1 とある結社の手記:6
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薬屋 サイラス! 今日がお前の命日だ!
2010/02/23(Tue) 05時頃
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………ははははは…っ! なかなか味のある真似するじゃねえか、なぁカルヴィン。
いや、何て呼べばいいかね。
[噛み付かれた首筋から、血を流しながら。 不敵な笑みを浮かべた。]
いい勘してると言いたいが、元々は占い師を殺す心算で噛んだのかぁ? いいぜ、きちんと人間だって言ってやるからよぉ。安心しなぁ? オレだってこんなトコで死にたかねえんだ。 女共に媚売ってでも生き延びてやるさぁ。
(*0) 2010/02/23(Tue) 06時頃
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お前の御蔭でようやく半端モノから抜け出せた。 感謝するぜぇ?
[流れていた血はあっという間に乾き、傷も塞がっていく。 痕跡など何も残りはしなかった。]
で、どうだった? 半分人狼の血ぃ引いたオレの味は。 なかなか味わえない美食だったんじゃねえかぁ?ひゃひゃひゃ。
[げたげたと笑う。笑い転げる。]
(*1) 2010/02/23(Tue) 06時頃
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で、お仲間さんは誰だぁ? ………ああ、ヤニクだったのか。そいつはすまん。
わり。うっかり票を入れて殺しちまったわ、ははは。
[どっかりと自室のベッドに腰を下ろす。 まったく悪びれていなかった。]
さあて、オレは何て名前にしようかね。 あ、お前とアイツの名前は教えておいてくれよ。被ってない方がいいだろ? さあて、オレの部屋に広がる血の染みを落とさにゃならんな。 染み抜きでも使ってみるか。
[夜が明ける、数時間前の出来事。**]
(*2) 2010/02/23(Tue) 06時頃
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次は誰を喰う? あんまり野郎は喰いたくないんだよな。筋ばってて不味そうだ。 ピッパとかどうだろうな。 喰ってしまえばもう不味い飯を食わされずにすむぞあはは。
キャサリンは最後まで残そうぜ。 最後の最後、オレの顔見て絶望した顔を見ながら喰いてえからなぁ。
名前の件だが。今後はメリクリウスとよんでくれ。 なかなか洒落た名だろう?
[部屋の血痕を落としながら、年若い相棒に囁いた。**]
(*3) 2010/02/23(Tue) 08時頃
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[それからどれ程の刻が過ぎたか。
ドナルドに投票してしまったこと。 これからのこと。ぐるぐると考える。 こんな日がいったい、あと何日続くと言うのか。 …何日、続けられるのだろうか。 緩く首を振って、ベッドから身体を起す。約束の時間だ]
――――ヤニクさん。
ヤニクさん、そろそろ起きてください。
[いつもなら、直ぐに声が返ってくる筈なのに]
(*4) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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ヤニクさん。
[返事が無い]
…………………ヤニク、さん?
[嫌な予感が、過ぎる。 只でさえ白い頬は、余計に血の気が引いて青ざめて]
久しぶりの獲物だって、言ってたじゃあないですか。…ねえ。
(*5) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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………………………。
[ヤニクが取った一連の行動を、知らない。 だから、彼は異国の人間であるとはいえ、 きっと何とか生き残ってくれると、信じていた]
…………、あぁ。
[泣くことは無い。自分達は、人狼。 心のどこかで、処刑されても仕方が無いと、 思っていたのかもしれない。 だけど、胸の中にぽっかり穴が空いてしまったような感覚。 それはもう、埋めようも無くて]
さようなら。
[また、一人になってしまった]
(*6) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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―サイラスの部屋前―
[―――それでも、死ぬわけにはいかないから。 音も無く扉の前に立つ少年の目に、最早迷いは無い]
……サイラス先生。
[迷いは無いと、少なくとも自分では思い込んだ]
………………。
[思い出すのは、指きりの約束]
(*7) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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指きりげんまん、うそ付いたらはりせんぼんのーますっ。
[冷え冷えとした廊下に響く、掠れた様な歌声。 掲げるのは、絡めた筈の小さな小指]
――――…この場合、 約束を破ったのはどちらになるんでしょうね。
どう、思いますか?
