些細な出来事は忘れてしまうのが吸血鬼の性だと教えたのは館の主。
 だからこそ謂える言葉と、だからこそ謂えない言葉とがある。]

 ────ヒュー…

[落としたのは痕、彩る朱の花弁。
 忘れても明日、きっとそれだけは残るもの。
 熱が集まり赤くなる肌を撫でては、いとおしそうに名前を呼んだ。
 何人目ともわからない、初めての男。
 それでも良いと謂ったのは今日が初めてなのか、それさえ忘れてしまったひとつなのか。]

(23) 2014/12/24(Wed) 14時頃

【人】 石工 ボリス

[滲む紅、巻いた白、つけた朱。
 靄が薄い今なら何かインスピレーションが降りてきそうだと思ったが、それはまだ遠く。
 仕置きと繰り返す言の葉も、初めて聞いたのだろう嬌声も、男を鼓膜から震わせる。]

 ん、ンッ──… ……、…早いのぉ

[咥内に広がるものを願い通りすべて『吸って』から、喉をならして笑う。
 揶揄もまた愛しさの裏返しではあるが、これも記憶の中で埃のように積まれては消えていくのだろう。]

 こぉら、仕置き謂うたじゃろ?

[堰止めたのは射精でなく、荒い息のまま入れ替わりを促す彼自身。
 ぺち、と額を軽く叩いて瞳を見詰める。]

 だあめ。
 『また今度』な?

[来るともわからない。
 忘れらるる未来の約束を落とす、仕置き。]

(24) 2014/12/24(Wed) 14時半頃

【赤】 石工 ボリス

 
 
   忘れて、ええよ。

        ───『愛しとる。』
 
    

(*3) 2014/12/24(Wed) 14時半頃

【赤】 石工 ボリス

[初めてか、もう何度目になるのかさえ、自分でもわからない言の葉。
 他の吸血鬼にも囁いただろうか。
 それとも、彼にしか囁いていないのか。

 忘れてもいいという呪いの言葉を、魔法使いは落としていく。]

(*4) 2014/12/24(Wed) 14時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 14時半頃


【人】 石工 ボリス

[甲高い声は、記憶に刻み込む。
 熱に潤む瞳も、呆気にとられた顔も、他の表情もまた深く。
 拗ねるような顔も。]

 ……おー、換えよか。
 変な声出すなよー、我慢できんなるけ。

[挨拶のような口付けに、擽ったそうに笑えば。
 固く結んでいた結び目をほどいて、包帯を交換し始めた。
 背中も、腕も、濁る紅から綺麗な白に。]

 おまじない。

[傷のない肌に柔らかなものが触れて、そう告げるのも昼と変わらず。
 そして包帯の上から腕に巻き付ける、バンダナ。
 不思議な顔をされても、頭を撫でやって誤魔化した。]

(33) 2014/12/24(Wed) 16時頃

【人】 石工 ボリス

[寝るといった彼を寝台へと横たわらせ、寝息が聞こえ出すまでは傍にいよう。
 そして朝が来る前に、男はその部屋の扉を抜ける。

 そっと、額に口付けを落として*]

(34) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

【赤】 石工 ボリス

 おやすみ。

[頬を触れる挨拶の口付けは、まるで『さよなら』のように感じた。

 忘れていいと謂った。
 だから、それでも構わない。

 ──そう思っているなら、バンダナを巻いたりなんてしなかったろう。

 額へ口付けてから、男は部屋をあとにした*]

(*6) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時半頃


【人】 石工 ボリス

─翌朝─

[朝起きて、最初に感じたのは違和感だった。
 寝起きに頭を掻いて、バンダナがないことに気づく。
 昨夜ヒューの腕に巻き付けたことを思い出して、更に違和が膨らむ。
 『何故』そうしたのかを覚えていたからだ。
 毎日記憶がリセットされるわけではない。
 が、あまりにもいつもより鮮明に思い出せたのだ。]

 ……何をしとんかね、わしゃ。

[固い髪を掻きむしる。
 理性で止められなかったのは、薬を飲まなかったせいだろうか。
 ぐるぐると考えているところで、朝食の鈴がなった。]

(40) 2014/12/24(Wed) 17時頃

【人】 石工 ボリス

─談話室─

[昨夜は簡易サンドウィッチを食べた、だから朝昼抜かしたところで問題はないだろう。
 主の手のこもった朝食に目もくれず、誘われることなく
 男はふらふらと談話室のソファに座り込んだ。]

 だ、る。

[体が少しばかり、重い。
 薬を飲まなかった影響だろうか。
 それとも、宣言通りに風邪でも引いてしまったのか。

 掲げられた絵を見上げて息を吐き出す。]

(42) 2014/12/24(Wed) 17時半頃

【赤】 石工 ボリス

[目を伏せる。
 今『は』鮮明に思い出せる。
 声も匂いも味も、表情も。
 巻いた包帯も、剥がしたガーゼも、拭いた体も。

 おやすみの、言葉も。]


 ───いつ、忘れる?


[『昔』を忘れてしまった時のように。]

(*9) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 石工 ボリス

[伏せていた目を開けて、目の前にある絵画を眺める。
 絵を描く身でありながら、この絵をあまり見ていなかった。

 ───いや、避けていた?]

