人狼議事


86 「磊落の斑猫亭」より

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【人】 流浪者 ペラジー

―ロビー―
[完全に人相の悪い男の姿が視界から消えたところで、私は必死に玄関の扉を叩いた]

 誰か!
 人狼、居る、居た!

[見張りの男の人が、騒がしい私に注意しようとする。
私は片言で必死に伝えた。
人相の悪い男が、人を殺したと。それはつまり人狼なんじゃないのかと。
鵜呑みにしたのか、それとも誰でもよかったのか。
話を聞いてくれていた男は、いつの間にか一人から二人に。
わかった、と一言もらえてほっとした。]

 ……お願い。
 ペラジー、死ぬ、嫌。
 
[心細さを必死に伝えた。
彼等は、私も人狼かもしれないと思っているんだろう。
同情半分、疑い半分の眼差しが向けられただけで、解放はされなかった]

(0) 2012/04/17(Tue) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[でも、これできっと、人殺しが仕事だという男の人は隔離してもらえる筈。
其の後彼がどうなるかなんて、少し考えればわかりそうなものだけれど、私はあえて考えなかった]

 ……J'ai fait une mauvaise chose a vous.
 Mais je ne veux pas mourir.

[呟き、そして自室へ戻る。
疲れきっていた所為もあるけれど、食欲なんて微塵も湧かなかった]

(1) 2012/04/17(Tue) 00時頃

ペラジーは、ヒュー[[who]]の姿を見たような気がした。

2012/04/17(Tue) 00時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 00時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 00時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―翌朝―
[酷い空腹で眼を覚ます。
目覚めは最悪、と言ってもいいくらい。
私はのそのそと起き上がり、身支度を整える]

 ……ソフィア、いない

[食事を用意してくれていたソフィアはもう居ない。
自分で作るしかないかなと、部屋を出て食堂へ向かう。
まだ早かったからか、人の気配は無かった]

(9) 2012/04/17(Tue) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[食堂へ入り、キッチンを覗き込む。
誰かが食事を探していた形跡が残っていた。
半分食べられたハムだったり、ワインの空瓶だったり]

 ずるい。

[一晩何も食べられなかった私と違って、食事をした人が居るらしい。
恨めしい気分になったのは、仕方が無い。
空腹は私の思考を短絡的にするようだ。こうなったら朝っぱらから私も飲むしかない]

 ワイン、何処?

[私はきょろきょろと見渡してみる。
どうやらキッチンにあるワインは母国のものではない様子。
矢張り飲むなら自国のものが一番だと私は、食料庫へ向かう事にした]

(10) 2012/04/17(Tue) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―地下―
[地下に倉庫があるのは、オーナーから聞いていた。
私はワインセラー目指して薄暗い階段を降り、半分ほどで止まる。
地下のあかりはなく、ぽかんと黒い穴が開いているよう。
一日で嗅ぎなれた匂いが、地下から漂っている]

 ……血

[まさか。
だって、人殺しだった男はもう、連れて行かれた筈なのに。
思考に気をとられて、私は階段を踏み外した。
滑ったのは、後から考えるとまだ乾ききらぬ血の所為だったかもしれない]
 
 きゃ……っ

[硬い床に落ちる、と覚悟をした私を受け止めてくれたのは
弾力のある冷たい何かだった。
手をついて起き上がろうとしたけれど、ソレはぬるついていて、私は滑ってしまう]

(11) 2012/04/17(Tue) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[何を踏みつけたのか。
だんだんと慣れてきた視界に、私は己の両手を見る]

 ――――!!!!!!!

[べっとりと、両手を染めていたのは、どす黒い赤。
尻の下に敷いたらしき冷たい何かは、それでは――]

(12) 2012/04/17(Tue) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 い、やァああああアあああああああああ!!

