人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 01時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

―自室→牢前へ―

―――っ!

[周囲の部屋周りでばたばたと何かの音が時折聞こえつつ。
この程度の騒がしさはそこまで珍しくもない――人が減った分いつもより静かなくらいだ―ので、黙々と作業を続けていた所。

ふいにまたひとつ聲が聞こえて、
しかもそれが随分覚えのあるものだったので、
思わず険しい顔を上げた。

ヘクター船長、すまんな、と。
この船で自分を副船長ではなく船長と呼ぶ者が居れば、心当たりは一つだ]

………あの馬鹿、

[ちっと舌打ちをすると、手入れの終った槌を背負って部屋を出る。
皆が集まる医務室ではなく、真っ直ぐ階段を降り、気配に導かれるまま船底へ]

(38) 2014/12/14(Sun) 11時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

―牢前―

[階段を降り、牢前に足を進めれば。
やっぱりと言うか何というか血に塗れて倒れるホレーショーの姿。
その場に屈んで傷跡を見遣った。喉を刃物で一太刀。>>0>>1
それは人狼によるものではなく、確かに人間の仕業だと見て取れた]

…この切り口は、船長か。

[その道化はもうこの場には居ないが、
大よその死因を察して溜息をついた。]

(40) 2014/12/14(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[わざわざこうして人気のない所での一騎打ち。
どちらかが襲われたような叫び声も、乱闘めいた後もなかった。

となれば、恐らくは合意の上での戦闘。
他ならぬ弟分からミナカが怪しいという遺言を受け取りつつ、
船長に向かっていったホレーショー。

長い付き合いだ。奴の思考回路くらい大体見当はつく。

乱闘の末、船長に首を撥ねられたのだというグレッグ。
その敵討ち、もしくは本人なりのけじめとでも言った所か。
恐らくは勝ち目が薄いと分かっていて、それでも挑んだ。
情に厚い彼らしいことだ。]

(41) 2014/12/14(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

テメェまで死ぬんじゃねェっつったろ。
どいつもこいつも俺の言うことなんざ聞きゃしねぇ。
……俺は生き急ぐ馬鹿は嫌いでな。

[理解はしても納得できるかどうかは別の話だと、低く唸る。
ごつ、と息絶えたホレーショーの頭を小突いた。]

ああ、
爪無しってのは撤回してやるよ。
……テメェはそれ以上の大馬鹿野郎だ。ホレーショー。

[息絶えたその姿も、感じる気配も紛れもなく人間のものでしかない。
彼がまさかその奥に獣の性を秘めていた等と知る由もないから、全く皮肉ではあるけれど。
苦々しげに吐き捨てると、ホレーショーの遺体を担ごうとする。
せめてもの情けだ、まだ海に捨てられていないならグレッグの側に置いてやろうと。]

(42) 2014/12/14(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ホレーショーを担ごうとする前。
不意に床に銀色に光る何かを見つけて何となしに拾い上げた。>>2:284
何だこりゃ、とまじまじ眺めようとした所で声をかけられる。
階段の方を見遣れば、呆然と立ち尽くすセシルの姿。>>43]

………ああ。

[死んだ?という問いかけには、見りゃわかんだろとばかりに短く肯定を。]

喉元をざっくりとな。
人狼じゃねぇぜ。多分こりゃ船長の剣だ。
馬鹿が喧嘩売りに行って馬鹿なりに死んだらしい。

[低い声で自分に察せる分の状況説明を]

(44) 2014/12/14(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[淡々とした説明に言葉を失いつつセシルが問う。>>45
どうするのか、というのはつまり。
己がホレーショーと気安い仲だったことを指しての事だろう。
――即ち、お前は船長に向かっていかないのかと。
その言葉にじっとセシルの方を見て。ややあって事もなげに答える]

……どうもこうも、あいつが勝手に死んだんだろう。
あのお人よしと違って、玉砕覚悟で仇討ちなんてのは俺の柄じゃねェからなァ。

[そう、手下を殺した相手に仇と言って憎悪を向けるなら、
10数年前のあの時だって同じことだった。
けれど自分はそう言った矜持よりも己の命を取って道化に下ったのだ。
自分では叶わないと思ったから。

けれど、]

(46) 2014/12/14(Sun) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

俺は俺が生きるためだけに槌を振るう。
それは今も昔も変わんねェよ。

けどもう、自分の命以外に喪いたくねェモンは
殆どなくなっちまったからな。
精々俺が生き延びてそれを継ぐしかねェだろう。

誰が化物だろうが、人間だろうが、力で叶うとか叶わねェとか、
こうなっちまった以上ぐだぐだ考えんのはやめだ。
人狼は殺す。人間でも邪魔な奴は殺す。
その結果何がどうなっても知ったことじゃねェな。


[淡々とした口ぶりではあるが、渦巻くやるせなさや、激情を抑えるような声だった。鋭い昏い目でセシルの方を見て]

(47) 2014/12/14(Sun) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター


………お前はどうなんだ、俺の味方か?
何か知ってンのか?