 ………………。

[色彩、筆運び、すべてに見覚えがあった。]

 いや、ちがう。
 わしが描いたんじゃ、ない。

[けれど同じ絵を描いたことがある。
 そんな気がして、ならなくて。]
 

(47) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 石工 ボリス

 ん、ん、あ。

[どれだけぼんやりとしていたのか、誰かの気配に全く気がつかなかった。
 立ち上がる彼には気の抜けた声が返ることだろう。]

 メシは、ええわ。
 なんかちょっとだるいし。
 遠慮なく食うといで。

[上位のものが下位に遠慮などすることもないだろうが
 男は変わらず、声をかける。]

(49) 2014/12/24(Wed) 18時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 20時半頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 21時頃


【人】 石工 ボリス

[暗闇の色彩も、薄明かりの島の大きさも、小舟を打ち付ける小さな波のタッチまで
 少し薄れ始めた記憶のヴェールの向こう側にある。
 知っている、この絵を描いたことが──]

 ん、そじゃね…絵描く…よ。
 やる気、は、描きたいモンかけるわけじゃないけ──

 ───っ、い

[大きなカンバスに向かう男自身の後ろ姿。
 筆を運ぶ映像まで思い出せば、頭部に鈍痛が走った。
 思い出せない、忘れ去った記憶。]

 ……め、し、行かんの?

[薄く笑う顔を見上げて、自分の頭を軽く押さえた。
 食事にいこうとする足を、止めてしまっているとわかりながらも
 かけるのは身の程知らずの立場をわきまえない言葉。]

(72) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【赤】 石工 ボリス

─ヴェールの向こう側─

   「クアトロ、できたかい?」

 ああ、出来たよ。

   「こいつはいい出来だ!」

 そうかい、そりゃよかった。

[淡々とした声と、無駄にトーンの高い声が会話をしている。
 ブツ切れになる映像は頭痛のせいでノイズがかかった。]

(*11) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【赤】 石工 ボリス

[大きなカンバスに向かう、何かを描く筆。
 完成品が並ぶ部屋。
 塵のように転がる硬貨の山。
 乱れたシーツの上に組敷いた、誰か。]


    「忘れないで、クアトロ。
     キミは、ボクを─────」


[嬌声が聞こえて、重なる。
 消えた記憶の誰かと、昨夜のヒューと。]

(*12) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 石工 ボリス

[首を軽くふって、薄れ行くヴェールの向こう側を振り払う。
 話していた彼の視線がこちらに向いていて。
 男は細い瞳を更に細めて笑って見せた。]

 描きたいモンが、ない…思い浮かばん…のかな。
 技量がないわけじゃない思う。

[曖昧になるのは、もうずっと筆を握っていないから。
 部屋には大きなカンバスがあるのに、そこには染みひとつない。
 もうずっと、描いていない気がする。]

 体調は……ちと、だるいだけ。
 なに考えとったかは………そーね。

 誰か喰いたいなとか、そんなとこ?

[冗談混じりに。]

(80) 2014/12/24(Wed) 22時頃

ボリスは、ヒューの立てた音の方向を向いて。

2014/12/24(Wed) 22時頃


【人】 石工 ボリス

 贅沢……そ、じゃね。

[ふっと浮かぶ。
 描きたくとも描けない、けれど描かねばならない。
 それがどれだけ『苦痛』か。]

 人を描くんは苦手なんじゃけど。
 『忘れてなかったら』描いてみようかね。

[きっと、描けない。
 わかっているから、落とせる言葉。]

 誰でも……っ、と。
 …………んじゃ。

[ガラスの割れる音がして、体が動きかけたところで声がかかる。
 心ここにあらずとは、幾分的を得た感想だ。
 溜め息を真っ直ぐに受け止めながら、離れる背を見送った。]

(88) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 石工 ボリス

[背中は食堂の方へと消えて、ソファに一人深く沈む。
 物音の方へ掛けていこうかとも思ったが、体が重くて動けなかった。

 鈍痛が響いて。
 やけに、喉が渇く。

 何かを飲みたい。
 赤く揺らめく葡萄酒のような。
 それよりも熱い、もっと鼻を突くような。
 喉を焼くような。]


 ……────血。


[は、と少し荒い息を吐いた。]

(89) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【赤】 石工 ボリス

 ……───。

[何もすることがないなら。
 宙に手を浮かせて、何度か握っては広げてみる。
 もちろん何が描けるわけでもない。

 見透かすのは得意でも、見透かされるのは得意じゃない。
 誰にも等しく、立場の弁えない口調で
 何も考えていないように思えてその実。
 誰にも等しく、距離を保って
 何を考えているのかわからない【4】の瞳。

 短い会話の中に感じた類似。
 浅い息を吐いた。]

(*17) 2014/12/24(Wed) 23時半頃

【人】 石工 ボリス

[廊下を動く人の気配、その中には柑橘の匂いも混じっただろうか。
 力なくソファに沈む男の瞳が、菫色を捉える。]

 ……おはよ?

