148 バケモノ共の酒池肉林 -HappyHalloween!!-
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― 大浴場 ―
[結局崩れ落ちた後、どれだけ努力しても立ち上がれなかった上に 死ぬほど頑張って顕著したシャツは既製品の大きすぎる一枚だけ。勿論こんな事するなんて考えもしなかったから、着替えなんて持ってきていない。そもそも持ってこれたかどうかは別だが。]
ワインなら、もってるけど… 風呂で飲むもんかな…
[それも厨房に置いてきた。と言うより、今それを思い出した。>>6 大分、にえっ、と顔色を窺ったのは、気づかれていないといい。]
えっ……ま、マジ? ……………。 え、えーっと……
[ほかに着る物ないのかよ。]
(12) birdmen 2013/10/18(Fri) 20時半頃
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[時折くすぐったいと身を捩れば、無理がたたってか普段使わない筋肉が軋む。 それもまたいい。甘んじて受けいれよう。]
はいはーい。………っふふ、………。 [シャンプーハット。>>7 シュール、ものすごくシュールだ。 先までこの男にいいようにされていたとは思えない。]
美容室でもバイトしてたし、人様の頭洗うのは自信あるけどなー。 ふふん、気持ちよくて寝ないでよー?
[勿論、その真意は心地よくて寝るほど上手だって言わせてやる、なのだが。*]
(13) birdmen 2013/10/18(Fri) 20時半頃
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― 厨房にて ―
[引き抜かれた熱、ゆっくりと床に降ろされた。 少し立ち上がろうとして脚が震え、べたんと床のタイルに腰を落とす。]
・・・・・。
[乾いた笑い、喉がぴりぴりするのは開きっぱなしだったから。
それにしても、何か。 何かあったような。 モザイクつきビデオの事を考えて、ああ、と手を打った。]
ミーナさん、ちょっと。
[じ、と死神の紫を見上げる。]
(*9) birdmen 2013/10/18(Fri) 22時半頃
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ん…、 [舌を、彼の陰茎へ。 体内を穿つあれよりは力を失っていたけれど、それに啼かされた証か 自らの体液に、彼の白濁。 一掬い、嚥下。]
ちゅ、 ぷは、 [全体を掬い取った後に、最後は鈴口を口に含み、軽く啜る。 口の中に広がる精の苦味に、口元が笑う。]
ごちそう、さま?
[一言の後に、ごくんと飲み込んだ。*]
(*10) birdmen 2013/10/18(Fri) 22時半頃
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そうそう、髪を切るとこ。 洗髪もサービスなんだよ。
[>>14その洗髪のバイトである。 まあ、何だ。汚い風貌ではなかったので、それなりに需要はあった]
でこぴん? じゃあ、気持ちよかったら… うん、ミーナさんちで着たらいい服、教えて…
[何か切望してそうでもあった。悲しい。]
(23) birdmen 2013/10/18(Fri) 23時頃
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[すごいこの風呂何でもそろってる。 わざとらしく花の香りのシャンプーを泡立てて、それはそれは丁寧に、マッサージするように。]
ちょっと寝てたっしょ?
[何やら声が間延びしたから、カマかけだ。 真実は知らない。]
はぁい。
[ご主人様のおっしゃる通りに。*]
(24) birdmen 2013/10/18(Fri) 23時頃
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― 厨房にて ―
[>>*12口淫で教わった事を反復して2度、3度。 青年が嚥下すれば、すっかり愛でられていたのと同じ風。]
処理? ……、わ、
[>>*13引き倒されて、言う事をきかない足が広げられる。 抵抗しようにも、抵抗しきれず。]
う゛、 っん、… あ、 [治まったはずの熱気 炭はむしろ火種があれば燻った。
そんな緩い、]
(*18) birdmen 2013/10/19(Sat) 00時頃
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はぁ ……―― は、ぃ
[>>*14むしろ力を籠めるのは 抜いてくれるなと言う懇願でもあった。
嗚、熱がぬかれてしまう
寂寥は、この始末が終わってから埋めて頂こう。 喉の奥を突かれる悦は、きっと少しの慰めにはなるだろう。 舌舐めずり。*]
(*19) birdmen 2013/10/19(Sat) 00時頃
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大変ってわけでもないけど… みんな飾ったり、流行があったりして、楽しいよ。 [>>27自分はそれほど気にしなかったから、とりあえず邪魔にならない風に切っただけだが。 今でこそ思えば、少しは楽しんでいたら感想も違ったか。]
はいはい。 [わかりました、と言わんばかり。 きっと軽く眠りそうだったのだと、小さく笑う。
丁寧に解した後に、ゆっくりと湯で泡を流した。>>28 手馴れたそれは、シャンプーハットがなくても死神の目を苦しめる事はないだろう、故意以外では。*]
(36) birdmen 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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こういうの、初めてだから楽しみ…かも。 [>>38正直、大きな風呂なんて金持ちご用達なイメージしかない。 少しばかりうきうきしながら、じゃあ先に行ってる、と言いかけて。]