[扉越しに、静かに目を細める。 彼には聞こえていない、独り言。
やがて少年は、静かに扉を押し開けて、薬屋の元へ]
(*8) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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サイラス先生。
[浮かべるのは、やはり静かな微笑で。 かたかたと冬の風が窓を叩くのに重ねて、別れの言葉を]
………………さようなら。
[小さな銀狼は真っ直ぐに、青年の首筋へと飛び掛る!]
(*9) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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[―――鮮やかな赤色が今宵も舞う。
昨日初めて人間を食べて感じたことであるが、 …やはり人間は美味しい。 そして其れ以上に、これ以上人間を食べずに生活していけば、 僕はきっと死んでしまう。
結社員は、人狼は人間を食べる衝動を抑え切れ無いと言った。 一度知ってしまった自分も、そうなってしまうのだろうか]
………………。
[ただぼんやりとした顔で、 血を流すサイラスを見下していたが]
(*10) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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[いたのだが。
―――――…彼が突然、喋りだした>>*0]
(*11) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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……………っ!?
う、うひゃああっ。 …っお、おお、お化けぇっ!!?
[お化けというか、ゾンビかと思った。 思わずあげてしまった叫び声を、 囁きに留めることが出来た自分を、とても褒めてあげたい。
反射的に人の姿に戻り、ベッドの影に隠れて彼の様子を伺う。 半分だけ覗かせた顔は、明らかに動揺していた]
え、え、ええっ…?
(*12) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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サイラス先生。血が。凄く血が出てます。
[自分でやったにも拘らず、おずおずと心配の声を向ける。 けれどその傷はすっと塞がってしまい――目を見開いた]
…半端、者。
[漸く頭に冷静さが戻ってくる。 彼の言っている言葉の意味を繋ぎ合わせる、…なるほど。 ゆっくりとベッドの影から立ち上がり、にこりと笑った]
ええ。とっても、美味しかったですよ。
[笑い転げる相手に合わせるように、くすくすと肩を揺らした]
(*13) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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[悪びれない様子の薬屋>>*2に、 暫くの沈黙の後、緩く首を横に振る]
……………ふふ。まあ、仕方が無いです。 サイラス先生、僕達が人狼って知らなかったみたいですし。 僕も先生を襲ったんだから、御相子ですね。
名前……?あぁ、特に何も、決めていませんでした。 そっか。名前かぁ…。
[思案するように、ことりと首を傾けて。 メリクリウス>>*3と聞けば、ぱちりと瞬いた]
…なら、僕のことは、ユノと呼んで下さい。 宜しくお願いしますね。……メリクリウスさん。
[新たな相棒の名を呼ぶ声は、何処か嬉しそうに]
(*14) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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キャサリンさん、ですか。 ええ。そうですね―――…、キャサリンさん、 メリクリウスさんのこと、信じている風でしたものね。
[ふと気にかかった霊能者の件。 これは後で本人に確認してみようと、胸の中に留める]
…そういえば、鈍ってないんですね。言葉。 何だか少し新鮮です。
[相手の姿をちらりと見上げ、楽しげに笑った**]
(*15) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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[>>*14と>>*15の間に、入る予定だったらしい]
次に食べる人、ですか。 メリクリウスさんの好きな人で、構いませんよ。 僕は暫くの間、食べなくても我慢できそうですから。
……ふふ。ピッパさんは、確かに。 あの料理のおかげで、 襲撃前に僕もヤニクさんも死にかけましたから。
[本気とも冗談ともつかない口調で、語る。 野郎は嫌>>*3との声を聞き、心のどこかで安堵していた。 思い浮かべたのは、誰の顔だっただろうか]
(*16) 2010/02/23(Tue) 09時頃
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……ええ、また、会えましたとも。
[ちょっとだけ遠い目をした。 僅かに罪悪感を感じるのは、ご愛嬌である]
(*17) 2010/02/23(Tue) 19時半頃
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…ま、おまじないの種はとても単純だったんだけどな。 オレは『喰われても死ぬわけがない』んだから。 ははは。 ま、『こっち』で訛ってないのはあれだ。面倒臭いんだ、あれ。
[芝居するのも大変だぜ、とひとりごち。]
(*18) 2010/02/23(Tue) 19時半頃
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んな顔すんなって、ユノ。 近くにキャサリンがいるから、バレるかもよ?