[声の限り叫び、私は踏みつけた肉塊から飛びのく。
彼がラルフだったと知るのは、まだ先の事**]

(13) 2012/04/17(Tue) 01時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 01時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―地下―
[誰かの死体が傍にある。
私は引きつった悲鳴を零しながら、手探りで階段を探す。
壁にぺたぺたと私の手跡が残っていくのだけれど、見えなかった。
壁を汚した代わりに、手についていた血はあらかたとれる。
尻餅をついたスカートの部分は汚れていたけれど、気にしている場合じゃない]

 誰か、誰か!
 し、しんでる、人!
 ペラジー、死ぬ、嫌!!

[このまま地下にいては、私まで。
死体を作ったモノが、傍にいるかもしれない。
叫んだ声は、丁度呼びかける女性の声に応えるかのよう**]

(16) 2012/04/17(Tue) 12時半頃

ペラジーは、かたかたと、死体から少し離れた場所で震えている。

2012/04/17(Tue) 14時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

誰、居る?
わからない

[私は続いて聞こえた声に心底ほっとした。
知らない女性だけじゃない、イアンの声。
数人いるなら、たとえ死体を作ったモノが潜んでいても襲われない]

ペラジー、一人、違う
誰、倒れる
血、出た!

[もどかしい。
同じなら、会話も出来るのに。
村の皆には、私の言葉の半分も伝わっているのかいないのか]

(21) 2012/04/17(Tue) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[私は近づいてくる足音を眼を瞑って聞いていた。
一人ぶん。
イアンの音しか聞こえない]

 ……らるふ?

[倒れている人。
私は下敷きにした死体が名を知った相手だと気づいて、真っ青になった]

 どうして?!
 どうして、ラルフ?

[私は混乱した。
何故彼が死ななくてはならなかったのか]

 誰、したの
 ペラジー、知らない
 人殺し、外、出た
 もう、居ないのに!

(23) 2012/04/17(Tue) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ……ずりえる?
 名前

[私ははじめて、連れて行かれた男の名を知った。
彼はもういない。
でも、まだ此処から出られない]

 ……いあん。
 ペラジー、外、出たい。
 助けて

[差し出された手を取ろうとして、少し躊躇した。
顔を知っていたソフィアは真っ先に死んだ。
言葉を交わしたラルフも、居なくなった。
見知らぬ女性より、頼れるのはイアン
でも、尻餅をついたときに、手をついた。
私の両手は埃と血に汚れている]

(26) 2012/04/17(Tue) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ラルフ、ぺラジー、違う!
 絶対、違う。
 信じて。

[断言する。
私はラルフを殺してなんていない。
イアンの口から出る名は、知らない名前だった]

 ひぅ?

[ソフィアを見つけた。
怪我をしていた男の人のことだろうか]

(27) 2012/04/17(Tue) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ずりぇる、ごめん。
 ペラジー、疑った。

[彼が人殺しだなんて、言うから。
彼は私の言葉が通じる人かもしれなかったのに。
人相の悪い男の人を思い浮かべ、でも私は寒気で身を震わせた]

 ……外、東の国、行く。
 ペラジー、手紙、貰った。
 会う。

[手紙をくれた人と、東の国で会うまでは、死ぬわけにいかない。
死んだラルフを見遣る。
暗がりでは、どんな風になっているのかなんて、わからない。
判らない方がいいのかもしれないと、濃い死臭の中で思う]

 イアン、手

(30) 2012/04/17(Tue) 16時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[手を引かれた。
ぬるついた血の感触は、まだ覚えている。
汚れるよと、言おうと思ったけれど、彼は私を救い出してくれるらしかった。
疑い抱く事もなく、私も素直に彼の手に答える。
イアンは怖くない]

 ひゅ、怪我した。
 彼、怪しい?