あひる………
[半眼、睨み。 玩具はいらねーっつーの、とは言わず。 きっとそういう作法なんだ、と無理やり自分を納得させた。]
(41) birdmen 2013/10/19(Sat) 01時頃
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和酒と杯、わかった。ドナルドさんも来てるんだっ…… …………………。
[厨房を思い出した。 沈黙。
心なしか会いませんようにと願いながら、奥の方へ。 どうやら奥の扉は、外へと続いているらしい。]
(42) birdmen 2013/10/19(Sat) 01時頃
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すっげー外で風呂入るんだ… [これアジアの文化だっけ。 あまり慣れていない景色、そこにドナルドの姿を見る。 まだミケの姿はあっただろうか。]
あっ…… えーっと………。
[挨拶に困った。とても。 とりあえず。]
ミーナさんが、和酒と杯はあるかって… あっ、これ、どうぞ。
[困ったから今はここにいない死神をダシに。 とりあえずアヒルを湯面に浮かべて、ついと押した。]
(48) birdmen 2013/10/19(Sat) 01時半頃
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………ちょっと休んで、なんとか。
[>>50乾いた笑いは誤魔化すように。 続くそれには、2、3度瞬き。]
(55) birdmen 2013/10/19(Sat) 02時頃
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は、 ははは、いやぁ…確かに、きっつい、かな。 うん。
[ちょっとばかし裏声に。 どぎまぎと視線を揺らしてから、やっぱりそうですよねー、なんてぼんやりと。
いや、分かってはいたはずだ。 手馴れた風、自分へのナナメ上な気配り、に、 最初の接触がそうであれば。
いやしかし。] 四章五節、か。 [生前のクセはまるきり、亡霊となっても続いている。 手で湯を触るも、少しばかり熱い。]
(56) birdmen 2013/10/19(Sat) 02時頃
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ああ、よかった。 後から、ミーナさんも来ますよー。
[>>51楽しみにしてました、と続けて。 齧り付こうとした様子にあわてて止めようとしても、間に合わず。]
……………。 ご、ごめんなさい…先に言えばよかったっすね。
[おもちゃです―――と。]
(57) birdmen 2013/10/19(Sat) 02時頃
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あ、猫ちゃんか。 醤油、大丈夫だった?
[ミケの姿をみとめれば、以前の事>>1:68を思い出して。 手で小さく掬った湯を、つま先へ。熱い。]
……………。
[これ、俺が湯につかった瞬間、湯がすごい勢いで冷えたりしない? なんてちょっとカテゴリ違いの心配をしつつ。]
(66) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時頃
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はは…いや、あー…… 生きてた頃は、結構働いてましたし……
[>>64歯切れ悪いのは相変わらず。 何かが企まれているなんて知りもしない。 ただ素直に、恥ずかしい所を見られた相手、それくらいだ。]
嫌がらせ… [普段の亡霊なら、じゃあ是非とも、なんて明るく笑っただろうが。 これは、宜しくない。非常に宜しくない。]
・・・・・・・。 正しいことをしているのなら、顔をあげていればよい、か。
[そうそう、あげられるものじゃない。 初めて、彼の伝承に同情する。]
(67) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時頃
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え? あっ、え、えーっと……ど、どうも…?
[どうしてそんなに楽しそうなんだ。>>65 そんなにアヒルが嬉しかったのだろうか…――。] あー、いや、ちょっと熱すぎるみたいで、……って、 大丈夫ですかぁ…? [でろーんと伸びる狐。 わあ野生の狐(厳密には大違いだが)なんて初めて見た。 そろそろと近寄って、そっと頭を撫でる。
亡霊の掌は、湯を掬った後も冷たいから。 しかしさすがに抱き上げれば、冷えすぎてしまうだろうと。]
(68) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時頃
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わ、 ちいちさん?あーいや、俺はまだ… [>>71ぐでんと伸びた狐の傍で、その背やらを撫でながら。 声と姿に振り向いた。]
あんま風呂で飲んだら、回っちゃいますし。
[苦笑い。 鎖骨の赤、亡霊は鏡を見ていない。 気づかずに晒すそれに、ある程度の事情は悟られてしまったか。]
(73) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時半頃
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うわあああっ…… ……………………。 ………………。 る、ルーカスさんも……ははは、いや、まあ…… [>>72首が!首が!
