204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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―ランプブラック/居間―
[ノックスは息を吐いた。随分と甘くなる。 開かせた足元に傅き、ラルフの柔い肉を手の内に収めやんわりと刺激を与える。外気に触れ、ひくつく様が愛おしい。
口付け、側面を舐め上げた。 ちらりと見上げては反応を伺い、貯めた唾液の中に誘う。舌との粘液の触れ合いを楽しみ、口端から溢れた液を掬い、窄まりへと塗り込む。]
困ったな……。 ラルフ。分かるかい?
君を食べてしまいたいのを、僕は随分と我慢しているんだって。
[牙を押し当て上下する強い刺激。 されど、座ってしまわないようにと震える内腿を擦る手と、後ろを解す指は優しく、やさしく。
解放に至る寸前で口を離した。 溢れる透明な蜜を吸う。口の中に広がる美味に、薄青の瞳は熱を帯びる。]
(19) 2014/11/21(Fri) 23時頃
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[初めて彼と逢った日から。幾度となく彼を想い、抱いた。想像の中でしかなかった幼い声。成長した姿はノックスを誘い、得た熱と味は夢想よりも甘かった。
好きなものを壊すからこそ、甘い夢を見せたい。 愛し子の視線を感じながら、甘い夢の続きに浸る。
彼の手を下肢に導く。張り詰めた昂りを知らせ、耳許で囁く。熱に浮かされた声は求めるようにラルフの名を呼ぶ。]
君の太陽のように明るい笑顔が、ずっと忘れられなかった――。
あぁ、今度は君の全てを覚えていたい。いい?
[唇を塞ぎ、腕を引いて押し倒した。]
(21) 2014/11/21(Fri) 23時頃
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[シャツ1枚を残した肢体を組み敷き、深い繋がりを得た。
パチと爆ぜる音。 ソファの位置から見えるのは、床に伸びた影が不器用なダンスを踊る様。
彼の頭上、両の手首を片手で押さえれば、もう一方は自由になる。 アミュレットを外してしまおうかと視線を向け、バーナバスが作ったという理由だけで取り止めた。
炎に照らされ浮かぶ汗を唇で拭う。痕を残さないように、されど快を教えるように広げた手と唇で愛撫する。 幾ら止血の為とはいえ、醜く焼かれた肩口の怪我を晒し、舌で確かめた。 身を屈ませる程、熱は互いの腹に挟まれ苦しさと快楽を生むだろう。]
(31) 2014/11/21(Fri) 23時半頃
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……ん、んぅ、 ぁ、いい…。 なに? ラルフ……。こっちを、見て?
[声を我慢させたのに、声を聴きたくて。喉を甘く噛む。 ゆるゆると内にあるを楽しんで居たが、動きを止める。]
いい子だから、こっちを向いて?
[琥珀の瞳にノックスが映れば、にこりと笑んで再開する。]
君はいま、誰に抱かれてる? 誰に見られている?
誰を――独り占め、している?
[ノックスの名を囀ずる子には、ご褒美をあげよう。声を拾うように、彼の唇に耳を寄せた。]
(34) 2014/11/21(Fri) 23時半頃
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うっ あ!
