43 朱隠し
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其の村には一つの言い伝えが有った。
雪が村を覆う季節になると行われる、
山に棲むと言われる神を慰撫する祭りが行われている間は、
「決して夜に一人で出歩いてはいけない」と。
(#0) 2011/02/09(Wed) 13時頃
「山の神はとてもとても寂しがり屋。
外を歩いている人間がいれば、
温もりを求めて其の人間を山へ連れて行ってしまうだろう。
だから決して、夜に外へ出てはならないよ」
もう還暦を疾うに過ぎた老翁は、
まるで怪談を口にするかのように幼子たちへと語る。
(#1) 2011/02/09(Wed) 13時頃
祭の間は二つの世界の境界が、とても曖昧になってしまうから。
努々気を付けなければならないよ、と。
口を酸っぱくする老翁に元気よく返事を返す子供達。
とんてんからり。
ぴーひゃらら。
寺の方から聞こえる祭事の楽の調べに背を促されるように、
子供達は一人、また一人とそれぞれの家へと戻っていく。
(#2) 2011/02/09(Wed) 13時頃
―――そうして、皆が返っていく中、
ぽつんと残るお面を被った子供が一人。
「ずっと昔の約束。
果たしに来たよ――…]
すい、と。差し出される小さな手。
その小さな手を前に、老翁は―――
(#3) 2011/02/09(Wed) 13時頃
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