[軽くだけ声をかけた。
 勿論、上のものに掛けるべきではない口調で。]

(93) 2014/12/24(Wed) 23時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 23時半頃


【人】 石工 ボリス

 そお、かのぉ。
 時間とかよぉわからん。

[ふらり、手を伸ばしてみる。
 菫色か、或いは金糸を捕まえるように指先を動かすが
 だるい体は俊敏さなど持ち合わせていない。]

 風邪か……の?
 ちとだるいんよ。

[端正な顔が歪な笑みを浮かべている。
 は、と吐き出すのはやや熱い吐息。
 細い瞳で、その表情を見上げる。]

(101) 2014/12/25(Thu) 00時半頃

【赤】 石工 ボリス

 ───傍、こん?

[下位の男に命令の力などない。
 けれどもこれは『懇願』ではない。

 渦巻く渇きを満たしたいが為。]

 わしと暇潰し、……しょーや。

[一滴落とす、罠。]

(*18) 2014/12/25(Thu) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

 縛られるんは、苦手でね。

[飼われている犬が如く。
 定時に振る舞われる餌も、それを知らせる鈴も。
 従いたいと思うものとは程遠いのは、男の血がまだ薄いものだからだろうか。]

 さあ、さすがに寒空の下にでもおれば風邪も引くん違う?
 いっ …て、ははっ。

[振り払われた手に小さな痛み、それも鈍い。
 冷たい視線が降るならば、軽く肩を竦めて見せた。
 つれない『兄』だ、上の者達には媚びへつらうくせに。]

(105) 2014/12/25(Thu) 01時頃

【赤】 石工 ボリス

 暇潰しに意味なんかなかろ。
 『オニーサマは幾分冷たくあられますこと。』

[髭面の糸目が、目の前の端正な男の口調を真似て揶揄する。
 蔑む色には唇に弧を浮かべて、笑って見せる。
 こんな風に揶揄するのは初めてか、過去にもあったのかもしれない。
 思い出そうともしない『今』、そんなことはどうでもいいことなのはお互い様か。]

(*20) 2014/12/25(Thu) 01時頃

【人】 石工 ボリス

 ど、こいせ…っと。
 したら、ゴキゲンヨウ?

[喉奥を鳴らしながら立ち上がり、ひらりと手を振る。
 罠に掛からぬのなら、それまで。
 ふられてしまったなら、他の獲物を探しにいくのみであろう。
 わざとらしく、普段口にしない別れの挨拶を吐き出して ふらりと、別の部屋に向かう。]

(108) 2014/12/25(Thu) 01時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時半頃


【人】 石工 ボリス

─途中・廊下─

[少しふらつく足取りが、途中でゴミくずを蹴りつけた。
 なんだと手に取り、広げる。
 全く覚えのない写真の中に、映る吸血鬼たちの姿。
 男も写っていると謂うことは、相当昔でもないのだろうか。
 男自身はその写真の中で、背を向けていた。
 振り返った顔が、やけに冷めた無表情をしている。

 視線が移り、無意識に探す一色。

 ふっと笑みを浮かべると、写真は窓辺に立て掛けておくことにした。
 ゴミにするにはあまりにも勿体無いと思う。
 立て掛けた窓のすぐ近く、ガラスが割れている窓があって。
 そこに残されたメモもまた、ふと表情を崩させた。]

(110) 2014/12/25(Thu) 01時半頃

【人】 石工 ボリス

─ジリヤの部屋前─

[男の足は緩やかな速度で、ジリヤの部屋まで訪れる。
 衝動は少しずつ強いものになっているが、まだ我慢できないでもない。
 薬を飲むなと命令した者の元へ、その成果を見せに来たのである。]

 し、らゆきー。

[穏やかな朝の光と、歌が包む部屋の中を知らず。
 男は無遠慮に扉をノックして、昨夜呼ぶなと謂われた呼び方を口にする。]

(111) 2014/12/25(Thu) 01時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時半頃


【人】 石工 ボリス

 あーりゃ、アルジサマ。
 どしたのこんなとこで、ごきげんうるわしゅー?

[想定外の相手が出てきて、ふっと唇を吊り上げる。
 距離をとるための、飄々とした仕種。
 それが館の主であろうとも変わらない。]

 白雪に御執心け?

[他の吸血鬼たちにもそうなのだろうか。
 それともここの姫だけが例外であろうか。
 少し揶揄するように、首を傾げた。]

(114) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【赤】 石工 ボリス

 なにを。
 ちゃんと飲むって、持っていったじゃろ?

[息をするように嘘を吐く。
 まさかそんなこと有りはしないだろうとでも謂いたげに。]

 しっかり飲んだよ。

[肩を竦めて、隠すのは微かに上がった息。
 『吸血鬼』に隠しきれるとはあまり思ってはいないが。]

(*24) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【人】 石工 ボリス

 羊一匹に構っとる間に、他の羊は逃げ出すかものぉ?

[放たれた羊の中には、逃げ出そうとするやつもいるだろう。
 羊飼いの監視がないのならば、なおのこと。
 男は肩を揺らして笑う。]

(122) 2014/12/25(Thu) 05時頃

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