[痛みに声が上擦った。顔の左側が血に染まる。耳奥に残るのは軟骨の。耳が食い千切られる音。と同時に白の欲を吐き出す。]
……
[乱れたビスケット色の髪を掻き上げる。愛し子達には気付かれてしまっただろう。だから、ラルフの手を解放して腰を抱き、己が下になるように体勢を変えた。
突き上げては腰を引き、落ちてくるのを待つ。最奥を穿ち、内壁を抉り、熱を扱き、絶頂と解放を誘う。
浅い息、鼻にかかった甘い声。
床に落ちたナイフの柄に伸びる――指先。]
(38) 2014/11/22(Sat) 00時頃
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[掴まれた脇腹に、ラルフの爪が、指が食い込む。怪我を負った指先まで沈めば、血と血が混じり合うのだろう。
腿の上に当たる尻肉の感触が気持ち良かった。水音が淫らで耳に心地好かった。熱持つ皮膚は手触りが良かった。
じゃらじゃらと鳴る首輪の音。]
――好き、だよ。ラルフ。
[迫り上がる快楽の波に苦しげに眉を寄せ、それでも微笑み。共に上り詰めた先、絶頂の瞬間。
彼の腹にとすとナイフの刃を沈めた。そのまま腕を突き上げる。肉を裂く手応えが伝わってくる。]
(43) 2014/11/22(Sat) 00時半頃
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[愛しい彼の赤を被り、舌で唇を拭った。倒れそうな身を支え。 腹に放たれた白は、赤と混じってピンク色。掬った掌を口許に運び、琥珀の瞳の前で啜った。
やっぱり美味しいと。好きだよと、もう一度愛を囁き。 フロスティブルーはラルフの最期を映さんとする。
――すべては過去に消えても、夢みる心は華やかなりし昔を描き出そう。 水は冴かに美しく、空のように青く、限りなき美にドナウは充ちる。 我等いま歌う。 青きドナウを讃えて、我等今うたう。
とこしえに美しく青きドナウの歌を。*]
(50) 2014/11/22(Sat) 01時頃
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―ブラッドレッド―
………ふ、ア ……く
[終わった。壊した。 瞼を閉ざして手で覆う。酸素を求めて喘いだ。
心地好い疲労感。愛液の酩酊感。――…喪失感。 滲む涙。]
……あぁ、トレ――
[足音に手をどける。床に頭をつけたまま、姿を認め。愛し子の名前を呼ぼうとしたら。頬を、叩かれた。
驚き目を見開く。]
(74) 2014/11/22(Sat) 02時頃
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[腹の上のラルフが蹴飛ばされ、強制的に引き剥がされる。重みも、内からも。]
っ、
[天地が逆だった。トレイルの唇は赤く、雫が雨のように降り。言い放たれた言葉は透明な刃になって突き刺さる。
そぅ、穢い。きたない。 見せたことのない、己の歪情。
慌てて身を起こそうとして、トレイルが視界から消えた。]
(80) 2014/11/22(Sat) 02時半頃
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ッ! フィリップ!! 待つんだ!
[倒れたトレイルの脚、跨がるフィリップの背。 止めさせようと手を伸ばす。距離が離れている、のに。]
(84) 2014/11/22(Sat) 02時半頃
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[日頃の行いのせいか、欲に塗れた偽装工作が裏目に出た。最悪の場面を見られた。 トレイルには初めて頬を打たれ、あんな感情的に泣かれ]
くっ
[脚がもつれる。けれど、止めなくてはいけない。 フィリップを羽交い締めしようと、飛び掛かろうと床を蹴った。]
(91) 2014/11/22(Sat) 02時半頃
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フィリップ!!
[引き剥がした身の、肩から伸びた腕の先。 トレイルの喉に。
身を裂かれたかのような懇願を込めて、彼の名前を叫んだ。耳から垂れ落ちる赤が床を汚す。
更に離そうと後ろに下がる。]
(97) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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お願い、だから トレイルには……トレイル、に は
ぐっ、は
[大人しくしていたかと思えば。脇腹が捻られ、痛みに顔を歪ませた。フィリップから手を離し、踞る。]
(103) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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[腹から耳へと移した指の間から、赤が零れる。
何処よりも痛いのは、右の頬だった。]
……フランシス。
[ゆっくりと顔を上げる。 何があったのかなんて、簡単な事だ。]
……もし其処に転がっていたのが僕だとしたら、きっと君達は悲しまないんだろう な。
(114) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[フロスティブルーは愛し子の姿を探す。 無事かと駆け寄りたかった。
けれど、シノワズリはノックスを見なかった。>>109 そのことが堪らなく辛かった。]
………衝動を抑えきれなくなったらどうなるか。
フィリップ。君は良く知っているんじゃないかな。
[もしかしたら、フランシスもなのかもしれない。 声は淡々と「事実」を告げる。ぼたり。また血の塊が落ちた。]
……僕は、ラルフを 止めたかった。
(116) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[ぼんやりと視界が霞む。 何か変だなとぼんやりと考えていた。
いつ、声をかけていた?]