―――それとも、テメェが人狼か。

[何も今すぐここで襲い掛かろうってハラはないが、向ける殺気は本物だ。挑発するようゆっくりと槌を向けて航海士を睨んだ。*]

(48) 2014/12/14(Sun) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[殺意と得物を向けて航海士を睨みつけると
セシルが怯えたような表情で固まり、その場に立ち尽くす。>>52
そもそも彼は非戦闘員なのだから当然だ。
―――尤も彼がその下に獣の本性を隠していなければ、の話だが]

そもそもよぉ。
疑わしい奴を始末するってんなら、
俺以外を片っ端から殺して行けば早いって話だ。
ちと手間はかかるが、なっ!!

[そう言い残すとホレーショーを抱えたまま一気に距離を詰め、
セシルに足払いをする。
それが成功すれば腹に槌を叩きつけようと一閃した]

(55) 2014/12/14(Sun) 14時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[階段で立ち尽くしたままのセシルにそれは当たったか。

彼が人狼であるなら殺意を向ければ本性を表すか、
と思っての行動だったが、航海士からは悲鳴も否定も上がることは無かった。
只瞳に映ったのは、人外じみた蒼々とした瞳の色。

ヴェラの紅い瞳とは違うそれはそれで気にかかったが、
ここで本格的にトドメを刺す気はなかったので、
一撃は普段のヘクターにしてみれば軽いものだったろう。
非戦闘員たるセシルがそれをどう受けるかはともかくとして*]

(56) 2014/12/14(Sun) 14時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[足払いをかけるとセシルが成す術もなく階段から転がり落ち、そこに追撃をかける。>>57>>58
血と吐瀉物を吐いて倒れる男が何ら悲鳴の一つもあげない事に少し疑問に思った。
禄に動けないのはこちらの殺気に怯えたにしても少し妙だ。

眉を潜めつつ、痙攣するセシルの側に寄る。
物騒な蒼い光を湛えていたその瞳が、徐々に元の色に戻り、やがて瞼を閉じる]

――あー…………
ちっとした牽制のつもりだったが。

[普段相手にしてるのが荒くれ者ばかりなので、
いまいち力加減が分からないのだ。
がしがしと頭を掻く。]

(59) 2014/12/14(Sun) 14時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

人狼がまだ残ってるっつーなら、
テメェよりも他に疑わしい奴はいるんでな。
まずはそいつを片付けてからと思ったが、
……その瞳。テメェも何か隠し持ってるみてぇだな。

[じっとセシルの方を見つつ、ホレーショーの身体を抱え直して]

……ま、何にせよお前はもう少し後回しだ。
航海士は他の連中より居るに越したこたぁねぇし、
その様子じゃいつでも殺せそうだしな。

テメェが危ないもんだと判断したら改めて殺してやる。
―――尤も、お前がその時まで生きてたらな。

[そう言い残し、僅かに痙攣しているセシルの
怪我の状態は確かめずに階段を昇り始める。
彼がこの一撃で命を落とすなら、それはそれで構わない]

(60) 2014/12/14(Sun) 14時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[牢を出る間際、一度セシルの方に振り向き]


―――それと、もしテメェが化け物共と繋がってるか、
あるいは話す機会でもあったらよ。

俺の所に来いって伝えとけ。
そっちが来ないなら俺から行くともな。

[それだけ言うと、第三甲板へ続く扉を開けた**]

(63) 2014/12/14(Sun) 15時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 15時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

―第三甲板→医務室―

[ホレーショーの遺体をグレッグの部屋(グレッグの遺体がどこにあるのか聞きそびれたので少し探した)まで運び。
弔いがてら隣に寝かせておいてやる。
それが終ると部屋を出て、緩慢な足取りで廊下を歩いた。

そうこうしている間に第三甲板で起きた一連の出来事は知らないが、取りあえず男の目的は船医だった。
何は無くともグレッグの遺言の真偽を確かめなくては話にならない。

道中誰かに呼び止められなければ医務室まで向かい扉を開ける。
治療中のギリアン>>84の他、そこには誰が居るだろうか**]