とでも言いたげに大げさにも取れるほど驚き。 そして落ち着いた。
そうだ、こういう事もあるのだった、と。 同じく、経験豊富な紳士にも曝される赤。]
(74) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時半頃
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…………お友達、ですか? [思わず、ぽつり。 死神を見る視線を追ったゆえに。]
(75) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時半頃
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あ、あはははは……いやあ、 脱人してから日が浅くって…すいません…。
[>>76うっかりしていた。 朗らかな声、にこやかな表情!
なんだ、すごく仲良い友達なんだぁ……――――。
素直に取った。これは仕方ない。きっと。]
………毎年、こんな感じなんですか?
[いろんな意味で。 主に死神に興味が置かれているのは、赤の主が判明するまではきっと伝わる事はないだろう。**]
(77) birdmen 2013/10/19(Sat) 03時半頃
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― 少し前 ―
[ゆるぎない、とはまた違う。>>86 それは生前の癖である。 手のかからない、親の手伝いを良くする、極めて善良な子供。 そうすれば褒められたから。]
はは…。 おんなじようにしたら、みんな垂らされてくれるんですかねー… あー、すいません今のナシで。 何言ってんだ俺は…
[情けない。 そもそも生きてる時間レベルで違う相手に、情夫が居るも本気の相手がいたもあって当たり前。 そんなものにいちいちつっかかっていれば、キリがない上に イイコで居られないじゃないか。]
(93) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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っふふ、かわいい。 [狐って大きいんだね、なんてちょっとズレた事考えながら 左右に揺れる尻尾をちらちら。 どうやらのぼせてつらい訳でもなさそうで、安堵する。>>87]
あ、ミーナさ…… [>>81漸くきた。 少しでも平然と出迎えねば…――と思った所で。 朱に、逸れる視線。]
・・・・・・・・・・。
[一瞬の真顔。 パキッ、となんとなくラップ音がしたような気がする。 死神の逃れた視線は、きっとこの貌を映す事はあるまい。 そばで延びていた狐が亡霊を見たなら、視界に入れる事もあるだろうが。]
(94) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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[なんだそれ。 なんだ、昔の恋人見て宜しかった事でも思い出したかこの野郎。 そんなに獣が良けりゃXXXXXXX…――――― ]
[ ばきっ、 ぱきっ びし、]
[大浴場にあった鏡の一つに、ヒビが入った。 勿論、亡霊は知る由もない。]
(*37) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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はー………。
[創世記第四章、カインとアベル。 顧みられないカインは嫉妬で弟を殺す……が 自分に、この狐をどうこうすることができるって?無理だ。 過去はどうやっても手を入れられないし、 それを知りつつ詰るのは。
その思考の端に、自ら復讐せずして神の怒りに任せよ、なんて聖書の一句を揺るがせているくらいは許せ。*]
(95) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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― 現在 ―
[やがてやってきたちいちとルーカスに視線はゆき。]
え? あ、いや…ルーカスさんがちらっとミーナさんを見たんで… [>>78もしかして聞いたらまずかったかな。 やたら不機嫌そうな声>>84にも地雷踏んだこれ、とあわてて。 傍目にはミーナが一方的に嫌っている風にも見えるものの なんとなく、お互いにいがみ合っているような……。>>91]
なるほど…。
[やっぱり怒らないで正解だった。>>79 目の前で見せつけられるならともかく、狂えばそのままパーティのメンツ全員に銀の銃弾でも向ける事になってしまう。]
(96) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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えっ…? ・・・・・・・。 [指差す方向、素直に下。 あれ? そのまま、ちいちの鎖骨を見。
あれぇ。]
(97) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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――――――?!?!?!?! [ぼ、と燃える音でも響きそうなくらい、顔が赤くなる。 それでも冷たい亡霊の不思議。
片手で顔面を隠すように抑えて、 その質問の真意を理解し、答えようにもこたえられず、 あうあう、と謎の言語が零れていった。]
(99) birdmen 2013/10/19(Sat) 13時頃
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― 少し前 ― [よりによってそれを聞くのか。>>102 あったどころかオオアリだこの根本原因、なんて軽い罵倒が頭の中に浮かべども、それを訴える事はなく。]
………結構お湯が熱くて、ささっと入れなくて。 こんなでかい風呂なのに、勿体ないなーって。
[返す表情は苦笑。 それもどこか、青年の苦笑とはやや趣が異なり。 察しの悪さを発揮して、無理に作ったそれに気づいてくれるなと願うばかり。*]
(103) birdmen 2013/10/19(Sat) 14時頃
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