……どうして嘘だと言いきれる? 僕の耳は彼に食われ、命の危険を 感じた。
[そこまでを言い、遠ざかりそうになる意識に目を瞑った。**]
(119) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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―ミッドナイトブルー―
[可愛さは人それぞれで、だから多くの「好き」も出来てしまう。一時の好きを積んでは崩し。残るのはいつもの2つだけ。>>4:29 この両手はいつだって、2人の為にある。]
勿論、知っているよ。僕にとって2人とも可愛い。トレイルにはトレイルの。ニコラにはニコラの。違うから、僕は毎日が楽しい。
[ニコラが離さなかった男は『かわいそう』な男だった。>>4:27 人を寄せ付けない雰囲気と、禁忌を求めた少女の物語を思い出す。共に居た少年を、思い出す。]
(137) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[『思い違いをしないように』『我慢して』。刺していた釘は、現実の音の前には錆釘同然。
『キタナイ』なんて、同じだろう? と、トレイルに笑おうとした頬は硬い。
キスをしてと時にはねだり、長年戯れ睦んできた時間の先にあるものを見せた。『僕は随分と我慢しているんだ』と言葉は愛し子達にも向けて。ちらと視線を向けると、ニコラの灰色はただ此方を見ているだけだった。それで良かった。>>8]
(139) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[ラルフの体はフィリップに抱かれ、フランシスに抱かれて遠い。
まだ彼を腹上に乗せて居た頃。 ナイフの柄から離した手を、切り裂いた腹の中に入れた。筋肉の収縮、触れた内臓の温かさ、柔らかさ。引っ掻いた爪にこびり付いた臓腑を歯で擂り潰す。彼は、陽だまりのような、春の野花のような味をしていた。]
……ラルフは優しい子だから、心配をかけさせまいとしたのさ……。
[フィリップに知らせなかった理由は、憶測でしかない。思い当たるとすれば、ひとつだけ。]
(141) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[3階の廊下で壁に追い詰めた時とは違う、はっきりとした強い意志がフィリップの目に宿っていた。トレイルとの仲を懸念していたが、ノックスの知らぬ間に――いや、ラルフに怪我を負わせた時には、もう。>>123
あの時はぞくぞくとした。手足の自由を奪い、嬲り啼かせたら……とも思っていた。 けれど今は、別の理由で奪わなければならないのかとも思う。]
(145) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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―ミッドナイトブルー―
[この両手はいつだって、2人の為にある――…のに。
目を覚ました時、両腕にあるべき重みはなかった。]
………ぅ く
[髪を掻き毟り、喉と腹を裂き、この吹雪の中に飛び出して死ねたら――…。思い知らされた。『絶対』など、ないということを。
救いはニコラの声と指だった。>>122 振り返り、名を呼ぶ声がなければ。いつものように伸ばしてくれる指がなければ、きっと死に急いでいた。 待ってくれと縋るように腕を伸ばした。 壁に赤の手形を残しながら居間を出た――…までは、覚えている。]
トレイル…… トレイル、ニコラ……
[吐き出た息は、白かった。]
……トレ イル
(150) 2014/11/22(Sat) 13時頃
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ノックスは、トレイルの幼少時代を懐かしんだ。
2014/11/22(Sat) 13時半頃
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―ホーリーグリーン/過去/椅子―
[愛し子は2人。抱っこをせがむ歳ではないけれど、旅の移動は疲労しやすい。そんな折は背負った椅子に1人を座らせ、もう1人を腕に抱く。
互いの顔が近くなるから、ゆっくりと小さな声で話せた。 鳥の囀り、風の音が混ざっても、3人だけの音しかなかった。]
………いや、もぅ良いんだ。
[それは椅子が壊れた日。修復が間に合わなくなった。 ノックスは椅子を作った日を振り返る。]
(153) 2014/11/22(Sat) 15時頃
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[骨組みはしっかりと、強度は高く。座部は柔らかに。肘置きの繊細なカーブはあの人の腕のように――…。
卵形のオルゴールと共に、あの人の皮膚と骨とで造り上げた。そうやって。独りになった世界を彩ろうとした。
そうでなければ。 凍青の双眸は輝く星を見出だせなかった。まっ暗い夜の世界で、独りっきりで。