(86) 2014/12/14(Sun) 16時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 16時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

―現在・医務室―

[医務室の扉を開けるなり、モンドが声をかけてくる。
そちらを一瞥し>>93、けれどもその言葉には返答せず。

注意を向けるのは専らミナカと、治療されるギリアンの方だ。
ギリアンの腕が切断されていることと、
その断面がまるで食いちぎられたようなものであることを見留め]

随分と派手に怪我してんな。
その腕、獣に喰い千切られでもしたか。

[揶揄するような口調でそんな風に問う。
グレッグが殺された顛末は、彼がまずミナカを襲い、ギリアンがそのナイフを受け、結果船長の不興を買って殺されたのだと記憶している。

ミナカが人狼なのなら彼も仲間なのだろうかと、
そんな思いを込めてちらりとギリアンを見た]

(101) 2014/12/14(Sun) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

なあミナカよ。
仕事中悪ィが、ちぃと顔貸してくんねェか。

急用なんだ。

[取りあえず話をつけるには医務室の中は手狭だ。
他の医務室内にいる連中も味方かどうかは分からない。

何食わぬ態度で外に出ろと顎をしゃくって促したが、
瞳に映る剣呑な色と不穏な雰囲気に彼は気づいただろうか**]

(102) 2014/12/14(Sun) 18時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 18時頃


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 18時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

―医務室→甲板―

[医務室に立ち入れば、不機嫌そうにミナカが声を返してくる。>>111>>117
ついでにギリアンの怪我の原因を知ることになった。
どうやらリーがやったらしい。]

……ああ、分かったよ。甲板な。

[どのみち連れ出すつもりだったので、甲板でという言葉には素直に応じる。
その場から引き下がり、部屋を出て。
暫しの後、ミナカ>>117と共に甲板へと。]

(122) 2014/12/14(Sun) 21時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

――甲板――

[ミナカと共に余り人気のない甲板へ上がる。
甲板の多少開けた場所に着くまで暫く黙っていたが、やがて徐に口を開いた]

なあ。船医様よ。
テメェともそれなりの年月の付き合いになるが、
今まで俺たちはそれなりにやってきた。

一癖も二癖もある無法者の集まりで、
内に秘めてるモンも信じるモンも何一つ
禄に噛みあわねえ連中が。

ただあの、絶望を総べる道化を頭に据えることで、
それなりに纏まってやって来た。
………そういう集まりが、
果たして本当に仲間と呼べるモンかどうかは別にしてもだ。

(127) 2014/12/14(Sun) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

その均衡が崩れたのは、何故だと思う。
人狼は、何故俺たちを襲いはじめたんだと思う?
矢張り、本能とやらか?

[ヴェラを殺した後、不意に過った疑問。
今まさに人狼だと疑いを向ける目の前の男にそれを投げかける]

俺はな、この船に潜む人狼がヴェラで全てだとは思っていねェんだ。まだ他にも居る。俺にはそれが分かんだよ。

[それは半分はカマかけだった。
自分は霊魂を感じられるだけで、そんな能力は無い。
ただ、彼が人狼なら、殺す前に他にも仲間が居るのかどうか確かめておくのは重要だ。何かボロを出さないかと、注意深く観察しながら]

―――なあ、どう思う?
医者の見立てを聞かせてくれよ。

[問う*]

(128) 2014/12/14(Sun) 21時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 21時半頃


ヘクターは、セシルのあの瞳は何だったんだろうな、とふと思った。

2014/12/14(Sun) 21時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[ミナカの返答を黙って聞いて。
何故黙っていたのかと言う言葉にふっと笑う>>140>>144]

……そうだな。
俺は無暗に死にたくねェ。
手札を明かすのは相手が明かしても大丈夫な奴だと判断した時か、それと引き換えに何かを得たい正念場だけよ。

……成程、人狼も死にたくねぇか。
人を喰うのも奴らが生きる為の性ってぇなら。
シンプルでいい。
命を預かるテメェらしい答えだ。

(154) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[一泊の間。
どこか呆れたような、警戒するような眼差しを向けるミナカにまた笑った。息を吐く彼に呼応するように一瞬だけ空気が緩む>147]

……悪ィが、俺にスマートさを求められても困る。
そういう柄じゃねぇんでな。


そうさな、単刀直入に行くか。

(157) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

―――テメェが「どっち」か確かめさせて貰う。





[そう吐き捨てるや否や、ぶわりと男の纏う殺気が膨れ上がる。
地を蹴ってミナカの懐に突っ込むと、槌を構え横薙ぎに振るった。

船底でセシルに放った時と同じような、正体を見極める牽制の一閃。当たった所で致命傷にはならないだろうが、さてどうしたか*]

(158) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

よく言われる。

[槌を一閃すると、迷いを見せたミナカの左腕に一撃が入る。>>165
右腕左腕を掴んだまま、抗議の声を上げるミナカに怖い怖いと首を竦める。]

そりゃあ勘弁して欲しいな。痛そうだ。
俺も願わくば医者が化物じゃねぇといいなぁとは思ってるぜ。
航海士程じゃなくとも色々と不便そうだから、なぁ!