[からかい混じりの囁き声。]
(*19) 2010/02/23(Tue) 19時半頃
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やっぱなあ。 若い女の肉食いたいよな。程好く柔らかく脂肪も乗ってて美味しいだろうさ。 …死に際の表情も、野郎のそれより見てて楽しそうだしナァ?
[そんな囁きをしているとどうも腹が減る。 涎を垂らしそうになって、慌てて飲み込んだ。]
(*20) 2010/02/23(Tue) 20時頃
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……ふふ。 メリクリウスさんこそ、表情に気をつけてください?
[何処か空腹そうな様子の同属へ、 先程の揶揄を返すように笑い声を零す]
若い女性、ですか…。 幸いというか、この集会場内には沢山いらっしゃいますね。
何が美味しそうだとかは、いまいちまだ分らないなぁ。 人狼歴は僕の方が長いのに、舌は子供なのかもしれませんね。
(*21) 2010/02/23(Tue) 20時頃
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………あらら。 本当に、キャサリンさんが霊能者さんだったみたいですね。
[黙っている、と約束はしたが。 彼女自身がメリクリウスにも打ち明けたので、 構わないだろうと囁きに零す]
(*22) 2010/02/23(Tue) 20時半頃
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別に、ヤニクさん、怖くないのに……。
[キャサリンへ不思議そうに呟き、こっそり首を傾げる]
(*23) 2010/02/23(Tue) 20時半頃
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ふむふむ。人狼から逃げたことがある、 というお話は、本当ですか?
メリクリウスさんのその体質に、何か関係が、ある…?
[ピッパに語る話を小耳に挟む。 硫酸は嫌だなぁ、とぼんやり頭の中で考えた]
正直、凄く驚いたんです。 『食べても死なない』どころか、 『食べたら人狼になってしまう』方がいるなんて。
…えへへ。でも、嬉しかったですけどね。
(*24) 2010/02/23(Tue) 21時頃
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面倒なら、 最初から訛りの演技なんてしなければ良かったのに。
こっちの喋り方の方が、格好良いですよ。
[くすくすと、笑った]
(*25) 2010/02/23(Tue) 21時頃
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…まあ、無理でしょうが。 それで此処から解放してもらえるなら、楽なんですけどね…。
[そこで、不意に気が付く]
あ。
人狼の数……確かに最初は二人でしたけど、なんだか。 増えちゃいました、ね。ふふふ。
(*26) 2010/02/23(Tue) 22時頃
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サイモンさんを食べたのは、僕ですよ。
………だから、そんなに悲しまなくて、良いのに。
[ピッパ>>103へ向けた囁き。 きょとんと瞬く瞳に、感情の色はあったか]
(*27) 2010/02/23(Tue) 22時頃
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やっぱり駄目かぁ…。
[結社員の言葉>>@15に、ぱちりと瞬く]
本当に「優しい」人狼なら、サイモンさんを食べる前に、 名乗り出ているのでは無いでしょうか。
……………。
[だって自分は死にたくなかったから。 此処にいる者達の命より、自分の生存を優先した。 だからサイモンを、―――殺した。 こんな事態になると、薄々、分っていながら]
(*28) 2010/02/23(Tue) 22時半頃
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