獣の甘えた啼き声に、狂笑を響かせながら。**]
(155) 2014/11/22(Sat) 15時半頃
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―フォッグ/2階廊下(1階への階段寄り)―
[――ノックスさん。
呼ばれて目を開いた。 黒髪を揺らし、琥珀の瞳で覗き込む少年が居た。 ラルフ。と、名を呼べば、ぱっと笑顔の花を咲かせた。露店で出逢った頃のままのラルフだった。 ビスケットの髪を撫でる幼いもみじ葉。ノックスはまた、目を閉じる。
愛し子達の姿は何処にも見えない。寂しさを慰めるように、髪が梳かれていく。]
(229) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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[呼ばれて目を開いた。>>157 愛し子が、居た。]
………ニコラ。あぁ、ニコラ。
[こっちにおいで。手を伸ばしきらない内にぺたぺたとニコラは近付き。]
ぁぐ!! [咄嗟にその足首を掴んだ。 それでも彼が体重をかけるのを止められなかった。冷えた足の裏、爪先。臓腑にかかる痛み。床に押し付けられた背骨が軋んだ。]
ぐ、ぁあっ ニ……、苦し ぃ
[息苦しさに喘ぎ、圧迫された消化器官が、胃壁が収縮する。 寝起きの戯れには度合いの過ぎる、重み。]
(230) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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[ニコラの赤い唇が紡ぐ言葉もまた、透明なナイフだった。ノックスの身を抉る。]
……そぅ むず かしい……ね。
[一番大事だと囁いて。彼等が裏切らないと、信じ続けてくれると、――思っていた。
苦いものを口にした時のように、表情が歪む。]
(231) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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[ニコラだけを手元に置かなかった理由の1つに、怖れがあった。
いつか彼も拐われる。 手の届かないところに連れていかれる。 いや。彼が、ノックスを置いて、
――月に帰ってしまう。
羽衣を纏えば帰ることが出来るのなら、そんなものは奪ってしまいたかった。]
(232) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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[声を歌を取り戻せば、トレイルもノックスを置いていくだろう。彼に相応しいのは沢山の観衆の居るステージなのだから。
騒音を嫌い、不協和音を嫌い、音の本当の美しさを知る彼が、ノックスの何を認めてくれると?
1人だけでは駄目だった。 彼等でないと駄目だった。
平等でないと駄目だった。 双眸でないと駄目だった。
もしも、もしも。 片方が瞑れても―――…もう片方が在れば、彩の世界を見ることが叶うだろうから。]
(233) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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[結局。ノックスこそが、愛し子達を信じきれていなかったのかも知れない。
大人だから、信じることの難しさを知っていた。
繰り返し与えるヌガーの甘さも絶望も。ラルフを彼等の前で愛したのも、喰らったのも。彼等の信を試すかのよう。
怒らせると分かってはいた。 けれど、怒らせたかったのも事実。それだけ彼の中に、ノックスが居ると分かるから。
トレイルの世界は、ノックスとニコラだけ。そうしたのは自分だ。なのに、他人の干渉に過敏になる。過保護になる。
トレイルの世界は、ノックスとニコラだけ。つまり、ノックスが居なくなっても――…彼の世界は、崩れない。>>222
そして、ニコラの世界にノックスが居なくなっても――…彼の世界は、崩れない。]
(234) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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―――っ
[胃の中のものが逆流した。口の中に留め、ごくと無理やりに飲み込んだ。 冷えた体に、頬に触れたニコラの手と、時折かかる吐息だけは温かかった。]
―――…
[蓋のずれた、音を忘れたオルゴール。哀れな愛の形。
哀れだった。愛しかった。
ニコラが笑う。ニコラが囁く。>>159
彼の言葉。『かわいそう』な相手。 ……あぁ、自分のことか。]
(235) 2014/11/23(Sun) 00時頃
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