[脂汗を掻きながらこちらを睨みつけるミナカに今の所異変は見られない。
が、遺言のせいか、セシルと相対した時よりも油断は抜けていなかった。もう二、三発入れればはっきりするだろうか。
くるくると槌を回転させ、今度は足を狙って殴りつけようと*]

(171) 2014/12/14(Sun) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ミナカがいつものように軽口を叩く。
戦闘中の一幕のようなそんなやり取りの中、
彼の口元が歪な半円に歪み、それを目に留めた刹那。]

――――っ!!

[放った槌を軽々と躱し、紅い月を背に男が飛んだ。
まるで人間業とは思えないその脚力に目を遣れば、
煌々と光る4つの紅い目に、銀色の足。
ヴェラとはまた違う、本当に『化物』染みたその姿に一瞬目を見開いた]

ぐっ!!!

[槌を持つ腕に鋭い牙が刺さる。痛みに顔を顰め、血を撒きながらも槌を取り落すまいとしっかりと握りしめた]

(184) 2014/12/14(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

―――は、は。
ようやく本性を現しやがったか。
グレッグの遺言は本当だったんだな。

へッ、
化物様にそう言って貰えるたぁ光栄だ、ねぇ……!

[腕に牙が刺さったままのミナカ。その身体を空いている方の手で掴み、鳩尾に蹴りを叩きこもうと放った*]

(186) 2014/12/14(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター


グ、ッ……!!

[噛まれた腕に力が籠る。
手首を引きちぎられそうなその感触に顔を歪めつつ、
蹴りを放つとそれがミナカの腹に入った。]

………はっ、は……

[荒い息を吐きながら内心その力に舌を巻いた。
やべぇ、流石に強ェ。
ヴェラの時は殆ど奇襲に近かったが、こうして一対一で真っ向から挑むのはやはり無謀だったか。

だが今更後には引けないのだ。
再びこちらに駆けてくる狼を迎え撃とうとして]

(205) 2014/12/15(Mon) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


ッ―――

[フェイントに、一瞬対応が遅れた。>>198
ミナカの動きが鈍っていたおかげか、急所を食い千切られるのは何とか避けたが、狙いが逸れ、腹のあたりに牙が突き刺さる]

う、ぐっ、 あっ………!!


[激痛に目が見開かれる。口から悲鳴が零れ、血を吐いた。]

(206) 2014/12/15(Mon) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

この、クソッ、野郎がぁ………っ!!!

[痛みに歯を食いしばる。
血で滑る鉄槌を取り落さないように握り締め、
こちらに被りついたミナカの胴体にそれを振り下ろした*]

(207) 2014/12/15(Mon) 00時頃

ヘクターは、ミナカタに食いつかれて荒い息を吐いている。

2014/12/15(Mon) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

っ、ぐぅっ……!!!

[腹に牙が食い込む。
獣が左右に頭を振る度、ぐちゃりと
臓物が引きちぎられる嫌な感触がした。
痛みと言うより只々熱く、久方ぶりの傷に顔を顰める。

槌を振り下ろすと双頭が一つ潰れ、
けたたましい悲鳴がそこに鳴り響く。
痛みに持っていかれそうになる意識を堪えながら、
そのままもう一つの頭も潰してやろうと振りかぶりかけた時。

獣に強く身体を押される]

(219) 2014/12/15(Mon) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[甲板の淵。
獣の力には敵わないから、彼が共に海に引きずり込もうとするなら力では抗えないだろう。
それでも、足掻くと決めたのだ。]

はっ、クソ喰らえ。
そんな趣味の悪ィ場所へのお誘いは御免だね。
落ちたきゃテメェが一人で落ちな!!

[呻くようなその声に瞳孔を見開いて。
それでも最後まで生に喰らいつくように
ハッと嘲笑って告げてやる。

そのまま程なくして、痛みに意識を手放した**]

(221) 2014/12/15(Mon) 01時頃

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