[イアンが疑う相手は、すれ違うくらいでしか見ていない。
ソフィアが殺されていた部屋にいた人。
殺した相手が、いつまでも部屋にとどまっているだろうか。
彼を疑うなら、今の私だって怪しいことになってしまう。
でも、私は言わなかった。
言えば、私が殺されてしまうかもしれないんだから]

(31) 2012/04/17(Tue) 16時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ペラジー、家族、初めて、会う。
 誰、知りたい。

[家族と呼べるひとに会いに行くんだと、
どんな人かは知らないから、早く知りたいんだと
手紙をくれた人のこと、ポツリぽつりと零しながら階段を上がる。
足はなんとか、動いてくれていたけれど、手を離されたらきっと途中で崩れていた]

 狩り、慣れる?
 ラルフ、狩り、した

 ……出来る、ひと

[狩りになれた男を襲える相手。
一つの可能性は、同じ男の人。
もう一つの可能性は、顔見知りで油断できる相手。
二つとも当てはまっているイアンを、私は疑わなかった。
彼は、私を助けてくれる気がしたから。
気づかないうちに、私は彼と同じ相手を疑い始めていた**]

(33) 2012/04/17(Tue) 16時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―階段→1F―
[手を引かれて、一歩一歩階段を上る。
猫の鳴き声。
あれは、この宿の斑猫じゃない。
そういえば、あの子はソフィアが死んだことを知っているんだろうか。
しばらく姿を見ていない]

 ラディ、いる?
 また、死ぬ、人
 ラルフ。
 ずぃえる、違った。

[憔悴した顔を隠す気もなく、下で見てきたことを話す。
片言で伝えるには、語彙が足りなさ過ぎて、不安になった]

(47) 2012/04/17(Tue) 20時半頃

ペラジーは、ピッパを見て、イアンを見た。なんだか似ている気がした。

2012/04/17(Tue) 20時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[私の服は、後ろだけ、血で汚れている。
転んだときについた、尻の部分以外には汚れがない。
ラディに話しかけているとき、女性に背を向けていたから
彼女は私の後姿を見ることになる]

 人狼?
 ラルフ、私、上、落ちた。
 暗い、見てない。
 傷、あった……の?

[イアンがラディに答えている。
彼は何時の間にラルフの死体を見たんだろう。
私はとてもじゃないけど、死体を見ることができなかった。
イアンを見て、やっぱり気になって女性を見る]

 似てる。

[二人が似ている。眉を寄せる女性を指して、思ったまま告げた]

(53) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[姉弟。
言われて二度見直した。
複雑な気分]

いいな。
ペラジー、まだ、会った、ない。

[東の国で会おう。
手紙の相手を私は知らない。
兄弟ってこう言うものなのかな]

あ。

[血で汚れた服。
お尻の形に赤い。
スカートをくるんとひっくり返し、べったり付いた赤に私は短く悲鳴を上げる。
今更だけれど、下敷きにしたのが、死体だったと実感が湧いて]

(61) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

ペラジーは、へなへなと崩れこんだ。食堂へ向かう姿を目で追うばかり

2012/04/17(Tue) 21時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

あ……ぁ

[明るい所で、スカートに付いた赤い染みを見て
私は頭が真っ白になった。]

ラルフ、らるふ
の、血

[どうして彼が殺されたのか。
私にはわからない事が多過ぎて
ほとほと、両目から涙がこぼれ落ちた]

(65) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ……会えない、死ぬ
 傍、いる
 が、いい。

[良いと思う。
傍にいられるのは、うらやましい。
私はずっと一人。
漸く会えると思ったのに。
こんなことに巻き込まれて、このままじゃ、殺されるかもしれなくて。
思いは溢れても、彼女たちには言葉が半分も通じない。
感情がそのまま涙にかわって、とまらなくなった]

 だいじょぶ、くない
 ペラジー、外、出たい

[まるで子供が駄々をこねるような言葉しか伝えられない。
私は落ち着こうと、何度もしゃくりあげた]

(66) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 も、やだ
 出たい

[ぐす、としゃくりあげる]

 ……人狼、いない、なる
 外、出る?

[人狼がいなくならないと、出られない。
ラルフが殺されたのが、人狼の仕業ならまだ出られない。
イアンが言いたい事はなんとか理解出来た。
私は項垂れる]

 人狼、皆、違う?
 イアン、言う、ひゅう?

[此処にいる人は、平気。
イアンと女性は姉弟だというし、ラディも昨日私とおんなじ考えだった。
彼女達が男の人を襲ったとも、思えない
ならやっぱり彼なんだろうか、私はラディと女性の内心を知らない。二人がぎこちない風なのも、気づけないまま]

(70) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[背に手が触れる。
暖かい感触に少し気が楽になった。
私は息を整えながら、しゃがんだ女性を見遣る]

 ひゅう。

[上手く発音出来ない名前。
イアンが、彼を疑っているという。
私は彼の姉を見遣る]

 お茶、行く、いい。
 ペラジー、着替える。

[落ち着くには、お茶でも飲んだ方がいい。
日常を忘れてしまったら、気がおかしくなりそうで。
私は汚れたスカートを変えなくてはと、そう口に出した。
皆が傍に居てくれたお陰で、少し落ち着いたようだ]

(76) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ……多分。

[女性に言われ、よろりと立ち上がったところに、階段から降りてくる人の姿]

 誰?

[顔を上げて、私は身を強張らせた。
後ろが汚れたスカートを着替えに行くには、通らなくてはならない階段から、ラルフを殺したかもしれない相手が来た]

(83) 2012/04/17(Tue) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 なんで、ペラジー?

[怪我をした男が、こちらを睨んでくる。
私は驚いて声が震えた]
 
 ペラジー、ラルフ、殺す、してない!
 食べる、しない。
 朝、おなかすいた、食事
 誰か、ワイン、瓶、あった
 取りに、倉庫
 そしたら、ラルフ、あった。

[朝から起こったことを並べ立てる。
怖い。
男の人の視線はまるで私を殺そうといわんばかりで]

(88) 2012/04/17(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 猫も、違う
 猫、殺さない。
 ずっと、宿、居た。

[首を振る。
斑猫はずっと此処に居た。
ずっと住んでる人が、そんな風になるはずが無い]

 皆、閉じ込める 
 それから、人、食べた。
 人狼、此処、居た、違う人。

[私は宿に元々居た人間を怪しいと思わない。
それに、女性じゃないと簡単に思い込んでしまっていて]

(89) 2012/04/17(Tue) 23時頃

ペラジーは、怯えつつ、ヒューを睨み返した。

2012/04/17(Tue) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[難しい言葉が理解できないが、ズリエルという名前で彼の言いたい事をなんとなく察する。
彼を疑ったのに、彼は冤罪だったと言いたいんだろう]

 ペラジー、間違えた
 ……でも、誰、わからない
 皆、同じ。

[人が死んで、人狼が死んで
自分が生きて村を出ればいい。
彼の言い分はかって過ぎる。
私のことを言っているとは、理解できず]

 ひ……

[空中を見上げて話し始めた彼がひたすら意味がわからない。
怖い。
何度も首を振った]

(96) 2012/04/17(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―1階―

 どうする……って

[これからどうするか。
疑わしいのは、目の前の彼だと言われたから
彼がラルフを殺したんだと、衛士に告げる気でいたけれど
その前に、彼が私を殺さない保障はどこにもなくて
私には反撃できるような武器も何もなくて]

 きゃぅ

[逃げようとしたけれど、彼が私に近づくほうが早かった。
胸元つかまれ、悲鳴を上げる]

 ……た、すけ

[怒っているようだった。
可哀想だと、ズリエルのことを話すのも、理解できた。
彼はあの人と知り合いだったんだろう]

(104) 2012/04/17(Tue) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 Aidez-moi!

[助けて。
咄嗟に出たのは母国語で、ああこれじゃ理解出来ないに決まってる。
私は息が詰まって、咳き込んだ]

(105) 2012/04/17(Tue) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 アぁ……!

[拳が目の前に見える。
胸倉掴まれていては、逃げようもない。
私は思わず眼を閉じる。
歯を食いしばったまま、身体を強張らせた]

(113) 2012/04/17(Tue) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[けれど、次の瞬間
私は宙に投げ出されていた]

 キャん……っ

[どすんと、背が壁に当たる。
彼はといえば、その場に崩れ床を叩き続けていた]

 ……っ、

[カタカタと震えはまだ止まらない。
着替えなんて、そんな事を思い出す余裕すらなかった。
このままじゃ、彼に殺される。
殺される。
殺されて――]

(115) 2012/04/17(Tue) 23時半頃

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